JP2606847Y2 - 車室内情報表示装置 - Google Patents
車室内情報表示装置Info
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- JP2606847Y2 JP2606847Y2 JP1992001698U JP169892U JP2606847Y2 JP 2606847 Y2 JP2606847 Y2 JP 2606847Y2 JP 1992001698 U JP1992001698 U JP 1992001698U JP 169892 U JP169892 U JP 169892U JP 2606847 Y2 JP2606847 Y2 JP 2606847Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車室内情報表示装置に関
し、特に、車両の走行に役に立つ情報を車両の計器盤の
透明カバーを利用して表示することができる車室内情報
表示装置に関する。
し、特に、車両の走行に役に立つ情報を車両の計器盤の
透明カバーを利用して表示することができる車室内情報
表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両には、車両の走行状態の状態
量を表示するアナログ式やディジタル式のメータを備え
た計器盤、例えば、自動車のコンビネーションメータ
や、電車の運転席にある計器盤等、が備えられている。
ところで近年、この車両の走行状態の状態量を運転者に
表示する以外に、車両の走行環境等を車室内に表示し
て、走行の補助にすることが行われている。例えば、自
動車では衛星を利用して自動車の現在位置や目的地への
最短ルート等を表示器に表示するナビゲーションシステ
ムが実用段階にある。
量を表示するアナログ式やディジタル式のメータを備え
た計器盤、例えば、自動車のコンビネーションメータ
や、電車の運転席にある計器盤等、が備えられている。
ところで近年、この車両の走行状態の状態量を運転者に
表示する以外に、車両の走行環境等を車室内に表示し
て、走行の補助にすることが行われている。例えば、自
動車では衛星を利用して自動車の現在位置や目的地への
最短ルート等を表示器に表示するナビゲーションシステ
ムが実用段階にある。
【0003】図6はナビゲーションシステムが備えられ
た従来の自動車のインストルメントパネル回りを示すも
のである。図において、30は速度計、回転計、燃料
計、水温計等が配置されたコンビネーションメータ、3
1は空気調和装置の吹き出し口、32はオーディオ装置
や空気調和装置の調節レバー等が設けられるセンタコン
ソール、33はシフトレバーを示している。従来のナビ
ゲーションシステム40はこのセンタコンソール32に
取り付けられているのが一般的である。
た従来の自動車のインストルメントパネル回りを示すも
のである。図において、30は速度計、回転計、燃料
計、水温計等が配置されたコンビネーションメータ、3
1は空気調和装置の吹き出し口、32はオーディオ装置
や空気調和装置の調節レバー等が設けられるセンタコン
ソール、33はシフトレバーを示している。従来のナビ
ゲーションシステム40はこのセンタコンソール32に
取り付けられているのが一般的である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
車室内情報表示装置、例えば、ナビゲーションシステム
は、これまでにない新たな設備であり、従来の計器盤の
付近にはオーディオ装置や空気調和装置があって、セン
タコンソールに設置するにしても、スペース的な余裕が
なく、置き場所に困るという問題点があった。
車室内情報表示装置、例えば、ナビゲーションシステム
は、これまでにない新たな設備であり、従来の計器盤の
付近にはオーディオ装置や空気調和装置があって、セン
タコンソールに設置するにしても、スペース的な余裕が
なく、置き場所に困るという問題点があった。
【0005】これに対して、車室内情報表示装置を従来
からある計器盤の中に組み込むことも考えられるが、車
室内情報表示装置には液晶テレビのような表示器が必要
であり、この表示器を計器盤内に常駐させることは従来
の計器盤のメータの領域の減少、指針式メータとの意匠
上のアンバランスが生じて好ましくないという問題点が
ある。
からある計器盤の中に組み込むことも考えられるが、車
室内情報表示装置には液晶テレビのような表示器が必要
であり、この表示器を計器盤内に常駐させることは従来
の計器盤のメータの領域の減少、指針式メータとの意匠
上のアンバランスが生じて好ましくないという問題点が
ある。
【0006】そこで、本考案は、前記従来の車室内情報
表示装置に特有の課題を解消し、車両の運転席の近傍の
部位を利用して、計器盤のレイアウトを変更することな
く車両の走行状態以外の情報をスクリーンに投射するこ
とができるようにし、スペース効率を向上させた車室内
情報表示装置を提供することを目的とする。
表示装置に特有の課題を解消し、車両の運転席の近傍の
部位を利用して、計器盤のレイアウトを変更することな
く車両の走行状態以外の情報をスクリーンに投射するこ
とができるようにし、スペース効率を向上させた車室内
情報表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本考
案の車室内情報表示装置の第1の形態は、少なくとも1
つのメータが組み込まれた車両の計器盤の透明カバー部
分の一部または全部に、通常は透明状態を保持し、スイ
ッチ操作によって白濁状態のスクリーンとなる液晶表示
板を組み込むと共に、視覚情報を静止画あるいは動画と
して変化させて表示可能な液晶パネルと、この液晶パネ
ルに背面から光を投射する照明光源と、液晶パネルを透
過した光を集光するレンズとを備え、前記視覚情報を前
記液晶表示板上に投射して実像表示する投射ユニット
を、前記液晶表示板を見通すことができる車両のステア
リングコラム上に設け、前記スイッチ操作により、前記
投射ユニットから白濁状態の前記液晶表示板上に前記視
覚情報を投射して実像表示することを特徴としている。
案の車室内情報表示装置の第1の形態は、少なくとも1
つのメータが組み込まれた車両の計器盤の透明カバー部
分の一部または全部に、通常は透明状態を保持し、スイ
ッチ操作によって白濁状態のスクリーンとなる液晶表示
板を組み込むと共に、視覚情報を静止画あるいは動画と
して変化させて表示可能な液晶パネルと、この液晶パネ
ルに背面から光を投射する照明光源と、液晶パネルを透
過した光を集光するレンズとを備え、前記視覚情報を前
記液晶表示板上に投射して実像表示する投射ユニット
を、前記液晶表示板を見通すことができる車両のステア
リングコラム上に設け、前記スイッチ操作により、前記
投射ユニットから白濁状態の前記液晶表示板上に前記視
覚情報を投射して実像表示することを特徴としている。
【0008】また、前記目的を達成する本考案の車室内
情報表示装置の第2の形態は、車両のインストルメント
パネル上に、収納可能な仮設スクリーンを設けると共
に、視覚情報を静止画あるいは動画として変化させて表
示可能な液晶パネルと、この液晶パネルに背面から光を
投射する照明光源と、液晶パネルを透過した光を集光す
るレンズとを備え、前記視覚情報を前記仮設スクリーン
上に投射して実像表示する投射ユニットを、前記仮設ス
クリーンを見通すことができる車両の天井部に設け、車
両のインストルメントパネル上に前記仮設スクリーンを
起立させると共に、スイッチ操作により、前記投射ユニ
ットから前記仮設スクリーン上に前記視覚情報を投射し
て実像表示することを特徴としている。
情報表示装置の第2の形態は、車両のインストルメント
パネル上に、収納可能な仮設スクリーンを設けると共
に、視覚情報を静止画あるいは動画として変化させて表
示可能な液晶パネルと、この液晶パネルに背面から光を
投射する照明光源と、液晶パネルを透過した光を集光す
るレンズとを備え、前記視覚情報を前記仮設スクリーン
上に投射して実像表示する投射ユニットを、前記仮設ス
クリーンを見通すことができる車両の天井部に設け、車
両のインストルメントパネル上に前記仮設スクリーンを
起立させると共に、スイッチ操作により、前記投射ユニ
ットから前記仮設スクリーン上に前記視覚情報を投射し
て実像表示することを特徴としている。
【0009】
【作用】本考案の車室内情報表示装置の第1の形態によ
れば、通常は計器盤の保護カバーが透明であるので、計
器盤の上のメータの状態量をそのまま目視することがで
き、視覚情報表示時は、保護カバーの一部または全部が
白濁したスクリーンになるので、このスクリーンに車両
の所定部位に設けられた液晶パネルを備えた投射ユニッ
トから視覚情報を静止画あるいは動画として変化させて
投射することにより、スクリーン上に実像の表示ができ
る。この結果、従来の計器盤のスペースのままで、意匠
を変えることなく実像表示可能な車室内情報表示装置を
設置することができる。
れば、通常は計器盤の保護カバーが透明であるので、計
器盤の上のメータの状態量をそのまま目視することがで
き、視覚情報表示時は、保護カバーの一部または全部が
白濁したスクリーンになるので、このスクリーンに車両
の所定部位に設けられた液晶パネルを備えた投射ユニッ
トから視覚情報を静止画あるいは動画として変化させて
投射することにより、スクリーン上に実像の表示ができ
る。この結果、従来の計器盤のスペースのままで、意匠
を変えることなく実像表示可能な車室内情報表示装置を
設置することができる。
【0010】また、第2の形態の車室内情報表示装置で
は、車両のインストルメントパネル上に、仮設スクリー
ンが設けられるので、この仮設スクリーンに液晶パネル
を備えた投射ユニットから視覚情報を投射して実像を視
認することができる。
は、車両のインストルメントパネル上に、仮設スクリー
ンが設けられるので、この仮設スクリーンに液晶パネル
を備えた投射ユニットから視覚情報を投射して実像を視
認することができる。
【0011】
【実施例】以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1は本考案の車室内情報表示装置Nの一
実施例の構成を示す組立図である。本考案の車室内情報
表示装置Nは、スクリーン部NSと投射部NTとに別れ
ており、スクリーン部NSはこの実施例では自動車のコ
ンビネーションメータ13内に設けられる。
実施例の構成を示す組立図である。本考案の車室内情報
表示装置Nは、スクリーン部NSと投射部NTとに別れ
ており、スクリーン部NSはこの実施例では自動車のコ
ンビネーションメータ13内に設けられる。
【0013】コンビネーションメータ13は、速度計、
回転計、燃料計、水温計等が設けられたコンビネーショ
ンメータ本体9と、透明な保護カバーである表ガラス7
と、表ガラス7を押さえる表押さえ縁6とから一般に構
成されるが、この実施例では、表ガラス7とコンビネー
ションメータ本体9の間に、液晶表示板8が設けられて
いる。この液晶表示板8にはSTN形等の白濁液晶が封
入されており、液晶制御装置10から電圧が印加される
と、透明状態から白濁状態に変化するようになってお
り、この白濁状態の液晶表示板8がこの実施例では車室
内情報表示装置Nのスクリーン部NSとなる。
回転計、燃料計、水温計等が設けられたコンビネーショ
ンメータ本体9と、透明な保護カバーである表ガラス7
と、表ガラス7を押さえる表押さえ縁6とから一般に構
成されるが、この実施例では、表ガラス7とコンビネー
ションメータ本体9の間に、液晶表示板8が設けられて
いる。この液晶表示板8にはSTN形等の白濁液晶が封
入されており、液晶制御装置10から電圧が印加される
と、透明状態から白濁状態に変化するようになってお
り、この白濁状態の液晶表示板8がこの実施例では車室
内情報表示装置Nのスクリーン部NSとなる。
【0014】投射部NTは、ナビゲーションシステムの
動作時に液晶制御装置10を介して液晶表示板8を白濁
させると共に、投射器5から情報を液晶表示板8上に踏
査するナビゲーションコントローラ4と、投射ユニット
5、および操作スイッチパネル11から構成されてい
る。これらナビゲーションコントローラ4、液晶制御装
置10、および操作スイッチパネル11はスクリーン部
NS側に内蔵させても良い。
動作時に液晶制御装置10を介して液晶表示板8を白濁
させると共に、投射器5から情報を液晶表示板8上に踏
査するナビゲーションコントローラ4と、投射ユニット
5、および操作スイッチパネル11から構成されてい
る。これらナビゲーションコントローラ4、液晶制御装
置10、および操作スイッチパネル11はスクリーン部
NS側に内蔵させても良い。
【0015】図2はこの投射ユニット5の内部構成の一
例を示すものであり、投射ユニット5は、照明光源1、
情報表示器2、およびレンズ3を備えている。情報表示
器2は、操作スイッチパネル11からの指令に応じて、
地図や衛星から送られてくる信号を解析して得られる自
動車の現在位置を動画、あるいは静止画として表示する
ものであり、一般に液晶表示装置が使用される。照明光
源1はドライブ回路Dに駆動されて発光し、液晶表示板
8に表示されたデータを投射する。投射光はレンズ3に
よって集められ、前述の液晶表示板8上に像を形成す
る。
例を示すものであり、投射ユニット5は、照明光源1、
情報表示器2、およびレンズ3を備えている。情報表示
器2は、操作スイッチパネル11からの指令に応じて、
地図や衛星から送られてくる信号を解析して得られる自
動車の現在位置を動画、あるいは静止画として表示する
ものであり、一般に液晶表示装置が使用される。照明光
源1はドライブ回路Dに駆動されて発光し、液晶表示板
8に表示されたデータを投射する。投射光はレンズ3に
よって集められ、前述の液晶表示板8上に像を形成す
る。
【0016】図3は前述の投射ユニット5の自動車20
における設置位置の一例を示すものである。図におい
て、21は自動車20のフロントグラス、22は天井
部、23は運転者、24はインストルメントパネル、2
5はステアリングコラムである。この実施例では、投射
ユニット5はステアリングコラム25の上面に設置され
ており、投射光がインストルメントパネル24のコンビ
ネーションメータ内に設けられた液晶表示板8に向けて
照射されるようになっている。
における設置位置の一例を示すものである。図におい
て、21は自動車20のフロントグラス、22は天井
部、23は運転者、24はインストルメントパネル、2
5はステアリングコラムである。この実施例では、投射
ユニット5はステアリングコラム25の上面に設置され
ており、投射光がインストルメントパネル24のコンビ
ネーションメータ内に設けられた液晶表示板8に向けて
照射されるようになっている。
【0017】以上のように構成された車室内情報表示装
置Nの動作は以下の通りである。
置Nの動作は以下の通りである。
【0018】(1) 通常状態では液晶表示板8が透明状態
であり、コンビネーションメータのメータ表示が視認さ
れる。
であり、コンビネーションメータのメータ表示が視認さ
れる。
【0019】(2) 操作スイッチパネル11の操作スイッ
チをオンし、所定の条件が整っていれば、液晶制御装置
10によって液晶表示板8が白濁する。所定の条件と
は、例えば、車両が走行していない等である。
チをオンし、所定の条件が整っていれば、液晶制御装置
10によって液晶表示板8が白濁する。所定の条件と
は、例えば、車両が走行していない等である。
【0020】(3) 所定の条件時には投射器5からの光が
情報表示器2の上の情報をレンズ3を通して液晶表示板
8上に表示させる。
情報表示器2の上の情報をレンズ3を通して液晶表示板
8上に表示させる。
【0021】これでナビゲーションの情報を図3に示す
運転者23が視線をコンビネーションメータ24から移
すことなく見ることができる。
運転者23が視線をコンビネーションメータ24から移
すことなく見ることができる。
【0022】図4は本考案の車室内情報表示装置Nのス
クリーン部NSの他の実施例を示すものであり、コンビ
ネーションメータ13を正面から見た図である。この実
施例では、コンビネーションメータ13の片側にのみ、
表示スクリーン部14を液晶表示板を組み込んで設けて
いる。液晶表示板を設けないコンビネーションメータ1
3には、運転に最低限必要な運転情報、例えば、車速、
燃料、水温等を設置しておき、表示スクリーン部14側
には普段必要がないメータを配設しておく。このように
すると、何時でも必要な時に表示スクリーン部14に表
示画像を映すことが可能となる。
クリーン部NSの他の実施例を示すものであり、コンビ
ネーションメータ13を正面から見た図である。この実
施例では、コンビネーションメータ13の片側にのみ、
表示スクリーン部14を液晶表示板を組み込んで設けて
いる。液晶表示板を設けないコンビネーションメータ1
3には、運転に最低限必要な運転情報、例えば、車速、
燃料、水温等を設置しておき、表示スクリーン部14側
には普段必要がないメータを配設しておく。このように
すると、何時でも必要な時に表示スクリーン部14に表
示画像を映すことが可能となる。
【0023】図5は本考案の車室内情報表示装置Nの別
の実施例の構成を示すものである。この実施例では、図
5(b) に示すような仮設スクリーン12が、インストル
メントパネル24の上面に図5(a) に示すように収納可
能に設けられており、投射ユニット5は自動車20の天
井部22に設けられている。この実施例では、仮設スク
リーンに大型画像を投射することができる。
の実施例の構成を示すものである。この実施例では、図
5(b) に示すような仮設スクリーン12が、インストル
メントパネル24の上面に図5(a) に示すように収納可
能に設けられており、投射ユニット5は自動車20の天
井部22に設けられている。この実施例では、仮設スク
リーンに大型画像を投射することができる。
【0024】以上説明した実施例では、自動車のナビゲ
ーションシステムを例にとったが、本考案の車室内情報
表示装置は、電車等の車両における列車運行状態を示す
情報の表示等にも利用できる。
ーションシステムを例にとったが、本考案の車室内情報
表示装置は、電車等の車両における列車運行状態を示す
情報の表示等にも利用できる。
【0025】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の請求項1
に記載の車室内情報表示装置によれば以下のような効果
がある。 (a)車両の計器盤の透明カバー部分の一部または全部
に組み込まれた液晶表示板が通常は透明状態を保持し、
スイッチ操作によって白濁状態のスクリーンとなるの
で、計器盤のレイアウトを変更する必要がない。 (b)液晶パネルにより視覚情報が静止画あるいは動画
として変化させて表示できる。 (c)液晶パネルに背面から光を投射する照明光源と、
液晶パネルを透過した光を集光するレンズとを備えた投
射ユニットにより、視覚情報を液晶表示板上に投射して
実像として表示することができる。 (d)液晶表示板を見通すことができる車両のステアリ
ングコラム上に設けたので、計器盤のデザインを変更す
ることなくスペース効率の向上が図れる。 (e)スイッチ操作により、投射ユニットから白濁状態
の液晶表示板上に視覚情報を投射して実像表示すること
ができる。また、本考案の請求項2に記載の車室内情報
表示装置によれば以下のような効果がある。 (f)仮設スクリーンを車両のインストルメントパネル
上に収納可能に設けることができる。 (g)液晶パネルに背面から光を投射する照明光源と、
液晶パネルを透過した光を集光するレンズとが備えられ
た投射ユニットを仮設スクリーンを見通すことができる
車両の天井部に設けたので、スペース効率が良い。 (h)車両のインストルメントパネル上に起立させた仮
設スクリーン上に、スイッチ操作により投射ユニットか
ら視覚情報を投射して実像を表示することができる。
に記載の車室内情報表示装置によれば以下のような効果
がある。 (a)車両の計器盤の透明カバー部分の一部または全部
に組み込まれた液晶表示板が通常は透明状態を保持し、
スイッチ操作によって白濁状態のスクリーンとなるの
で、計器盤のレイアウトを変更する必要がない。 (b)液晶パネルにより視覚情報が静止画あるいは動画
として変化させて表示できる。 (c)液晶パネルに背面から光を投射する照明光源と、
液晶パネルを透過した光を集光するレンズとを備えた投
射ユニットにより、視覚情報を液晶表示板上に投射して
実像として表示することができる。 (d)液晶表示板を見通すことができる車両のステアリ
ングコラム上に設けたので、計器盤のデザインを変更す
ることなくスペース効率の向上が図れる。 (e)スイッチ操作により、投射ユニットから白濁状態
の液晶表示板上に視覚情報を投射して実像表示すること
ができる。また、本考案の請求項2に記載の車室内情報
表示装置によれば以下のような効果がある。 (f)仮設スクリーンを車両のインストルメントパネル
上に収納可能に設けることができる。 (g)液晶パネルに背面から光を投射する照明光源と、
液晶パネルを透過した光を集光するレンズとが備えられ
た投射ユニットを仮設スクリーンを見通すことができる
車両の天井部に設けたので、スペース効率が良い。 (h)車両のインストルメントパネル上に起立させた仮
設スクリーン上に、スイッチ操作により投射ユニットか
ら視覚情報を投射して実像を表示することができる。
【図1】本考案の車室内情報表示装置の一実施例の構成
を説明する組立斜視図である。
を説明する組立斜視図である。
【図2】図1の投射ユニットの内部構成を示す側断面図
である。
である。
【図3】図2の投射ユニットの設置位置の一例を示す説
明図である。
明図である。
【図4】本考案の車室内情報表示装置の表示スクリーン
側の他の実施例の構成を示すコンビネーションメータの
正面図であり、(a) は通常の使用状態を示す図、(b) は
スクリーン部使用状態を示す図である。
側の他の実施例の構成を示すコンビネーションメータの
正面図であり、(a) は通常の使用状態を示す図、(b) は
スクリーン部使用状態を示す図である。
【図5】本考案の車室内情報表示装置の別の実施例の構
成を示す自動車の運転席部分の断面図である。
成を示す自動車の運転席部分の断面図である。
【図6】従来のナビゲーションシステムを搭載した自動
車のインストルメントパネルの正面図である。
車のインストルメントパネルの正面図である。
1 照明光源 2 情報表示器 3 レンズ 4 ナビゲーションコントローラ 5 投射ユニット 6 表押さえ縁 7 表ガラス 8 液晶表示板 9 コンビネーションメータ本体 10 液晶制御装置 11 操作スイッチパネル 12 仮設スクリーン 13,30 コンビネーションメータ 14 表示スクリーン部 20 自動車 21 フロントグラス 22 天井部 23 運転者 24 インストルメントパネル 25 ステアリングコラム 31 空気調和装置吹き出し口 32 センターコンソール 33 シフトレバー
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも1つのメータが組み込まれた
車両の計器盤の透明カバー部分の一部または全部に、通
常は透明状態を保持し、スイッチ操作によって白濁状態
のスクリーンとなる液晶表示板を組み込むと共に、 視覚情報を静止画あるいは動画として変化させて表示可
能な液晶パネルと、この液晶パネルに背面から光を投射
する照明光源と、液晶パネルを透過した光を集光するレ
ンズとを備え、前記視覚情報を前記液晶表示板上に投射
して実像表示する投射ユニットを、前記液晶表示板を見
通すことができる車両のステアリングコラム上に設け、 前記スイッチ操作により、前記投射ユニットから白濁状
態の前記液晶表示板上に前記視覚情報を投射して実像表
示する車室内情報表示装置。 - 【請求項2】 車両のインストルメントパネル上に、収
納可能な仮設スクリーンを設けると共に、 視覚情報を静止画あるいは動画として変化させて表示可
能な液晶パネルと、この液晶パネルに背面から光を投射
する照明光源と、液晶パネルを透過した光を集光するレ
ンズとを備え、前記視覚情報を前記仮設スクリーン上に
投射して実像表示する投射ユニットを、前記仮設スクリ
ーンを見通すことができる車両の天井部に設け、 車両のインストルメントパネル上に前記仮設スクリーン
を起立させると共に、スイッチ操作により、前記投射ユ
ニットから前記仮設スクリーン上に前記視覚情報を投射
して実像表示する車室内情報表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992001698U JP2606847Y2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 車室内情報表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992001698U JP2606847Y2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 車室内情報表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558450U JPH0558450U (ja) | 1993-08-03 |
JP2606847Y2 true JP2606847Y2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=11508759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992001698U Expired - Fee Related JP2606847Y2 (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 車室内情報表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606847Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006243068A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Dainippon Printing Co Ltd | スクリーンシステム |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6188614A (ja) * | 1984-10-08 | 1986-05-06 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | マイクロ波スイツチマトリクス |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP1992001698U patent/JP2606847Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558450U (ja) | 1993-08-03 |
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