JP2606787Y2 - 四肢電極用クリップ - Google Patents

四肢電極用クリップ

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JP2606787Y2
JP2606787Y2 JP1993011771U JP1177193U JP2606787Y2 JP 2606787 Y2 JP2606787 Y2 JP 2606787Y2 JP 1993011771 U JP1993011771 U JP 1993011771U JP 1177193 U JP1177193 U JP 1177193U JP 2606787 Y2 JP2606787 Y2 JP 2606787Y2
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holding
support shaft
clip
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holding portion
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徳昭 外処
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Nihon Kohden Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、生体の四肢に装着して
心電図などの生体電気信号を測定する四肢電極用クリッ
プに関する。
【0002】
【従来の技術】心電図などの生体電気信号を測定するた
め、電極を手首や足首に取り付けるための、従来の四肢
電極用クリップの一例の構成を図3に示す。図3におい
て、1対の挟持板1,2の基端近傍は支軸3により回動
可能に連結されており、支軸3より基端側にそれぞれ把
持部4,5が形成されている。また支軸3より先端側に
挟持部6,7が形成されており、挟持部6,7の対向面
はそれぞれ凹状に弯曲している。さらに一方の挟持部7
の内側の面には電極8が取り付けられており、電極8に
はリ−ド線9が接続されている。また把持部4,5には
それぞれ矩形状の貫通孔4a,5aが形成されており、
貫通孔4a,5aにはコ字状のばね10が挿通されてい
る。そしてばね10の両端はそれぞれ挟持部6,7に固
定されていて、挟持部6,7を近接する方向に押圧付勢
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記のように構成され
た従来のクリップで電極8を被検者の四肢、特に足首に
装着する場合、被検者の足首が太い場合、クリップを大
きく開くためばね10のばね力が強くなり、被検者に不
快感を与えるという問題があった。また、クリップを大
きく開くとき強い力を要するため、操作者の操作性が悪
いという欠点もあった。一方、ばね力を小さくするため
にはばねを交換するか、ばねの取付位置を変える必要が
あった。
【0004】本考案はこのような状況に鑑みてなされた
もので、クリップを大きく開いてもクリップの挟持力
強くなることがなく、被検者に不快感を与えず、しかも
操作者の使用感をよくすることのできる四肢電極用クリ
ップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案は、支軸を介して相互に回動可能に連結さ
れ、前記支軸より基端側にそれぞれ把持部を有し、前記
支軸より先端側にそれぞれ対向面側が凹状に弯曲した挟
持部を有する1対の挟持板と、両端がそれぞれ前記把持
部を貫通して外側に突出し、前記挟持部に当接して該挟
持部を近接する方向に押圧付勢するばねとを備える四肢
電極用クリップにおいて、前記ばねは、一端を一方の前
記挟持部に固定され、他端を他方の前記挟持部の外側の
面に設けられた凹部の底面を摺動可能に当接されてお
り、前記他端は前記挟持部が開くにしたがって前記凹部
の底面を前記支軸側に移動するようになっていることを
特徴としている。
【0006】
【作用】上記の構成によると、クリップを閉じた状態か
ら開くに従って、ばねの他端が、他方の挟持部の外側の
面に設けられた凹部の底面を前記支軸側に移動する。こ
のため、挟持部がばねから受ける力は大きくなるが、そ
の力がかかる点は前記挟持部の支軸に近付くよう移動す
る。このため、本クリップの挟持力は、その開度 によら
ずほぼ一定とすることができる。これにより、被検者に
不快感を与えず、操作者の作業性を向上させることがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の四肢電極用クリップの一実施
例を図面を参照して説明する。
【0008】図1及び図2に本考案の一実施例の構成を
示す。これらの図において、図3に示す従来の部分と対
応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は適
宜省略する。本実施例の特徴はばね10の一端を挟持板
2の挟持部7にXにて示す如くはめ込み固定し、他端を
挟持部6の外側の面に矩形状に形成された凹部4bの底
面に摺動可能に当接させた点にある。凹部4bの面はば
ね10の先端が摺動しやすいように、平滑面となってお
り、ばね10の先端は内側に向かって所定の角度で折り
曲げられている。
【0009】本実施例によれば、把持部4,5を指では
さんで、図2に示すように近接させ、挟持部6,7を開
くと、ばね10の先端は凹部4bの底面に沿って矢印A
方向に摺動する。この結果、挟持部6,7が開いてばね
10が挟持部6,7におよぼす力は大きくなるが、その
作用点であるばね10の一方の先端は支軸側に移動する
ので、クリップの挟持力をほぼ一定に保つことができ
る。従ってクリップを大きく開いても挟持力が強くなる
ことがなく、被検者に不快感を与えず、操作者の作業性
を向上させることができる。尚、ばね10の一端を挟持
板2の挟持部7に固定する方法ははめ込みに限らない。
【0010】
【考案の効果】以上説明したように本考案の四肢電極用
クリップによれば、1対の挟持板を近接する方向に押圧
付勢するばねの一端を一方の挟持板の挟持部に固定し、
他端を他方の挟持部の外側に面に摺動可能に当接させた
ので、クリップを大きく開いた状態で被験者に装着して
も、挟持する力はほぼ一定であるので、被検者に不快感
を与えず、操作者の作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の四肢電極用クリップの一実施例の構成
の閉じた状態を示す斜視図。
【図2】図1のクリップを開いた状態を示す斜視図
【図3】従来の四肢電極用クリップの一例の構成の開い
た状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1,2…挟持板 3…支軸 4,5…把持部 6,7…挟持部 10…ばね

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支軸を介して相互に回動可能に連結さ
    れ、前記支軸より基端側にそれぞれ把持部を有し、前記
    支軸より先端側にそれぞれ対向面側が凹状に弯曲した挟
    持部を有する1対の挟持板と、両端がそれぞれ前記把持
    部を貫通して外側に突出し、前記挟持部に当接して該挟
    持部を近接する方向に押圧付勢するばねとを備える四肢
    電極用クリップにおいて、前記ばねは、一端を一方の前
    記挟持部に固定され、他端を他方の前記挟持部の外側の
    面に設けられた凹部の底面を摺動可能に当接されてお
    り、前記他端は前記挟持部が開くにしたがって前記凹部
    の底面を前記支軸側に移動することを特徴とする四肢電
    極用クリップ。
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