JP2606691B2 - ポリイミド触覚部分を有する改良眼内レンズ構造体及びその加工方法 - Google Patents
ポリイミド触覚部分を有する改良眼内レンズ構造体及びその加工方法Info
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- JP2606691B2 JP2606691B2 JP61226364A JP22636486A JP2606691B2 JP 2606691 B2 JP2606691 B2 JP 2606691B2 JP 61226364 A JP61226364 A JP 61226364A JP 22636486 A JP22636486 A JP 22636486A JP 2606691 B2 JP2606691 B2 JP 2606691B2
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- B29D11/02—Artificial eyes from organic plastic material
- B29D11/023—Implants for natural eyes
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C33/12—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor with incorporated means for positioning inserts, e.g. labels
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- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/14—Eye parts, e.g. lenses, corneal implants; Implanting instruments specially adapted therefor; Artificial eyes
- A61F2/16—Intraocular lenses
- A61F2002/1681—Intraocular lenses having supporting structure for lens, e.g. haptics
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- A61F2002/1686—Securing a filiform haptic to a lens body
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポリイミド触覚部分を有する改良眼内レン
ズ構造体及びその加工方法に関するものである。
ズ構造体及びその加工方法に関するものである。
眼内レンズは、各種の白内障除去手術の後にヒト水晶
体を交換する際に広く好評を得ている。ヒト水晶体は、
一般に厚さ約5mmかつ直径約9mmの透明な構造体であるこ
とが知られている。これら水晶体は、毛様体に接続する
毛様小帯により虹彩の背後に懸垂される。水晶体嚢は、
これら水晶体を包囲し、水晶体嚢の前部は一般に前嚢と
して知られ、かつ後部は一般に後嚢として知られてい
る。
体を交換する際に広く好評を得ている。ヒト水晶体は、
一般に厚さ約5mmかつ直径約9mmの透明な構造体であるこ
とが知られている。これら水晶体は、毛様体に接続する
毛様小帯により虹彩の背後に懸垂される。水晶体嚢は、
これら水晶体を包囲し、水晶体嚢の前部は一般に前嚢と
して知られ、かつ後部は一般に後嚢として知られてい
る。
水晶体を眼から除去しかつ人工レンズ移植体で交換す
る白内障除去のための多くの手術法が開発されている。
剔出法は一般に嚢内法(水晶体を水晶体嚢と一緒に除去
する)及び嚢外法(前嚢を水晶体と一緒に除去し、かつ
後嚢をそのまま残す)として分類することができる。
る白内障除去のための多くの手術法が開発されている。
剔出法は一般に嚢内法(水晶体を水晶体嚢と一緒に除去
する)及び嚢外法(前嚢を水晶体と一緒に除去し、かつ
後嚢をそのまま残す)として分類することができる。
リドレーが1949年頃、最初に人工レンズを移植して以
来、白内障剔出及びレンズ移植に伴なう問題が眼科手術
医に多くの注目を集めている。
来、白内障剔出及びレンズ移植に伴なう問題が眼科手術
医に多くの注目を集めている。
各種の人工レンズが提案されており、患者の不快感を
減少させかつ術後の合併症を減少させるべく多くの適当
な手術法が開発されている。これに関し、N.ヤツフエ等
によるシュードフアコス;D.P.チヨイスによる「眼内移
植の歴史」(アナルス・オブ・オフタロモロジー、1976
年10月);1981年2月24日付け発行のアニスに係る米国
特許第4,251,887号;1977年11月8日付け発行のケルマン
に係る米国特許第4,092,743号;M.D.チヤールス・ベルカ
ートにより1982年4月23日の米国眼内移植学会シンポジ
ウムに提出された「可撓性後室移植物の比較」;「シム
コエ・後部レンズ」(シルコ・インコーポレーシヨン、
1980);本発明者であるトーマスR.マゾツコにより1982
年2月15日付けで出願された「変形自在な眼内レンズ構
造体及びその移植方法及び装置」と題する米国特許出願
第346,105号;1982年7月22日付け出願の「眼内レンズ構
造体用の改良固定方式」と題する米国特許出願第400,66
5号(これら出願は両者とも本出願人に譲渡されてい
る)を参照することができ、これらの開示をここに参考
のため引用する。
減少させかつ術後の合併症を減少させるべく多くの適当
な手術法が開発されている。これに関し、N.ヤツフエ等
によるシュードフアコス;D.P.チヨイスによる「眼内移
植の歴史」(アナルス・オブ・オフタロモロジー、1976
年10月);1981年2月24日付け発行のアニスに係る米国
特許第4,251,887号;1977年11月8日付け発行のケルマン
に係る米国特許第4,092,743号;M.D.チヤールス・ベルカ
ートにより1982年4月23日の米国眼内移植学会シンポジ
ウムに提出された「可撓性後室移植物の比較」;「シム
コエ・後部レンズ」(シルコ・インコーポレーシヨン、
1980);本発明者であるトーマスR.マゾツコにより1982
年2月15日付けで出願された「変形自在な眼内レンズ構
造体及びその移植方法及び装置」と題する米国特許出願
第346,105号;1982年7月22日付け出願の「眼内レンズ構
造体用の改良固定方式」と題する米国特許出願第400,66
5号(これら出願は両者とも本出願人に譲渡されてい
る)を参照することができ、これらの開示をここに参考
のため引用する。
人工レンズを眼内に位置決定しかつ固定するための慣
用の固定方式は一般に、たとえば縫合を用いてレンズを
虹彩に取り付け、或いは触覚フランジを支持して縫合な
しにレンズを所定位置に保持することからなつている。
用の固定方式は一般に、たとえば縫合を用いてレンズを
虹彩に取り付け、或いは触覚フランジを支持して縫合な
しにレンズを所定位置に保持することからなつている。
1977年11月8日付け発行のケルマンに係る米国特許第
4,056,855号公報は、眼内レンズ及び切開によるその眼
内移植方法を記載しており、レンズ部材と支持線材とを
最初に解体した状態で眼内の小さい切開部を介しそれぞ
れ独立して導入するのに適している。ケルマンのレンズ
の支持線材は眼の虹彩背後に嵌合させかつ装着するのに
適した基部を有し、さらに虹彩の前方へ瞳孔から突出す
る一対の弾力性レンズを備え、レンズをこれらの間に収
容して脚部を弾力的に開いて所定位置に嵌合させると共
に、両部品を眼内に位置決定して、かくして眼内レンズ
を眼の前部の所定位置に装着して使用するのに適してい
る。
4,056,855号公報は、眼内レンズ及び切開によるその眼
内移植方法を記載しており、レンズ部材と支持線材とを
最初に解体した状態で眼内の小さい切開部を介しそれぞ
れ独立して導入するのに適している。ケルマンのレンズ
の支持線材は眼の虹彩背後に嵌合させかつ装着するのに
適した基部を有し、さらに虹彩の前方へ瞳孔から突出す
る一対の弾力性レンズを備え、レンズをこれらの間に収
容して脚部を弾力的に開いて所定位置に嵌合させると共
に、両部品を眼内に位置決定して、かくして眼内レンズ
を眼の前部の所定位置に装着して使用するのに適してい
る。
1978年10月10日付け発行のポラーに係る米国特許第4,
118,808号公報は、1つの具体例として周辺溝部とこの
溝部中へ弾力スナツプ作用により永久組立てするように
形成した一体的装着アダプタとを有する眼内レンズのリ
ムを開示している。このアダプタは、単一片「ブラン
ク」から形成して周方向に連続した構造体とすることが
できる。応力のない状態で、円弧は溝の曲率に一致する
曲率を有し、かつ好ましくは溝の円に対し僅か半径内方
に変位した部分に位置する。円弧はループの柔軟作用に
対し外方向に拡開して、溝部への円弧の装着及び弾力ス
ナツプ保持を可能にする。次いで、この集成体を滅菌し
かつ眼内に移植することができる。
118,808号公報は、1つの具体例として周辺溝部とこの
溝部中へ弾力スナツプ作用により永久組立てするように
形成した一体的装着アダプタとを有する眼内レンズのリ
ムを開示している。このアダプタは、単一片「ブラン
ク」から形成して周方向に連続した構造体とすることが
できる。応力のない状態で、円弧は溝の曲率に一致する
曲率を有し、かつ好ましくは溝の円に対し僅か半径内方
に変位した部分に位置する。円弧はループの柔軟作用に
対し外方向に拡開して、溝部への円弧の装着及び弾力ス
ナツプ保持を可能にする。次いで、この集成体を滅菌し
かつ眼内に移植することができる。
上記したポラー及びケルマンに係る従来技術の眼内レ
ンズ構造体は眼内に相互固定しかつ組み込む複数の接触
部によつてレンズを所定位置に保持することを提案して
いるが、これらの手術法はレンズ構造体を正確に設置し
かつ集成体を作成するには著しい熟練を要し、かつ未熟
な外科医はたとえば虹彩のような修復できない眼組織を
傷つけると思われる。さらに、組み込んだレンズ及び触
覚部が破損すると、その解体は眼組織の裂傷をもたら
し、或いはレンズをその所定位置から変位させてしま
う。
ンズ構造体は眼内に相互固定しかつ組み込む複数の接触
部によつてレンズを所定位置に保持することを提案して
いるが、これらの手術法はレンズ構造体を正確に設置し
かつ集成体を作成するには著しい熟練を要し、かつ未熟
な外科医はたとえば虹彩のような修復できない眼組織を
傷つけると思われる。さらに、組み込んだレンズ及び触
覚部が破損すると、その解体は眼組織の裂傷をもたら
し、或いはレンズをその所定位置から変位させてしま
う。
いかなる手術の場合にも、眼内にレンズを固定するの
に要する操作が多くなるため、眼に対する外科的外傷が
増大する。さらに、従来の縫合なしのレンズにおける触
覚部品は、レンズの眼内手術操作の際に眼組織を損傷す
ることがある。
に要する操作が多くなるため、眼に対する外科的外傷が
増大する。さらに、従来の縫合なしのレンズにおける触
覚部品は、レンズの眼内手術操作の際に眼組織を損傷す
ることがある。
フロムに係る米国特許第3,991,426号及びハルトスタ
インに係る米国特許第4,262,370号各公報は縫合なしの
虹彩係合固定方式を教示しており、またアニスに係る米
国特許第4,251,887号及びシムコエは幅広く湾曲した可
撓性の支持ループ触覚部を用いる縫合なしの固定方式を
教示している。残念ながら、虹彩係合方式は虹彩に対す
る比較的顕著な外傷をもたらし、その結果術後の合併症
を伴なう。虹彩に対し殆んど又は全く外傷を与えずに固
定を達成する最近の公知方式は、比較的小さい涙が嚢袋
内に貯ると変位することがある。これらの涙はしばしば
生じ、かつ白内障の除去の際或いはレンズを挿入する際
に生じうる。
インに係る米国特許第4,262,370号各公報は縫合なしの
虹彩係合固定方式を教示しており、またアニスに係る米
国特許第4,251,887号及びシムコエは幅広く湾曲した可
撓性の支持ループ触覚部を用いる縫合なしの固定方式を
教示している。残念ながら、虹彩係合方式は虹彩に対す
る比較的顕著な外傷をもたらし、その結果術後の合併症
を伴なう。虹彩に対し殆んど又は全く外傷を与えずに固
定を達成する最近の公知方式は、比較的小さい涙が嚢袋
内に貯ると変位することがある。これらの涙はしばしば
生じ、かつ白内障の除去の際或いはレンズを挿入する際
に生じうる。
眼内レンズ構造体用の極めて多くの種類の触覚固定付
属部材が、特定移植技術でレンズの光学領域部分の固定
を改善するため並びに関与する手術過程の特定寸法及び
移植のために開発されている。たとえば、従来、眼内レ
ンズには圧縮性内部支持部材を有する固定付属部品と、
一体的及び非一体的固定用付属部材と、内部支持部材を
備えた有角圧縮性固定付属部品と、圧縮性周辺支持リン
グと、挙げるべき幾つかの部材とが設けられている。
属部材が、特定移植技術でレンズの光学領域部分の固定
を改善するため並びに関与する手術過程の特定寸法及び
移植のために開発されている。たとえば、従来、眼内レ
ンズには圧縮性内部支持部材を有する固定付属部品と、
一体的及び非一体的固定用付属部材と、内部支持部材を
備えた有角圧縮性固定付属部品と、圧縮性周辺支持リン
グと、挙げるべき幾つかの部材とが設けられている。
同様に、眼内レンズ構造体用の多くの種類の光学領域
部分は、適切な光学特性、すなわちレンズのジオブタ
カ、適当な光学仕上げ、特定の寸法決定などを与え、か
つ患者のヒト水晶体に対する適当な交換若しくは補正の
特徴を付与すべく開発されている。
部分は、適切な光学特性、すなわちレンズのジオブタ
カ、適当な光学仕上げ、特定の寸法決定などを与え、か
つ患者のヒト水晶体に対する適当な交換若しくは補正の
特徴を付与すべく開発されている。
眼内レンズ構造体用の従来の触覚デザインは一般に、
レンズの光学領域部分の成形又はその他の加工とは別に
第2の操作を必要とする。典型的には、触覚部分をレン
ズの光学部分に固定するには熱固定が必要とされる。こ
の点に関し、光学領域部分は、たとえばPMMAのような硬
質材料で成形し、別の操作で機械加工してバリを除去
し、かつ触覚部分を収容するための格子部位を設けるこ
とができる。慣用の触覚部材を加工するための1種の好
適材料はポリプロピレンであり、これを典型的には熱硬
化させてポリプロピレン材料を約225゜Fの温度かつポリ
プロピレン材料のプラスチツク転移温度以下の温度で成
形する。慣用の触覚部分が熱硬化した後、これを光学領
域部分へたとえば仮融着によつて付設し、ポリプロピレ
ンを光学領域部分の格子部位に固定する。
レンズの光学領域部分の成形又はその他の加工とは別に
第2の操作を必要とする。典型的には、触覚部分をレン
ズの光学部分に固定するには熱固定が必要とされる。こ
の点に関し、光学領域部分は、たとえばPMMAのような硬
質材料で成形し、別の操作で機械加工してバリを除去
し、かつ触覚部分を収容するための格子部位を設けるこ
とができる。慣用の触覚部材を加工するための1種の好
適材料はポリプロピレンであり、これを典型的には熱硬
化させてポリプロピレン材料を約225゜Fの温度かつポリ
プロピレン材料のプラスチツク転移温度以下の温度で成
形する。慣用の触覚部分が熱硬化した後、これを光学領
域部分へたとえば仮融着によつて付設し、ポリプロピレ
ンを光学領域部分の格子部位に固定する。
上記従来のレンズ構造体における1つの欠点は、ポリ
プロピレン触覚部材がその比較的低温度依存性のため限
られた数の形状で加工され、かつ一般にポリプロピレン
が押出法によつて丸型断面に加工されることである。
プロピレン触覚部材がその比較的低温度依存性のため限
られた数の形状で加工され、かつ一般にポリプロピレン
が押出法によつて丸型断面に加工されることである。
さらに、ポリプロピレン触覚部の比較的低温度制約に
より、これら材料よりなる組立てた慣用の眼内レンズ構
造体は、典型的なオートクレーブ処理温度が約240゜F乃
至250゜Fの範囲であつて約15気圧までのオートクレーブ
圧力を必要とするようなオートクレーブ処理が容易には
できない。上記したように、このような温度範囲及び圧
力は、ポリプロピレン触覚部分の熱固定形状を破壊す
る。
より、これら材料よりなる組立てた慣用の眼内レンズ構
造体は、典型的なオートクレーブ処理温度が約240゜F乃
至250゜Fの範囲であつて約15気圧までのオートクレーブ
圧力を必要とするようなオートクレーブ処理が容易には
できない。上記したように、このような温度範囲及び圧
力は、ポリプロピレン触覚部分の熱固定形状を破壊す
る。
したがつて当業者は、外科医が処方レンズ組合せ、す
なわち特定の光学領域部分と触覚部分用の特定形状とに
関し組み立ての選択を可能にし、個々の患者の要求通り
に注文製作しうるような改良された眼内レンズ構造体が
極めて要望されていることを認めている。さらに、当業
者は、オートクレーブ処理することができかつ一体的触
覚部分を有するレンズ構造体を製作すべく便利に製造で
き、眼組織の外傷を引起こしたり或いは所定位置からレ
ンズが変位するようなレンズと触覚との解体の危険を最
小化する。改良されたレンズ構造集成体が極めて要望さ
れていることを認めている。
なわち特定の光学領域部分と触覚部分用の特定形状とに
関し組み立ての選択を可能にし、個々の患者の要求通り
に注文製作しうるような改良された眼内レンズ構造体が
極めて要望されていることを認めている。さらに、当業
者は、オートクレーブ処理することができかつ一体的触
覚部分を有するレンズ構造体を製作すべく便利に製造で
き、眼組織の外傷を引起こしたり或いは所定位置からレ
ンズが変位するようなレンズと触覚との解体の危険を最
小化する。改良されたレンズ構造集成体が極めて要望さ
れていることを認めている。
本発明は、眼内に外科移植するための改良された眼内
レンズ構造体に関し、この構造体は外側触覚部分にほぼ
中心配置された光学領域部分を備える。
レンズ構造体に関し、この構造体は外側触覚部分にほぼ
中心配置された光学領域部分を備える。
現在好適な具体例において、触覚部分は典型的なオー
トクレーブ温度及び圧力に耐えるのに充分な比較的高温
耐性を有する材料で構成され、多くの種類の加工形状で
加工することができる。この種の触覚部分に特に適する
ものは高分子材料、すなわちポリイミドである。
トクレーブ温度及び圧力に耐えるのに充分な比較的高温
耐性を有する材料で構成され、多くの種類の加工形状で
加工することができる。この種の触覚部分に特に適する
ものは高分子材料、すなわちポリイミドである。
本発明による眼内レンズ構造体の触覚部分は、特定移
植技術によりレンズの光学領域部分の固定を改善しかつ
関与する手術過程に対する処方寸法及び移植のための任
意の形状とすることができる。たとえば、触覚部材には
圧縮性内部支持部材を有する固定用付属部品と、一体的
及び非一体的固定用付属部材と、内部支持部材を有する
直角圧縮性固定付属部材などを設けることができる。
植技術によりレンズの光学領域部分の固定を改善しかつ
関与する手術過程に対する処方寸法及び移植のための任
意の形状とすることができる。たとえば、触覚部材には
圧縮性内部支持部材を有する固定用付属部品と、一体的
及び非一体的固定用付属部材と、内部支持部材を有する
直角圧縮性固定付属部材などを設けることができる。
同様に、本発明による独特な眼内レンズ構造集成体に
は多くの種類の光学領域部分を用いることができる。1
つの好適な光学領域部分はシリコン材料から加工されて
変形自在な光学領域部分を形成する。より詳細には、好
適な眼内レンズ構造体の変形自在な光学領域部分は、光
学領域部分を眼内に挿入する際にレンズの断面直径の80
%若しくはそれ以下まで圧縮、圧延、折曲げ若しくは延
伸して変形させることができ、しかも眼内に移植した後
に初期形状、寸法及び一定焦点長さに復帰しうるような
記憶特性を有し、かくしてより安全、便利かつ快適な手
術過程を与えることができる。したがつて、本発明によ
る好適な眼内レンズ構造体は、同等な寸法の剛性光学領
域部分によつて可能であつたよりも小さい切開部分を眼
組織に作成して移植することができる。
は多くの種類の光学領域部分を用いることができる。1
つの好適な光学領域部分はシリコン材料から加工されて
変形自在な光学領域部分を形成する。より詳細には、好
適な眼内レンズ構造体の変形自在な光学領域部分は、光
学領域部分を眼内に挿入する際にレンズの断面直径の80
%若しくはそれ以下まで圧縮、圧延、折曲げ若しくは延
伸して変形させることができ、しかも眼内に移植した後
に初期形状、寸法及び一定焦点長さに復帰しうるような
記憶特性を有し、かくしてより安全、便利かつ快適な手
術過程を与えることができる。したがつて、本発明によ
る好適な眼内レンズ構造体は、同等な寸法の剛性光学領
域部分によつて可能であつたよりも小さい切開部分を眼
組織に作成して移植することができる。
独特なレンズ構造体の光学領域部分は着色しかつ濃淡
をつけることができ、閉塞部分を備え或いは1つ若しく
はそれ以上の作用層を備えることもできる。たとえば、
両凸形状、平−凹形状、両凹形状、凹凸形状などの任意
適当な光学形状が本発明の範囲内に包含される。
をつけることができ、閉塞部分を備え或いは1つ若しく
はそれ以上の作用層を備えることもできる。たとえば、
両凸形状、平−凹形状、両凹形状、凹凸形状などの任意
適当な光学形状が本発明の範囲内に包含される。
光学領域部分は比較的剛性であつても或いは比較的変
形自在であつてもよく、一般にその重要なパラメータに
よつて特性化される。この点に関し、変形自在な光学領
域部分が好適であるが、たとえばPMMAから加工されたよ
うな比較的剛性の化学領域部分も本発明の範囲内に包含
される。
形自在であつてもよく、一般にその重要なパラメータに
よつて特性化される。この点に関し、変形自在な光学領
域部分が好適であるが、たとえばPMMAから加工されたよ
うな比較的剛性の化学領域部分も本発明の範囲内に包含
される。
本発明による独特な眼内レンズ構造体の重要な特徴
は、触覚部分がレンズの光学領域部分と一体化している
ことである。これは、光学領域部分と触覚部分とが解体
して眼組織の外傷を引き起したり或いはレンズが所定位
置から変位したりする可能性を最小化させる。本発明に
よる独特な眼内レンズ構造体の他の有用な特徴は、触覚
部分が所定形状の固定支持体を備えて眼内レンズ系の安
定性を向上させることである。
は、触覚部分がレンズの光学領域部分と一体化している
ことである。これは、光学領域部分と触覚部分とが解体
して眼組織の外傷を引き起したり或いはレンズが所定位
置から変位したりする可能性を最小化させる。本発明に
よる独特な眼内レンズ構造体の他の有用な特徴は、触覚
部分が所定形状の固定支持体を備えて眼内レンズ系の安
定性を向上させることである。
さらに本発明は、レンズ構造体の光学領域部分と触覚
部分との成形体を、眼内に移植する前に挿入する独特な
方法を提供する。
部分との成形体を、眼内に移植する前に挿入する独特な
方法を提供する。
したがつて、本発明による独特な眼内レンズ構造体の
加工方法は、 (a) 加工した形状の触覚部分を着脱自在なキヤリヤ
に埋め込み; (b) この埋め込んだ触覚部分をこの触覚部分に対し
ほぼ中心配置された光学領域部分を加工するための金型
によつて位置決定し; (c) 光学領域材料を前記金型へ導入して、前記眼内
レンズ構造体の光学領域部分を形成し; (d) 前記光学領域材料を硬化させ; (e) 前記触覚部分と光学領域部分との集成体から前
記キヤリヤを除去し;かつ (f) 硬化した眼内レンズ構造体を前記金型から取り
外し、 レンズ構造体の光学領域部分と一体的な触覚部分を有
する眼内レンズ構造体を形成させることを特徴とする。
加工方法は、 (a) 加工した形状の触覚部分を着脱自在なキヤリヤ
に埋め込み; (b) この埋め込んだ触覚部分をこの触覚部分に対し
ほぼ中心配置された光学領域部分を加工するための金型
によつて位置決定し; (c) 光学領域材料を前記金型へ導入して、前記眼内
レンズ構造体の光学領域部分を形成し; (d) 前記光学領域材料を硬化させ; (e) 前記触覚部分と光学領域部分との集成体から前
記キヤリヤを除去し;かつ (f) 硬化した眼内レンズ構造体を前記金型から取り
外し、 レンズ構造体の光学領域部分と一体的な触覚部分を有
する眼内レンズ構造体を形成させることを特徴とする。
現在好適な具体例において、触覚部分の加工形状は張
力及び圧縮に対し良好な耐性を付与する円弧形状の固定
触覚支持体を備える。現在好適な着脱自在なキヤリヤ
は、熱により集成体から便利に除去しうる光学ワツクス
である。他の水溶性及びアルコール可溶性キヤリヤも勿
論考えられる。
力及び圧縮に対し良好な耐性を付与する円弧形状の固定
触覚支持体を備える。現在好適な着脱自在なキヤリヤ
は、熱により集成体から便利に除去しうる光学ワツクス
である。他の水溶性及びアルコール可溶性キヤリヤも勿
論考えられる。
着脱自在なキヤリヤ内に触覚部分を埋め込んだ後、こ
れを必要に応じ固定部にセンタリングしかつ必要に応じ
たとえばダイ切断によつて所定寸法まで切断した後、光
学領域材料を金型中へ導入することができる。
れを必要に応じ固定部にセンタリングしかつ必要に応じ
たとえばダイ切断によつて所定寸法まで切断した後、光
学領域材料を金型中へ導入することができる。
金型内での光学幾材料の硬化は、たとえば熱、照射及
び(又は)化学剤などによる任意慣用の手段で行なうこ
とができる。
び(又は)化学剤などによる任意慣用の手段で行なうこ
とができる。
したがつて、眼科医は、個々の患者の要求に応じて注
目装着しうる所定の光学特性を備えた多くの種類の加工
形状を有する触覚部分と光学領域部分とから所定の組合
わせを選択することができる。さらに、触覚部分と光学
領域部分とは、本発明による成形体挿入技術で便利に組
立てて安定なIOL系を作成することができる。
目装着しうる所定の光学特性を備えた多くの種類の加工
形状を有する触覚部分と光学領域部分とから所定の組合
わせを選択することができる。さらに、触覚部分と光学
領域部分とは、本発明による成形体挿入技術で便利に組
立てて安定なIOL系を作成することができる。
上記及びその他の目的及び利点は、添付図面を参照す
る下記の本発明の詳細な説明から明らかとなるであろ
う。
る下記の本発明の詳細な説明から明らかとなるであろ
う。
以下、添付図面を参照して本発明を実施例につきより
詳細に説明する。
詳細に説明する。
本発明は眼内に外科移植するための改良された眼内レ
ンズ構造体を提供し、構造体は外側触覚部分に対しほぼ
中心配置された光学領域部分を備える。1実施例におい
て、触覚部分はたとえばポリイミドのような比較的高い
温耐性を有する高分子材料で構成される。触覚部分は多
くの種類の加工形状を設けて加工することかでき、レン
ズ構造体の光学領域部分と一体化している。したがつて
本発明は、便利に製作されかつ個々の患者の要求に応じ
て注文装着しうる適当な触覚形状と光学特性とを有する
新規な種類のオートクレーブ処理しうる安定なIOL系を
提供する。
ンズ構造体を提供し、構造体は外側触覚部分に対しほぼ
中心配置された光学領域部分を備える。1実施例におい
て、触覚部分はたとえばポリイミドのような比較的高い
温耐性を有する高分子材料で構成される。触覚部分は多
くの種類の加工形状を設けて加工することかでき、レン
ズ構造体の光学領域部分と一体化している。したがつて
本発明は、便利に製作されかつ個々の患者の要求に応じ
て注文装着しうる適当な触覚形状と光学特性とを有する
新規な種類のオートクレーブ処理しうる安定なIOL系を
提供する。
さらに本発明は、眼内に移植する前にレンズの光学領
域部分への触覚部分の成形体を挿入するための方法を提
供する。この独特な挿入成形方法は、たとえばレンズの
光学領域部分を機械加工してレンズの触覚部分をそこに
付設するための部位を設けるような第2の操作を必要と
することなく、本発明によるレンズの均一な製作を確保
する。
域部分への触覚部分の成形体を挿入するための方法を提
供する。この独特な挿入成形方法は、たとえばレンズの
光学領域部分を機械加工してレンズの触覚部分をそこに
付設するための部位を設けるような第2の操作を必要と
することなく、本発明によるレンズの均一な製作を確保
する。
図面の第1図を参照して、主たる眼部分、すなわち虹
彩11と瞳孔12と縁部13と鞏膜14とを示す、慣用方法によ
り嚢外白内障剔出した後の定型化した眼の側断面図を示
す。
彩11と瞳孔12と縁部13と鞏膜14とを示す、慣用方法によ
り嚢外白内障剔出した後の定型化した眼の側断面図を示
す。
より詳細には、第1図はさらに縁部13にて鞏膜14と接
続する透明組織からなる角膜16をも示している。眼の前
側セグメントは虹彩11と瞳孔12とにより2つの主室に分
割される。前室17は角膜16と虹彩11との間の空間によつ
て画成される。後室18は虹彩11とガラス質19との間の空
間に画成される。
続する透明組織からなる角膜16をも示している。眼の前
側セグメントは虹彩11と瞳孔12とにより2つの主室に分
割される。前室17は角膜16と虹彩11との間の空間によつ
て画成される。後室18は虹彩11とガラス質19との間の空
間に画成される。
嚢内白内障剔出として一般に知られた手術過程におい
て、後室18はガラス膜20によつて規定される。嚢外白内
障剔出として一般に知られた手術過程においては、後質
18は毛様小帯23によつて毛様帯22に固定された後嚢21に
より規定される。前嚢の部分はフラツプ24として残存
し、後嚢21と共に「嚢袋」として一般に知られた眼部分
を形成する。虹彩11と毛様体22の延長部との間の後質18
の周辺領域は毛様溝26と呼ばれる。角膜16と虹彩11との
間の前室外周領域は角膜27と呼ばれる。虹彩の平面に対
し後側かつガラス質19に対し前側の鞏膜の領域はパルス
・プラグ28として知られる。
て、後室18はガラス膜20によつて規定される。嚢外白内
障剔出として一般に知られた手術過程においては、後質
18は毛様小帯23によつて毛様帯22に固定された後嚢21に
より規定される。前嚢の部分はフラツプ24として残存
し、後嚢21と共に「嚢袋」として一般に知られた眼部分
を形成する。虹彩11と毛様体22の延長部との間の後質18
の周辺領域は毛様溝26と呼ばれる。角膜16と虹彩11との
間の前室外周領域は角膜27と呼ばれる。虹彩の平面に対
し後側かつガラス質19に対し前側の鞏膜の領域はパルス
・プラグ28として知られる。
上記の眼部分を考慮して、本発明の1実施例における
主たる特徴は、各種の眼内レンズ構造体のための固定系
を提供し、これらレンズ構造体は手術過程によつて眼内
にレンズを固定して光学領域部分から触覚部分が外れる
際に伴なう重大な危険を最小化しうるような変形自在な
光学領域部分及び剛性光学領域部分を備えたレンズを包
含する。
主たる特徴は、各種の眼内レンズ構造体のための固定系
を提供し、これらレンズ構造体は手術過程によつて眼内
にレンズを固定して光学領域部分から触覚部分が外れる
際に伴なう重大な危険を最小化しうるような変形自在な
光学領域部分及び剛性光学領域部分を備えたレンズを包
含する。
より詳細には、嚢袋内に設置するため改良眼内レンズ
構造体を用いる場合、このレンズ構造体の触覚フランジ
部分の典型的な全直径は約9mm〜約12.5mmである。触覚
フランジ部分を眼の後室内かつ虹彩の背後、しかも毛様
体の前に装着するような寸法とする場合、触覚フランジ
部分の典型的な全直径は約12.5mm〜約14.5mmの範囲内で
ある。さらに、触覚フランジ部分を眼の前室内に眼内レ
ンズ構造体を設置する際に使用する場合、触覚フランジ
部分の全直径は典型的には約11mm〜約14mmである。
構造体を用いる場合、このレンズ構造体の触覚フランジ
部分の典型的な全直径は約9mm〜約12.5mmである。触覚
フランジ部分を眼の後室内かつ虹彩の背後、しかも毛様
体の前に装着するような寸法とする場合、触覚フランジ
部分の典型的な全直径は約12.5mm〜約14.5mmの範囲内で
ある。さらに、触覚フランジ部分を眼の前室内に眼内レ
ンズ構造体を設置する際に使用する場合、触覚フランジ
部分の全直径は典型的には約11mm〜約14mmである。
触覚部分を幅広に湾曲させてレンズの光学領域部分の
外周から少なくとも約20%延在させるのが好適である。
これらの幅広な湾曲は、レンズの眼内操作の際に加えら
れる圧力を分散させると共に、レンズを眼内の所定位置
に位置決定するのに役立つ。さらに、このような形状
は、移植したレンズに幅広い接触面を与えて涙或いは眼
の支持組織内の孔による滑りを防ぐ。
外周から少なくとも約20%延在させるのが好適である。
これらの幅広な湾曲は、レンズの眼内操作の際に加えら
れる圧力を分散させると共に、レンズを眼内の所定位置
に位置決定するのに役立つ。さらに、このような形状
は、移植したレンズに幅広い接触面を与えて涙或いは眼
の支持組織内の孔による滑りを防ぐ。
しかしながら、当業者には容易に明らかであるよう
に、上記の典型的寸法は単に本発明の思想及び範囲内に
含まれる多くの種類の適当な寸法及び形状を例示する目
的である。
に、上記の典型的寸法は単に本発明の思想及び範囲内に
含まれる多くの種類の適当な寸法及び形状を例示する目
的である。
第3図は人工レンズ移植物として使用するのに適した
眼内レンズの光学領域部分30の1実施例を示している。
図示した実施例において、本発明の理解を容易化するた
め触覚部分を図示しない。光学領域部分30は変形自在又
は剛性とすることができ、かつ所望の記憶特性、適当な
構造寸法などを付与することができ、レンズを適合性と
なしかつ眼に挿入するよう設計しうるような眼科材料で
構成することができる。
眼内レンズの光学領域部分30の1実施例を示している。
図示した実施例において、本発明の理解を容易化するた
め触覚部分を図示しない。光学領域部分30は変形自在又
は剛性とすることができ、かつ所望の記憶特性、適当な
構造寸法などを付与することができ、レンズを適合性と
なしかつ眼に挿入するよう設計しうるような眼科材料で
構成することができる。
好ましくは、レンズの変形自在な光学領域部分30はポ
リウレタンエラストマ、シリコーンエラストマ、ヒドロ
ゲルプラスチツク、コラーゲン、有機若しくは合成ゲ
ル、又はその組合せよりなる群から選択される1種若し
くはそれ以上の材料で構成される。1実施例において、
レンズの光学領域部分は上記材料の1種から加工するこ
とができ、さらに第2若しくは第3の材料の薄い表面層
を設けることができる。さらに、レンズに濃淡をつけ、
着色し或いは選択吸光部品を備えた閉塞部分を設けて加
工し、水晶体と同様な透光効果を与えることもできる。
リウレタンエラストマ、シリコーンエラストマ、ヒドロ
ゲルプラスチツク、コラーゲン、有機若しくは合成ゲ
ル、又はその組合せよりなる群から選択される1種若し
くはそれ以上の材料で構成される。1実施例において、
レンズの光学領域部分は上記材料の1種から加工するこ
とができ、さらに第2若しくは第3の材料の薄い表面層
を設けることができる。さらに、レンズに濃淡をつけ、
着色し或いは選択吸光部品を備えた閉塞部分を設けて加
工し、水晶体と同様な透光効果を与えることもできる。
第4図、第5図、第6図、第7図及び第8図に示した
ように、光学領域部分30は、手術剔出した水晶体を設置
したり或いは水晶体の除去なしに屈折率を補正するべく
設計した多くの種類の断面を設けて加工することもでき
る。この点に関し、第4〜8図は、それぞれ凸レンズ3
2、平−凸レンズ、平−凹レンズ34、両凹レンズ35及び
凹凸レンズ36を示している。
ように、光学領域部分30は、手術剔出した水晶体を設置
したり或いは水晶体の除去なしに屈折率を補正するべく
設計した多くの種類の断面を設けて加工することもでき
る。この点に関し、第4〜8図は、それぞれ凸レンズ3
2、平−凸レンズ、平−凹レンズ34、両凹レンズ35及び
凹凸レンズ36を示している。
第9図に示したように、触覚部分37は加工形状に悪影
響を与えることなくオートクレーブ処理するのに充分な
温度耐性を有する材料で構成される。さらに、選択材料
は組立てたレンズ構造体を移植直前に滅菌しうるようオ
ートクレーブ処理しうるものとすべきである。
響を与えることなくオートクレーブ処理するのに充分な
温度耐性を有する材料で構成される。さらに、選択材料
は組立てたレンズ構造体を移植直前に滅菌しうるようオ
ートクレーブ処理しうるものとすべきである。
好ましくは、触覚フランジ部分37は、たとえばポリイ
ミドなどの生物学上適合性の重合体で構成される。
ミドなどの生物学上適合性の重合体で構成される。
触覚部分37用の選択材料は柔さ、圧縮性、剛さ及び延
伸性の点で適する物理特性を備えて、レンズ構造体の光
学領域部分30を良好にセンタリングしかつ部分37と一体
化するようにせねばならない。
伸性の点で適する物理特性を備えて、レンズ構造体の光
学領域部分30を良好にセンタリングしかつ部分37と一体
化するようにせねばならない。
本発明によれば、レンズ構造体の光学領域部分30は、
さらにたとえばガラス或いは光学用途に適したたとえば
ポリメチルメタクリレートのようなプラスチツクなどの
剛性材料で作成することもできる。上記したように、光
学領域部分30は、さらに本発明者であるトーマス.R.マ
ゾツコにより1982年2月5日付けて出願された「変形自
在な眼内レンズ構造体及びその移植方向及び装置」と題
する米国特許出願第346,105号に記載されたように本発
明にしたがつて変形自在とすることもできる。この点に
関し、眼内レンズの光学領域部分は、この光学領域部分
を眼内へ挿入する際にレンズの断面直径の80%若しくは
それ以下まで圧縮、圧延、折曲げ又は延伸することによ
りレンズを変形することができ、しかも眼内へ移植した
後にその初期形状、寸法及び一定焦点長さに復帰させう
るような記憶特性を有する。典型的には、変形自在な光
学領域部分は、たとえばポリウレタンエラストマー、シ
リコーンエラストマ、ヒドロゲル重合体、コラーゲン化
合物、有機若しくは合成ゲル化合物、及びその組合せの
ような1種若しくはそれ以上の適する材料から加工され
る。
さらにたとえばガラス或いは光学用途に適したたとえば
ポリメチルメタクリレートのようなプラスチツクなどの
剛性材料で作成することもできる。上記したように、光
学領域部分30は、さらに本発明者であるトーマス.R.マ
ゾツコにより1982年2月5日付けて出願された「変形自
在な眼内レンズ構造体及びその移植方向及び装置」と題
する米国特許出願第346,105号に記載されたように本発
明にしたがつて変形自在とすることもできる。この点に
関し、眼内レンズの光学領域部分は、この光学領域部分
を眼内へ挿入する際にレンズの断面直径の80%若しくは
それ以下まで圧縮、圧延、折曲げ又は延伸することによ
りレンズを変形することができ、しかも眼内へ移植した
後にその初期形状、寸法及び一定焦点長さに復帰させう
るような記憶特性を有する。典型的には、変形自在な光
学領域部分は、たとえばポリウレタンエラストマー、シ
リコーンエラストマ、ヒドロゲル重合体、コラーゲン化
合物、有機若しくは合成ゲル化合物、及びその組合せの
ような1種若しくはそれ以上の適する材料から加工され
る。
当業者には明らかなように、本発明によるレンズの光
学領域部分は前記材料のいずれかで構成された基部を設
けて加工することができ、さらに第2若しくは第3の材
料の表面層を設けることができる。さらに、レンズな濃
淡をつけ、着色し、或いは所望の透光効果を与えるべく
閉塞部分を設けて加工することもできる。
学領域部分は前記材料のいずれかで構成された基部を設
けて加工することができ、さらに第2若しくは第3の材
料の表面層を設けることができる。さらに、レンズな濃
淡をつけ、着色し、或いは所望の透光効果を与えるべく
閉塞部分を設けて加工することもできる。
さらに、本発明による眼内レンズ構造体は操作、設置
又はレンズの触覚フランジの周囲若しくはそこを通る流
体流れのための手段を備えることもできる。この点に関
し、レンズには必要に応じ1個若しくはそれ以上の穴部
を設けて適当に位置決定し、それら穴部をレンズの断面
全体に或いはレンズの断面に部分的に窪み若しくは凹部
として延在させることができる。さらに、レンズの光学
領域部分又はレンズの触覚フランジ部分は気体若しくは
流体透過性材料で作成することもできる。
又はレンズの触覚フランジの周囲若しくはそこを通る流
体流れのための手段を備えることもできる。この点に関
し、レンズには必要に応じ1個若しくはそれ以上の穴部
を設けて適当に位置決定し、それら穴部をレンズの断面
全体に或いはレンズの断面に部分的に窪み若しくは凹部
として延在させることができる。さらに、レンズの光学
領域部分又はレンズの触覚フランジ部分は気体若しくは
流体透過性材料で作成することもできる。
本発明による独特な眼内レンズ構造体の重要な特徴
は、触覚部分37がレンズの光学領域部分30と一体化して
いることである。これは、光学領域部分30と触覚部分3
とが眼組織の外傷を引起したり或いはレンズその所定位
置から変位させてしまうよう分解される可能性を最小化
する。本発明による独特な眼内レンズ構造体の他の重要
な特徴は、触覚部材37が光学領域部分に充分な固定部を
有して、眼科医により眼内にレンズを装着する際に張力
及び圧縮に対して良好な耐性を付与することである。こ
の点に関し、光学領域部分30内の触覚部分37の固定は、
約50g乃至少なくとも約115gの引張力に耐えるのに充分
とすべきである。
は、触覚部分37がレンズの光学領域部分30と一体化して
いることである。これは、光学領域部分30と触覚部分3
とが眼組織の外傷を引起したり或いはレンズその所定位
置から変位させてしまうよう分解される可能性を最小化
する。本発明による独特な眼内レンズ構造体の他の重要
な特徴は、触覚部材37が光学領域部分に充分な固定部を
有して、眼科医により眼内にレンズを装着する際に張力
及び圧縮に対して良好な耐性を付与することである。こ
の点に関し、光学領域部分30内の触覚部分37の固定は、
約50g乃至少なくとも約115gの引張力に耐えるのに充分
とすべきである。
特定の1好適実施例において、第13図に示した触覚フ
ランジ部分37は1個若しくはそれ以上の固定支持体38を
有する形状である。好ましくは、2個の固定支持体を光
学領域部分30と一体化させ、かつ光学領域部分30の外周
部に相対的にほぼ対向する位置にて挿入部を成形する。
一般に、好適固定支持体38は光学領域部分30の中心に向
う傾斜面を備えた円弧形状を備えると説明することがで
きる。
ランジ部分37は1個若しくはそれ以上の固定支持体38を
有する形状である。好ましくは、2個の固定支持体を光
学領域部分30と一体化させ、かつ光学領域部分30の外周
部に相対的にほぼ対向する位置にて挿入部を成形する。
一般に、好適固定支持体38は光学領域部分30の中心に向
う傾斜面を備えた円弧形状を備えると説明することがで
きる。
現在好適な1実施例において、固定支持体38は、第13
図に図示したようなほぼ円形の光学領域部分の360゜外
周部分に沿つてそれぞれ約80゜の円弧部分を備える。図
示した実施例において、各固定支持体38は長さ約0.035
インチである。
図に図示したようなほぼ円形の光学領域部分の360゜外
周部分に沿つてそれぞれ約80゜の円弧部分を備える。図
示した実施例において、各固定支持体38は長さ約0.035
インチである。
勿論、触覚部分37は、たとえばアメリカン・ナシヨナ
ル・スタンダード・インステイチユート(ANSI)Z−AD
のような工業規律に合致せねばならない。
ル・スタンダード・インステイチユート(ANSI)Z−AD
のような工業規律に合致せねばならない。
現在好適な眼内レンズ構造体において、光学領域部分
はオートクレーブ処理しうるシリコーン材料、特に過酸
化物触媒され若しくは白金触媒された医薬品級シリコー
ンで加工される。シリコーン材料は、たとえばRMZ−1
のようなシリカ充填剤から加工することができる。好適
実施例において、触覚部分37はエツチングされたポリイ
ミドループであつて、これはたとえばフオトエツチング
のような慣用の方法でエツチングすることができる。典
型的には、ポリイミド材料は700〜800゜Fまでの範囲の
温度にわたりその安定性を維持する。
はオートクレーブ処理しうるシリコーン材料、特に過酸
化物触媒され若しくは白金触媒された医薬品級シリコー
ンで加工される。シリコーン材料は、たとえばRMZ−1
のようなシリカ充填剤から加工することができる。好適
実施例において、触覚部分37はエツチングされたポリイ
ミドループであつて、これはたとえばフオトエツチング
のような慣用の方法でエツチングすることができる。典
型的には、ポリイミド材料は700〜800゜Fまでの範囲の
温度にわたりその安定性を維持する。
さらに、本発明は、レンズ構造体の光学領域部分30と
触覚部分37との成形体を眼内への移植に先立ち挿入する
独特な方法を提供する。
触覚部分37との成形体を眼内への移植に先立ち挿入する
独特な方法を提供する。
したがつて、本発明による独特な眼内レンズ構造体の
加工方法は、 (a) 加工した形状の触覚部分を着脱自在なキヤリヤ
に埋め込み; (b) この埋め込んだ触覚部分をこの触覚部分に対し
ほぼ中心配置された光学領域部分を加工するための金型
内に位置決定し; (c) 光学領域材料を前記金型へ導入して前記眼内レ
ンズ構造体の光学領域部分を形成し; (d) 前記光学領域材料を硬化させ; (e) 前記触覚部分と光学領域部分との集成体から前
記キヤリヤを除去し;かつ (f) 硬化した眼内レンズ構造体を前記金型から取り
外し、 レンズ構造体の光学領域部分と一体的な触覚部分を有
する眼内レンズ構造体を形成させることを特徴とする。
加工方法は、 (a) 加工した形状の触覚部分を着脱自在なキヤリヤ
に埋め込み; (b) この埋め込んだ触覚部分をこの触覚部分に対し
ほぼ中心配置された光学領域部分を加工するための金型
内に位置決定し; (c) 光学領域材料を前記金型へ導入して前記眼内レ
ンズ構造体の光学領域部分を形成し; (d) 前記光学領域材料を硬化させ; (e) 前記触覚部分と光学領域部分との集成体から前
記キヤリヤを除去し;かつ (f) 硬化した眼内レンズ構造体を前記金型から取り
外し、 レンズ構造体の光学領域部分と一体的な触覚部分を有
する眼内レンズ構造体を形成させることを特徴とする。
第9図を参照して、触覚部分37の1実施例を、本発明
の理解を容易化するため光学領域部分30を省略して図示
する。第10図には、着脱自在なキヤリヤ40に埋め込んだ
後に、触覚部分37を切断するための適するダイ部材39の
正面図が示されている。
の理解を容易化するため光学領域部分30を省略して図示
する。第10図には、着脱自在なキヤリヤ40に埋め込んだ
後に、触覚部分37を切断するための適するダイ部材39の
正面図が示されている。
第11図に最も明瞭に見られるように、第9図に示した
触覚部分37は着脱自在なキヤリヤ40に埋め込まれて、レ
ンズ構造体の光学領域部分30を形成するための金型へ材
料を導入する前及び導入の際に触覚部分37の所定位置を
維持する。
触覚部分37は着脱自在なキヤリヤ40に埋め込まれて、レ
ンズ構造体の光学領域部分30を形成するための金型へ材
料を導入する前及び導入の際に触覚部分37の所定位置を
維持する。
第12図に示したように、眼内レンズの埋め込み触覚部
分37の中央部分がダイ部材39により切断された後、勿論
当業者には了解されるように、センタリング固定部を用
いて触覚部分37が埋め込まれた着脱自在なキヤリヤを切
断公定の際に収容することができる。
分37の中央部分がダイ部材39により切断された後、勿論
当業者には了解されるように、センタリング固定部を用
いて触覚部分37が埋め込まれた着脱自在なキヤリヤを切
断公定の際に収容することができる。
本発明による得られた眼内レンズ構造体41を第13図及
び第14図に示す。
び第14図に示す。
現在好適な着脱自在なキヤリヤは、金型アセンブリか
ら熱によつて便利に除去しうる光学ワツクスである。他
の水溶性及びアルコール可溶性のキヤリヤも、勿論、本
発明の思想及び範囲内で考えられる。
ら熱によつて便利に除去しうる光学ワツクスである。他
の水溶性及びアルコール可溶性のキヤリヤも、勿論、本
発明の思想及び範囲内で考えられる。
上記したように、触覚部分37を着脱自在なキヤリヤ40
内に埋め込んだ後、必要に応じこれを固定部(図示せ
ず)にセンタリングしかつ必要に応じたとえば光学領域
材料を金型中へ導入する前に図示したダイ切断機構によ
り所定寸法に切断することができる。
内に埋め込んだ後、必要に応じこれを固定部(図示せ
ず)にセンタリングしかつ必要に応じたとえば光学領域
材料を金型中へ導入する前に図示したダイ切断機構によ
り所定寸法に切断することができる。
金型内における光学領域材料の硬化は、たとえば熱、
照射及び(又は)化学剤などによる任意慣用の手段で行
なうことができる。典型的には、慣用のシリコーン硬化
サイクルは約15分間〜約1時間の硬化時間と約150℃の
範囲内の温度とを含む。
照射及び(又は)化学剤などによる任意慣用の手段で行
なうことができる。典型的には、慣用のシリコーン硬化
サイクルは約15分間〜約1時間の硬化時間と約150℃の
範囲内の温度とを含む。
熱を使用して着脱自在なキヤリヤを溶解させる場合に
は、当業者には容易に理解されるように、光学領域部分
の金型は溶融した若しくは溶解したワツクスを光学領域
30の金型キヤビテイを阻害しない個所に収容するための
シヨルダーを備えることができる。
は、当業者には容易に理解されるように、光学領域部分
の金型は溶融した若しくは溶解したワツクスを光学領域
30の金型キヤビテイを阻害しない個所に収容するための
シヨルダーを備えることができる。
したがつて、本発明の方法は、光学領域部分に対する
触覚部材の挿入成形体を提供し、さらに個々の患者の要
求に応じて装着される適当な触覚形状と光学特性とを備
えたレンズ構造組合せ体を提供する。
触覚部材の挿入成形体を提供し、さらに個々の患者の要
求に応じて装着される適当な触覚形状と光学特性とを備
えたレンズ構造組合せ体を提供する。
典型的には、本発明による眼内レンズ構造体は約9mm
〜約14mmの全長さを有し、かつ約4mm〜約14mmの幅を有
し、さらに広範囲の屈折率を与えて加工することができ
る。典型的には、光学領域部分は約0.1mm〜約1.0mmの厚
さと約4mm〜約6mmの範囲の直径とを有する。
〜約14mmの全長さを有し、かつ約4mm〜約14mmの幅を有
し、さらに広範囲の屈折率を与えて加工することができ
る。典型的には、光学領域部分は約0.1mm〜約1.0mmの厚
さと約4mm〜約6mmの範囲の直径とを有する。
以上、本発明を実施例につき図示しかつ説明したが、
本発明の思想及び範囲を逸脱することなく多くの改変を
なしうることが了解されよう。
本発明の思想及び範囲を逸脱することなく多くの改変を
なしうることが了解されよう。
第1図は本発明による独特な眼内レンズ移植物を説明す
る目的で、主たる眼部分に関し眼組織内に作成した比較
的小さい手術切開を示すヒトの眼の略正面図であり、 第2図は従来法による嚢外白内障剔出後の眼領域の内部
状態を示す第1図に示したヒトの眼の部分側断面図であ
り、 第3図は本発明の理解を容易にするため触覚部分を省略
した眼内レンズの光学領域部分の1実施例を示す正面図
であり、 第4図は両凸レンズ型の第3図に示した眼内レンズの光
学領域部分を示す側断面図であり、 第5図は平−凸レンズ型の第3図に示した眼内レンズの
光学領域部分を示す側断面図であり、 第6図は平−凹レンズ型の第3図に示した眼内レンズの
光学領域部分を示す側断面図であり、 第7図は両凹レンズ型の第3図に示した眼内レンズの光
学領域部分を示す側断面図であり、 第8図は凹凸レンズ型の第3図に示した眼内レンズの光
学領域部分を示す側断面図であり、 第9図は本発明の理解を容易化するため光学領域部分を
省略した触覚部分の1実施例の正面図であり、 第10図は着脱自在なキヤリヤに埋め込んだ後の第9図に
示した触覚部分を切断するダイ部材の表面図であり、 第11図は材料を金型中へ導入してレンズ構造体の光学領
域部分を形成する前又は形成する際の触覚部分の所定位
置を維持する着脱自在なキヤリヤに埋め込んだ第9図に
示した触覚部分の正面図であり、 第12図は触覚部材の中心部分をダイ切断した後の眼内レ
ンズの埋め込み触覚部分を示す正面図であり、 第13図は本発明により作成した眼内レンズ構造体の1実
施例の正面図であり、 第14図は本発明による第13図に示した眼内レンズ構造体
の側断面図である。 30……レンズ光学領域部分 32、33、34、35、36……レンズ 37……触覚部分 38……固定支持体 39……ダイ部材 40……着脱自在なキヤリヤ 41……眼内レンズ構造体
る目的で、主たる眼部分に関し眼組織内に作成した比較
的小さい手術切開を示すヒトの眼の略正面図であり、 第2図は従来法による嚢外白内障剔出後の眼領域の内部
状態を示す第1図に示したヒトの眼の部分側断面図であ
り、 第3図は本発明の理解を容易にするため触覚部分を省略
した眼内レンズの光学領域部分の1実施例を示す正面図
であり、 第4図は両凸レンズ型の第3図に示した眼内レンズの光
学領域部分を示す側断面図であり、 第5図は平−凸レンズ型の第3図に示した眼内レンズの
光学領域部分を示す側断面図であり、 第6図は平−凹レンズ型の第3図に示した眼内レンズの
光学領域部分を示す側断面図であり、 第7図は両凹レンズ型の第3図に示した眼内レンズの光
学領域部分を示す側断面図であり、 第8図は凹凸レンズ型の第3図に示した眼内レンズの光
学領域部分を示す側断面図であり、 第9図は本発明の理解を容易化するため光学領域部分を
省略した触覚部分の1実施例の正面図であり、 第10図は着脱自在なキヤリヤに埋め込んだ後の第9図に
示した触覚部分を切断するダイ部材の表面図であり、 第11図は材料を金型中へ導入してレンズ構造体の光学領
域部分を形成する前又は形成する際の触覚部分の所定位
置を維持する着脱自在なキヤリヤに埋め込んだ第9図に
示した触覚部分の正面図であり、 第12図は触覚部材の中心部分をダイ切断した後の眼内レ
ンズの埋め込み触覚部分を示す正面図であり、 第13図は本発明により作成した眼内レンズ構造体の1実
施例の正面図であり、 第14図は本発明による第13図に示した眼内レンズ構造体
の側断面図である。 30……レンズ光学領域部分 32、33、34、35、36……レンズ 37……触覚部分 38……固定支持体 39……ダイ部材 40……着脱自在なキヤリヤ 41……眼内レンズ構造体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−232148(JP,A)
Claims (16)
- 【請求項1】眼内に外科装着するための改良眼内レンズ
構造体において、外側触覚部分に対し一体成形によりほ
ぼ中心配置された光学領域部分を備え、前記触覚部分と
前記光学領域部分とは少なくとも約235゜Fの温度にて熱
変形安定性であることを特徴とする改良眼内レンズ構造
体であって、該光学領域部分が、この領域部分を圧縮、
圧延、折曲げ若しくは延伸することにより応力のない状
態のレンズの断面直径の80%若しくはそれ以下の直径ま
で変形され、しかも眼内に移植した際にその初期形状、
寸法及び一定焦点長さに復帰しうる上記の改良眼内レン
ズ構造体。 - 【請求項2】光学領域部分がシリコーン材料で加工され
ている特許請求の範囲第1項記載の改良眼内レンズ構造
体。 - 【請求項3】光学領域部分が両凸形状を有する特許請求
の範囲第1項記載の改良眼内レンズ構造体。 - 【請求項4】光学領域部分が平−凸形状を有する特許請
求の範囲第1項記載の改良眼内レンズ構造体。 - 【請求項5】光学領域部分が平−凹形状を有する特許請
求の範囲第1項記載の改良眼内レンズ構造体。 - 【請求項6】光学領域部分が両凹形状を有する特許請求
の範囲第1項記載の改良眼内レンズ構造体。 - 【請求項7】光学領域部分が凹凸形状を有する特許請求
の範囲第1項記載の改良眼内レンズ構造体。 - 【請求項8】触覚部分と光学領域部分とを備えた眼内レ
ンズ構造体を保持技術により挿入して加工するに際し: (a)加工した形状の触覚部分を着脱自在なキャリヤに
埋め込み; (b)この埋め込んだ触覚部分を、この触覚部分に対し
ほぼ中心配置された光学領域部分を加工するための金型
で位置決定し; (c)光学領域材料を前記金型へ導入して、前記眼内レ
ンズ構造体の光学領域部分を形成し; (d)前記光学領域材料を硬化させ; (e)前記触覚部分と光学領域部分との集成体から前記
キャリヤを除去し;かつ (f)硬化した眼内レンズ構造体を前記金型から取り外
し、 レンズ構造体の光学領域部分と一体的な触覚部分を有す
る眼内レンズ構造体を形成させることを特徴とする眼内
レンズ構造体の加工方法。 - 【請求項9】着脱自在なキャリヤが光学ワックスである
特許請求の範囲第8項記載の眼内レンズ構造体の加工方
法。 - 【請求項10】キャリヤが熱により着脱自在である特許
請求の範囲第8項記載の眼内レンズ構造体の加工方法。 - 【請求項11】キャリヤが水に可溶性である特許請求の
範囲第8項記載の眼内レンズ構造体の加工方法。 - 【請求項12】キャリヤがアルコールに可溶性である特
許請求の範囲第8項記載の眼内レンズ構造体の加工方
法。 - 【請求項13】着脱自在なキャリヤに埋め込んだ後に触
覚部分をダイ切断する工程をさらに含む特許請求の範囲
第8項記載の眼内レンズ構造体の加工方法。 - 【請求項14】埋め込んだ触覚部分を固定部内にセンタ
リングし、次いでこの触覚部分をダイによって切断する
工程をさらに含む特許請求の範囲第8項記載の眼内レン
ズ構造体の加工方法。 - 【請求項15】光学領域材料を硬化させる工程を熱によ
って行なう特許請求の範囲第8項記載の眼内レンズ構造
体の加工方法。 - 【請求項16】光学領域材料を硬化させる工程を化学剤
によって行なう特許請求の範囲第8項記載の眼内レンズ
構造体の加工方法。
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