JP2606641Y2 - 流体圧シリンダ - Google Patents

流体圧シリンダ

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JP2606641Y2
JP2606641Y2 JP1993016549U JP1654993U JP2606641Y2 JP 2606641 Y2 JP2606641 Y2 JP 2606641Y2 JP 1993016549 U JP1993016549 U JP 1993016549U JP 1654993 U JP1654993 U JP 1654993U JP 2606641 Y2 JP2606641 Y2 JP 2606641Y2
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rod
cylinder
fluid pressure
piston
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茂 伊勢田
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Nok Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、流体圧シリンダの改良
に関するものである。本考案の流体圧シリンダは、各種
の生産設備にその一構成要素として用いられる。 【0002】 【従来の技術】例えば、出願人は実開平4−10180
6号公報に記載のアクチュエータを提案している。そし
て、このアクチュエータは、シリンダ本体1と、このシ
リンダ本体1に往復動自在に内挿されたピストン2と、
シリンダ本体1の突部に跨って配置され、ピストン2に
接続されて従動するテーブル3と、このテーブル3とシ
リンダ本体1との間に直線状で単列の軌道溝を設けて、
その溝内に介装したクロスローラ6と、を備え、シリン
ダ本体1に圧力を供給してテーブル3を往復動させるも
のである。 【0003】そして、ピストン2とテーブル3はロッド
8を介して接続され、ロッド8はシリンダ本体1の突部
に形成した長孔9を貫通し、この長孔9に沿って往復動
する。このテーブル3とロッド8との接続は、ロッド8
の端部をテーブル3に形成された孔に圧入する構造を採
用している。 【0004】そして、上記アクチュエータの組立に際し
ては、テーブル3とロッド8の一端部とを結合させ、そ
の後、その結合体のロッド8の他端部を長孔9の開口部
を通してピストン2に装着し、それと同時にテーブル3
がシリンダ本体1の天部に跨って配置される。次に、テ
ーブル3およびシリンダ本体1の突部に形成された軌道
溝(V溝)4,5の端面開口部からクロスローラ6を挿
入し、最後にテーブル3の端面に端部材を装着して、ク
ロスローラ6の抜けを防止している。 【0005】 【考案が解決しようとする課題】シリンダ本体1と、こ
のシリンダ本体1に往復動自在に内挿されたピストン2
と、シリンダ本体1の突部に跨って配置され、ピストン
2に接続されて従動するテーブル3と、を備えた従来の
このアクチュエータにおいて、テーブル3とシリンダ本
体1の突部との間には、循環ボールベアリングは採用さ
れていない。なぜなら、循環ボールベアリングを採用す
ると、本構造では、テーブル3とシリンダ本体1の突部
との組付け後に、テーブル3とシリンダ本体1の突部と
の間に設けられる無限軌道式の軌道溝にベアリング用の
ボールを挿入することになるが、組立には、その構造上
より多くの工程を必要とし、容易ではなかった。 【0006】 【課題を解決するための手段】本考案は以上の点に鑑
み、上記従来技術にみられる課題を解消するため、シリ
ンダ本体と、該シリンダ本体に形成された突部に跨って
配置されたテーブルと、該テーブルと前記突部との間に
転動自在に介装された循環ボールベアリングと、前記シ
リンダ本体の内部に配置したピストンと、該ピストンの
動きを前記テーブルに伝達するとともに、一端部が前記
テーブルと螺合接続されたロッドと、該ロッドが配置さ
れるとともに、一端が前記テーブルに臨んで開口し、他
端が前記シリンダ本体の設置面に臨んで開口し、且つ前
記ロッドを着脱するための長孔と、を備えたことを特徴
とするものである。 【0007】 【作用】シリンダ本体と、該シリンダ本体に往復動自在
に内挿されたピストンと、シリンダ本体の突部に跨って
配置され、ピストンに接続されて従動するテーブルと、
を備えた流体圧シリンダに循環ボールベアリングを採用
することが可能となり、作動精度の高い流体圧シリンダ
を得ることができた。 【0008】すなわち、循環ボールベアリング採用した
流体シリンダの場合、その構造上、シリンダ本体とテー
ブルとの組付けは、予めボールを軌道溝内に配置した状
態で、軸方向から相対移動させて行うことによって可能
となる。その組付け後、ロッドをシリンダ本体の設置面
側から挿入し、ロッド一端部のねじ部をテーブルのねじ
部とを螺合して、本構成の流体圧シリンダ全体を組付け
をすることが可能となる。 【0009】 【実施例】つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説
明する。 【0010】図1乃至図4に示すように、箱形のシリン
ダ本体1の内部に一対のシリンダ室2,3が水平にかつ
直列に並べて設けられ、このシリンダ室2,3の間に
は、シリンダ本体1の設置面(下面)1aおよび反設置
面(上面)1bに開口し、開口の長手方向をシリンダ室
2,3が並べられた方向と同一の方向に向けた長孔4が
設けられている。 【0011】この長孔4の上面の開口は、テーブルのシ
リンダ本体1側の面に臨んで開口したものであり、この
長孔4の上記下面の開口は、図5に示すように、設置ブ
ロックである配管ブロックのシリンダ本体1側の面に臨
んで開口したものである。そして、この長孔4はシリン
ダ室2,3に直交して連通している。 【0012】一対のピストン5,6は、シリンダ室2,
3に往復動自在に挿入され、このピストン5,6の間に
中心線を垂直な方向に向けたロッド7が、ピストン5,
6に対して非接着のまま挟持されている。そして、この
ロッド7のテーブル側端部には雄ねじが形成され、テー
ブル18の略中央部とロッド7の雄ねじ部が螺合されて
いる。また、ロッド7の反テーブル側端部の端面には、
ドライバー等を差し込んでロッド7を回動することので
きる径方向の溝が形成されている。 【0013】ここで、符号8は長エンドカバー、9は短
エンドカバー、10と11はCリング、12と13はパ
ッキン、14と15は圧力室である。 【0014】シリンダ本体1の側壁には、圧力室14,
15に連通する一対の圧力供給ポート16,17が設け
られている。また、シリンダ本体1の上方には、ロッド
7の上端に接続されてこのロッド7に従動するテーブル
18が配置されている。テーブル18の下面には、その
全長(図3の左右方向)に亙ってシリンダ本体1に突設
した突部1cと嵌合する凹部18aが設けられており、
凹部18aの側壁には、当該テーブル18に組込まれた
無限軌道式の循環ボールベアリング19,20の係合列
が露出しており、突部1cの側壁には、循環ボールベア
リング19,20の係合列を転動自在に係合する軌道溝
21,22が設けられている。 【0015】さらに、循環ボールベアリング19,20
と軌道溝21,22は、図4の方向からみて左右に一対
ずつ設けられている。 【0016】上記構成を有する流体圧シリンダは、テー
ブル18に図示しない工作機械等を載置してこの工作機
械等を直線的に往復動させる。すなわち、図3において
左側の一方の圧力室14に空気圧等の流体圧を供給して
右側の他方の圧力室15から流体圧を排出すると、ピス
トン5,6、ロッド7およびテーブル18の四部品が同
時に右方向へ移動し、他方の圧力室15に流体圧を供給
して一方の圧力室14から流体圧を排出すると四部品が
同時に左方向へ移動する。 【0017】この移動については、循環ボールベアリン
グ19,20のボールが軌道溝21,22を転動するこ
とによって円滑に案内され、両方向ともロッド7が長孔
4の内壁に当接することによって停止せしめられる。 【0018】図5には、当該流体圧シリンダが配管ブロ
ック23に設置され、配管ブロック23とともにその断
面図が記載されている。この図5に示すように、配管ブ
ロック23に予め回収流路24を設けておき、この回収
流路24に図示しない真空引き装置に接続する。そし
て、長孔4の下面の開口をこの回収流路24に連通し
て、当該流体圧シリンダを配管ブロック23に設置す
る。この時、長孔4の下方側開口部を真空吸引ポート
4’とすることができる。 【0019】なお、長孔4の下方側開口部を回収流路2
4に接続することなく(真空吸引ポート4’と接続する
ことなく)配管ブロック23に設置して、当該流体圧シ
リンダを用いることも可能である。 【0020】この状態で真空引き装置を作動させること
によって、当該流体圧シリンダの作動により発生した粉
埃や当該流体圧シリンダから洩れた作動流体を回収し、
これらがクリーンルームを汚損するのを防止する。尚、
粉埃は主にベアリング19,20やピストン5,6の摺
動によって発生するものである。 【0021】シリンダ本体1の側面に設けられた一対の
圧力ポート16,17は、図示しない継手に接続され、
この継手を介して図示しない圧力供給源に接続される
が、シリンダ本体1の底面に一組の圧力供給ポート2
5,26を設けておき、この二組の圧力供給ポート1
6,17、25,26を選択的に使用するようにすると
便利である。 【0022】この二組目の圧力供給ポート25,26
は、図6乃至図8に示すように、シリンダ本体1を設置
する配管ブロック23の供給流路27,28に接続さ
れ、この供給流路27,28を介して図示しない圧力供
給源に接続される。使用しない方の圧力供給ポート1
6,17、25,26にはボール式またネジ式のブラン
ク栓29,30を詰めておく。符号31と32はシール
用のパッキンである。 【0023】 【考案の効果】本考案は、以下の効果を奏する。 【0024】本考案は、循環ボールベアリングを採用す
るにより、作動精度の高い流体圧シリンダを得ることが
できた。特に、ロッドが配置されるとともに、一端がテ
ーブルに臨んで開口し、他端がシリンダ本体の設置面に
臨んで開口し、且つロッドを着脱するための長孔と、を
備えたことにより、テーブルとシリンダ本体の突部との
間に転動自在な介装された循環ボールベアリングを採用
することが可能となった。 【0025】すなわち、循環ボールベアリング採用した
流体シリンダの場合、その構造上、シリンダ本体とテー
ブルとの組付けは、予めボールを軌道溝内に配置した状
態で、軸方向から相対移動させて行うことによって可能
となる。その組付け後、ロッドをシリンダ本体の設置面
側から挿入し、ロッド一端部のねじ部をテーブルのねじ
部とを螺合して、本構成の流体圧シリンダ全体を組付け
をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案の実施例に係る流体圧シリンダの平面図 【図2】同流体圧シリンダの正面図 【図3】図1におけるX−X線断面図 【図4】図2におけるY−Y線断面図 【図5】同流体圧シリンダと配管ブロックの断面図 【図6】同流体圧シリンダの他の使用例を示す断面図 【図7】同流体圧シリンダの底面図 【図8】同流体圧シリンダと配管ブロックの断面図 【符号の説明】 1 シリンダ本体 1a 設置面 1b 反設置面 1c 突部 2,3 シリンダ室 4 長孔 4’ 真空吸引ポート 5,6 ピストン 7 ロッド 8 長エンドカバー 9 短エンドカバー 10,11 Cリング 12,13,31,32 パッキン 14,15 圧力室 16,17,25,26 圧力供給ポート 18 テーブル 18a 凹部 19,20 循環ボールベアリング 21,22 軌道溝 23 配管ブロック 24 回収流路 27,28 供給流路 29,30 ブランク栓

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】シリンダ本体(1)と、 該シリンダ本体(1)に形成された突部(1c)に跨っ
    て配置されたテーブル(18)と、 該テーブル(18)と前記突部(1c)との間に転動自
    在に介装された循環ボールベアリング(19,20)
    と、 前記シリンダ本体(1)の内部に配置したピストン
    (5、6)と、 該ピストン(5、6)の動きを前記テーブル(18)に
    伝達するとともに、一端部が前記テーブル(18)と螺
    合接続されたロッド(7)と、 該ロッド(7)が配置されるとともに、一端が前記テー
    ブル(18)に臨んで開口し、他端が前記シリンダ本体
    (1)の設置面(1a)に臨んで開口し、且つ前記ロッ
    ド(7)を着脱するための長孔(4)と、 を備えたこと を特徴とする流体圧シリンダ。
JP1993016549U 1993-03-12 1993-03-12 流体圧シリンダ Expired - Lifetime JP2606641Y2 (ja)

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WO2003033399A1 (fr) * 2001-10-15 2003-04-24 Ngk Insulators, Ltd. Dispositif d'entrainement

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WO2003033399A1 (fr) * 2001-10-15 2003-04-24 Ngk Insulators, Ltd. Dispositif d'entrainement

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