JP2606539Y2 - 多機能シート及び多機能シート付き冊子体 - Google Patents
多機能シート及び多機能シート付き冊子体Info
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- JP2606539Y2 JP2606539Y2 JP1993070475U JP7047593U JP2606539Y2 JP 2606539 Y2 JP2606539 Y2 JP 2606539Y2 JP 1993070475 U JP1993070475 U JP 1993070475U JP 7047593 U JP7047593 U JP 7047593U JP 2606539 Y2 JP2606539 Y2 JP 2606539Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、手帳・ノート・本
等、重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して他縁辺側を
開閉自在とした冊子体に適用される多機能シートに関す
る。この多機能シートは前記冊子体の頁間に挟んで使用
され、該冊子体のページの端面を保護したり、筆記時の
下敷きや栞等として多岐にわたる機能を発揮する。
等、重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して他縁辺側を
開閉自在とした冊子体に適用される多機能シートに関す
る。この多機能シートは前記冊子体の頁間に挟んで使用
され、該冊子体のページの端面を保護したり、筆記時の
下敷きや栞等として多岐にわたる機能を発揮する。
【0002】
【従来の技術】手帳に文字等を書くと、裏に書いてある
文字等が筆圧で下のページに移ってしまうことがあっ
た。このような場合には下敷きを使用すればよいが、従
来の手帳には、任意のページで直ちに使用できる使い勝
手に優れた備えつけの下敷きはなかった。また、手帳は
頻繁に使用されるものであるから、ページの端面が擦り
切れたり、カールしたり、又は折れ曲がったりして使用
しにくくなるという問題もあった。また、所望のページ
を直ちに開くために栞が使用されているが、従来は栞が
ページの間から脱落しやすいという問題があった。
文字等が筆圧で下のページに移ってしまうことがあっ
た。このような場合には下敷きを使用すればよいが、従
来の手帳には、任意のページで直ちに使用できる使い勝
手に優れた備えつけの下敷きはなかった。また、手帳は
頻繁に使用されるものであるから、ページの端面が擦り
切れたり、カールしたり、又は折れ曲がったりして使用
しにくくなるという問題もあった。また、所望のページ
を直ちに開くために栞が使用されているが、従来は栞が
ページの間から脱落しやすいという問題があった。
【0003】このような問題点は、手帳のみならず、ノ
ート・帳簿・伝票・本等、重ねた複数枚の頁の一縁辺を
一体化して他縁辺側を開閉自在とした冊子体一般につい
て指摘できる。
ート・帳簿・伝票・本等、重ねた複数枚の頁の一縁辺を
一体化して他縁辺側を開閉自在とした冊子体一般につい
て指摘できる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の技術で説明
したように、従来の冊子体は、機能上乃至使い勝手の上
で様々な問題点を有しており、このような問題点を解決
するための機能的で簡単な器具乃至はかかる器具を備え
た冊子体の案出が望まれていた。
したように、従来の冊子体は、機能上乃至使い勝手の上
で様々な問題点を有しており、このような問題点を解決
するための機能的で簡単な器具乃至はかかる器具を備え
た冊子体の案出が望まれていた。
【0005】本考案は、当該技術分野における係る課題
を解決することを目指し、機能的で使い勝手に優れた多
機能シート及び多機能シート付き冊子体を提供すること
を目的としている。
を解決することを目指し、機能的で使い勝手に優れた多
機能シート及び多機能シート付き冊子体を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案に係る多機能シー
トは、重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して開閉自在
とした冊子体に適用される多機能シートにおいて、前記
多機能シートの一縁辺には前記冊子体の頁に着脱自在に
張りつく粘着層が設けられ、その前記粘着層を介して前
記冊子体に一縁辺が着脱自在に張りつき、重ねられた前
記頁の端面の少なくとも一部を覆って他縁辺が他の頁の
間に差し込まれるよう構成されたことを特徴とする。
トは、重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して開閉自在
とした冊子体に適用される多機能シートにおいて、前記
多機能シートの一縁辺には前記冊子体の頁に着脱自在に
張りつく粘着層が設けられ、その前記粘着層を介して前
記冊子体に一縁辺が着脱自在に張りつき、重ねられた前
記頁の端面の少なくとも一部を覆って他縁辺が他の頁の
間に差し込まれるよう構成されたことを特徴とする。
【0007】また、本考案に係る多機能シート付き冊子
体は、重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して開閉自在
とした冊子体と、前記冊子体に一縁辺が着脱自在に張り
つき、重ねられた前記頁の端面の少なくとも一部を覆っ
て他縁辺が他の頁の間に差し込まれるよう構成された多
機能シートとを有し、前記多機能シートの一縁辺には前
記冊子体の頁に着脱自在に張りつく粘着層が設けられて
いることを特徴とする。
体は、重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して開閉自在
とした冊子体と、前記冊子体に一縁辺が着脱自在に張り
つき、重ねられた前記頁の端面の少なくとも一部を覆っ
て他縁辺が他の頁の間に差し込まれるよう構成された多
機能シートとを有し、前記多機能シートの一縁辺には前
記冊子体の頁に着脱自在に張りつく粘着層が設けられて
いることを特徴とする。
【0008】上記多機能シートの外形が上記冊子体の見
開きの外形に略合致し、該多機能シートの一縁辺が上記
冊子体の頁の一縁辺の近傍に着脱自在に張りついている
構成とすることができる。
開きの外形に略合致し、該多機能シートの一縁辺が上記
冊子体の頁の一縁辺の近傍に着脱自在に張りついている
構成とすることができる。
【0009】上記冊子体の各頁がバインダによって一体
化された構成とすることができる。
化された構成とすることができる。
【0010】上記冊子体の頁間に差し込まれる上記多機
能シートの他縁辺側の部分が剛性を有する板材で構成さ
れ、その他の部分が可撓性を有する部材で構成された構
造とすることができる。
能シートの他縁辺側の部分が剛性を有する板材で構成さ
れ、その他の部分が可撓性を有する部材で構成された構
造とすることができる。
【0011】前記多機能シートの他縁辺に、粘着層を設
けた構成とすることができる。また、前記多機能シート
の略中央部の両面に、前記冊子体の頁の他縁辺に対応す
る位置に所定間隔をおいて2本の粘着層を設けた構成と
することができる。
けた構成とすることができる。また、前記多機能シート
の略中央部の両面に、前記冊子体の頁の他縁辺に対応す
る位置に所定間隔をおいて2本の粘着層を設けた構成と
することができる。
【0012】上記多機能シートの他縁辺側の略半部に
は、方眼パターンスケールや各種図形等の図柄等が設け
られた構成とすることができる。
は、方眼パターンスケールや各種図形等の図柄等が設け
られた構成とすることができる。
【0013】
【作用】多機能シートの一縁辺を冊子体の頁間において
頁の一縁辺側に着脱自在に張りつける。多機能シートの
頁から外に出ている部分を折り曲げ、重ねられた頁の端
面の少なくとも一部を覆うように、多機能シートの他縁
辺側を他の頁間に差し込む。冊子体の重ねられた頁の端
面は、多機能シートに覆われて保護される。多機能シー
トの他縁辺側を筆記する頁の下に挟み込めば下敷きにな
る。多機能シートの他縁辺側を任意の頁に挟み込めば栞
になる。
頁の一縁辺側に着脱自在に張りつける。多機能シートの
頁から外に出ている部分を折り曲げ、重ねられた頁の端
面の少なくとも一部を覆うように、多機能シートの他縁
辺側を他の頁間に差し込む。冊子体の重ねられた頁の端
面は、多機能シートに覆われて保護される。多機能シー
トの他縁辺側を筆記する頁の下に挟み込めば下敷きにな
る。多機能シートの他縁辺側を任意の頁に挟み込めば栞
になる。
【0014】
【実施例】第1実施例の多機能シート付き冊子体1を図
1を参照して説明する。本実施例の冊子体2は、重ねた
複数枚の頁3の一縁辺を一体化して開閉自在としたもの
で、例えばノート・手帳・帳簿・伝票・本等を含む。頁
の一縁辺を一体化する構造としては、糸綴じ・糊綴じ等
のような固定的な一体化手段の他に、バインダ等のよう
な頁を任意に着脱増減できる機械的な構成の手段でもよ
い。
1を参照して説明する。本実施例の冊子体2は、重ねた
複数枚の頁3の一縁辺を一体化して開閉自在としたもの
で、例えばノート・手帳・帳簿・伝票・本等を含む。頁
の一縁辺を一体化する構造としては、糸綴じ・糊綴じ等
のような固定的な一体化手段の他に、バインダ等のよう
な頁を任意に着脱増減できる機械的な構成の手段でもよ
い。
【0015】図1(a)に示す多機能シート4は可撓性
を有する樹脂から成り、その外形は冊子体2の見開きの
大きさと略同等の大きさを有する矩形である。多機能シ
ート4の一縁辺4aの片面には固定手段としての粘着層
5が設けられている。また粘着層は多機能シートの両面
に設けられていてもよい。多機能シート4の一縁辺4a
の粘着層5が冊子体2の綴じ目に近接した部分に一時的
に固定され、該一縁辺4aに対向する側の他の縁辺であ
る他縁辺4b側の半分は、冊子体2の頁3,3間に挟持
される。図示の実施例では、多機能シート4の一縁辺4
a側の半部は、裏表紙6と最終の頁3との間に挟み込ま
れて固定されている。
を有する樹脂から成り、その外形は冊子体2の見開きの
大きさと略同等の大きさを有する矩形である。多機能シ
ート4の一縁辺4aの片面には固定手段としての粘着層
5が設けられている。また粘着層は多機能シートの両面
に設けられていてもよい。多機能シート4の一縁辺4a
の粘着層5が冊子体2の綴じ目に近接した部分に一時的
に固定され、該一縁辺4aに対向する側の他の縁辺であ
る他縁辺4b側の半分は、冊子体2の頁3,3間に挟持
される。図示の実施例では、多機能シート4の一縁辺4
a側の半部は、裏表紙6と最終の頁3との間に挟み込ま
れて固定されている。
【0016】図1(b)に示すように、多機能シート4
の頁3から外に出ている部分を折り曲げて重なった頁3
の端面7を覆い、多機能シート4の他縁辺4b側を他の
頁3,3間に差し込む。図示の実施例では、多機能シー
ト4の他縁辺4b側の半部は、表紙8と第1の頁3との
間に挟み込まれて固定されている。この状態では、冊子
体2の頁3の端面7は多機能シート4に保護されるので
傷みにくい。
の頁3から外に出ている部分を折り曲げて重なった頁3
の端面7を覆い、多機能シート4の他縁辺4b側を他の
頁3,3間に差し込む。図示の実施例では、多機能シー
ト4の他縁辺4b側の半部は、表紙8と第1の頁3との
間に挟み込まれて固定されている。この状態では、冊子
体2の頁3の端面7は多機能シート4に保護されるので
傷みにくい。
【0017】図1(c)に示すように、多機能シート4
の他縁辺4b側の半部を、任意の頁3と他の任意の頁3
との間に挟み込んで固定する。この状態では、多機能シ
ート4の他縁辺4b側の半部を栞又は下敷きとして利用
できる。
の他縁辺4b側の半部を、任意の頁3と他の任意の頁3
との間に挟み込んで固定する。この状態では、多機能シ
ート4の他縁辺4b側の半部を栞又は下敷きとして利用
できる。
【0018】図1(b)中に示すように、多機能シート
4の他縁辺4bにも粘着層9を設ければ、冊子体2と多
機能シート4との一体性はさらに高まり、冊子体2の頁
3は多機能シート4に包まれて表紙6,8間に固定され
るのでばらけることがなくなる。従ってこの冊子体2
は、持ち運び時等に頁3,3間に挟んだ紙類等が脱落す
ることがない等、取扱い性が向上して使用しやすい。
尚、粘着層は多機能シートの両面に設けてもよい。
4の他縁辺4bにも粘着層9を設ければ、冊子体2と多
機能シート4との一体性はさらに高まり、冊子体2の頁
3は多機能シート4に包まれて表紙6,8間に固定され
るのでばらけることがなくなる。従ってこの冊子体2
は、持ち運び時等に頁3,3間に挟んだ紙類等が脱落す
ることがない等、取扱い性が向上して使用しやすい。
尚、粘着層は多機能シートの両面に設けてもよい。
【0019】図1(b)中に示すように、多機能シート
4の略中央部の両面に、頁3の他縁辺3bに対応する位
置に所定間隔をおいて2本の粘着層10,10を設けれ
ば、各頁3と多機能シート4がさらに確実に一体化され
るのはもとより、多機能シート4を介して頁3と表紙
6,8が確実に一体化するので、多機能シート4による
冊子体2の頁3の保持機能がさらに向上する。また、表
紙8及び裏表紙6の内面にそれぞれ粘着層11,11を
設けてもよい。
4の略中央部の両面に、頁3の他縁辺3bに対応する位
置に所定間隔をおいて2本の粘着層10,10を設けれ
ば、各頁3と多機能シート4がさらに確実に一体化され
るのはもとより、多機能シート4を介して頁3と表紙
6,8が確実に一体化するので、多機能シート4による
冊子体2の頁3の保持機能がさらに向上する。また、表
紙8及び裏表紙6の内面にそれぞれ粘着層11,11を
設けてもよい。
【0020】図2は多機能シート4の冊子体2に対する
固定手段を例示するものである。図2(b)は前記第1
実施例の多機能シート4であり、着脱自在の固定手段と
しての前記粘着層5が、少なくとも一縁辺4aの少なく
とも片面に設けられている。
固定手段を例示するものである。図2(b)は前記第1
実施例の多機能シート4であり、着脱自在の固定手段と
しての前記粘着層5が、少なくとも一縁辺4aの少なく
とも片面に設けられている。
【0021】図2(a)は参考例に係る多機能シート1
4であり、その一縁辺14aには少なくとも2個以上の
穴15が設けられ、バインダ式の冊子体(例えば所謂シ
ステム手帳等)に着脱自在に取り付けられるようになっ
ている。この多機能シート14の他縁辺14b側の略半
部には、方眼パターンスケール16や各種図形等の図柄
28,29,30,31等が設けられており、手帳使用
時の作業に便宜を与えている。また、前記各種図形等の
図柄は、多機能シート14を打ち抜いて形成した穴によ
って構成してもよい。
4であり、その一縁辺14aには少なくとも2個以上の
穴15が設けられ、バインダ式の冊子体(例えば所謂シ
ステム手帳等)に着脱自在に取り付けられるようになっ
ている。この多機能シート14の他縁辺14b側の略半
部には、方眼パターンスケール16や各種図形等の図柄
28,29,30,31等が設けられており、手帳使用
時の作業に便宜を与えている。また、前記各種図形等の
図柄は、多機能シート14を打ち抜いて形成した穴によ
って構成してもよい。
【0022】図3は他の参考例に係る多機能シート24
である。その一縁辺24a側は可撓性の樹脂から成るシ
ート部25であり、図2(a)と同様な穴26が設けら
れている。このシート部25が冊子体に固定されると共
に、冊子体の端面を覆う。多機能シート24の他縁辺2
4b側は剛性を有する板材から成る板部27であり、前
記シート部25に一体に設けられている。この板部27
が頁間に挟まれる。本実施例によれば、板部27はシー
ト部25よりも剛性があるので、下敷きとしてはより使
いやすい。また、筆記時に線引きの補助に用いることも
できる。
である。その一縁辺24a側は可撓性の樹脂から成るシ
ート部25であり、図2(a)と同様な穴26が設けら
れている。このシート部25が冊子体に固定されると共
に、冊子体の端面を覆う。多機能シート24の他縁辺2
4b側は剛性を有する板材から成る板部27であり、前
記シート部25に一体に設けられている。この板部27
が頁間に挟まれる。本実施例によれば、板部27はシー
ト部25よりも剛性があるので、下敷きとしてはより使
いやすい。また、筆記時に線引きの補助に用いることも
できる。
【0023】前記各例の多機能シート4,14、シート
部25及び板部27は、不透明でも透明でも半透明でも
よい。図2(a)のような図柄16が印刷されている場
合には、透明乃至半透明とすると、頁上に筆記した文字
等と多機能シート14上の図柄16とが照合し易い。ま
た、多機能シートの色は用途・趣味等に応じて任意に定
めてよい。
部25及び板部27は、不透明でも透明でも半透明でも
よい。図2(a)のような図柄16が印刷されている場
合には、透明乃至半透明とすると、頁上に筆記した文字
等と多機能シート14上の図柄16とが照合し易い。ま
た、多機能シートの色は用途・趣味等に応じて任意に定
めてよい。
【0024】前記各多機能シートの大きさは、必ずしも
冊子体の見開きに合わせなくてもよい。少なくとも、片
頁と冊子体の端面を覆って頁間に差し込めるだけのサイ
ズがあればよい。また、冊子体の高さと多機能シートの
高さを一致させれば、冊子体の端面全体を保護できる
が、多機能シートを帯状にしても端面の少なくとも一部
は保護できるし、栞又は下敷きとしても利用できる。
冊子体の見開きに合わせなくてもよい。少なくとも、片
頁と冊子体の端面を覆って頁間に差し込めるだけのサイ
ズがあればよい。また、冊子体の高さと多機能シートの
高さを一致させれば、冊子体の端面全体を保護できる
が、多機能シートを帯状にしても端面の少なくとも一部
は保護できるし、栞又は下敷きとしても利用できる。
【0025】前記多機能シートを冊子体に着脱自在に固
定する手段として、バインダで保持する穴15,26と
粘着層5,9,10を例示したが、面ファスナ等も利用
できる。その場合には、ループ部材が設けられた一方の
ファスナ片と、これに係止する係止部材が設けられた他
方のファスナ片とは、多機能シート側と冊子体側とにそ
れぞれ設ければよい。
定する手段として、バインダで保持する穴15,26と
粘着層5,9,10を例示したが、面ファスナ等も利用
できる。その場合には、ループ部材が設けられた一方の
ファスナ片と、これに係止する係止部材が設けられた他
方のファスナ片とは、多機能シート側と冊子体側とにそ
れぞれ設ければよい。
【0026】
【考案の効果】以上説明したように、本実施例の多機能
シート乃至多機能シートを有する冊子体によれば、冊子
体の頁をばらけないように保持すると共に冊子体の端面
を保護でき、また下敷きや栞としての機能も備えている
ので、冊子体の使用時の利便性を著しく向上させること
ができる。
シート乃至多機能シートを有する冊子体によれば、冊子
体の頁をばらけないように保持すると共に冊子体の端面
を保護でき、また下敷きや栞としての機能も備えている
ので、冊子体の使用時の利便性を著しく向上させること
ができる。
【0027】また、多機能シートの一縁辺に、冊子体の
頁に着脱自在に張りつく粘着層を設けているので、冊子
体と多機能シートの一体性を高め、冊子体の頁がばらけ
たり、頁間に挟んだ紙類等が脱落しないように保持で
き、取扱性を一層向上させることができる。また、この
多機能シートを下敷として用いた場合、上記の粘着層を
対応する冊子体の頁に、その粘着位置を自由に調整させ
て粘着固定できることから、下敷と頁とのずれが生じな
い。特に、多機能シートに設けた方眼パターンスケール
や各種図形の頁に対応する位置を正確に調整して使用す
ることができるため、その使い易さが格段に向上する。
頁に着脱自在に張りつく粘着層を設けているので、冊子
体と多機能シートの一体性を高め、冊子体の頁がばらけ
たり、頁間に挟んだ紙類等が脱落しないように保持で
き、取扱性を一層向上させることができる。また、この
多機能シートを下敷として用いた場合、上記の粘着層を
対応する冊子体の頁に、その粘着位置を自由に調整させ
て粘着固定できることから、下敷と頁とのずれが生じな
い。特に、多機能シートに設けた方眼パターンスケール
や各種図形の頁に対応する位置を正確に調整して使用す
ることができるため、その使い易さが格段に向上する。
【図1】第1実施例の使用状態を示す斜視図である。
【図2】第1実施例(b)及び参考例(a)を示す平面
図である。
図である。
【図3】参考例を示す平面図である。
1 多機能シート付き冊子体 2 冊子体 3 頁 3a 頁の一縁辺 3b 頁の他縁辺 4,14,24 多機能シート 4a,14a,24a 多機能シートの一縁辺 4b,14b,24b 多機能シートの他縁辺 7 端面
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B42D 15/00 301 B42D 3/12 B42D 3/18 B42D 9/00 B43L 3/00
Claims (14)
- 【請求項1】 重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して
開閉自在とした冊子体に適用される多機能シートにおい
て、前記多機能シートの一縁辺には前記冊子体の頁に着
脱自在に張りつく粘着層が設けられ、その前記粘着層を
介して前記冊子体に一縁辺が着脱自在に張りつき、重ね
られた前記頁の端面の少なくとも一部を覆って他縁辺が
他の頁の間に差し込まれるよう構成された多機能シー
ト。 - 【請求項2】 前記多機能シートの外形が前記冊子体の
見開きの外形に略合致し、該多機能シートの一縁辺が前
記冊子体の頁の一縁辺の近傍に着脱自在に張りつくこと
を特徴とする請求項1記載の多機能シート。 - 【請求項3】 前記冊子体の各頁がバインダによって一
体化されている請求項1又は2記載の多機能シート。 - 【請求項4】 前記冊子体の頁間に差し込まれる他縁辺
側の部分が剛性を有する板材で構成され、その他の部分
が可撓性を有する部材で構成された請求項1、2又は3
記載の多機能シート。 - 【請求項5】 前記多機能シートの他縁辺に、粘着層を
設けた請求項1、2、3又は4記載の多機能シート。 - 【請求項6】 前記多機能シートの略中央部の両面に、
前記冊子体の頁の他縁辺に対応する位置に所定間隔をお
いて2本の粘着層を設けた請求項1、2、3、4又は5
記載の多機能シート。 - 【請求項7】 前記多機能シートの他縁辺側の略半部に
は、方眼パターンスケールや各種図形等の図柄等が設け
られている請求項1、2、3、4又は5記載の多機能シ
ート。 - 【請求項8】 重ねた複数枚の頁の一縁辺を一体化して
開閉自在とした冊子体と、前記冊子体に一縁辺が着脱自
在に張りつき、重ねられた前記頁の端面の少なくとも一
部を覆って他縁辺が他の頁の間に差し込まれるよう構成
された多機能シートとを有し、前記多機能シートの一縁
辺には前記冊子体の頁に着脱自在に張りつく粘着層が設
けられている多機能シート付き冊子体。 - 【請求項9】 前記多機能シートの外形が前記冊子体の
見開きの外形に略合致し、該多機能シートの一縁辺が前
記冊子体の頁の一縁辺の近傍に着脱自在に張りついてい
る請求項8記載の多機能シート付き冊子体。 - 【請求項10】 前記冊子体の各頁がバインダによって
一体化されている請求項8又は9記載の多機能シート付
き冊子体。 - 【請求項11】 前記冊子体の頁間に差し込まれる前記
多機能シートの他縁辺側の部分が剛性を有する板材で構
成され、その他の部分が可撓性を有する部材で構成され
た請求項8、9又は10記載の多機能シート付き冊子
体。 - 【請求項12】 前記多機能シートの他縁辺に、粘着層
を設けた請求項8、9、10又は11記載の多機能シー
ト。 - 【請求項13】 前記多機能シートの略中央部の両面
に、前記冊子体の頁の他縁辺に対応する位置に所定間隔
をおいて2本の粘着層を設けた請求項8、9、10、1
1又は12記載の多機能シート付き冊子体。 - 【請求項14】 前記多機能シートの他縁辺側の略半部
には、方眼パターンスケールや各種図形等の図柄等が設
けられている請求項8、9、10、11、12又は13
記載の多機能シート付き冊子体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070475U JP2606539Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 多機能シート及び多機能シート付き冊子体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993070475U JP2606539Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 多機能シート及び多機能シート付き冊子体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0740165U JPH0740165U (ja) | 1995-07-18 |
JP2606539Y2 true JP2606539Y2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=13432595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993070475U Expired - Fee Related JP2606539Y2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 多機能シート及び多機能シート付き冊子体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606539Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262522A (ja) * | 2008-04-29 | 2009-11-12 | Yoshizo Yamashita | リング綴じ用紙 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP1993070475U patent/JP2606539Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009262522A (ja) * | 2008-04-29 | 2009-11-12 | Yoshizo Yamashita | リング綴じ用紙 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0740165U (ja) | 1995-07-18 |
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