JP2606436B2 - レーザの出力制御装置 - Google Patents

レーザの出力制御装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はCD(コンパクトディスク)ライタ、光ディ
スクメモリ装置等に用いられるレーザの出力制御装置に
係り、更に詳しくはレーザパワーを光ディスクへのデー
タ書き込みに最適な値に保つようにする自動調整可能な
レーザの出力制御装置に関するものである。
[従 来 例] 従来、CDライタ、CD−ROMライタや光メモリ装置には
レーザの出力制御装置が備えられているが、例えばその
レーザ光のパワーは使用光ディスクの仕様に合った最適
値に固定されているか、あるいはその記録動作前に最適
のレーザパワーが調べられ、その光ディスクの仕様に合
せて固定されるようになっている。
このように、記録動作時にはレーザパワーが最適値に
固定されることから、光ディスクへのデータ書き込みが
良好に行われる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記レーザの出力制御装置において、
レーザパワーが最適値に固定されている場合その最適パ
ワーの仕様が異なる光ディスクには用いることができな
い。また、上記最適パワーを固定する方法にあっては、
例えば光ディスクの内周と外周における媒体の不均一等
により、その最適パワーが異なることもあって、最適な
記録が行われないという問題点があった。
また、記録動作前に最適パワーを調べて光ディスクの
仕様に合せて最適値に固定する場合その都度パワー最適
値を調べなければならず、手間が係り、さらにその光デ
ィスクの仕様が明確でないときには光ディスクに試し記
録を行ない、最適パワーを調べなければならないという
問題点があった。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、その
目的は記録動作時におけるレーザ光を光ディスクへのデ
ータ書き込みに最適なパワーに保つことができるように
したレーザの出力制御装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、この発明は、レーザ光の強
弱による変調により光ディスクの未記録部分にデータを
書き込む際、その光ディスクからの反射光を検出する反
射光検出手段と、同反射光検出手段から出力される反射
光検出信号に基づいて上記未記録部分が熱により記録済
み部分に変質するまでのレーザ光照射時間(τ)を検出
する時間(τ)検出手段と、同時間(τ)検出手段にて
検出される上記レーザ光照射時間(τ)が一定となるよ
うに記録動作時における上記レーザ光のパワーを制御す
るレーザパワー制御手段とを備えていることを特徴とし
ている。
[作用] 上記構成としたので、記録動作時において、レーザ光
の強レベルが未記録部分に照射されると、その未記録部
分が熱で変質するまでの時間が時間(τ)検出回路にて
検出される。この時間(τ)はレーザ光のパワーが光デ
ィスクへのデータ書き込みに最適値であれば、一定値で
あるが、そのパワーが最適な値でないと、つまり変動す
ると、時間(τ)が変化する。そこで、この発明では、
上記時間(τ)検出回路にて検出した未記録部分が記録
済み部分に変質するまでのレーザ光照射時間をレーザパ
ワーコントロールにフィードバックし、このレーザパワ
ーコントロールにてその検出時間(τ)が所定値に保た
れるように、そのレーザ光のパワーが制御される。すな
わち、光ディスクに照射されるレーザ光は、常にその光
ディスクへのデータの書き込みに最適なパワーに制御さ
れる。
[実 施 例] 以下、この発明の実施例を第1図および第2図に基づ
いて説明する。
図において、このレーザの出力制御装置には、光ディ
スク1からの反射光を検出する反射光検出部(フォトデ
ィテクタ)を含むヘッド2と、その反射光の検出信号を
以後の処理可能なレベルに増幅する増幅回路3と、この
増幅した反射光検出信号より光ディスク1の未記録部分
に照射した強レベル(記録レベル)のレーザ光による反
射光を検出し、この検出信号(HF信号)によりその未記
録部分が変質する(記録される)までの照射時間τを検
出する時間(τ)検出回路4と、そのレーザ光のパワー
を制御し、かつ記録動作時にその検出時間τを一定に保
つようにそのレーザ光のパワーを制御するレーザパワー
コントロール回路5とが備えられている。
なお、時間(τ)検出回路4は、例えばHF信号を微分
する微分回路、この微分信号のゼロクロス信号を得るゼ
ロクロス回路およびこのゼロクロス信号より未記録部分
の照射時間τに対応するパルス幅(あるいはディジタル
データ)を出力するパルス出力回路とから構成されてお
り、レーザパワーコントロール回路5はそのパルス幅あ
るいはディジタルデータが一定となるようにレーザ光の
パワー制御を行なうようになっている。
次に、上記構成のレーザの出力制御装置の動作を第2
図のタイムチャート図を参照して説明する。
まず、書き込みデータの記録信号に応じてヘッド2の
出力レーザ光が変調され、この変調レーザ光が光ディス
ク1に照射されているものとすると、光ディスク1から
の反射光がそのヘッド2に備えられている反射光検出部
に受光される。このとき、その記録信号が同図(a)に
示すパターンであると、その反射光検出信号は同図
(b)に示す波形となる。この場合、レベルAは強レベ
ル(記録レベル)のレーザ光が光ディスク1の未記録部
分に照射されたときの反射光量であり、レベルBはその
未記録部分が変質した後(記録された後)、強レベルの
レーザ光がその記録済み部分に照射されたときの反射光
量であり、レベルCは弱レベル(再生レベル)のレーザ
光が光ディスク1の未記録部分に照射されたときの反射
光量である。
ここで、同図(b)に示すτは、強レベルのレーザ光
が光ディスク1の未記録部分に照射され、その未記録部
分が熱により記録済み部分に変質するまでの時間であ
る。したがって、最適パワーのレーザ光による光ディス
ク1のデータ書き込みが行われている場合、その時間τ
はある一定の値となる。
そこで、同図(b)に示されているように、時間
(τ)検出回路4にて上記反射光検出信号より上記照射
時間τを検出し、この検出時間τに対応するパルス幅
(あるいはディジタルデータ)を出力するようにしてい
る。そのため、その反射光検出信号を微分し(同図
(C)に示す)、この微分信号をゼロクロス処理してい
る(同図(d)に示す)。このゼロクロス信号によりそ
の照射時間τを算出する。なお、その照射時間τは、例
えば上記反射光検出信号を所定レベル(レベルAとレベ
ルB)の間でスライスして得ることもできる。
そして、上記パルス幅(あるいはディジタルデータ)
の信号がレーザパワーコントロール回路5にフィードバ
ックされ、このレーザパワーコントロール回路5にてそ
のパルス幅(ディジタルデータ)が最適パワーのレーザ
光による未記録部分が記録済み部分に変質するまでの時
間τになるように、レーザ光のパワー制御が行われる。
これにより、光ディスク1に照射されるレーザ光は、そ
の光ディスク1に対して最適パワーになり、しかも記録
動作時に固定でなく、例えばその途中でその光ディスク
1の最適パワーが変化した場合、その変化に応じて最適
パワーに制御される。
このように、光ディスク1にデータを記録しながら、
その光ディスク1に照射するレーザ光を自動的に最適パ
ワーに保つことができることから、例えば記録前にその
最適パワーを調べる必要もなく、また光ディスク1の仕
様(最適パワー)が異なっても、出力調整なしにレーザ
光を最適パワーに制御することができ、さらに同一の光
ディスク1でも、内周と外周で最適パワーが異なること
もあるが、これに対しても適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のレーザの出力制御装
置によれば、光ディスクに照射されるレーザ光が最適パ
ワーである場合、強レベル(記録レベル)のレーザ光に
よる光ディスクの未記録部分が記録済み部分に変質する
までの時間τがある値になっていることを利用してお
り、その時間τを検出し、この検出時間を所定値に保つ
ように、レーザ光のパワーを自動的に制御するようにし
たので、予め最適パワーを測定する手間を省くことがで
き、また出力調整なしに、仕様(最適パワー)の異なる
光ディスクにも用いることができ、さらにそのレーザ光
の最適パワーが記録動作時に固定でないことから、同一
の光ディスクで内周と外周でその最適パワーが異なるも
のに対しても適用することができ、さらにまた他の理由
や原因により最適パワーが変化した場合にも適用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す光メモリ装置等に用
いられるレーザの出力制御装置の概略的ブロック図、第
2図は上記レーザの出力制御装置の動作を説明するタイ
ムチャート図である。 図中、1は光ディスク、2はヘッド(反射光検出部を含
む)、3は増幅回路、4は時間(τ)検出回路、5はレ
ーザパワーコントロール回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光の強弱による変調により光ディス
    クの未記録部分にデータを書き込む際、その光ディスク
    からの反射光を検出する反射光検出手段と、同反射光検
    出手段から出力される反射光検出信号に基づいて上記未
    記録部分が熱により記録済み部分に変質するまでのレー
    ザ光照射時間(τ)を検出する時間(τ)検出手段と、
    同時間(τ)検出手段にて検出される上記レーザ光照射
    時間(τ)が一定となるように記録動作時における上記
    レーザ光のパワーを制御するレーザパワー制御手段とを
    備えていることを特徴とするレーザの出力制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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