JP2606375B2 - 領域判定処理方法 - Google Patents
領域判定処理方法Info
- Publication number
- JP2606375B2 JP2606375B2 JP1147259A JP14725989A JP2606375B2 JP 2606375 B2 JP2606375 B2 JP 2606375B2 JP 1147259 A JP1147259 A JP 1147259A JP 14725989 A JP14725989 A JP 14725989A JP 2606375 B2 JP2606375 B2 JP 2606375B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- area
- point
- line
- rectangle
- processing method
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は領域判定処理方法に関し、特に幾つかの境界
線により仕切られた領域を持つ画面上で、指定された位
置の所属する領域を判定する領域判定処理方法に関す
る。
線により仕切られた領域を持つ画面上で、指定された位
置の所属する領域を判定する領域判定処理方法に関す
る。
従来の領域判定処理方法は、領域を縦及び横の線分だ
けで構成した矩形に細分化し、与えられた位置の縦成分
及び横成分の値だけの大小関係により、所属を判定して
いる。
けで構成した矩形に細分化し、与えられた位置の縦成分
及び横成分の値だけの大小関係により、所属を判定して
いる。
上述した従来の領域判定処理方法は、判定の精度を向
上させるには、分割された矩形を、さらに細かい矩形に
細分化する必要があり、判定テーブルのデータ量が膨大
なものとなるという欠点を有している。
上させるには、分割された矩形を、さらに細かい矩形に
細分化する必要があり、判定テーブルのデータ量が膨大
なものとなるという欠点を有している。
また、領域を斜めの線分で仕切ることができないた
め、斜めの線分を縦及び横の線分を階段状に組み合せて
模擬して判定しなければならず、正確な判定ができない
という問題点がある。
め、斜めの線分を縦及び横の線分を階段状に組み合せて
模擬して判定しなければならず、正確な判定ができない
という問題点がある。
本発明の領域判定処理方法は、複数の境界線によって
囲まれた領域を表示する画面と、この画面上の任意の点
を指定する入力手段とを備えた端末装置において、前記
複数の境界線の各端点を通る垂直な直線および水平な直
線がなす複数の矩形のうちの前記境界線を含まない矩形
内の点が前記入力手段により指定された場合には、領域
判定テーブル内の各矩形が所属する前記領域の情報に基
づいて前記指定された点が前記領域の内側かまたは外側
かを判定し、前記複数の矩形のうちの前記境界線を含む
矩形内の点が指定された場合には、境界線情報テーブル
内の前記境界線の情報に基づいて前記指定された点が前
記領域の内側かまたは外側かを判定するようにしてい
る。
囲まれた領域を表示する画面と、この画面上の任意の点
を指定する入力手段とを備えた端末装置において、前記
複数の境界線の各端点を通る垂直な直線および水平な直
線がなす複数の矩形のうちの前記境界線を含まない矩形
内の点が前記入力手段により指定された場合には、領域
判定テーブル内の各矩形が所属する前記領域の情報に基
づいて前記指定された点が前記領域の内側かまたは外側
かを判定し、前記複数の矩形のうちの前記境界線を含む
矩形内の点が指定された場合には、境界線情報テーブル
内の前記境界線の情報に基づいて前記指定された点が前
記領域の内側かまたは外側かを判定するようにしてい
る。
本発明の特徴は、領域を仕切るための境界線の線分に
関する情報を格納したテーブルを有し、そのテーブルに
は線分の始端点と終端点とその線分の上方及び下方の領
域の属性とを格納することにより、領域を囲んでいるす
べての境界線に対して以下の判定式を用いて判定する手
段を有している。
関する情報を格納したテーブルを有し、そのテーブルに
は線分の始端点と終端点とその線分の上方及び下方の領
域の属性とを格納することにより、領域を囲んでいるす
べての境界線に対して以下の判定式を用いて判定する手
段を有している。
X1:線分の始端のＸ座標 Y1:線分の始端のＹ座標 X2:線分の終端のＸ座標 Y2:線分の終端のＹ座標 X:指定位置のＸ座標 Y:指定位置のＹ座標 Ａ＝（Ｙ−Y1）（X2−X1） Ｂ＝（Ｘ−X1）（Y2−Y1） 但し,X2＞X1またはX2＝X1かつY2＞Y1 Ａ＞Ｂの場合：線分の上方（または左方）の領域 Ａ＝Ｂの場合：線分上 Ａ＜Ｂの場合：線分の下方（または右方）の領域 〔実施例〕 次に、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本発明の領域判定処理方法の一実施例を示す
領域説明図である。また、第２図は本実施例の領域判定
テーブルおよび境界線情報テーブルの一例を示す情報構
成図である。
領域説明図である。また、第２図は本実施例の領域判定
テーブルおよび境界線情報テーブルの一例を示す情報構
成図である。
本実施例は、第１図に示すように、平面上で線分1,2,
3を境界線として仕切られた二つの領域ＡおよびＢを有
している。そして、すべての境界線の始端点および終端
点を通るＸ軸およびＹ軸に平行な線により、幾つかの矩
形〜に分割して、それらの矩形が属する領域を判定
する第２図の領域判定テーブルT1及び境界線に関する情
報を格納する境界線情報テーブルT2を生成する。
3を境界線として仕切られた二つの領域ＡおよびＢを有
している。そして、すべての境界線の始端点および終端
点を通るＸ軸およびＹ軸に平行な線により、幾つかの矩
形〜に分割して、それらの矩形が属する領域を判定
する第２図の領域判定テーブルT1及び境界線に関する情
報を格納する境界線情報テーブルT2を生成する。
領域判定テーブルT1は、矩形〜がそれぞれ領域A,
Bの何れに属するかを示すけれども、分割された矩形内
が境界線によりさらに分割される場合には、境界線情報
テーブルT2へのリンク情報を格納している。例えば、矩
形は、矩形内に線分１及び線分３が横切っているので
両線分の位置へのリング情報を格納している。
Bの何れに属するかを示すけれども、分割された矩形内
が境界線によりさらに分割される場合には、境界線情報
テーブルT2へのリンク情報を格納している。例えば、矩
形は、矩形内に線分１及び線分３が横切っているので
両線分の位置へのリング情報を格納している。
例えば、判定データとして点（2,6）が与えられた場
合には、第１図に示すように、矩形に属するので、第
２図の領域判定テーブルT1で矩形にある点（2,6）が
領域Ａに属することが判定される。
合には、第１図に示すように、矩形に属するので、第
２図の領域判定テーブルT1で矩形にある点（2,6）が
領域Ａに属することが判定される。
また、点（5,3）が与えられた場合には、第１図で矩
形に属するので、領域判定テーブルT1で矩形から境
界線情報テーブルT2の線分1,3の位置にリンクすること
により線分１及び３との判定式により以下のように判定
される。
形に属するので、領域判定テーブルT1で矩形から境
界線情報テーブルT2の線分1,3の位置にリンクすること
により線分１及び３との判定式により以下のように判定
される。
まず、線分１との判定は、 Ａ＝（３−２）（７−３）＝４ Ｂ＝（５−３）（８−２）＝12 のため、Ａ＜Ｂとなり線分１の下方となり領域Ｂとな
る。
る。
一方、線分３との判定は、 Ａ＝（３−２）（８−３）＝５ Ｂ＝（５−３）（４−２）＝４ のため、Ａ＞Ｂとなり線分３の上方となり領域Ｂとな
る。上記２つの判定とも領域Ｂとなるので、点（5,3）
は、領域Ｂの所属と判定される。
る。上記２つの判定とも領域Ｂとなるので、点（5,3）
は、領域Ｂの所属と判定される。
以上説明したように、本発明の領域判定処理方法は、
精度の向上のため、いたずらに判定テーブルのデータ数
を増やすことなく、境界線の線分の情報を格納したテー
ブルを有することにより、精度の高い判定が行えるとい
う効果を有している。
精度の向上のため、いたずらに判定テーブルのデータ数
を増やすことなく、境界線の線分の情報を格納したテー
ブルを有することにより、精度の高い判定が行えるとい
う効果を有している。
また、従来の技術では正確に判定できなかった斜めの
境界線によって仕切られた領域の判定を正確に行えると
いう効果がある。
境界線によって仕切られた領域の判定を正確に行えると
いう効果がある。
第１図は本発明の領域判定処理方法の一実施例を示す領
域説明図、第２図は本実施例の領域判定テーブルおよび
境界情報テーブルの一例を示す情報構成図である。 1,2,3……線分、，，，〜……矩形、A,B……領
域、T1……領域判定テーブル、T2……境界線情報テーブ
ル。
域説明図、第２図は本実施例の領域判定テーブルおよび
境界情報テーブルの一例を示す情報構成図である。 1,2,3……線分、，，，〜……矩形、A,B……領
域、T1……領域判定テーブル、T2……境界線情報テーブ
ル。
Claims (1)
- 【請求項１】複数の境界線によって囲まれた領域を表示
する画面と、この画面上の任意の点を指定する入力手段
とを備えた端末装置において、 前記複数の境界線の各端点を通る垂直な直線および水平
な直線がなす複数の矩形のうちの前記境界線を含まない
矩形内の点が前記入力手段により指定された場合には、
領域判定テーブル内の各矩形が所属する前記領域の情報
に基づいて前記指定された点が前記領域の内側かまたは
外側かを判定し、前記複数の矩形のうちの前記境界線を
含む矩形内の点が指定された場合には、境界線情報テー
ブル内の前記境界線の情報に基づいて前記指定された点
が前記領域の内側かまたは外側かを判定することを特徴
とする領域判定処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147259A JP2606375B2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 領域判定処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1147259A JP2606375B2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 領域判定処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0311472A JPH0311472A (ja) | 1991-01-18 |
| JP2606375B2 true JP2606375B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=15426187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1147259A Expired - Lifetime JP2606375B2 (ja) | 1989-06-08 | 1989-06-08 | 領域判定処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2606375B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0764847A (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-10 | Oki Electric Ind Co Ltd | ハイパーメディアシステム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63106079A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-11 | Fujitsu Ltd | トラツピング処理方式 |
| JPS63195780A (ja) * | 1987-02-09 | 1988-08-12 | Seiko Instr & Electronics Ltd | 領域判別コ−ドを生成する方法 |
-
1989
- 1989-06-08 JP JP1147259A patent/JP2606375B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0311472A (ja) | 1991-01-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 Year of fee payment: 11 |
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