JPH05742B2 - - Google Patents

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JPH05742B2
JPH05742B2 JP61088630A JP8863086A JPH05742B2 JP H05742 B2 JPH05742 B2 JP H05742B2 JP 61088630 A JP61088630 A JP 61088630A JP 8863086 A JP8863086 A JP 8863086A JP H05742 B2 JPH05742 B2 JP H05742B2
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JP
Japan
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wiring
points
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unconnected
net
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JP61088630A
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English (en)
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JPS62245374A (ja
Inventor
Tetsuya Kubo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPS62245374A publication Critical patent/JPS62245374A/ja
Publication of JPH05742B2 publication Critical patent/JPH05742B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 イ 「発明の目的」 〔産業上の利用分野〕 本発明は、2点間の配線を自動的に行なう方法
の改善に関するものである。更に詳述すれば、本
願は、プリント板パターンや回路図を自動的に結
線する所謂CAD装置と呼ばれる分野において使
用されるものである。
〔従来の技術〕
従来のプリント板CAD装置は、その基本的手
段として線分探索法あるいは迷路法を用いて結線
の経路を定めるとともに、更に配線率を向上させ
るために、既結線再探索法を取入れているものが
多い。
今、第4図イで示すように、ネツトN1,N2
N3をこの番号順に結線する場合を考える。
従来の結線方法によると、ネツトN1はネツト
N3の経路の障害となり結線が不可能となる(第
4図ロ)。そこで、従来は既結線再探索法を用い、
まずネツトN3の障害となつている既結線のネツ
トN1の結線をはがし、未結線ネツトN3を先に結
線してみる。もしその結線ができたならば、その
後、ネツトN1に対しての経路を再び探索する。
その結果、第4図ハのような結線ができることに
なる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、以上のような従来の方法は結線できな
くなつてから、既結線ネツトをはがして未結線ネ
ツトの探索を行ない、更にはがした既結線ネツト
の探索を再び行なうことから多大な処理時間を必
要とする問題点がある。
本発明の目的は、結線処理時間の短縮と、配線
率の改善を実現した自動配線方法を提供するもの
である。
ロ 「発明の構成」 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記問題点を解決するために 結線を行なう2点(A,B)間の配線経路の
探索領域を決定する工程。
上記探索領域内にある未結線ネツトを抽出す
る工程。
この未結線ネツトのうち、 2点(p,r)とも上記探索領域に含まれる
ネツトに関しては、この2点(p,r)を対角
の頂点とする長方形を配線禁止領域として登録
し、 2点(p,r)の一方が上記探索領域外にあ
るネツトに関しては、この2点(p,r)間を
結線する2つのL字ラインのうち一方のライン
を配線阻止ラインとして登録する工程。
上記の工程で登録された結線禁止領域及び
配線阻止ラインを避けるように結線しようとす
る2点(A,B)間の配線経路を探索する工
程。
からなる工程を講じたものである。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本発明を詳しく説明する。
第1図は、プリント板CAD装置の一般的なブ
ロツク構成例を示した図である。同図において、
1aはキーボードであり、データを入力したりコ
ンピユータと対話したりする時に使用するもので
ある。2aはタブレツトであり、スタイラス(図
示せず)を用いて後述するデイスプレイ装置上に
カーソルなどを自由に設定してデータの入力や選
択を行なうものである。3aはコンピユータであ
り、CAD装置の全体をコントロールするもので
ある。4aはデイスクメモリであり、コンピユー
タ3aを介して入力データを格納しておくもので
ある。5aはデイスプレイ装置であり、描こうと
する回路図などをCRT画面に表示し、入力デー
タにしたがつてコンピユータが結線するごとに、
その結線状態をも表示するものである。
以上のようなCAD装置を用いたとして、本発
明に係係る自動配線方法の動作を説明する。
第2図は本発明の要部を分り易く描いた図であ
る。本発明は主に第1図におけるコンピユータ3
aの演算工程に特徴があるから、第2図は、この
コンピユータ3aの構成をハードウエアと動作工
程とを混在させて分り易く描いたものである。
同図において、1は配線制御部であり、自動配
線全体の制御を行なう演算部である。
2は『記憶処理部』であり、自動配線に必要な
ネツト情報や、一時的なデータを格納し、読み書
きのコントロールを行なう所である。
3は『探索領域決定工程』である。一般に結線
すべき2点間の経路を探索する場合、探索領域を
特定しないとすれば、プリント板全域にわたり配
線経路を探索しようとする。従つて、合理的でな
い不適切な経路まで探索を行なうことがある。こ
のような探索は、全く無駄な動作であるから、こ
れを防止する必要がある。そこで、ネツトデータ
に基づいて配線経路の探索する範囲を指定するよ
うにしたのである。
4は『経路探索工程』であり、上記探索領域決
定工程3で与えられた領域内にある結線すべきネ
ツトの経路をこの領域内で探索する工程である。
本発明では、この工程4の内容については特に限
定するものではない。即ち、公知知のどのような
経路探索方法も用いることができる。
5は『経路決定工程』であり、上記経路探索工
程4における探索が成功した場合、複数の可能な
経路から最適な経路を決定する工程である。
第2図において、一点鎖線で囲つた6,7の工
程が本発明で主たる特徴とする工程である。
6は『未結線ネツト抽出工程』であり、上記探
索領域内に含まれる未結線ネツトの存在有無を判
断し、あればそのデータを抽出する工程である。
7は『未結線ネツトによる配線禁止領域登録工
程』であり、上記抽出工程6で見付かつた未結線
ネツトについてそのタイプを分類し、配線禁止領
域又は配線阻止ラインを登録する工程である。こ
の工程の内容については、後述する。
8は『既結線再探索工程』であり、一連の配線
処理を行なつたにもかかわらず、なお未結線ネツ
トが残つた場に既結線のネツトをはがし、未結線
ネツトについて経路探索をして未結線ネツトを配
線する工程である。この工程は、配線率を上げる
ためのものであり、必ずしも本発明に必要な工程
ではない。
第5図は本発明に係る自動配線方法のフローを
表わしたものであり、この図を参照しながら本発
明の説明を行なう。
(1) 配線制御部1により配線のための前準備処理
を行なう。通常、一時データのイニシヤライズ
や配線すべきネツトの結線順番の決定等が行な
われる。
(2) 記憶処理部2より結線すべきネツトのデータ
を取出す。そして、結線すべきネツトがある限
り次の(3)以下の動作を繰返す。終了したなら
ば、既結線再探索工程8を行なう。
(3) 探索領域決定工程3を用いて、探索領域を定
める。
ここで、第3図イ〜ハは本発明の動作概念を
表わした図である。しかし第3図のような図形
が第1図のデイスプレイ装置5aに写し出され
るわけではない。同図において、A,Bは結線
を行なおうとしている2点である。10は工程
3で決定された探索領域である。この領域10
内で、A→Bへ至る経路の探索を行なうのであ
る。通常、探索領域10は、結線する2点A,
Bが形成する長方形より大きめにとられる。
p,rは未結線ネツト構成する2点を表わし、
これについては後述する。
(4) 未結線ネツト抽出工程6により、上記探索領
域10内に存在する総べての未結線のネツトを
抽出する。もし、探索領域10内に未結線ネツ
トが1つもない場合は、(9)までジヤンプする。
(5) 次に未結線ネツトによる配線禁止領域登録工
程7により、配線禁止領域を記憶処理部2へ登
録する。この配線禁止領域を登録させる理由
は、本発明ではこの未結線ネツトを将来配線す
る際に必要であろう配線経路の部分を予め避け
るようにして、当面の2点(A,B)間の結線
を行なおうとしているからである。
第3図を用いて、配線禁止領域を登録する動
作を説明する。
第3図イは、上記抽出した未結線ネツトのう
ち、2点(p,r)がともに上記探索領域10
に含まれるネツトの場合の動作を示す図であ
る。この場合は、この2点(p,r)を対角の
頂点とする長方形を配線禁止領域12とするも
のである。なお、本明細書で“長方形”とは、
正方形、直線を含む概念で用いている。即ち、
2点p,,rの座標値が特別の場合には、第3
図イの配線禁止領域12は、正方形になり得
る。そして、2点p,rのX又はY座標の一方
が同じであれば、第3図イの配線禁止領域12
は直線になるからである。ここで、未結線ネツ
トの2点(p,r)の座標は分かつているの
で、コンピユータ3aは、瞬間的に結線禁止領
域12を認識することができ、第2図の工程7
により直ちに登録することができる。
第3図ロ,ハは、抽出した未結線ネツトのう
ち、2点(p,r)の一方が上記探索領域10
の外にあるネツトの場合の動作を示す図であ
る。この2点(p,r)をプリント板パターン
で接続する最短の経路(第4図ニ参照)は、2
つあり、一般にL字形のライン(第4図では
m,n)である。本発明では、2つのL字ライ
ンのうち一方のラインを配線阻止ラインlとし
て登録するようにしている。即ち、今、結線し
ようとする2点(A,B)の配線経路は、この
配線阻止ラインlを横切ることはできない。
言替えると、本発明では、未結線ネツトのう
ち2点(p,r)の一方が探索領域10の外に
あるときは、前記配線禁止領域12の代りに、
配線阻止ラインlを未結線ネツトの接続のたに
残すようにしたのである。
なお、2つのL字ラインのうち、どちらを配
線阻止ラインとするかの判断は次のようにする
ことが好ましい。一般に、短いラインの方が探
索領域10を占有する部分が少ない。従つて、
短いラインを選択した方が探索領域を有効に使
える。そこで第3図に示すように、短いライン
lを配線阻止ラインとし、長い方のsは配線阻
止ラインとして採用しない方が望ましい。
なお、本明細書ににおいて、“L字ライン”
とは、単にL字形状のみ意味するものでなく、
直線をも含む概念として用いている。その理由
は、2点(p,r)の特別な座標関係において
は、直線となり得るからである。
また、未結線ネツトの2点(p,r)の座標
は分かつているので、コンピユータ3aは、瞬
間的に配線阻止ラインlを認識することがで
き、第2図の工程7により直ちに登録すること
ができる。
(6) 以上の配線禁止領域12や配線阻止ラインl
を登録した状態で結線すべきネツト(例えばA
→B)の経路を探索する。
(7) もし経路を発見した場合は、後述する(10)へ動
作をジヤンプさせ、実際の経路を決定する。
(8) もし経路を発見できない場合は、前記配線禁
止領域12や配線阻止ラインlの登録を取消
す。
(9) 従来の方法の通り、経路探索工程4を用いて
結線すべきネツトの経路を探索する。
(10) 経路を発見した場合は、これらの経路のうち
最短のものを実際の経路として決定し、この経
路を出力する。
(11) 経路を発見できない場合は、未結線ネツトと
して登録し、既結線再探索工程8等を用いて、
再度経路探索を試みる。
なお、探索領域内に未結線ネツトが複数個ある
場合には、例えば、これらに優先順位を付けて経
路探索をする。
ハ 「本発明の効果」 以上述べたように、本発明によれば、未結線ネ
ツトによる配線禁止領域や配線阻止ラインの登録
は高速に行なうことができるので、従来方法と比
較して、迅速に配線処理を行なうことができる。
更に、予め未結線ネツトの配線ルートを確保して
おきながら配線作業を押進めていくので、的確な
プリント板パターンを作成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はプリント板CAD装置の一般的なブロ
ツク構成例を示した図、第2図は本発明の要部を
分り易く描いた図、第3図は本発明の動作概念を
表わした図、第4図は従来手段の問題点を説明す
るための図、第5図は本発明に係る自動配線方法
のフローチヤート。 1a……キーボード、2a……タブレツト、3
a……コンピユータ、4a……デイスクメモリ、
5a……デイスプレイ装置、1……配線制御部、
2……記憶処理部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プリント板CAD装置において、以下の工程
    を用いてプリント板パターンの配線を自動的に行
    なう方法。 結線を行なう2点(A,B)間の配線経路の
    探索領域を決定する工程。 上記探索領域内にある未結線ネツトを抽出す
    る工程。 この未結線ネツトのうち、 2点(p,r)とも上記探索領域に含まれる
    ネツトに関しては、この2点(p,r)を対角
    の頂点とする長方形を配線禁止領域として登録
    し、 2点(p,r)の一方が上記探索領域外にあ
    るネツトに関しては、この2点(p,r)間を
    結線する2つのL字ラインのうち一方のライン
    を配線阻止ラインとして登録する工程。 上記の工程で登録された結線禁止領域及び
    配線阻止ラインを避けるように結線しようとす
    る2点(A,B)間の配線経路を探索する工
    程。
JP61088630A 1986-04-17 1986-04-17 自動配線方法 Granted JPS62245374A (ja)

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JP61088630A JPS62245374A (ja) 1986-04-17 1986-04-17 自動配線方法

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JPS62245374A JPS62245374A (ja) 1987-10-26
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