JP2606204B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2606204B2
JP2606204B2 JP62053711A JP5371187A JP2606204B2 JP 2606204 B2 JP2606204 B2 JP 2606204B2 JP 62053711 A JP62053711 A JP 62053711A JP 5371187 A JP5371187 A JP 5371187A JP 2606204 B2 JP2606204 B2 JP 2606204B2
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路人 中川
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、外部電源から供給される電圧と充電可能な
電源の電圧とを選択的に電子機器の各回路に供給できる
ようにした電源回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の電源回路としては例えば第3図に示す
ような回路が存在する。
第3図において、41はコンセント50を通して供給され
る交流電圧を直流電圧に変換するためのACアダプタであ
る。このACアダプタ41のプラグ42がワードプロセッサ等
の電子機器49に設けられたDC電源ジャック40に装着され
ると、ジャック40の端子32の接点40aがプラグ42の正電
極42aに接触すると共に端子34の接点40bがプラグ42の負
電極42bに接触し、また接点40aと端子33の接点40cとが
離れる。
そしてプラグ42から供給された直流電圧は、接点40
a、端子32、ダイオードD1及び電源スイッチ46を介して
電子機器49の各回路に加えられると共に、充電用タイマ
43、充電回路45及びダイオードD3を介して充電可能なニ
ッケルカドミウム蓄電池44に加えられ、この電池44の充
電が行われる。
この電池44の直流出力電圧は、電子機器49のメモリ回
路へバックアップ用電圧として常に供給されている。そ
してこの電池44の直流出力電圧は、ジャック40からプラ
グ42が離脱される等してプラグ42からの直流電圧の供給
が断たれた時に、電子機器49の各回路へダイオードD2
び電源スイッチ46を通して加えられる。
以上のようにこの回路は、ACアダプタ41と電池44とか
ら選択的に直流電圧を電子機器49の各回路へ供給できる
ように構成されている。
そして上述の回路において、ダイオードD1が必要なの
は、電池44からの直流電流が充電用タイマ43及び充電回
路45に流れ込むのを防止するためである。すなわち、AC
アダプタ41からの電圧の供給が断たれている時に、電池
44からの直流電流が充電用タイマ43に流れ込むと、充電
用タイマ43はオフせず、従って電池44からの直流電流が
充電回路45に流れ続ける。このため電池44の電荷が不用
に消費されてしまい、その分、電池44の使用可能時間が
短くなってしまう。そこでダイオードD1を設けて電池44
からの直流電流が充電用タイマ43及び充電回路45に流れ
込むのを阻止している。
また、上述の回路でダイオードD2が必要なのは、ACア
ダプタ41からの直流電圧が充電回路45を通ることなく供
給線48c、48b、48aを通して直接電池44に加えられる
と、電池44が破壊されてしまうため、これを防止するた
めである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら上述の従来の回路によれば、ダイオード
D1及びD2が必要な分、コストが高くなる。また、ダイオ
ードD1による電圧降下によりACアダプタ41から供給され
る電圧がロスされ、ダイオードD2による電圧降下により
電池44から供給される電圧がロスされる。従ってその
分、ACアダプタ41から供給する直流電圧を高くする必要
があり、また電池44も電圧が高いものを使用する必要が
ある。
そこで本発明は、上述の従来の回路の欠点を除去する
ことができる電源回路を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
発明による電源回路は、外部から直流電圧を供給する
プラグが接続され得る第1及び第2の接点を有するジャ
ックと、前記直流電圧を前記第1の接点から充電可能な
2次電池に供給する充電回路と、前記直流電圧を前記第
2の接点から供給する電子機器の各回路とを備え、前記
ジャックは、前記2次電池に接続された第3の接点を含
み、この第3の接点は、前記プラグが前記ジャックから
外された時に前記第2の接点と接触し、前記プラグが前
記ジャックに差込まれた時に前記第2の接点から離間さ
れることを特徴とする。
〔作用〕
本発明によれば、プラグから供給される直流電圧は、
ジャックの第1の接点を通して充電回路に加えられ、2
次電池の充電が行われる。また、上記直流電圧はジャッ
クの第2の接点を通して電子機器の各回路に供給され
る。上記プラグがジャックから外されると、上記2次電
池の出力電圧が電子機器の各回路に供給される。
〔実施例〕
以下、本発明を電子機器の電源回路に適用した一実施
例を第1図及び第2図に基づき説明する。なお、第3図
と対応する部分には同一の符号を付してその説明を省略
する。
まず、第1図により回路構成及び動作の概要を説明す
ると、ジャック40には、プラグ42の正電極42aに接触す
る接点40aの他に、正電極42aと接触するもう一つの接点
1が接点40aと対向して設けられている。この接点1は
端子3に設けられており、この接点1には端子2の接点
4が離間可能な状態で接触されている。
このように構成されたジャック40にACアダプタ41のプ
ラグ42が装着されると、接点40aと40cが離れると共に、
接点1と接点4が離れる。そしてプラグ42の正電極42a
から直流電圧が接点40a、端子32を通り、電源スイッチ4
6を介して電子機器の各回路へ供給される。一方、接点
1側からは、プラグ42の正電極42aからの直流電圧が端
子3を介して充電用タイマ43及び充電回路45に加えられ
る。
充電回路45は、プラグ42からの直流電圧が加えられる
ことによって充電電圧を出力する。そしてこの充電電圧
はダイオードD3を介してニッケルカドミウム蓄電池44に
加えられ、電池44の充電が行われる。
充電用タイマ43は、プラグ42からの直流電圧が加えら
れることによってカウントを開始し、カウント開始から
8時間経過した時に充電回路45に充電オフ信号を送出す
る。これによって充電回路45から電池44への充電電圧の
供給が断たれ、電池44の充電が完了する。
充電用タイマ43には、電源スイッチ46と連動するスイ
ッチ15が接続されており、このスイッチ15がONされる
と、充電用タイマ43のカウントが一時停止されると共
に、充電回路45から電池44への充電電圧の供給が一時断
たれるように構成されている。すなわち、電源スイッチ
46がONされるとこれに連動してスイッチ15もONし、これ
によって充電用タイマ43及び充電回路45が非動作状態に
なる。そして、電源スイッチ46がOFFされるとスイッチ1
5もOFFし、充電用タイマ43が再びカウントを開始すると
共に、充電回路45が電池44に再び充電電圧を供給する。
次に、ジャック40からプラグ42が離脱されると、ジャ
ック40の接点40aと接点40c及び接点1と接点4とがそれ
ぞれ接触する。そして電池44の直流出力電圧が、端子3
3、接点40c、40a、端子32及び電源スイッチ46を通して
電子機器の各回路へ加えられる。また電池44の電圧は常
にメモリ回路に供給される。
次に第2図に基づき、充電用タイマ43及び充電回路45
の詳細を説明する。
充電用タイマ43は、タイマIC20と、抵抗18、コンデン
サ22から成る時定数回路24と、リップル除去用のコンデ
ンサ23と、抵抗17と、定電圧保証用のツェナーダイオー
ドD4とから構成されている。
時定数回路24は、IC20の1番ピン及び5番ピンに接続
され、IC20を8時間動作させるようにそのC×Rの値が
選ばれている。
IC20の2番ピンは、スイッチ15の接点15aに接続さ
れ、スイッチ15のON、OFFによりIC20の非動作状態、動
作状態への切換えを行う。また、抵抗17に接続された3
番ピンはカウントリセット用のピンであり、7番ピンは
電源用のピンである。6番ピンは、ダイオードD5に接続
され、ダイオードD5のスイッチングを行う。また、4番
ピンはアースに接続されている。
充電回路45は、トランジスタQ1、Q2、Q3と、抵抗12〜
14及び27〜29と、ダイオードD5とから成る。なお、抵抗
27〜29はバイアス用の抵抗である。
次に、上述の充電用タイマ43と充電回路45の動作を説
明する。
まず、ジャック40にプラグ42が装着され、ACアダプタ
41からの直流電圧がジャック40の接点1に加えられる
と、ジャック40の端子3に直流電圧V1が現われる。この
電圧V1は、抵抗13に加えられる。
一方、端子3に現われた電圧V1は、抵抗12を通してト
ランジスタQ3のベースに加えられると共に、IC20の3番
ピン、7番ピンにそれぞれリセット電圧及び電源電圧と
して加えられる。
IC20は、3番ピン、7番ピンに電圧V1が加えられるこ
とによってカウントがリセットされ、動作状態に入る。
この時、IC20の6番ピンはHレベルとなって、ダイオー
ドD5のカソード側をHレベルにする。従って端子3の電
圧V1が抵抗12を介してダイオードD5のアノード側に加え
られてもダイオードD5は導通しないため、トランジスタ
Q3のベース電圧が上がってこのトランジスタ3が導通す
る。
トランジスタQ3が導通するとトランジスタQ1のベース
電位が下がってこのトランジスタQ1が導通し、これによ
って電流I1が抵抗13、トランジスタQ1及びダイオードD3
を通って電池44に流れる。これによって電池44の充電が
行われる。
なお、電池44に加えられる電圧は、抵抗13及びトラン
ジスタQ2により一定に保たれる。すなわち、いま仮に電
流I1が増加したとすると、抵抗13による電圧降下が大き
くなってトランジスタQ2のベース電位が下がる。このた
めトランジスタQ2を流れる電流が増加し、トランジスタ
Q1のベース電位が上がる。従って電流I1が一定に保持さ
れる。
次に上述のACアダプタ41を用いた電池44の充電時に、
電源スイッチ46をONにしてACアダプタ41からの直流電圧
を電子機器の各回路に供給するようにすると、電源スイ
ッチ46に連動してスイッチ15がONする。これによってIC
20の2番ピンがアースに接続されてLレベルとなり、IC
20が非動作状態となって充電用タイマ43のカウントが一
時停止させられると共に、トランジスタQ3のベース電位
が下がってトランジスタQ3は非導通状態となる。そして
トランジスタQ3が非導通状態となることによってトラン
ジスタQ1のベース電位が上がるため、トランジスタQ1
非導通状態となり、電池44への電流I1の供給が断たれ
る。
しかしながらこの時、電池44には抵抗13、抵抗14及び
ダイオードD3を介して常に僅かな電流I2が供給されてい
るので、電池44からメモリ回路に常に電圧が加えられる
ことにより生ずる電池44の電荷の減少分が補充される。
次に電源スイッチ46がOFFされるとスイッチ15もOFF
し、これによってIC20の2番ピンがHレベルとなってIC
20は再び動作状態に入って充電用タイマ43のカウントが
再開されると共に、トランジスタQ3のベース電位が上が
ってトランジスタQ3が導通する。そしてトランジスタQ3
の導通によってトランジスタQ1も導通し、電池44への電
流I1の供給が再び開始される。
次に時定数回路24により定まる所定の時間(上述の例
では8時間)が経過すると、IC20の6番ピンがLレベル
となる。これによってダイオードD5が導通するため、ト
ランジスタQ3のベース電位が下がってトランジスタQ3
非導通状態となり、トランジスタQ1も非導通状態となっ
て電池44への充電が終了する。なおこの場合でも、抵抗
14を通して電池44に電流I2は常に供給されている。
次にジャック40からプラグ42を離脱すると、上述の経
路で電池44の出力電圧V2が電子機器の各回路に供給され
る。
以上のように本実施例によれば、ACアダプタ41からの
直流電圧を電子機器の各回路へ供給するための接点40a
と、充電用タイマ43及び充電回路45に供給するための接
点1とが別々に設けられている。そして電池44の出力電
圧V2を電子機器の各回路へ加えるための接点40cは、ジ
ャック40にプラグ42が装着されている間は接点40a及び
1の何れの接点にも接触せず、ジャック40からプラグ42
が離脱された時に接点40cは接点40aと接触し、電池44の
出力電圧V2を接点40aを通して電子機器の各回路へ加え
るように構成されている。従って、ACアダプタ42からの
直流電圧を電子機器の各回路に加える際に、その直流電
圧が充電回路45を通すことなく直接電池に加えられるの
をダイオード等を用いることなく防止できる。また、電
池44の出力電圧V2を電子機器の各回路に供給する際に、
この出力電圧V2が充電用タイマ43及び充電回路45に加え
られるのもダイオード等を用いることなく防止できる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されることなく、
本発明の技術思想に基づき各種の有効な変更が可能であ
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、プラグから直流電圧を電子機器の各
回路に供給する際に、この直流電圧が充電可能な2次電
池に充電回路を通すことなく直接加えられるのを防止す
るためのダイオードを設ける必要がない。
また、2次電池の出力電圧を電子機器の各回路に供給
する際に、この出力電圧が充電回路に加えられるのを防
止するためのダイオードを設ける必要もない。
従って、これらのダイオードが不要な分、部品コスト
の低減を図ることができ、回路の簡略化を図ることがで
きる。また、これらのダイオードによるプラグから供給
される直流電圧及び2次電池の出力電圧の電圧ロスを防
止することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示すブロックダイヤグラ
ム、第2図は各部の詳細を示す回路図、第3図は従来例
を示すブロックダイヤグラムである。 なお、図面に用いられている符号において、 1……第1の接点 40……DC電源ジャック 40a……第2の接点 40c……第3の接点 41……ACアダプタ 42……プラグ 42a……正電極 42b……負電極 43……充電用タイマ 44……ニッケルカドミウム蓄電池 45……充電回路 である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から直流電圧を供給するプラグが接続
    され得る第1及び第2の接点を有するジャックと、前記
    直流電圧を前記第1の接点から充電可能な2次電池に供
    給する充電回路と、前記直流電圧を前記第2の接点から
    供給する電子機器の各回路とを備え、 前記ジャックは、前記2次電池に接続された第3の接点
    を含み、 この第3の接点は、前記プラグが前記ジャックから外さ
    れた時に前記第2の接点と接触し、前記プラグが前記ジ
    ャックに差込まれた時に前記第2の接点から離間される
    ことを特徴とする電源回路。
JP62053711A 1987-03-09 1987-03-09 電源回路 Expired - Lifetime JP2606204B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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