JPH088466Y2 - 電池パック - Google Patents

電池パック

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JPH088466Y2
JPH088466Y2 JP1989098223U JP9822389U JPH088466Y2 JP H088466 Y2 JPH088466 Y2 JP H088466Y2 JP 1989098223 U JP1989098223 U JP 1989098223U JP 9822389 U JP9822389 U JP 9822389U JP H088466 Y2 JPH088466 Y2 JP H088466Y2
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JP
Japan
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line
secondary battery
battery
electronic device
detected
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JP1989098223U
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JPH0336977U (ja
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静夫 森岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、パーソナルコンピュータ(パソコン)等の
電子機器本体に着脱自在に収容されこの電子機器に電力
を供給する二次電池を収容した電池パックに関する。
(従来の技術) 一般に、屋外でも使用可能とされているパソコン等の
電子機器は、その内部に収納された電池パックの二次電
池により電力を得ることができる。
ところで、電池パックの二次電池の容量には限りが有
るため、特にパソコンを屋外で使用する場合には、プロ
グラム等の情報の入力中あるいはその情報の保存中に電
力の供給が断たれてしまうことがある。
このような場合、入力中あるいは保存中の情報の全て
が失われてしまうため、最初からプログラム等の情報の
入力をし直さなければならなかった。
そこで、このような不便を解消するために、パソコン
の本体側で、電池パック内の二次電池の関する情報、例
えば二次電池の種類、充電容量、残存容量、充放電回
数、容量、ローバッテリ、寿命、満充電等を検知し、こ
れらの情報に基づいて例えばディスプレイにその旨を表
示し、オペレータに情報を与えていた。
しかし、電池パック内の二次電池の交換あるいはその
二次電池を充電するために電池パックをパソコンから取
外すと、今まで蓄積、管理してきた二次電池に関する情
報の全てが失われてしまう。
このため、交換した新しい二次電池に関する情報を入
力し直す必要があるが、二次電池に関する情報を常に管
理しているものではないため、その二次電池に関する情
報は正確でない場合が多い。
従って、特性の異る二次電池を使用することができな
かったり、二次電池の充放電の履歴により放電特性が著
しく異なるためにローバッテリ検知点が異なったり、メ
モリ効果を簡単に補償することができなかったりすると
いったような問題を生じる。
(考案が解決しようとする課題) このように、上述した従来の二次電池に関する情報を
管理する方法では、常に二次電池に関する情報を管理し
ていないため、オペレータに二次電池に関する情報を正
確につたえることができなかった。
本考案は、このような事情に対処して成されたもの
で、電池パックを交換した後でも引続き正確な二次電池
の情報を管理することができる電池パックを提供するこ
とを目的とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の電池パックは、上記の目的を達成するため
に、二次電池のプラス側端子を電子機器本体に電気的に
接続する第1のラインと、二次電池のマイナス側端子を
電子機器本体に電気的に接続する第2のラインと、第1
のラインまたは第2のラインのいずれか一方に設けられ
た電流検出用抵抗と、第1のラインと第2のラインとの
間の電位差を測定することで二次電池の電池電流を検出
し、電流検出用抵抗の両端の電位差を測定することで二
次電池の電池電流を検出し、これらの検出結果を基に二
次電池の、充電容量、残存容量、満充電状態からローバ
ッテリ状態が検知されるまでの放電容量、および充電回
数を検知し記憶するマイクロコンピュータと、マイクロ
コンピュータに電気的に接続され、マイクロコンピュー
タが電子機器本体との間で情報通信を行うための端子
と、を具備したものである。
(作用) 本考案の電池パックでは、二次電池の電圧および電流
の検出値に基づきこの二次電池に関する情報を検知して
保存し、電子機器側からその二次電池に関する情報要求
があった場合には、検知結果出力端子を介してその情報
を通知することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明す
る。
第1図は、本考案の電池パックの一実施例を示すもの
である。
同図に示すように、電池パックの収容ケース1には、
二次電池として例えばニッカド電池2が収容されてい
る。ニッカド電池2のプラス側およびマイナス側には、
それぞれライン3,4を介して電子機器たる例えばパーソ
ナルコンピュータ(パソコン)へ電力を供給する電力出
力端子5,5が接続されている。またニッカド電池2のプ
ラス側およびマイナス側には、ライン6a,6b,7a,7bを介
してニッカド電池2に関する情報を検知するマイクロコ
ンピュータ(マイコン)8が接続されている。ライン6
a,6b間には、ニッカド電池2からの電流を検出するため
の検出抵抗9が介在されている。またマイコン8には、
ライン10を介してパソコンとの情報交換を行うための信
号出力端子11が接続されている。
次に、ニッカド電池2に関する情報を検知する際のマ
イコン8の動作について説明する。なお、以下の説明に
おいて∫は積分記号を示している。
まず、マイコン8は、ライン6a、7aの電圧差を検出す
ることにより、ニッカド電池2の電圧V BATを検知す
る。またマイコン8は、ライン6a,6bを介して検出抵抗
9の端子間電圧V Rを検出し、この端子間電圧V Rに基づ
きニッカド電池2からの電流I BAT(=V R/R)を検知す
る。
これらの値V BATおよびI BATに基づいて、マイコン8
は、ニッカド電池2に関する次のような情報を検知す
る。
充電容量Ccについての検知は、ηを充電効率としたと
き、 Cc=η∫I BAT dt 残存容量C Rについての検知は、I selfを自己放電電
流としたとき、 C R=Cc+∫ I BAT dt+∫ I self dt 充電回数T CDについての検知は、 1回の充放電毎にカウントアップし、記憶する。
容量C selfについての検知は、 満充電後に放電が開始された場合で、かつローバッテ
リまで放電された場合の放電容量(=∫I BAT dt)を記
憶する。
寿命についての検知は、 容量C selfが初期容量(ニッカド電池2の使用開始時
の容量)に対していくら減少したか(例えば50%減少
等)によって寿命を判定する。
このように、本実施例では、電池パックに内蔵された
マイコン8により、ニッカド電池2に関する情報を検知
し、この検知結果を記憶するようにしたので、ニッカド
電池2の交換後でも引続きそのニッカド電池2に関する
情報を管理することができる。
また本実施例では、マイコン8により引続きそのニッ
カド電池2に関する情報を管理するようにしたので、電
池特性の経年変化による放電容量の変化やローバッテリ
検知レベルの変化に対して補正することもでき、さらに
はニッカド電池2の寿命の判定を正確かつ確実に行うこ
ともできる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の電池パックによれば、
二次電池の電圧および電流の検出値に基づきこの二次電
池に関する情報を検知して保存し、電子機器側からその
二次電池に関する情報要求があった場合には、検知結果
出力端子を介してその情報を通知するようにしたので、
電池パックを交換した後でも引続き正確な二次電池の情
報を管理することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電池パックの一実施例を示すブロック
図である。 1……収容ケース、2……ニッカド電池、3,4,6a,6b,7
a,7b,10……ライン、5……電力出力端子、8……マイ
コン、9……検出抵抗、11……信号出力端子。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器本体に着脱自在に収納され、この
    電子機器に電力を供給する二次電池を収納した電池パッ
    クにおいて、 前記二次電池のプラス側端子を前記電子機器本体に電気
    的に接続する第1のラインと、 前記二次電池のマイナス側端子を前記電子機器本体に電
    気的に接続する第2のラインと、 前記第1のラインまたは前記第2のラインのいずれか一
    方に設けられた電流検出用抵抗と、 前記第1のラインと前記第2のラインとの間の電位差を
    測定することで前記二次電池の電池電圧を検出し、前記
    電流検出用抵抗の両端の電位差を測定することで前記二
    次電池の電池電流を検出し、これらの検出結果を基に前
    記二次電池の、充電容量、残存容量、満充電状態からロ
    ーバッテリ状態が検知されるまでの放電容量、および充
    電回数を検知し記憶するマイクロコンピュータと、 前記マイクロコンピュータに電気的に接続され、前記マ
    イクロコンピュータが前記電子機器本体との間で情報通
    信を行うための端子と、 を具備したことを特徴とする電池パック。
  2. 【請求項2】電子機器本体に着脱自在に収納され、この
    電子機器に電力を供給する二次電池を収納した電池パッ
    クにおいて、 前記二次電池のプラス側端子を前記電子機器本体に電気
    的に接続する第1のラインと、 前記二次電池のマイナス側端子を前記電子機器本体に電
    気的に接続する第2のラインと、 前記第1のラインまたは前記第2のラインのいずれか一
    方に設けられた電流検出用抵抗と、 前記第1のラインと前記第2のラインとの間の電位差を
    測定することで前記二次電池の電池電圧を検出し、前記
    電流検出用抵抗の両端の電位差を測定することで前記二
    次電池の電池電流を検出し、これらの検出結果を基に前
    記二次電池の、満充電状態からローバッテリ状態が検知
    されるまでの放電容量、および充電回数を検知し記憶す
    るマイクロコンピュータと、 前記マイクロコンピュータに電気的に接続され、前記マ
    イクロコンピュータが前記電子機器本体との間で情報通
    信を行うための端子と、 を具備したことを特徴とする電池パック。
JP1989098223U 1989-08-23 1989-08-23 電池パック Expired - Lifetime JPH088466Y2 (ja)

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JPH0336977U JPH0336977U (ja) 1991-04-10
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