JP2606180B2 - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JP2606180B2
JP2606180B2 JP8005178A JP517896A JP2606180B2 JP 2606180 B2 JP2606180 B2 JP 2606180B2 JP 8005178 A JP8005178 A JP 8005178A JP 517896 A JP517896 A JP 517896A JP 2606180 B2 JP2606180 B2 JP 2606180B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、予め記憶された
楽音波形を演奏データに基づいて順次読出し、これによ
り、自動演奏を行う自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】楽音波形自体をPCM(パルスコードモ
ジュレーション)方式等によって記憶し、この記憶デー
タを読出すことによって楽音を発生する方式(以下波形
メモリ方式という)が知られている。この波形メモリ方
式の最大の特徴は、極めて原音に近い楽音発生が行える
ことである。例えば、ピアノは各鍵毎に微妙に音色が異
なるとともに、演奏タッチ等によってもその音色が変化
するが、波形メモリ方式により各鍵やタッチによって異
なる波形を個々に記憶し、この記憶データを適宜読出し
て再生すれば、原音に極めて忠実な楽音発生を行うこと
ができる。したがって、波形メモリ方式は、自動演奏装
置を構成する場合等においても、極めて好適な発音方式
ということができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、波形メモリ
方式によって多種のデータを記憶すると、その記憶量は
極めて膨大となるため、記憶媒体としては磁気ディスク
が用いられる。しかしながら、磁気ディスクを用いて自
動演奏装置を構成すると、ヘッドのシーク時間等の遅れ
要素により、発音すべき時刻までに確実に波形データを
読出すことが極めて難しく、装置が複雑かつ高価となる
問題が生じた。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、その目的は、簡単な構成で複数の楽音を遅滞な
く発音させることができる自動演奏装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の構成上の特徴は、複数の波形データを記
憶したディスク式記録媒体(25)と、ディスク式記録
媒体(25)から読み出された複数の波形データを一時
記憶する一時記憶手段(40,40…)と、2以上の数
であって予め想定したN個の楽音発生チャンネル毎の楽
音の発生を制御するものであって、一時記憶手段(4
0,40…)に記憶されている波形データを前記N個の
楽音発生チャンネルのうちの一つに対応させて読出し、
最大N個の波形データの同時読出しを可能とする波形デ
ータ読出制御手段(42,42…,43,43…)と、
ディスク式記録媒体(25)に記憶されている波形デー
タを指定する第1データ(PD)と、第1データ(P
D)により指定される波形データの出力タイミングを指
定する第2データ(Δt)とを複数組シリアル化して記
憶してなる演奏シーケンス情報メモリ(5)と、演奏シ
ーケンス情報メモリ(5)に記憶されている第1及び第
2データ(PD,Δt)を順次読出す演奏シーケンス情
報読出手段(6〜9,50)と、自動演奏のテンポを規
定するためのテンポクロックを発生するテンポクロック
発生手段(20)と、演奏シーケンス情報読出手段(6
〜9,50)によって読出された第1及び第2データ
(PD,Δt)を前記N個の楽音発生チャンネルのうち
の一つに割当てるとともに、前記テンポクロックにより
制御されて、第1データ(PD)により指定される波形
データを第2データ(Δt)により指定される出力タイ
ミングで前記割当てた楽音発生チャンネルにて出力する
ように、波形データ読出制御手段(42,42…,4
3,43…)を制御する割当て制御手段(11,12,
13,44,52,55,57)と、演奏シーケンス情
報読出手段(6〜9,50)によって読出された第1デ
ータ(PD)により指定される波形データを、前記第1
データ(PD)に対応し演奏シーケンス情報読出手段
(6〜9,50)により読出された第2データ(Δt)
により指定される出力タイミングより前に、ディスク式
記録媒体(25)から一時記憶手段(40,40…)に
転送しておく転送手段(30〜35,56)とを備えた
ことにある。
【0006】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、演奏シーケンス情報メモリ(5)に記憶されて
いる第1及び第2データ(PD,Δt)は、演奏シーケ
ンス情報読出手段(6〜9,50)によって読出され、
割当て制御手段(11,12,13,44,52,5
5,57)によりN個の楽音発生チャンネルのうちの一
つに割当てられる。また、この割当て制御手段(11,
12,13,44,52,55,57)は、テンポクロ
ック発生手段(20)からのテンポクロックにより制御
されて第1データ(PD)により指定される波形データ
を第2データ(Δt)により指定される出力タイミング
で前記割当てた楽音発生チャンネルにて出力するように
波形データ読出制御手段(42,42…,43,43
…)を制御する。一方、転送手段(30〜35,56)
は、演奏シーケンス情報読出手段(6〜9,50)によ
って読出された第1データ(PD)により指定される波
形データを、前記出力タイミングより前に、ディスク式
記録媒体(25)から一時記憶手段(40,40…)に
転送する。そして、波形データ読出制御手段(42,4
2…,43,43…)は、一時記憶手段(40,40
…)に記憶されている波形データを前記N個の楽音発生
チャンネルのうちの一つに対応させて読出すとともに最
大N個の波形データの同時読出しを可能とするものであ
るので、複数の楽音を第2データ(Δt)により指定さ
れる出力タイミングで同時に発生させることができるよ
うになる。したがって、この発明によれば、ディスク式
記憶媒体(25)のヘッドシーク時間が多少長くても、
また複数の楽音を同時に発生する必要がある場合でも、
簡単な構成で複数の楽音を遅滞なく発生させることがで
きる。
【0007】
【発明の実施の態様】以下、図面を参照してこの発明の
第1の実施形態について説明する。
【0008】(1)第1の実施形態の構成 図1は、この発明の第1の実施形態の全体構成を示すブ
ロック図である。図に示すように、この実施形態は、シ
ーケンサー部1、発音チャンネル割当部2、ディスクコ
ントロール部3および楽音発生部4から構成されてい
る。以下に各部の構成について詳細に説明する。
【0009】(1−1)シーケンサー部1の構成 図1において、5は自動演奏に必要な各種情報が記憶さ
れている演奏シーケンス情報メモリであり、その記憶内
容を図2に示す。この図に示すPSDは、演奏シーケン
ス情報であり、発音時間差データ△t、デュレイション
データdu、および演奏データPDが一つのブロックに
なって順次シリアルに連なっている。
【0010】この場合、デュレイションデータduは、
音が持続している期間を示すデータであり、例えば、図
3(イ)に示す時刻t1にある音が発音されて時刻t3
消音したとすると、時刻t1〜t3までの期間(duratio
n)を示すデータである。演奏データPDは、演奏情報
を示すデータであり、演奏情報とはタッチ強さを示すタ
ッチデータTDおよびキーコード(押下鍵を示すコー
ド)KC等からなる。この演奏データPDとデュレイシ
ョンデータduとからイベントevが構成されている。
すなわち、イベントevとは、ある鍵がどの程度のタッ
チ強さで、どの程度の期間押下されたかを示すデータで
あり、鍵の操作がなされない間においては、イベントe
vは作成されない。
【0011】次に、発音時間差データ△tは、前のイベ
ントevが作成されてから今回のイベントが作成される
までの時間に対応するデータであり、言い換えれば、あ
る鍵が押下されてから次の鍵が押下されるまでの時間に
対応するデータである。今、図3(イ)、(ロ)に示す
ように2つの音が時刻t1,t2に相次いで発せられたと
すると、データ△tはこれらの時間差T12に対応する値
となる。この場合、データ△tは1,2,3,……のよ
うに自然数によって発音時間差を表すようになってお
り、また同一区間の数値は同一の発音時刻であることを
示すようになっている。したがって、上記区間の差が実
際の発音時間差に対応する。
【0012】演奏シーケンス情報メモリ5から読出され
たデータは、図1に示すようにデータ検出部7,9およ
び発音チャンネル割当部2内のチャンネル割当回路11
に供給される。データ検出部9は演奏シーケンス情報メ
モリ5から出力されるデータの中から発音時間差データ
△tを抽出し、抽出した発音時間差データ△tをダウン
カウンタ8のプリセットデータ入力端に供給する。ダウ
ンカウンタ8は、チャンネル割当回路11が出力するシ
ーケンスクロックck1をダウンカウントするものであ
り、カウント値が「0」となると、演奏シーケンス情報
メモリ5に対し、データを要求する信号S1(“1”信
号)を出力する。この信号S1はダウンカウンタ8のプ
リセット端子PSに供給される。ダウンカウンタ8は、
プリセット端子PSに“1”信号が供給されると、デー
タ検出部9から供給される発音時間差データ△tを取り
込む。
【0013】演奏シーケンス情報メモリ5は、信号S1
が“1”となっている間、データの送出を行うように構
成されているメモリである。データ検出部7は、演奏シ
ーケンス情報メモリ5がデータを出力したことを検出
し、データが検出される毎に読出制御部6に信号を供給
する。読出制御部6は、データ検出部7から信号が供給
される毎に読出アドレスをインクリメントする。上記構
成によれば、演奏シーケンス情報メモリ5からデータが
1ワード読出されると、読出制御部6が読出アドレスを
インクリメントし、これにより、デュレイションデータ
du、演奏データPDが順次読出されていく。
【0014】そして、発音時間差データ△tが読出され
ると、これがデータ検出部9に検出されて、ダウンカウ
ンタ8に供給される。このときダウンカウンタ8のプリ
セット端子PSには“1”信号が供給されているから、
この発音時間差データ△tはダウンカウンタ8に取り込
まれる。発音時間差データ△tがダウンカウンタ8に取
り込まれると、カウント値が「0」でなくなり、信号S
1が“0”信号となる。信号S1が“0”信号になる
と、演奏シーケンス情報メモリ5からのデータ読出しが
停止される。そして、ダウンカウンタ8はプリセット値
としての発音時間差データ△tをシーケンスクロックc
k1に基づいてダウンカウントしていき、カウント値が
「0」になると再び信号S1を“1”信号にしてデータ
読出動作を指示する。
【0015】このように、シーケンサー部1は、1つの
イベントevのデータを1ワードずつ読出し、その後に
発音時間差データ△tに対応する時間待機し、待機後に
次のイベントevのデータを読出すように構成されてい
る。
【0016】(1−2)発音チャンネル割当部2 発音チャンネル割当部2は、演奏データPDとデュレイ
ションデータduによって指示される楽音を、発音チャ
ンネル#0〜#Nのいずれに割り当てるかを制御するも
のである。発音チャンネル#0〜#Nは、後述するよう
に、波形データを記憶するとともに、記憶した波形デー
タを発音チャンネル割当部2によって指定されたタイミ
ングで、アナログ/デジタル変換して出力するものであ
り、この発音チャンネルの数だけ音の多重化が可能とな
っている。
【0017】発音チャンネル割当部2は、チャンネル割
当回路11、チャンネル使用メモリ12および書込・読
出制御回路13により構成されており、次に、これら各
構成要素の機能を図4を参照して説明する。
【0018】チャンネル使用メモリ12は、図4に示す
ようにリングバッファにより構成されており、各発音チ
ャンネル#0〜#Nに対応した1ビットシリアルの記憶
エリアe#0〜e#Nを有している。記憶エリアe#0
〜e#Nに“1”が書き込まれている部分は、対応する
発音チャンネルによる発音を指示し、“0”が書き込ま
れている部分は対応する発音チャンネルの発音停止を指
示するようになっている。
【0019】13aおよび13bは、各々書込・読出制
御部13内に設けられている現在時刻アドレス発生部お
よびシーケンス時刻アドレス発生部である。現在時刻ア
ドレス発生部13aは、テンポクロック発生器20が出
力するテンポクロックck2をアップカウントし、この
カウント結果を演奏が行われている現在時刻(発音時
刻)に対応したアドレスとしてチャンネル使用メモリ1
2に供給し、記憶エリアe#0〜e#N内の該当するア
ドレスにあるデータを、オン/オフ・ステータス信号K
ONとして対応する発音チャンネル#0〜#Nに供給す
る。この場合、テンポクロックck2は、自動演奏する
曲のテンポに対応したクロック信号であり、テンポクロ
ック発生器20内に設けられているボリューム等(図示
略)により、所望の速度に設定されるようになってい
る。また、テンポクロックck2とシーケンスクロック
ck1とは非同期であり、シーケンスクロックck1の
方が高速のクロックとなっている。
【0020】シーケンス時刻アドレス発生部13bは、
シーケンスクロックck1をアップカウントし、チャン
ネル使用メモリ12へのデータ書込み時刻に対応するア
ドレスデータSAdを出力する。このシーケンス時刻ア
ドレス発生部13bは、シーケンスクロックck1を
「N+1」カウントする毎に出力アドレスSAdをイン
クリメントするようになっている。
【0021】チャンネル割当回路11は、シーケンサー
部1から演奏データPD、デュレイションデータduが
供給されると、この演奏データPDに基づく楽音発生処
理を実行し得る発音チャンネル#0〜#Nをサーチす
る。すなわち、空いている発音チャンネル#0〜#Nが
有るかどうかをサーチする。このサーチは以下のように
行われる。
【0022】まず、チャンネル割当回路11は、アドレ
スSAdによって指定される各記憶エリアe#0〜e#
Nをサーチして、同各記憶エリアe#0〜e#Nに空き
があるか、すなわち、データが“0”となっている記憶
エリアe#0〜e#Nがあるかどうかを調べる。データ
が“0”となっている記憶エリアe#0〜e#Nがあっ
た場合は、アドレスSAdによって指定される該当記憶
エリアに“1”を書き込み、さらに、デュレイションデ
ータduに対応する数だけアドレスをインクリメント
し、これらのアドレスに対し“1”を書き込む。図4に
示す例では、記憶エリアe#1に空きがあり、デュレイ
ションデータduが「4」の場合に対応しており、記憶
エリアe#1のアドレスSAd〜(SAd+3)に
“1”が書き込まれる場合を示している。上述した処理
を行うことによって、演奏データPDが発音チャンネル
#1に対して予約されたことになり、言い換えれば、チ
ャンネル使用メモリ12上に当該演奏データPDの発音
時刻が予約されたことになる。
【0023】また、シーケンス時刻アドレス発生部13
bは、高速のシーケンスクロックck1をカウントする
ことによりアドレスSAdをインクリメントするが、現
在時刻アドレス発生部13aは比較的低速のテンポクロ
ックck2をカウントすることによりアドレスTAdを
インクリメントするため、アドレスSAdとアドレスT
Adのアドレス差tdは次第に大となる。したがって、
ある時刻においては、チャンネル使用メモリ12が一杯
になる。そこで、チャンネル割当回路11は、チャンネ
ル使用メモリ12が一杯になると、シーケンスクロック
ck1を停止し、割り当て処理を中断する。一方、現在
時刻アドレス発生部13aは、継続してアドレスTAd
をインクリメントするから、シーケンスクロックck1
が停止した後は、アドレス差tdは次第に減少してく
る。そして、アドレス差tdがある値以下になると、チ
ャンネル割当回路11は、再びシーケンスクロックck
1を出力し、割り当て処理を再開するようになってい
る。
【0024】また、チャンネル割当回路11は、上記割
り当て処理を行うと、図4に示すように割り当てを行っ
た演奏データPDにチャンネル番号CH#、およびアド
レス差tdを組合わせて、ディスクコントロール部3に
供給する。
【0025】(1−3)ディスクコントロール部3 ディスクコントロール部3は、チャンネル割当回路11
から供給されるチャンネル番号CH#、演奏データPD
およびアドレス差tdに基づいて、磁気ディスク25か
ら該当するデータを読出し、この読出したデータを対応
する発音チャンネルに供給するものである。この場合、
磁気ディスク25には、ピアノ音の波形データが各鍵毎
に演奏タッチに応じて種々記憶されている。次に、ディ
スクコントロール部3の構成を、図5を参照して詳細に
説明する。
【0026】ディスクアドレス・テーブル30は、演奏
データPDに対応する磁気ディスク25のアドレスを出
力するものである。すなわち、ディスクアドレス・テー
ブル30は、演奏データPDに含まれているタッチデー
タTDとキーコードKCとに基づき、これらのデータに
対応する波形データが記憶された磁気ディスク25のア
ドレス(以下ディスクアドレスD・Adrという)を出
力する。
【0027】ディスクアドレスデータ一時メモリ31
は、チャンネル#0〜#Nに対応した記憶エリアE#0
〜E#Nを有している。この場合、チャンネル割当回路
11からディスクアドレスデータ一時メモリ31に供給
されるデータは、図5に示すようにそのチャンネル番号
に応じて上記各記憶エリアE#0〜E#Nに順次振り分
けられるとともに、演奏データPDがディスクアドレス
・テーブル30によってディスクアドレスD・Adrに
変換されて記憶される。したがって、ディスクアドレス
データ一時メモリ31に記憶されるデータは、アドレス
差tdとディスクアドレスD・Adrとが1組になった
データ(以下このデータの組を待データquという)と
なる。
【0028】この場合、待データqu中のアドレス差t
dは、テンポクロックck2が供給される毎に1ずつデ
クリメントされるようになっている。そして、ディスク
アドレスデータ一時メモリ31内の各待データqu,q
u,……は、最も読出しを急ぐものから順に読出され、
ディスクスケジューラ33に供給されるようになってい
る。最も読出しを急ぐ待データquを見いだす処理は、
下記数1により定義された関数f(t)が所定値以下にな
った待データquのうち、同関数f(t)の値が最も小さ
いものから順に読出して行われる。ただし、下記数1中
のαは下記数2のように定義される値である。
【0029】
【数1】f(t)=td−α|(現在のヘッド位置)−(デー
タのあるトラックの位置)|
【0030】
【数2】α=(トラック間シークの時間)/(テンポク
ロックck2の周期) なお、ヘッドシーク時間がテンポクロックck2に比べ
て充分速いときは、α=0とおいて上記数1を簡略化す
ることができる。α=0とすれば、時間差tdが小さい
待データquから順に読出される処理となる。
【0031】また、上述したディスクアドレスデータ一
時メモリ31に対するデータ書き込みおよびデータ読み
出しは、各々書込・読出制御回路32(図1参照)によ
って行われるようになっている。
【0032】ディスクスケジューラ33は、待データq
uが供給されると、フロッピイディスクコントローラ3
4に対し、リード要求信号を出力するとともに、ディス
クアドレスD・Adrに対応したヘッドシーク要求信号
を出力する。フロッピイディスクコントローラ34は、
ディスクスケジューラ33からの要求に応じて磁気ディ
スク25の該当するアドレスから波形データを読出し、
この読出したデータをダイレクト・メモリ・アクセス・
コントローラ(以下DMACという)35に供給する制
御を行う。また、前述のディスクスケジューラ33は、
DMAC35に対し、データ転送先の発音チャンネル番
号と転送のスタート/ストップを指示する信号を供給す
るようになっている。DMAC35は、フロッピイディ
スクコントローラ34によって読出された波形データを
ディスクスケジューラ33によって指示された発音チャ
ンネルに転送するとともに、データ転送中か否かを示す
信号Bbar (転送中に“0”レベル)を出力する。以上
がディスクコントロール部3の構成である。
【0033】(1−4)楽音発生部4 楽音発生部4は、図1に示すように、発音チャンネルC
H0〜CHNと、これら発音チャンネルCH0〜CHN
の各出力信号に基づいて楽音を発生するサウンドシステ
ム45とから構成されている。
【0034】ここで、発音チャンネルCH0〜CHN
は、各々図6に示す構成となっている。図6において4
0は、ディスクコントロール部3から供給される波形デ
ータを記憶する波形データバッファであり、43は波形
データバッファの出力データをアナログ信号に変換して
出力する読出制御部である。この読出制御部43は、制
御端子43cに“1”信号が供給されている時にディジ
タル/アナログ変換を行って、信号を送出するようにな
っている。41は一方の入力端に信号Bbar が供給さ
れ、他方の入力端にオン/オフ・ステータス信号KOS
が供給されるアンドゲートであり、その出力信号がフリ
ップフロップ42のセット端子Sに供給されるようにな
っている。フリップフロップ42のリセット端子Rは反
転入力端になっており、オン/オフ・ステータス信号K
OSが供給されるようになっている。このフリップフロ
ップ42の出力信号は、読出制御部43の制御端子43
cに供給され、アナログ波形信号の送出/停止を制御す
るようになっている。
【0035】上記構成によれば、信号Bbar と信号KO
Sとがともに“1”信号のとき、すなわち、DMACが
データ転送を行っておらず、かつ、信号KOSが“1”
で当該発音チャンネルの発音が指示されているときにフ
リップフロップ42がセットされ、読出制御部43から
アナログ波形信号が出力される。また、信号KOSが
“0”となって当該発音チャンネルの発音停止が指示さ
れると、フリップフロップ42がリセット状態となり、
読出制御部43からのアナログ波形信号の送出が停止さ
れる。以上が第1の実施形態の構成である。
【0036】(2)第1の実施形態の動作 次に、上記構成による第1の実施形態の動作について説
明する。まず、演奏シーケンス情報メモリ5から発音時
間差データ△t毎にイベントevが読出され、これらの
イベントevがチャンネル割当回路11に順次供給され
る。チャンネル割当回路11は、シーケンス時刻アドレ
ス発生部13bから出力されるアドレスSAdを先頭ア
ドレスとしてチャンネル使用メモリ12内をサーチし、
空きチャンネルに対しデュレイションデータduに対応
する長さに渡って“1”を書き込む。そして、チャンネ
ル割当回路11は、割り当てたチャンネル番号にアドレ
ス差tdおよびイベントev中の演奏データPDを組み
合わせてディスクコントロール部3に供給する。
【0037】ディスクコントロール部3においては、ま
ず、ディスクアドレステーブル30によって演奏データ
PDをディスクアドレスD・Adrに変換し、このディ
スクアドレスD・Adrにアドレス差tdを組み合わせ
て待データquとして、ディスクアドレスデータ一時メ
モリ31内の対応する記憶エリアE#0〜E#Nに順次
記憶させる。次に、アドレスデータ一時メモリ31に記
憶された待データqu,qu……は、最も読出しを急ぐ
ものから順に読出されディスクスケジューラ33に供給
される。ディスクスケジューラ33は、フロッピイディ
スクコントローラ34とDMAC35とを制御して、待
データquに該当する波形データを磁気ディスク25か
ら読出し、指定された発音チャンネルに転送させる。そ
して、発音チャンネルCH0〜CHNは、転送された波
形データを波形データバッファ40(図6参照)に一時
記憶させ、データ出力時に備えて待機する。
【0038】一方、現在時刻アドレス発生部13aは、
テンポクロックck2をカウントして現在時刻アドレス
TAdをインクリメントして行く。これにより、チャン
ネル使用メモリ12の現在時刻アドレスTAdのエリア
からは、各発音チャンネルに対応するオン/オフ・ステ
ータス信号KOSが出力される。そして、各発音チャン
ネルCH0〜CHNは、オン/オフ・ステータス信号K
OSが“1”信号になると(すなわち、予約した発音時
刻と現在時刻が一致すると)、信号Bbar が“0”信号
であることを条件としてアナログ信号に変換された波形
データを出力し、これにより、サウンドシステム45か
らは、磁気ディスク25に記憶された波形データに基づ
く楽音が発生される。
【0039】この場合、磁気ディスク25に対し、ある
波形データの読み出しが開始されてから波形データバッ
ファ40に前記波形データが転送されるまでの時間に
は、磁気ヘッドのシーク時間、データ転送時間、その他
各回路の応答時間等種々の時間が含まれるが、実際の演
奏に際しては、上記各時間は全く不都合を与えない。す
なわち、実際の演奏はテンポクロックck2に同期して
行われるから、現在時刻アドレスTAdがインクリメン
トされなければ新たなイベントevは実行されない。そ
して、シーケンス時刻アドレスSAdと現在時刻アドレ
スTAdとの間にはアドレス差tdがあり、このアドレ
ス差tdに対応する時間内に波形データバッファ40の
書き込みが終了すれば、発音時刻においては何等不都合
なく所望音が発音されるからである。
【0040】また、上記第1の実施形態においては、2
以上の発音チャンネルに対応するオン/オフ・ステータ
ス信号KOSが同時に“1”信号となった場合は、2以
上の発音チャンネルからアナログ波形データが同時に出
力され、これにより、サウンドシステム45からは和音
が発音される。
【0041】(3)第2の実施形態 次に、この発明の第2の実施形態について説明する。図
7は、この発明の第2の実施形態の構成を示すブロック
図であり、前述した図1の各部と対応する部分には同一
の符号を付しその説明を省略する。
【0042】図7において、50は演奏シーケンス情報
PSDの読出アドレスを作成するシーケンス・アドレス
作成部であり、データが読出される毎に読出アドレスを
インクリメントするようになっている。51はシーケン
ス時刻作成部であり、演奏シーケンス情報PSDから読
出された発音時間差データ△tを一時記憶して加算点a
dに出力するものである。この場合、加算点adにおい
ては、発音時間差データ△tの累算が行われる。この累
算結果は、その時点において読出されている演奏データ
PDの発音時刻に対応する発音時刻データPTとなる。
なお、この第2の実施形態においては、説明の簡単化の
ために同時に2音以上が立ち上がることはないとし、発
音時間差データ△tは、実際の発音時間差に対応してい
るものとする。
【0043】次に、チャンネル割当部52は演奏データ
PDと発音時刻データPTとを1組にして取り込み、こ
れらを発音チャンネルCH0〜CHNのいずれかに割り
当てるものである。この場合の割り当て処理は、チャン
ネル解放時刻テーブル55をサーチすることによって次
のように行われる。
【0044】まず、チャンネル解放時刻テーブル55に
ついて説明する。チャンネル解放時刻テーブル55は、
発音チャンネルCH0〜CHNに対応する記憶エリアを
有し、各記憶エリアには各チャンネルCH0〜CHNが
空きとなる時刻が書き込まれるようになっている。発音
チャンネルが空きになる時刻を示すデータは、すでにチ
ャンネル割り当て処理が行われた演奏データPDの発音
時刻データPTにデュレイションデータduを加えたデ
ータであり、チャンネル割当部52によって順次更新さ
れるようになっている。
【0045】次に、割り当て処理について説明すると、
チャンネル割当部52は、加算点adおよび演奏シーケ
ンス情報PSDから各々供給された発音時刻データPT
とデュレイションデータduとを加え、この加算結果と
チャンネル解放時刻テーブル55の各記憶エリア内のデ
ータ値とを比較し、加算結果より小さなデータ値を有す
る記憶エリアの番号を割り当てチャンネルの番号とす
る。そして、割り当てを行った記憶エリアに前記加算結
果を書き込みデータの更新を行う。この場合において、
空きチャンネルが見つからないときは、当該イベントを
中止する。以上がチャンネル割り当て処理である。
【0046】そして、チャンネル割当部52は、割り当
て処理を行った演奏データPDとチャンネル番号CH#
と発音時刻データPTとを1組にして待データqu2を
作成し、ディスクスケジューラ56に供給する。上記の
ようにしてディスクスケジューラ56内には待データq
u2が順次供給されて行く。
【0047】次に、ディスクスケジューラ56は、ディ
スクアドレステーブル30を用いて待データqu2内の
演奏データPDをディスクアドレスに変換し、変換後の
待データqu2を順次記憶していく。
【0048】また、57はテンポクロックck2をアッ
プカウントすることにより、現在時刻データを出力する
現在時刻作成部であり、ディスクスケジューラ56は、
この現在時刻作成部57が出力する現在時刻データを参
照しながら、待データqu2のうち最も速くデータ読出
しが必要なものをサーチする。そして、ディスクスケジ
ューラ56は、前述した図1に示す実施形態の場合と同
様にしてフロッピイディスクコントローラ34を制御
し、最も速く読出しが必要な待データqu2から順に波
形データの読出しを行う。
【0049】次に、ディスクスケジューラ56は読出し
た波形データと発音時刻データPTとを1組にし、DM
AC35を介して該当する発音チャンネルに供給する。
この実施形態における発音チャンネルCH0(CH1〜
CHNも同様)は、図7に示すように減算点deと減算
カウンタ44を有しており、減算カウンタ44のカウン
ト値が「0」になると、読出制御部43からアナログ信
号に変換された波形データが送出されるようになってい
る。この場合、減算点deは波形時刻データPTから現
在時刻データを減算し、減算カウンタ44は前記減算値
をプリセット値としてテンポクロックck2によりダウ
ンカウントを行うようになっている。上記構成によれ
ば、現在時刻が発音時刻データPTに一致した時にアナ
ログ波形データの送出が行われて楽音発生がなされる。
【0050】なお、発生された楽音の停止制御は、図示
していないが、例えば、チャンネル割当回路52におい
て、各音の発音終了時刻と割り当てチャンネルとを記憶
しておき、現在時刻を参照しながら発音終了時刻になっ
た際は、該当するチャンネル内の読出制御部43を停止
させるように制御する。
【0051】上述したこの第2の実施形態の構成によれ
ば、磁気ディスク25からのデータ読出処理を行う系の
クロックをテンポクロックck2に対し高速に設定して
おくことにより、実際の発音時間の前に、波形データバ
ッファ40へ必要な波形データを転送することができ
る。
【0052】なお、上記第1及び第2の実施形態におい
ては、波形データの記憶媒体として磁気ディスクを用い
たが、これに代えて光ディスク装置等を用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1の実施形態の全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】 同第1の実施形態におけるシーケンサー部1
の動作を説明するための概略図である。
【図3】 デュレイションデータduを説明するための
タイミングチャートである。
【図4】 同第1の実施形態における発音チャンネル割
当部2の動作を説明するためのブロック図である。
【図5】 同第1の実施形態におけるディスクコントロ
ール部3の動作を説明するためのブロック図である。
【図6】 同第1の実施形態における発音チャンネルの
構成を示すためのブロック図である。
【図7】 この発明の第2の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1…シーケンスー部、2…発音チャンネル割当部、3…
ディスクコントロール部、4…楽音発生部、5…演奏シ
ーケンス情報メモリ、6…読出制御部、7,9…データ
検出部、8…ダウンカウンタ、11…チャンネル割当回
路、12…チャンネル使用メモリ、13…書込・読出制
御部、13a…現在時刻アドレス発生部、13b…シー
ケンス時刻アドレス発生部、20…テンポクロック発生
器、25…磁気ディスク、30…ディスクアドレステー
ブル、31…ディスクアドレスデータ一時メモリ、32
…書込・読出制御部、33…ディスクスケジューラ、3
4…フロッピイディスクコントローラ、35…ダイレク
ト・メモリ・アクセス・コントローラ、40…波形デー
タバッファ、42…フリップフロップ、43…読出制御
部、44…減算カウンタ、50…シーケンスアドレス作
成部、51…シーケンス時刻作成部、52…チャンネル
割当部、55…チャンネル開放時刻テーブル、56…デ
ィスクスケジューラ、57…現在時刻作成部、CH0〜
CHN…発音チャンネル。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の波形データを記憶したディスク式記
    録媒体と、 前記ディスク式記録媒体から読み出された複数の波形デ
    ータを一時記憶する一時記憶手段と、 2以上の数であって予め想定したN個の楽音発生チャン
    ネル毎の楽音の発生を制御するものであって、前記一時
    記憶手段に記憶されている波形データを前記N個の楽音
    発生チャンネルのうちの一つに対応させて読出し、最大
    N個の波形データの同時読出しを可能とする波形データ
    読出制御手段と、 前記ディスク式記録媒体に記憶されている波形データを
    指定する第1データと、前記第1データにより指定され
    る波形データの出力タイミングを指定する第2データと
    を複数組シリアル化して記憶してなる演奏シーケンス情
    報メモリと、 前記演奏シーケンス情報メモリに記憶されている第1及
    び第2データを順次読出す演奏シーケンス情報読出手段
    と、 自動演奏のテンポを規定するためのテンポクロックを発
    生するテンポクロック発生手段と、 前記演奏シーケンス情報読出手段によって読出された第
    1及び第2データを前記N個の楽音発生チャンネルのう
    ちの一つに割当てるとともに、前記テンポクロックによ
    り制御されて、前記第1データにより指定される波形デ
    ータを前記第2データにより指定される出力タイミング
    で前記割当てた楽音発生チャンネルにて出力するよう
    に、前記波形データ読出制御手段を制御する割当て制御
    手段と、 前記演奏シーケンス情報読出手段によって読出された第
    1データにより指定される波形データを、前記第1デー
    タに対応し前記演奏シーケンス情報読出手段により読出
    された第2データにより指定される出力タイミングより
    前に、前記ディスク式記録媒体から前記一時記憶手段に
    転送しておく転送手段とを備えたことを特徴とする自動
    演奏装置。
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