JP2605401B2 - 辞書システムにおける属性借用方式 - Google Patents
辞書システムにおける属性借用方式Info
- Publication number
- JP2605401B2 JP2605401B2 JP1172402A JP17240289A JP2605401B2 JP 2605401 B2 JP2605401 B2 JP 2605401B2 JP 1172402 A JP1172402 A JP 1172402A JP 17240289 A JP17240289 A JP 17240289A JP 2605401 B2 JP2605401 B2 JP 2605401B2
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンピユータソフトウエア開発支援システム
に関し、特にその用語管理辞書に関する。
に関し、特にその用語管理辞書に関する。
（従来の技術） 従来、この種の用語辞書ではプログラムのなかのある
項目に関して注目し、項目の名称、または項目の形式に
より辞書から属性情報を取出し、その項目の属性として
属性情報を原始プログラム中に展開する方式のみが公知
となつていた。
項目に関して注目し、項目の名称、または項目の形式に
より辞書から属性情報を取出し、その項目の属性として
属性情報を原始プログラム中に展開する方式のみが公知
となつていた。
（発明が解決しようとする課題） 上述した従来の辞書システムは、個々の項目ごとに属
性を独立して管理しているため、例えば被代入項目と代
入項目のように、片方の属性を変更した場合に他方の属
性も影響を受けるという関係は把握されず、属性の変更
に伴うプログラムへの影響が完全に管理されないという
欠点がある。
性を独立して管理しているため、例えば被代入項目と代
入項目のように、片方の属性を変更した場合に他方の属
性も影響を受けるという関係は把握されず、属性の変更
に伴うプログラムへの影響が完全に管理されないという
欠点がある。
本発明の目的は、辞書システムの内部に、ある項目と
他の項目との関係情報を示す属性関連情報部を備えてお
き、関連情報により関連があると示される項目中の属性
情報を連鎖して取出すことにより上記欠点を除去し、属
性の変更に伴うプログラムへの影響が完全に管理される
ように構成した辞書システムにおける属性借用方式を提
供することにある。
他の項目との関係情報を示す属性関連情報部を備えてお
き、関連情報により関連があると示される項目中の属性
情報を連鎖して取出すことにより上記欠点を除去し、属
性の変更に伴うプログラムへの影響が完全に管理される
ように構成した辞書システムにおける属性借用方式を提
供することにある。
（課題を解決するための手段） 本発明による辞書システムにおける属性借用方式は、
ある項目と他の項目との数値属性の関連情報を備えてお
くための属性関連情報部、および前記関連情報により関
連があると示された項目の数値属性情報を連鎖して取出
すためのポインタを備えた辞書部と、 原始プログラムを読込み、前記辞書部への引用がなさ
れているときには前記辞書部から前記数値属性情報を取
出して展開プログラムへ展開するが、前記項目が数値属
性を借用すると定義づけられているときには前記ポイン
タをたどって借用元の数値属性を取出して前記属性関連
情報部の指示に従って複数の項目の数値属性を演算を行
い、その結果を展開するための属性情報展開部とを具備
して構成したものである。
ある項目と他の項目との数値属性の関連情報を備えてお
くための属性関連情報部、および前記関連情報により関
連があると示された項目の数値属性情報を連鎖して取出
すためのポインタを備えた辞書部と、 原始プログラムを読込み、前記辞書部への引用がなさ
れているときには前記辞書部から前記数値属性情報を取
出して展開プログラムへ展開するが、前記項目が数値属
性を借用すると定義づけられているときには前記ポイン
タをたどって借用元の数値属性を取出して前記属性関連
情報部の指示に従って複数の項目の数値属性を演算を行
い、その結果を展開するための属性情報展開部とを具備
して構成したものである。
（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。
第１図は、本発明による辞書システムにおける属性借
用方式の一実施例を示すブロツク図である。第１図にお
いて、１は辞書部、２は属性情報展開部、３は原始プロ
グラム格納手段、４は展開プログラム格納手段である。
用方式の一実施例を示すブロツク図である。第１図にお
いて、１は辞書部、２は属性情報展開部、３は原始プロ
グラム格納手段、４は展開プログラム格納手段である。
第１図において、辞書部１はその中に項目ごとのアイ
テムをもつが、当該アイテム中にはそのアイテムへアク
セスするための項目名を備え、もしその項目の属性が他
の項目の属性から借用されるものであれば、その関連を
示す属性関連情報部と、借用元の項目を取出すためのポ
インタとが含まれている。
テムをもつが、当該アイテム中にはそのアイテムへアク
セスするための項目名を備え、もしその項目の属性が他
の項目の属性から借用されるものであれば、その関連を
示す属性関連情報部と、借用元の項目を取出すためのポ
インタとが含まれている。
属性情報展開部２は、原始プログラム格納手段３から
原始プログラムを読込む。そのなかに辞書部１への引用
がなされている場合には、属性情報展開部２は辞書部１
からその属性情報を取出し、展開プログラム格納手段４
のなかの属性プログラムへ展開する。しかし、そのとき
に辞書中にその項目が属性を借用すると定義づけられて
いる場合、上記ポインタをたどつて借用元の属性を取出
し、属性関連情報部の指示に従つて属性を合成し、当該
項目の属性としてこれを展開する。
原始プログラムを読込む。そのなかに辞書部１への引用
がなされている場合には、属性情報展開部２は辞書部１
からその属性情報を取出し、展開プログラム格納手段４
のなかの属性プログラムへ展開する。しかし、そのとき
に辞書中にその項目が属性を借用すると定義づけられて
いる場合、上記ポインタをたどつて借用元の属性を取出
し、属性関連情報部の指示に従つて属性を合成し、当該
項目の属性としてこれを展開する。
第２図は、第１図の装置により行われる属性の管理例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
第２図において、“合計金額”の属性が“金額”の属
性の桁数＋２桁でなければならないという関係にある場
合、“合計金額”の属性部には、“合計金額”が“金
額”の属性桁数＋２桁で得られるという情報と、“金
額”に対するポインタとが設定される。“金額”の属性
桁数が変更された場合、属性情報展開部２が原始プログ
ラムを展開する場合、自動的に“合計金額”の桁数は
“金額”の桁数＋２桁に調整されて展開される。
性の桁数＋２桁でなければならないという関係にある場
合、“合計金額”の属性部には、“合計金額”が“金
額”の属性桁数＋２桁で得られるという情報と、“金
額”に対するポインタとが設定される。“金額”の属性
桁数が変更された場合、属性情報展開部２が原始プログ
ラムを展開する場合、自動的に“合計金額”の桁数は
“金額”の桁数＋２桁に調整されて展開される。
同様に、“売上げ額”の属性は、“単価”と“数量”
との２つの項目から属性が借用され、それらの桁数の和
の桁数という関係が保持されて調整される。
との２つの項目から属性が借用され、それらの桁数の和
の桁数という関係が保持されて調整される。
（発明の効果） 以上説明したように本発明は、ある項目と他の項目と
の関連情報を辞書中に保持し、他の項目の属性を借用で
きるようにすることにより、ある項目の属性が変更され
た場合、自動的に関連項目の属性も調整され、プログラ
ムの修正効率と安全性とが向上できるという効果があ
る。
の関連情報を辞書中に保持し、他の項目の属性を借用で
きるようにすることにより、ある項目の属性が変更され
た場合、自動的に関連項目の属性も調整され、プログラ
ムの修正効率と安全性とが向上できるという効果があ
る。
第１図は、本発明による辞書システムにおける属性借用
方式の一実施例を示すブロツク図である。 第２図は、第１図の装置により行われる属性の管理例を
示す説明図である。 １……辞書部 ２……属性情報展開部 ３……原始プログラム格納手段 ４……展開プログラム格納手段
方式の一実施例を示すブロツク図である。 第２図は、第１図の装置により行われる属性の管理例を
示す説明図である。 １……辞書部 ２……属性情報展開部 ３……原始プログラム格納手段 ４……展開プログラム格納手段
Claims (1)
- 【請求項１】ある項目と他の項目との数値属性の関連情
報を備えておくための属性関連情報部、および前記関連
情報により関連があると示された項目の数値属性情報を
連鎖して取出すためのポインタを備えた辞書部と、 原始プログラムを読込み、前記辞書部への引用がなされ
ているときには前記辞書部から前記数値属性情報を取出
して展開プログラムへ展開するが、前記項目が数値属性
を借用すると定義づけられているときには前記ポインタ
をたどって借用元の数値属性を取出して前記属性関連情
報部の指示に従って複数の項目の数値属性の演算を行
い、その結果を展開するための属性情報展開部とを具備
して構成したことを特徴とする辞書システムにおける属
性借用方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1172402A JP2605401B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 辞書システムにおける属性借用方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1172402A JP2605401B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 辞書システムにおける属性借用方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0337721A JPH0337721A (ja) | 1991-02-19 |
| JP2605401B2 true JP2605401B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=15941285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1172402A Expired - Lifetime JP2605401B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 辞書システムにおける属性借用方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2605401B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6035343A (en) * | 1993-06-11 | 2000-03-07 | Fujitsu Limited | Method for executing software formed of software components and a system for executing such software |
| JPH11232089A (ja) * | 1998-02-10 | 1999-08-27 | Nippon Steel Corp | 用語管理システム、用語管理方法および記録媒体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62219124A (ja) * | 1986-03-20 | 1987-09-26 | Fujitsu Ltd | デ−タベ−スにおける項目属性遺伝処理方式 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP1172402A patent/JP2605401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
| Title |
|---|
| ＡＣＯＳソフトウェア ＡＣＯＳ−４／ＭＶＰ ＸＥ ＤＤＡ／ＴＥＲＭ説明書第４版（１９８９−４）日本電気株式会社Ｐ．１３４−１４０ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0337721A (ja) | 1991-02-19 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080213 Year of fee payment: 11 |
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