JP2605267B2 - デイジタルデータ記録装置 - Google Patents

デイジタルデータ記録装置

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JP2605267B2
JP2605267B2 JP1982487A JP1982487A JP2605267B2 JP 2605267 B2 JP2605267 B2 JP 2605267B2 JP 1982487 A JP1982487 A JP 1982487A JP 1982487 A JP1982487 A JP 1982487A JP 2605267 B2 JP2605267 B2 JP 2605267B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディジタルオーディオ信号等のディジタ
ルデータを記録するのに適用されるディジタルデータ記
録装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明では、CRC,BHC等のエラー検出用符号によっ
てエラー検出可能な1ブロック毎に対して一連の記録で
あることを示す識別信号IDを付加するディジタルデータ
記録装置において、エラー検出用符号の冗長コードに対
して、識別信号IDとこの識別信号IDの少なくともエラー
検出を可能とするための冗長コードとが例えば排他的論
理和に基づいて合成される。
〔従来の技術〕
ディジタルオーディオ信号を回転ヘッドにより記録/
再生するディジタルテープレコーダにおいては、データ
が飽和記録されるために、消去ヘッドを用いなくても、
旧いデータ上に新たなデータを重ねて記録することによ
り、データを書き換えることができる。しかし、記録/
再生が異なる装置によりなされた場合には、装置間の互
換性の不十分さにより、消去されずに旧いデータが残っ
ている領域が発生する。
第6図は、例えば180゜の対向間隔で配置された一対
の回転ヘッドにより形成された磁気テープTの記録パタ
ーンを示す。第6図において、実線で示すトラックRaが
装置Aで形成されたトラックを示し、破線で示すトラッ
クRbが装置Bで形成されたトラックを示す。第6図に示
されるように、トラックRa及びRbの位置が装置間のテー
プ走行機構等の機械的なずれにより一致していない。最
初に、装置Aにより記録動作がされ、次に、装置Bによ
り記録動作がされた場合に、トラックRaの中で装置Bの
回転ヘッドが走査しない領域(第6図Bにおいて、斜線
で示す領域)が消去されない。従って、第6図Bに示す
記録パターンの磁気テープを装置Aにより再生すると、
斜線の領域から以前に装置Aが記録したデータが装置B
により記録された旧いデータに先行して再生される。
回転ヘッドによりディジタルオーディオ信号を記録/
再生する場合には、エラー検出/エラー訂正符号が使用
されるのが普通である。このエラー検出/エラー訂正符
号の一つとして、1本のトラックに記録されるデータの
2次元配列の所定の方向例えば斜め方向に位置する複数
シンボルの系列毎にパリティコードを生成し、上記の2
次元配列の縦方向に位置する複数シンボル毎にエラー検
出符号例えばCRCの符号化を行うものが知られている。
パリティコードを形成するデータ系列としては、異なる
方向の2つの系列が用いられ、データが2つの系列に含
まれることにより、エラー訂正能力の向上が図られる。
再生側では、CRCによりエラー検出の結果に基づいてパ
リティコードを用いたエラー訂正がなされる。単純パリ
ティのエラー訂正符号は、1個のパリティ系列内でCRC
により特定された1個のエラーシンボルの訂正が可能で
ある。
前述のように、異なる装置間の互換性の不十分さによ
り、消し残りの領域から、本来のデータと無関係なデー
タが再生された時に、この無関係なデータがCRCによっ
ては、エラーデータとして検出されず、正しいデータと
して扱われる。このために、再生音に異常な音が発生す
る等の大きな問題が生じる。また、装置間の互換性の不
十分さに限らず、記録時に付着していた塵埃が再生時に
は、脱落して以前の記録データが再生される場合にも、
上記と同様の問題が発生する。
この問題を解決するために、特開昭60−1675号公報に
記載されているような識別信号(以下、IDコードと称す
る。)の導入が本願出願人により提案されている。IDコ
ードは、一連の記録毎に変化する複数ビットの2進コー
ドであり、CRCコードによりエラー検出の対象とされる
データ毎に付加されている。IDコードを再生時に監視す
ることにより、CRCが正しくても、再生データに紛れ込
んだ無関係なデータをエラーデータとみなして排除する
ことができる。
第7図Aは、回転ヘッド型のディジタルテープレコー
ダに適用されている従来のデータ構成を示す。1ブロッ
クの長さが288ビットとされ、先頭に11ビットのブロッ
ク同期信号が位置し、次に、13ビットのブロックアドレ
スが位置し、更に、48ビット(12ビット×4)のパリテ
ィコードが位置する。エラー訂正符号の符号化は、記録
されるステレオオーディオデータの奇数番のデータ及び
偶数番のデータの夫々の2次元配列に対してなされる。
奇数番のデータの2次元配列において第1の方向に位置
する複数ワードの系列からパリティコードPoddが形成さ
れ、第2の方向に位置する複数ワードの系列からパリテ
ィコードQoddが形成される。同様に、偶数番のデータの
2次元配列において第1の方向に位置する複数ワードの
系列からパリティコードPevenが形成され、第2の方向
に位置する複数ワードの系列からパリティコードQeven
が形成される。
パリティコードの後にオーディオデータの16ワードL
1,R1,L2,R2,‥‥‥‥L8,R8(L:左チャンネルのオーディ
オデータ,R:右チャンネルのオーディオデータ)が位置
し、オーディオデータの後にIDコードID(8ビット)及
びCRCコード(16ビット)が付加されている。CRCコード
は、1ブロック内のブロック同期信号を除く残りのデー
タをエラー検出の対象とする。
第7図Bに示すように、IDコードを12ビットとしてCR
Cコードを12ビットとするデータ構成も考えられてい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一連の記録を示すIDコードは、ビット数が多い程、識
別能力が高くなり、本来のデータと旧いデータとの間で
IDコードが偶然的に一致するおそれを排除することがで
きる。この要請からは、第7図Bに示されるデータ構成
の方が第7図Aに示されるデータ構成よりIDコードのビ
ット数が多いので好ましい。即ち、第7図Aの場合で
は、(28=256)通りのIDコードが生成でき、第7図B
の場合では、(212=4096)通りのIDコードが生成でき
る。
一方、CRCコードは、ビット数が多い程、誤ったエラ
ー検出の確率を下げることができる。従って、第7図A
に示されるデータ構成の方が第7図Bに示されるデータ
構成よりCRCコードのビット数が多いので好ましい。従
来の第7図に示されるデータ構成は、識別能力及びエラ
ー検出能力の両者を十分に満足することができない欠点
があった。
従って、この発明の目的は、冗長度を高くすることな
く、IDコードの識別能力及びCRCコード等のエラー検出
符号のエラー検出能力の向上が図られたディジタルデー
タ記録装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明では、CRC,BHC等のエラー検出用符号によっ
てエラー検出可能な1ブロック毎に対して一連の記録で
あることを示す識別信号IDが付加されるディジタルデー
タ記録装置において、エラー検出用符号の冗長コードの
一部に対して、識別信号IDが付加されると共に、識別信
号IDに関して少なく共エラー検出を可能とするための冗
長コードがエラー検出用符号の冗長コードの残りの部分
に対して付加される。識別信号IDのエラー検出を可能と
するための方法としては、例えば識別信号IDが2重に記
録される。
〔作用〕
エラー検出用符号としてCRCが使用される時には、冗
長コードとしてCRCコードが発生する。このCRCコードの
ビット数が例えば24ビットとし、IDコードが12ビットと
すると、CRCコードの下位12ビットとIDコードIDとが排
他的論理和の演算がされ、CRCコードの上位12ビットとI
DコードIDの反転コード▲▼とが排他的論理和の演
算がされる。このように、CRCコードにエラー検出可能
な形でIDコードが埋めこまれて記録される。
再生側では、CRCの処理後の24ビットのデータを用い
てエラーの有無が検出される。この24ビットの下位12ビ
ットが再生IDコードPIDとして扱われる。再生IDコードP
IDは、エラーが無い時には、元のIDコードとなり、エラ
ーが有る時には、元のIDコードと異なったデータとな
る。同様に、上位12ビットは、エラーが無い時には、▲
▼となる。従って、上位12ビットを反転したコード
と上記の下位12ビットのコードの一致検出がなされ、一
致する場合にエラーが無いと判定される。また、再生ID
コードPIDは、基準のIDコードと比較され、一致/不一
致の検出がされる。CRC検出結果が正しくても、再生ID
コードPIDが基準のIDコードと不一致の場合には、1ブ
ロックのデータがエラーと判断される。上述のように、
再生IDコードPIDは、1ブロック内にエラーワードがあ
る時には、元のIDコードと異なり、基準IDコードと比較
された時に不一致出力が発生する。
つまり、CRCコードが24ビットとした場合と同等のエ
ラー検出能力が得られると共に、IDコードのビット数を
減らす必要がなく、一連の記録かどうかを識別する充分
な能力が得られ、また、識別信号のセルフチェックが可
能となる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。この一実施例は、180゜の対向間隔で配置され
た一対の回転ヘッドによりエラー訂正符号化がされたデ
ィジタルオーディオ信号を磁気テープに記録するもので
ある。以下の説明は、下記の項目に従ってなされる。
a.データ構成 b.記録側のID処理回路 c.再生側のID処理回路 d.CRC検出回路 e.変形例 a.データ構成 磁気テープに記録される磁気データは、第5図に示す
ブロックが連続したものである。第5図に示すように、
1ブロックの長さが288ビットとされ、先頭に11ビット
のブロック同期信号が位置し、次に、13ビットのブロッ
クアドレスが位置し、更に、48ビット(12ビット×4ワ
ード)のパリティコードが位置する。各ワードは、先頭
が最上位ビットとされ、最後のビットが最下位ビットと
されている。エラー訂正符号の符号化は、記録されるス
テレオオーディオデータの奇数番のデータ及び偶数番の
データの夫々の2次元配列に対してなされる。奇数番の
データの2次元配列において第1の方向に位置する複数
ワードの系列からパリティコードPoddが形成され、第2
の方向に位置する複数ワードの系列からパリティコード
Qoddが形成される。同様に、偶数番のデータの2次元配
列において第1の方向に位置する複数ワードの系列から
パリティコードPevenが形成され、第2の方向に位置す
る複数ワードの系列からパリティコードQevenが形成さ
れる。
パリティコードの後にオーディオデータの16ワードL
1,R1,L2,R2,‥‥‥‥L8,R8(L:左チャンネルのオーディ
オデータ,R:右チャンネルのオーディオデータ)が位置
し、オーディオデータの後に、24ビットのCRC,IDエリア
が付加されている。このCRC・IDエリアには、後述のよ
うに、24ビットのCRCコードの上位12ビットに対して、I
Dコードの反転コード▲▼をエクスクルーシブOR演
算してものと、下位12ビットに対して、IDコードIDをエ
クスクルーシブOR演算したものとが挿入される。CRC
は、ブロック同期信号を除く残りのデータをエラー検出
の対象とする。
再生側では、再生データの1ブロック毎にCRC検出の
処理がされて、CRC検出後の下位側の12ビットがIDコー
ドとして復号され、上位側の12ビットがIDコードの反転
したコード▲▼として復号される。この復号された
2つのコードの比較演算を行うことにより、エラーの有
無が検出される。
b.記録側のID処理回路 第1図を参照して記録側のID処理回路について説明す
る。24個のフリップフロップD1〜D24が縦続接続された
シフトレジスタ回路と、フリップフロップD1及びD2間,
フリップフロップD5及びD6間,フリップフロップD6及び
D7間,フリップフロップD23及びD24間,フリップフロッ
プD24の出力側に夫々挿入された(mod.2)の加算器A1,A
2,A3,A4及びA5によりCRC発生回路が構成される。(mod.
2)の加算器は、エクスクルーシブORゲートにより構成
それる。
この一実施例では、CRCの生成多項式として次式で示
すものが用いられている。
G(x)=x24+x23+x6+x5+x+1 フリップフロップD1には、ANDゲート1を介されたシ
リアルデータが供給される。ANDゲート1には、加算器A
5の出力データと端子2からの制御パルスCP1とが供給さ
れる。この加算器A5には、シフトレジスタ回路のフリッ
プフロップD24の出力信号と端子3からの入力データと
が供給される。CRCコードを生成するためのシフトレジ
スタ回路のフリップフロップD1〜D24には、図示せず
も、共通のスタートパルスが供給される。このスタート
パルスにより全てのフリップフロップがリセットされ
る。
シフトレジスタ回路により生成された24ビットのCRC
コードが加算器5に供給される。この加算器5には、ID
レジスタ6からの12ビットのIDコードとIDレジスタ7か
らの12ビットの反転したIDコード▲▼とが順次供給
される。IDレジスタ6には、IDコードIDが格納されてお
り、IDレジスタ7には、インバータ8で反転されたIDコ
ード▲▼が格納されている。IDレジスタ6には、端
子9から制御パルスCP2が供給され、この制御パルスCP2
により、24ビットのCRCコードの下位の12ビットが加算
器5に供給されるタイミングと同期してIDレジスタ6か
らIDコードIDが出力される。IDレジスタ7には、端子10
から制御パルスが供給され、この制御パルスにより、24
ビットのCRCコードの上位の12ビットが加算器5に供給
されるタイミングと同期してIDレジスタ7から反転して
IDコード▲▼が出力される。従って、加算器5にお
いて、CRCに▲▼とIDを内在させる演算がなされこ
の演算で得られたコード信号が24ビットのCRCコードに
代えてスイッチ回路4の入力端子bに供給される。
端子3からの入力データがスイッチ回路4の一方の入
力端子aに供給され、加算器5の出力データがスイッチ
回路4の他方の入力端子bに供給される。スイッチ回路
4の出力端子cが出力端子1として導出される。スイッ
チ回路4は、制御パルスCP1により制御される。即ち、
制御パルスCP1がハイレベルの時には、入力端子a及び
出力端子cが接続され、入力データが出力端子11に取り
出され、制御パルスCP1がローレベルの時には、入力端
子b及び出力端子cが接続され、加算器5からのコード
信号が出力端子11に取り出される。従って、出力端子11
には、CRCコードの代わりに加算器からのコード信号が
挿入されたシリアルデータが取り出される。
第2図は、上述の記録側のID処理回路の動作を示すタ
イミングチャートである。第2図Aは、入力端子3から
の記録データ及びこの記録データから形成されたCRCコ
ードを示す。第2図Cに示す制御パルスCP1によって、A
NDゲート1が制御され、CRCコードの生成がされる。
また、第2図Bは、IDレジスタ6から第2図Dに示す
ように、CRCコードの下位12ビットと対応してハイレベ
ルとなる制御パルスCP2により出力されたIDコードIDとI
Dレジスタ7から制御パルス(図示せずも、制御パルス
はCRCコードの上位12ビットと対応してハイレベルとな
る。)により出力された▲▼とを示す。この第2図
Bに示すコード信号が加算器5に供給される。加算器5
により、CRCコードと第2図B示すコード信号とのエク
スクルーシブOR出力が形成される。加算器5の出力コー
ド信号がスイッチ回路4の入力端子bに供給されるの
で、出力端子11には、第2図Fに示すように、元のCRC
コードの代わりにCRCにIDと▲▼が内在されたコー
ド信号が挿入された記録データが発生する。第2図E
は、CRC発生回路のシフトレジスタをリセットするスタ
ートパルスを示している。
c.再生側のID処理回路 第3図を参照して再生側のID処理回路について説明す
る。第3図において、21で示す入力端子に再生データが
供給され、後述のように、CRC検出回路22によりエラー
検出がブロック毎になされる。CRC検出回路22には、端
子23から再生データと同期したタイミング信号が供給さ
れる。CRC検出回路22を介された再生データがエラー訂
正デコーダ24に供給される。エラー訂正デコーダ24は、
1本のトラックから再生されるデータ毎にエラー検出/
エラー訂正動作を行う。CRC検出回路22からのデータに
は、CRC検出で生成されたエラーフラグが含まれ、エラ
ー訂正デコーダ24は、このエラーフラグを参照してエラ
ー訂正を行う。
また、CRC検出が正しくても、テープレコーダ間の互
換性の不充分さ等により生じる無関係な再生データが紛
れ込むことを防止するために、ANDゲート26の出力信号
がハイレベルの場合にのみ、再生データが有効なデータ
として扱われる。有効なデータがエラー訂正デコーダ24
の復号用メモリに書き込まれる。このANDゲート26に
は、CRC検出回路22からエラーの有無を示すエラーポイ
ンタEPと比較回路27からの一致出力とが供給される。
CRC検出回路22からの再生IDコードPIDが比較回路27及
び基準ID設定回路29に供給される。比較回路27は、再生
IDコードPIDと基準ID設定回路29に格納されている基準I
Dコードとの一致/不一致を検出する。一致が検出され
た場合にハイレベルとなる一致出力がANDゲート26及び
多数決論理回路30に供給される。多数決論理回路30に
は、比較回路27から不一致の場合にハイレベルとなる比
較出力も供給され、例えば回路ヘッドの1回の走査の期
間において、一致出力(S)及び不一致出力(E)の個
数が比較される。
基準ID設定回路29では、1本のトラック中の2乃至3
ヵ所の再生IDコードPIDがサンプリングされ、これらの
サンプリングされた2乃至3個の再生IDコードPID同士
の一致/不一致が検出される。このサンプリングされる
再生IDコードをエラーポインタEPによりエラーが無いと
判定されたものに限定しても良い。再生IDコード同士が
一致し、且つ多数決論理回路30の判断が(S>E)の場
合には、IDコードが変化したものと判断され、次のトラ
ックの走査を開始する直前に基準IDコードが変更され
る。両者の条件が満足されない場合には、基準IDコード
の変更がされない。基準ID設定回路29及び多数決論理回
路30には、端子31から回転ヘッドの走査と同期したタイ
ミングパルスが供給されている。
d.CRC検出回路 CRC検出回路22は、第4図に示す構成とされている。
第4図において、32で示すシフトレジスタ回路は、記録
側に設けられているCRC発生回路と同様に24個のフリッ
プフロップが縦続接続されたもので、シフトレジスタ回
路32の出力側に接続された加算器33(第1図の加算器A5
と対応する)に端子35から再生データが供給される。加
算器33の出力信号がANDゲート34を介してシフトレジス
タ回路32に帰還されている。ANDゲート34には、端子36
から制御パルスが供給される。この制御パルスは、再生
データのブロック同期信号の期間でのみ、ローレベルと
なり、ブロック同期信号以外の期間でハイレベルとな
る。この制御パルスにより、各ブロックのデータに含ま
れるブロック同期信号のシフトレジスタ回路32への供給
が禁止される。
ブロック同期信号を除く1ブロックの再生データが供
給されると、エラーが無い場合では、CRCコードを含む
1ブロックのデータ(ブロック同期信号を除く)が生成
多項式で割り切れるので、剰余(シフトレジスタ回路32
の内容)がゼロとなる。従って、エラーが無ければ、下
位側の12ビットがIDコードID,上位側の12ビットが反転
したIDコードとなる。逆に、エラーが有れば、剰余がゼ
ロとならないので、上述の関係を満足する各12ビットの
2個のコードが得られない。
シフトレジスタ回路32の24ビットの並列出力がラッチ
37に供給され、制御パルスによりラッチされる。ラッチ
37からの下位側の12ビットが再生IDコードPIDとして使
用される。ラッチ37からの各12ビットのコード信号がエ
クスクルーシブOR回路38に供給され、エクスクルーシブ
OR回路38からエラーポインタEPが発生する。エクスクル
ーシブOR回路38では、12ビットの2個のコード信号同士
の対応するビット毎にエクスクルーシブORゲートに供給
され、12個のエクスクルーシブORゲートの出力信号がAN
Dゲートに供給され、このANDゲートからエラーポインタ
EPが得られる。エラーが無い時には、エクスクルーシブ
OR回路38において、(ID▲▼)の演算がされるの
で、12個のエクスクルーシブORゲートの出力が全て“1"
となる。従って、エラーポインタEPは、エラーが無い時
にハイレベルとなり、エラーが有る時にローレベルとな
る。
e.変形例 この一実施例と異なり、反転しない識別信号IDを二重
記録しても良い。勿論、IDコードに対してエラー検出用
符号、エラー訂正用符号の符号化を行うようにしても良
い。
また、エラー検出用符号としては、CRC以外の符号を
使用できる。また、この発明は、回転ヘッド型のディジ
タルテープレコーダに限らず、固定ヘッド型のディジタ
ルテープレコーダに対しても適用することができる。
〔発明の効果〕
この発明では、エラー検出用符号例えばCRCの冗長コ
ードに一連の記録であることを示す識別信号が埋めこま
れる。従って、CRCとしては、最大限のビット数を持つ
ことができ、エラー検出能力の向上が図られる。また、
識別信号のセルフチェックが可能となり、エラー検出の
精度が高くできる。更に、識別信号のビット数を減らさ
なくても良いので、充分なビット数の識別信号を挿入で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例の動作説明のためのタイミングチャー
ト、第3図は再生側のID処理回路の一例のブロック図、
第4図は再生側に設けられるCRC検出回路の一例のブロ
ック図、第5図はこの一実施例における1ブロックのデ
ータ構成を示す略線図、第6図は従来の記録パターンを
示す略線図、第7図は従来のデータ構成を示す略線図で
ある。 図面における主要な符号の説明 D1,D2,……D24:CRC発生回路を構成するシフトレジスタ
回路、3:記録データの入力端子、4:スイッチ回路、6,7:
IDレジスタ、8:出力端子。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エラー検出用符号によってエラー検出可能
    な1ブロック毎に対して一連の記録であることを示す識
    別信号を付加するディジタルデータ記録装置において、 上記エラー検出用符号の冗長コードの一部に対して、上
    記識別信号を付加すると共に、上記識別信号に関して少
    なく共エラー検出を可能とするための冗長コードを上記
    エラー検出用符号の冗長コードの残りの部分に対して付
    加する手段を備えたことを特徴とするディジタルデータ
    記録装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のディジタル
    データ記録装置において、上記エラー検出用符号の冗長
    コードと互いに同一又は反転関係にある2個の上記識別
    信号との排他的論理和の演算を行うことを特徴とするデ
    ィジタルデータ記録装置。
JP1982487A 1987-01-30 1987-01-30 デイジタルデータ記録装置 Expired - Lifetime JP2605267B2 (ja)

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AT88300658T ATE76216T1 (de) 1987-01-30 1988-01-27 Verfahren und geraet zum kodieren von aufgezeichneten daten mit einem identifikationskode und einem fehlerpruefkode.
EP88300658A EP0276991B1 (en) 1987-01-30 1988-01-27 Encoding method and apparatus for recording data with an identification code and an error check code
US07/150,388 US4910736A (en) 1987-01-30 1988-01-29 Encoding method and apparatus for recording data with an identification code and an error check code
CA000557677A CA1291812C (en) 1987-01-30 1988-01-29 Encoding method and apparatus for recording data with an identification code and an error check code
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