JP2605240B2 - 光線偏向装置 - Google Patents
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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- G02B26/108—Scanning systems having one or more prisms as scanning elements
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複写技術の分野および
原稿走査装置用走査装置中の光線偏向装置に関する。か
かる走査装置は、一般に少なくとも１つの光線を発生す
る光源、光線偏向装置および光学的手段を有する。
原稿走査装置用走査装置中の光線偏向装置に関する。か
かる走査装置は、一般に少なくとも１つの光線を発生す
る光源、光線偏向装置および光学的手段を有する。
【０００２】
【従来の技術】原稿走査装置（入力スキャナとも呼ばれ
る）においては走査装置で発生した光線は、点および行
に従って、走査すべき原稿上へ導かれ、原稿から反射ま
たは透過した走査光はオプトエレクトロニクスの変成器
中でイメージ信号に変換される。記録装置（レコーダ、
露光器または出力スキャナとも呼ばれる）においては、
走査装置内で発生した光線は、情報を記録するためのイ
メージ信号により輝度変調され、点および行に従って感
光性記録材料上へ導かれる。
る）においては走査装置で発生した光線は、点および行
に従って、走査すべき原稿上へ導かれ、原稿から反射ま
たは透過した走査光はオプトエレクトロニクスの変成器
中でイメージ信号に変換される。記録装置（レコーダ、
露光器または出力スキャナとも呼ばれる）においては、
走査装置内で発生した光線は、情報を記録するためのイ
メージ信号により輝度変調され、点および行に従って感
光性記録材料上へ導かれる。
【０００３】平台方式の装置の場合には、原稿ないしは
記録材料の保持装置は平らな面であり、該面上へ光線は
点および行に従って導かれかつ該面は査定装置に対して
相対的に動く。内部ドラム方式の装置の場合には、原稿
ないしは記録材料の保持装置は定置の半殻形またはとい
形曲面板として構成されている。走査装置は、保持装置
の縦軸に対して平行に動き、光線は縦軸に対して垂直に
半径方向に原稿ないしは記録材料上へ導かれる。
記録材料の保持装置は平らな面であり、該面上へ光線は
点および行に従って導かれかつ該面は査定装置に対して
相対的に動く。内部ドラム方式の装置の場合には、原稿
ないしは記録材料の保持装置は定置の半殻形またはとい
形曲面板として構成されている。走査装置は、保持装置
の縦軸に対して平行に動き、光線は縦軸に対して垂直に
半径方向に原稿ないしは記録材料上へ導かれる。
【０００４】内部ドラム方式の記録装置は、たとえばヨ
ーロッパ特許（ＥＰ−Ａ）第３５４０２８号から公知で
ある。ここでは光線偏向装置は、光伝播に対して横に配
置され、回転軸と結合している鏡面として構成されてい
る。鏡面により、光線は記録材料上へ導かれる。
ーロッパ特許（ＥＰ−Ａ）第３５４０２８号から公知で
ある。ここでは光線偏向装置は、光伝播に対して横に配
置され、回転軸と結合している鏡面として構成されてい
る。鏡面により、光線は記録材料上へ導かれる。
【０００５】記録装置の作動の間、汚染物は鏡面上に集
まり、回転軸に関して非対称の設計に基づき、高い回転
数においては空気の乱れが生成する。この空気の乱れが
騒音公害を生じ、反射面の範囲内に付加的な汚染を惹起
し、鏡面の均一な回転を損なう。
まり、回転軸に関して非対称の設計に基づき、高い回転
数においては空気の乱れが生成する。この空気の乱れが
騒音公害を生じ、反射面の範囲内に付加的な汚染を惹起
し、鏡面の均一な回転を損なう。
【０００６】ドイツ国特許（ＤＥ−Ａ）第４１２４２２
９号から既に、光入射面と垂直に偏向された光線の射出
面とを有し、回転可能に支承された支持プリズムおよび
回転軸の方向に延びる光透過性偏向プリズムからなる光
線偏向装置は公知である。支持プリズムに隣接する偏光
プリズムの面は、回転軸に対して横に延びる反射面とし
て構成されている。偏光プリズムは支持プリズムと接着
されていて、双方のプリズムは、少なくとも局所的に、
回転軸に関して対称の１つのユニットに補完する。該ユ
ニットの側方には円板状のカバー部材が配置されてい
て、該部材はユニット上へ半径方向の拡がりで張出して
いる。
９号から既に、光入射面と垂直に偏向された光線の射出
面とを有し、回転可能に支承された支持プリズムおよび
回転軸の方向に延びる光透過性偏向プリズムからなる光
線偏向装置は公知である。支持プリズムに隣接する偏光
プリズムの面は、回転軸に対して横に延びる反射面とし
て構成されている。偏光プリズムは支持プリズムと接着
されていて、双方のプリズムは、少なくとも局所的に、
回転軸に関して対称の１つのユニットに補完する。該ユ
ニットの側方には円板状のカバー部材が配置されてい
て、該部材はユニット上へ半径方向の拡がりで張出して
いる。
【０００７】この光線偏光装置においては、カバー部材
により実際に僅かな空気の乱れ、汚染物および回転騒音
しか生じないが、カバー部材は正確に製作し、ユニット
に精密に定心しなければならないので、製造に比較的費
用がかかる。
により実際に僅かな空気の乱れ、汚染物および回転騒音
しか生じないが、カバー部材は正確に製作し、ユニット
に精密に定心しなければならないので、製造に比較的費
用がかかる。
【０００８】ドイツ国特許（ＤＥ−Ａ）第４３０４４９
９号には、支持プリズムおよび偏光プリズムを有し、両
者が接着により１つの回転可能なユニットに結合されて
いる他の光線偏向装置が記載されている。この実施形に
おいては、ユニットの光学的に利用されない縁およびか
どは丸くされているので、このユニットは少なくとも局
所的に球形の外輪郭を有し、これにより同様に僅かな空
気の乱れしか生じない。
９号には、支持プリズムおよび偏光プリズムを有し、両
者が接着により１つの回転可能なユニットに結合されて
いる他の光線偏向装置が記載されている。この実施形に
おいては、ユニットの光学的に利用されない縁およびか
どは丸くされているので、このユニットは少なくとも局
所的に球形の外輪郭を有し、これにより同様に僅かな空
気の乱れしか生じない。
【０００９】ドイツ国特許（ＤＥ−Ａ）第４１３０９７
７号から、光入射面、反射面および光射出面を有する、
球欠として構成された透明な物体および反射層に透明な
物体が接着されている、同様に球欠として構成された支
持体からなる、別の光線偏向装置が公知である。
７号から、光入射面、反射面および光射出面を有する、
球欠として構成された透明な物体および反射層に透明な
物体が接着されている、同様に球欠として構成された支
持体からなる、別の光線偏向装置が公知である。
【００１０】透明な物体および支持体から形成されるユ
ニットは、光入射面に対して垂直な軸のまわりで回転可
能でありかつ少なくとも該軸に関して回転対称の外輪郭
を有する。光線偏向装置の球状構成により、この偏向装
置は、著しい空気の乱れおよび回転騒音が生じることな
く比較的高い回転数で回転することができる。しかし、
光射出面が湾曲していることおよびこれにより生じる光
路内の光学的誤差は費用をかけて修正しなければならな
いことが不利である。
ニットは、光入射面に対して垂直な軸のまわりで回転可
能でありかつ少なくとも該軸に関して回転対称の外輪郭
を有する。光線偏向装置の球状構成により、この偏向装
置は、著しい空気の乱れおよび回転騒音が生じることな
く比較的高い回転数で回転することができる。しかし、
光射出面が湾曲していることおよびこれにより生じる光
路内の光学的誤差は費用をかけて修正しなければならな
いことが不利である。
【００１１】さらに、公知の光線偏向装置は、偏向プリ
ズムと支持プリズムないしは透明な物体と支持物体との
接着結合は比較的僅かな機械的応力しか許容しないの
で、光線偏向装置の許容回転数が制限さけているという
欠点を有する。
ズムと支持プリズムないしは透明な物体と支持物体との
接着結合は比較的僅かな機械的応力しか許容しないの
で、光線偏向装置の許容回転数が制限さけているという
欠点を有する。
【００１２】
【発明が解決しようとする課題】従って、請求項１に記
載された発明の課題は、光線偏向装置を、高い回転数で
の作動が保証され、回転騒音および汚染が十分にさけら
れるように改善することである。
載された発明の課題は、光線偏向装置を、高い回転数で
の作動が保証され、回転騒音および汚染が十分にさけら
れるように改善することである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１の
特徴部に記載された特徴によって解決される。
特徴部に記載された特徴によって解決される。
【００１４】有利な構成は、従属請求項に記載されてい
る。
る。
【００１５】次に、本発明を図１〜５につき詳説する。
【００１６】
【実施例】図１は原稿走査装置または記録装置用の詳細
に示されていない走査装置内の光線偏向装置の基本的実
施例を断面図で示す。光線偏向装置は、主として透明な
偏向プリズム１および支持プリズム２からなり、該支持
プリズムは偏向プリズム１を光軸３に関して回転対称
の、立方体または正方形のコンパクトなユニット１，２
に補完する。偏向プリズム１と支持プリズム２の突合せ
面は、接着によって互いに結合されている。偏向プリズ
ム２は、不透明材料、たとえばアルミニウムのような金
属からなる。偏向プリズム１および支持プリズム２は、
高い回転数において光線偏向装置の動荷重を減少する対
称な質量分布を達成するために、ほぼ等しい比重を有す
る材料から製造されているべきである。異なる材料を使
用する場合には、接着結合部の範囲内のせん断応力をさ
けるために、少なくとも等しい熱膨張係数が有利であ
る。
に示されていない走査装置内の光線偏向装置の基本的実
施例を断面図で示す。光線偏向装置は、主として透明な
偏向プリズム１および支持プリズム２からなり、該支持
プリズムは偏向プリズム１を光軸３に関して回転対称
の、立方体または正方形のコンパクトなユニット１，２
に補完する。偏向プリズム１と支持プリズム２の突合せ
面は、接着によって互いに結合されている。偏向プリズ
ム２は、不透明材料、たとえばアルミニウムのような金
属からなる。偏向プリズム１および支持プリズム２は、
高い回転数において光線偏向装置の動荷重を減少する対
称な質量分布を達成するために、ほぼ等しい比重を有す
る材料から製造されているべきである。異なる材料を使
用する場合には、接着結合部の範囲内のせん断応力をさ
けるために、少なくとも等しい熱膨張係数が有利であ
る。
【００１７】支持プリズム２に隣接する偏向プリズム１
の面は、光軸３に対し約４０〜５０゜の傾角で延びる、
たとえば銀層の形の反射面４として構成されている。さ
らに、偏向プリズム１は光軸３に対して直角に配置され
た、光軸３の方向に入射する光線６のための光入射面５
および反射面４で反射する光線６′のための、光線６の
射出方面７に対して直角に配向された光射出面８を有す
る。
の面は、光軸３に対し約４０〜５０゜の傾角で延びる、
たとえば銀層の形の反射面４として構成されている。さ
らに、偏向プリズム１は光軸３に対して直角に配置され
た、光軸３の方向に入射する光線６のための光入射面５
および反射面４で反射する光線６′のための、光線６の
射出方面７に対して直角に配向された光射出面８を有す
る。
【００１８】偏向プリズム１および支持プリズム２から
形成されるユニット１，２は、支持プリズムの面で、円
板状の取付板９に、たとえば同様に接着によって固定さ
れている。取付板９は軸１０を介して駆動装置１１と結
合していて、該駆動装置がユニット１，２を光軸２のま
わりで回転する。
形成されるユニット１，２は、支持プリズムの面で、円
板状の取付板９に、たとえば同様に接着によって固定さ
れている。取付板９は軸１０を介して駆動装置１１と結
合していて、該駆動装置がユニット１，２を光軸２のま
わりで回転する。
【００１９】光軸３に対して４５゜の反射面４の傾角で
は、反射光線６′は入射光線６に対して９０゜の偏向角
でユニット１，２から射出する。しかし、９０゜の偏向
角は、走査ないしは記録面から偏向装置へ反射する不利
な光の反射を生じる。かかる光の反射をさけるためには
９０゜から偏移する偏向角を選択するのが有利であるこ
とが判明した。これは、図１に示されているように、４
５゜から偏移する反射面４の傾角により、光射出面８が
光射出方向７に対して直角でなければならないという光
学的条件下に、光軸３に対する光射出面８の相応する傾
斜によって達成される。この場合、偏向プリズム１と支
持プリズム２から形成されるユニット１，２の回転対称
を維持するために、光射出面８に向合っている支持プリ
ズム２の面は同様に相応に傾斜しているので、ユニット
１，２の形は立方体ないしは正方形とは僅かに相違す
る。このような光の反射を避けるためには、９０゜から
約１〜５゜偏移する偏向角で十分である。
は、反射光線６′は入射光線６に対して９０゜の偏向角
でユニット１，２から射出する。しかし、９０゜の偏向
角は、走査ないしは記録面から偏向装置へ反射する不利
な光の反射を生じる。かかる光の反射をさけるためには
９０゜から偏移する偏向角を選択するのが有利であるこ
とが判明した。これは、図１に示されているように、４
５゜から偏移する反射面４の傾角により、光射出面８が
光射出方向７に対して直角でなければならないという光
学的条件下に、光軸３に対する光射出面８の相応する傾
斜によって達成される。この場合、偏向プリズム１と支
持プリズム２から形成されるユニット１，２の回転対称
を維持するために、光射出面８に向合っている支持プリ
ズム２の面は同様に相応に傾斜しているので、ユニット
１，２の形は立方体ないしは正方形とは僅かに相違す
る。このような光の反射を避けるためには、９０゜から
約１〜５゜偏移する偏向角で十分である。
【００２０】空気の乱れおよび回転の騒音の形成に関し
て光線偏向装置の空気力学的性質を改善するために、有
利には立方体ないしは正方形のユニット１，２の縁およ
び光学的に利用されないかどは丸くされており、かつユ
ニット１，２の平らな外面１２は、図２の斜視図から明
らかなように、ほぼ円形の形状をとる。
て光線偏向装置の空気力学的性質を改善するために、有
利には立方体ないしは正方形のユニット１，２の縁およ
び光学的に利用されないかどは丸くされており、かつユ
ニット１，２の平らな外面１２は、図２の斜視図から明
らかなように、ほぼ円形の形状をとる。
【００２１】偏向装置の空気力学的性質のもう１つの改
善は、有利には、ユニット１，２の利用されない３つの
外面１２の少なくとも２つに、球冠（１３，１４，１
５）ないしは球欠が取付けられており、その際利用され
る外面は光入射面５、光射出面８および取付板９と結合
している外面である。
善は、有利には、ユニット１，２の利用されない３つの
外面１２の少なくとも２つに、球冠（１３，１４，１
５）ないしは球欠が取付けられており、その際利用され
る外面は光入射面５、光射出面８および取付板９と結合
している外面である。
【００２２】たとえば接着によりユニット１，２と結合
している球冠１３，１４，１５はユニットに、局所的に
大体において球状の外輪郭を付与し、これは大きい空気
の乱れおよび回転騒音の生じることなしに、高い回転数
を許容する。これにより、装置をめぐって流れる空気中
に含有されている浮遊粒子による光線偏向装置の汚染を
減少することができる。さらに、球形、それと共に滑ら
かな外輪郭は、光線偏向装置の簡単な清掃を可能にす
る。
している球冠１３，１４，１５はユニットに、局所的に
大体において球状の外輪郭を付与し、これは大きい空気
の乱れおよび回転騒音の生じることなしに、高い回転数
を許容する。これにより、装置をめぐって流れる空気中
に含有されている浮遊粒子による光線偏向装置の汚染を
減少することができる。さらに、球形、それと共に滑ら
かな外輪郭は、光線偏向装置の簡単な清掃を可能にす
る。
【００２３】図３は、図１における観察方向ＩＩ−ＩＩ
による側面図を示し、図には光入射面５および光射出面
８がユニット１，２の利用される外面として認められ
る。さらに、該側面図には、利用されない外面１２に取
り付けられた３つの球冠１３，１４，１５が示されてい
る。さらに、側方外面１２に取付けられた球冠１３，１
４は、球冠１３，１４の底面が双方のプリズム１，２を
付加的接着結合によって結合しているので、偏向プリズ
ム１と支持プリズム２の間の結合強度を改善するという
利点を有する。光射出面８に向合っている外面１２に取
付られた球冠１５は、光線偏向装置の空気力学的性質を
さらに改善する。
による側面図を示し、図には光入射面５および光射出面
８がユニット１，２の利用される外面として認められ
る。さらに、該側面図には、利用されない外面１２に取
り付けられた３つの球冠１３，１４，１５が示されてい
る。さらに、側方外面１２に取付けられた球冠１３，１
４は、球冠１３，１４の底面が双方のプリズム１，２を
付加的接着結合によって結合しているので、偏向プリズ
ム１と支持プリズム２の間の結合強度を改善するという
利点を有する。光射出面８に向合っている外面１２に取
付られた球冠１５は、光線偏向装置の空気力学的性質を
さらに改善する。
【００２４】球冠１３，１４，１５は、たとえばガラ
ス、金属から、または軽い多孔質材料から製造されてい
てもよい。球冠としては、有利には市販の光学的レンズ
を使用することができる。
ス、金属から、または軽い多孔質材料から製造されてい
てもよい。球冠としては、有利には市販の光学的レンズ
を使用することができる。
【００２５】３つの球冠（１３，１４，１５）を使用す
る場合、重心は、コンパクトな光線偏向装置の容易な偏
心によって再び光軸３上にもたらすことができる。
る場合、重心は、コンパクトな光線偏向装置の容易な偏
心によって再び光軸３上にもたらすことができる。
【００２６】図４は、図１による光線偏向装置の別の構
成を示す。ユニット１，２の光入射面５には、ユニット
１，２から半径方向の拡がりが張出している円板状また
はリング状のカバー１６がたとえば接着によって取付け
られている。光入射面５に相対しているユニット１，２
の面の機能は取付板９自体またはそれから離れている円
板状またはリング状のカバーが引受けることができる。
成を示す。ユニット１，２の光入射面５には、ユニット
１，２から半径方向の拡がりが張出している円板状また
はリング状のカバー１６がたとえば接着によって取付け
られている。光入射面５に相対しているユニット１，２
の面の機能は取付板９自体またはそれから離れている円
板状またはリング状のカバーが引受けることができる。
【００２７】カバーによって、有利には光のあたる面に
向かう空気の流れがさらに減少する。場合により生じる
空気の流れは偏向され、それの運搬する汚染物を、光伝
播のために設けられた面の範囲内に導入することはでき
ない。
向かう空気の流れがさらに減少する。場合により生じる
空気の流れは偏向され、それの運搬する汚染物を、光伝
播のために設けられた面の範囲内に導入することはでき
ない。
【００２８】光入射面５に取付られたカバー１６は、透
明な材料から製造されていてもよいので、入射する光線
６は透明なカバー１６を通って光入射面５に到達するこ
とができる。選択的に、カバー１６は、光線６のための
中心の光入射口１７を有することもできる。
明な材料から製造されていてもよいので、入射する光線
６は透明なカバー１６を通って光入射面５に到達するこ
とができる。選択的に、カバー１６は、光線６のための
中心の光入射口１７を有することもできる。
【００２９】図５は、内部ドラム原理（Innentrommel-p
rinzip）に従って作業する記録装置（レコーダ、露光
器）中への光線偏向装置の望ましい適用例を示す。かか
る内部ドラムレコーダまたは内部ドラム方式の露光器に
おいては記録材料１８は半殻形ないしは円筒割片形の保
持装置１９に固定されている。本発明による光線偏向装
置２０は保持装置１９の光軸３のまわりで回転する。光
線６′はイメージ信号により輝度変調され、情報を点お
よび行に従って記録するために、光線偏向装置２０によ
り半径方向に記録材料１８上へ導かれる。このため、光
線偏向装置は、図示されてない駆動装置により、光軸３
に沿って動く。
rinzip）に従って作業する記録装置（レコーダ、露光
器）中への光線偏向装置の望ましい適用例を示す。かか
る内部ドラムレコーダまたは内部ドラム方式の露光器に
おいては記録材料１８は半殻形ないしは円筒割片形の保
持装置１９に固定されている。本発明による光線偏向装
置２０は保持装置１９の光軸３のまわりで回転する。光
線６′はイメージ信号により輝度変調され、情報を点お
よび行に従って記録するために、光線偏向装置２０によ
り半径方向に記録材料１８上へ導かれる。このため、光
線偏向装置は、図示されてない駆動装置により、光軸３
に沿って動く。
【００３０】本発明による光線偏向装置は、平台原理
（Flachbett-prinjip）に従って作業する記録装置にお
いても有利に使用することができる。
（Flachbett-prinjip）に従って作業する記録装置にお
いても有利に使用することができる。
【００３１】光線偏向装置を同様に原稿走査装置におい
て使用することは本発明の範囲内である。この場合に
は、偏向された光線は、走査すべき原稿を点および行に
従って露光するのに役立つ。
て使用することは本発明の範囲内である。この場合に
は、偏向された光線は、走査すべき原稿を点および行に
従って露光するのに役立つ。
【図１】光線偏向装置の基本的実施例の断面図。
【図２】同上実施例の斜視図。
【図３】図１の観察方向ＩＩ−ＩＩによる側面図。
【図４】光線偏向装置の別の実施例の断面図。
【図５】光線偏向の１適用例の断面図。
１ 偏向プリズム ２ 支持プリズム ３ 光軸 ４ 反射面 ５ 光入射面 ６ 入射光線 ６′ 反射光線 ７ 射出方向 ８ 光射出面 ９ 取付板 １０ 軸 １１ 駆動装置 １２ 外面 １３，１４，１５ 球冠 １６ カバー １７ 光入射口 １８ 記録材料 １９ 保持装置 ２０ 光線偏向装置
Claims (17)
- 【請求項１】 回転軸（３）の方向に延びる、光入射面
（５）、これに対して斜めに延びる反射面（４）および
光射出面（８）を有する光透過性の偏向プリズム
（１）、および反射面（４）で偏向プリズム（１）と結
合している支持プリズム（２）からなり、支持プリズム
（２）は偏向プリズム（１）を大体において立方体ない
しは正方形のユニット（１，２）に補完し、該ユニット
は偏向プリズム（１）の光入射面（５）に対して垂直な
光軸（３）のまわりで回転可能に支承されかつユニット
（１，２）の光学的に利用されない縁およびかどは丸く
されている光線偏向装置において、ユニット（１，２）
の利用されない少なくとも２つの外面に、ユニット
（１，２）の輪郭を少なくとも局部的に球形の外輪郭に
補完する球冠（１３，１４，１５）が取付けられている
ことを特徴とする光線偏向装置。 - 【請求項２】 支持プリズム（２）が光不透過性材料か
らなることを特徴とする請求項１記載の装置。 - 【請求項３】 偏向プリズム（１）がガラスからなるこ
とを特徴とする請求項１または２記載の装置。 - 【請求項４】 偏向プリズム（１）および支持プリズム
（２）が接着によって互いに結合されていることを特徴
とする請求項１から３までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項５】 ２つの球冠（１３，１４）が、双方のプ
リズムの面からなる、ユニット（１，２）の外面に配置
されていることを特徴とする請求項１から４までのいず
れか１項記載の装置。 - 【請求項６】 光射出面（８）に向き合っている、ユニ
ット（１，２）の外面（１２）に、もう１つの球冠（１
５）が取付けられていることを特徴とする請求項１から
５までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項７】 球冠（１３，１４，１５）がユニット
（１，２）の外面と接着によって結合されていることを
特徴とする請求項１から６までのいずれか１項記載の装
置。 - 【請求項８】 光入射面（５）に向き合っている、ユニ
ット（１，２）の外面（１２）が円板状の回転駆動され
る取付板（９）と結合していることを特徴とする請求項
１から７までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項９】 球冠（１３，１４，１５）として市販の
光学レンズが使用されていることを特徴とする請求項１
から８までのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項１０】 反射面（４）が光軸（３）に対して４
５゜の傾角を有しかつ光射出面（８）と光入射面（５）
が９０゜の角を囲むことを特徴とする請求項１から９ま
でのいずれか１項記載の装置。 - 【請求項１１】 反射面（４）が光軸に対して４５゜偏
移する傾角を有しかつ光射出面（８）が光入射面（５）
に対して９０゜偏移する傾斜によって、反射面（４）か
ら来る光線（６′）が垂直にこの光射出面を通過するこ
とを特徴とする請求項１から９までのいずれか１項記載
の装置。 - 【請求項１２】 傾斜している光入射面（８）に向き合
っているユニット（１，２）の外面（１２）が回転対称
を維持するために相応に傾斜していることを特徴とする
請求項１１記載の装置。 - 【請求項１３】 偏向プリズム（１）および支持プリズ
ム（２）が、ほぼ等しい比重を有する材料から製造され
ることを特徴とする請求項１から１２までのいずれか１
項記載の装置。 - 【請求項１４】 偏向プリズム（１）および支持プリズ
ム（２）が、ほぼ等しい熱膨張係数を有する材料から製
造されていることを特徴とする請求項１から１３までの
いずれか１項記載の装置。 - 【請求項１５】 ユニット（１，２）は、光入射面
（５）に配置されていて、ユニット（１，２）から半径
方向に張出している少なくとも１つの円板状カバー（１
６）を有することを特徴とする請求項１から１４までの
いずれか１項記載の装置。 - 【請求項１６】 カバー（１６）が光透過性材料からな
ることを特徴とする請求項１５記載の装置。 - 【請求項１７】 カバー（１６）が入って来る光線
（６）のための中心の光入射口（１）を有することを特
徴とする請求項１５記載の装置。
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