JP2604831Y2 - 便器洗浄排水弁装置のハンドル装置 - Google Patents

便器洗浄排水弁装置のハンドル装置

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JP2604831Y2
JP2604831Y2 JP1993049382U JP4938293U JP2604831Y2 JP 2604831 Y2 JP2604831 Y2 JP 2604831Y2 JP 1993049382 U JP1993049382 U JP 1993049382U JP 4938293 U JP4938293 U JP 4938293U JP 2604831 Y2 JP2604831 Y2 JP 2604831Y2
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智一 合田
孝浩 草野
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は便器洗浄排水装置、特に
大便用洗浄(以下大洗浄という)、小便用洗浄(以下小
洗浄という)の切替機能を有する便器洗浄装置のハンド
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の便器洗浄装置のハンドル
装置として、特開昭60−208527号公報のものが
ある。この公報のものはタンクの側壁を貫通して所定角
度回転自在に設けられるスピンドルと、タンク外に突出
するスピンドルの端部に取り付けられる操作用のレバー
ハンドルと、夫々タンク内部においてスピンドルに取り
付けられる第1アーム及び第2アームとで構成されてお
り、第1アームはスピンドルに回転不能に嵌められる円
筒部を、また第2アームは第1アームの円筒部外周面に
回転自在に嵌められる円筒部を夫々備え、第2アームの
円筒部には円周方向に所定角度範囲に亘って切り欠きを
形成し、第1アームの円筒部には上記切り欠きの端面に
当接する突出部を形成することにより、スピンドルを所
定の一方向に回転させたときのみ突出部が切り欠きに当
たって第2アームを回転させるようになし、例えばスピ
ンドルを反時計方向に回転操作したときに第1アームと
第2アームの双方が上方に揺動し、時計方向に回転操作
したときには第1アームだけが上方に揺動するようにな
っている。
【0003】斯かるハンドル装置は、第1アームを小洗
浄用の排水弁に、また、第2アームを大洗浄用の排水弁
に夫々玉鎖等で連絡し、スピンドルの一方(例えば反時
計方向)への回転操作により大洗浄用及び小洗浄用双方
の弁を作動させて大洗浄を行ない、スピンドルの他方向
(時計方向)への回転操作により小洗浄用の排水弁のみ
を作動させて小洗浄を行なうように使用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、排水弁はタ
ンクへの給水方向によっては内部の取り合い上オーバー
フロー管連結部を左右逆に位置させなければならない場
合があり、一般にオーバーフロー管連結部は排水弁の弁
体の取付部を兼用しているため、例えば図1に示すよう
に大洗浄用排水弁への玉鎖取り付け位置と小洗浄用排水
弁への玉鎖取り付け位置とがハンドル装置のスピンドル
の軸線方向に前後にずれているような排水弁にあって
は、排水弁の方向をオーバーフロー管連結部の位置が左
右逆になるように変えることにより大洗浄用排水弁の玉
鎖取り付け位置と小洗浄用排水弁の玉鎖取り付け位置が
スピンドルの軸線方向に対して全く逆になってしまうた
め、前記従来のハンドル装置では玉鎖が交差してしま
い、交差させないようにするためには大洗浄用排水弁の
玉鎖を小洗浄用排水弁の玉鎖取り付け位置に、小洗浄用
排水弁の玉鎖を大洗浄用排水弁の玉鎖取り付け位置に夫
々取り付けなければならないことになり、大小切り替え
の機能を果たせなくなってしまう。そのため、左給水用
と右給水用の両方のハンドル装置を用意しなければなら
ない。
【0005】本考案は、従来技術が有する上記問題点に
鑑みてなされたもので、その目的とする処は、大洗浄、
小洗浄の切替機能を有する便器洗浄装置のハンドル装置
において、タンクへの給水が左給水であると、右給水で
あるとに係わりなく対応可能なハンドル装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案便器洗浄排水弁装置のハンドル装置では、タン
ク側壁を貫通して所定角度回転自在に設けられると共に
その軸線方向所定位置にアーム固定部を備えるスピンド
ルと、上記スピンドルのアーム固定部を含む所定の箇所
に回転不能に嵌着された円筒部を有し、該円筒部の軸線
方向中間部に突出するアーム主部が小洗浄用弁に連絡さ
れる第1アームと、第1アームの円筒部外周面にそのア
ーム主部に対して軸線方向のいずれか一方に回転自在に
嵌着した円筒部を有し、該円筒部から突出するアーム主
部が大洗浄用弁に連絡される第2アームと、上記第1ア
ーム及び第2アームをスピンドルに設けたアーム固定部
に固定してスピンドルの軸線方向に対するこれら2アー
ムの移動を防止する固定手段とを備え、上記第2アーム
の円筒部にはその円周方向に所定角度の範囲に亘って延
びる切欠部を設け、第1アームの円筒部外周面にはその
軸方向の一方から上記第2アームの円筒部が嵌められた
ときにその切欠部に対応して切欠部の一側端面に当接す
る第1の突出部と、他方から嵌められたときにその切欠
部に対応して切欠部の他側端面に当接する第2の突出部
を設けるものである。そして、上記アーム固定部をスピ
ンドルの軸線方向に複数個設ける。また、本考案便器洗
浄排水弁装置のハンドル装置は、タンクの側壁を貫通し
て所定角度回転自在に設けられるスピンドルと、スピン
ドルの端部に連結される操作用のハンドルと、各々スピ
ンドルに取り付けられて、その片方が小洗浄用弁に、他
方が大洗浄用弁に夫々連絡し、スピンドルの回転動作に
連動して回転する第1アーム及び第2アームとで構成
し、前記第1アームと第2アームを、これらアームの作
動関係を変更することなく、スピンドルの軸方向におけ
る相互の位置を入れ替え可能となすものである。
【0007】
【作用】以上のように構成した便器洗浄装置のハンドル
装置にあっては、第1アームに対する第2アームの位置
を逆にすることが可能であり、しかも第2アームが第1
アームの円筒部の軸線方向においてそのアーム主部に対
してどちら側に取り付けられても、即ち、第2アームを
スピンドルの軸線方向において第1アームのどちら側に
配置しても、第2アーム円筒部の切欠部と第1アーム円
筒部の第1若しくは第2の突出部との係合により、第1
アームと第2アームは同じ関係を持って作動し、スピン
ドルの一方への回転により第1アームと第2アームが共
に回転し、スピンドルの他方への回転により第1アーム
のみが回転する。
【0008】また、上記第1及び第2アームのスピンド
ルへの取り付け位置は、使用するアーム固定部を選択す
ることにより、スピンドルの軸線方向に前後に調節が可
能となる。
【0009】
【実施例】以下、図に基づいて本考案の実施の一例を説
明する。図中Aは便器洗浄水タンク、Bはその底部に設
けた排水弁、Cは排水弁を開弁操作するハンドル装置で
ある。
【0010】排水弁BはタンクAの底部を貫通して取り
付けられた排水弁本体1上に夫々弁体がフラッパー弁で
構成される大洗浄用排水弁aと小洗浄用排水弁bを上下
に重ねて配設して、大洗浄用排水弁aの弁座2をタンク
A内に開口する排水弁本体1の開口縁に、小洗浄用排水
弁bの弁座3を大洗浄用排水弁aのフラッパー弁(第1
フラッパー弁という)4に夫々形成してあり、第1フラ
ッパー弁4に取り付けた玉鎖5を引いて第1フラッパー
弁4を引き上げると大洗浄用排水弁aが開弁し、小洗浄
用排水弁bのフラッパー弁(第2フラッパー弁という)
6に取り付けた玉鎖7を引いて第2フラッパー弁6を引
き上げると小洗浄用排水弁bが開弁するように構成され
ている。上記第1フラッパー弁4及び第2フラッパー弁
6は排水本体1の一側に設けられたオーバーフロー管連
結部30に枢着されて該枢着部を支点にして上下に回動自
在に設けられており、第1フラッパー弁4の玉鎖5はハ
ンドル装置Cの後述する第2アーム12に連結され、第2
フラッパー弁6の玉鎖7は同様に後述する第1アーム11
に連結されている。
【0011】また、上記第1フラッパー弁4及び第2フ
ラッパー弁6夫々の玉鎖5、7には大洗浄用排水弁a、
小洗浄用排水弁bの閉弁タイミングを決定するための浮
子8、9が取り付けられ、夫々の弁a、bはタンクA内
水位が各々の浮子8、9の高さまで下降すると閉弁する
ようになっている。そして、第2フラッパー弁6側の浮
子9の取り付け位置が第1フラッパー弁4側のそれより
高い位置となっているため、小洗浄用排水弁b開弁時の
排水量は大洗浄用排水弁a開弁時の排水量より少なくな
る。尚、上記第1フラッパー弁4の玉鎖取り付け位置と
小洗浄用フラッパー弁6の玉鎖取り付け位置とはハンド
ル装置Cのスピンドル13の軸線方向に前後にずれてい
る。
【0012】一方、ハンドル装置Cは、主として、タン
クAの側壁を貫通して設けられるスピンドル13と、タン
クA外に突出するスピンドル13の端部に取り付けられる
操作用のレバーハンドル14と、夫々タンクA内部におい
てスピンドル13に取り付けられる第1アーム11及び第2
アーム12とで構成されており、上記スピンドル13はタン
クAの側壁に固定されているスピンドルガイド15に所定
角度時計方向及び反時計方向に回転可能に取り付けられ
ている。上記スピンドルの回転角度はスピンドルガイド
15の端部に設けた切り欠き16とスピンドル13に設けた突
起17との係合によって決定されている。
【0013】スピンドル13は外周面にその軸線方向に延
びる複数状の凸条18を備えると共に外周面頂部にはアー
ム固定部を構成する凹部19を備えており、この凹部19は
所定の間隔を有する二つを一組として複数組がスピンド
ル13の軸方向に並んで設けられている。
【0014】第1アーム11はアーム主部20と該アーム主
部20の一端に一体に形成された円筒部21とからなり、上
記円筒部21をスピンドル13に外嵌して取り付けられ、通
常はアーム主部20がスピンドル13から下向きに延びてい
る。
【0015】上記円筒部21は軸線方向中間部の外周面に
形成された円周方向に延びる帯状の大径部21a により、
スピンドル13へ装着した状態でスピンドル13の基部側に
向く部分21b (基部という)とスピンドル13の先端側に
向く部分21c (先端部という)に分けられており、大径
部21a 周面からはアーム主部20を突出している。また、
この円筒部21の内周面にはスピンドル13外周面の凸条18
と係合する溝22が形成され、頂部には前記スピンドル13
の一組の凹部19に対応する2個一組の孔23が一つづつ基
部21B と先端部21C に分けて穿設されており、上記溝22
とスピンドル13の突条との係合により第1アーム11のス
ピンドル13に対する回転が防止され、孔23を介してスピ
ンドル13の凹部19に差し込まれるキー24により第1アー
ム11のスピンドル軸線方向への移動が防止されている。
【0016】第2アーム12はアーム主部25と該アーム主
部25の一端に一体に形成された円筒部26とからなり、円
筒部26は軸線方向一端部に所定範囲の角度に亘って円周
方向に延びる切欠部27を備えている。この第2アーム12
は円筒部26を上記第1アーム円筒部21の基部21b または
先端部21c 外周面に、その切欠部27を大径部21a 側に向
けて回転自在に嵌合して第1アーム11に支承され、通常
はアーム主部25がスピンドル13から下向きに延びてい
る。第2アーム12の円筒部26はその軸線方向の長さが第
1アーム11の大径部21aとその両側に設けられた孔23、2
3との間隔にほぼ相当している。上記キー24は少なくと
も第1アーム円筒部21の大径部21a に対して第2アーム
12を嵌合した側に開設された孔23に差し込まれ、該キー
24と上記大径部21a とで第2アーム12の円筒部26を挟持
して第2アーム12を位置決めする。
【0017】また、前記第1アーム11には第1アーム11
の回転を第2アーム12に伝達するために、第2アーム12
の切欠部27に係合してその端面に当接する第1と第2の
突出部28、29が大径部21a の軸線方向両端に分けて形成
されている。
【0018】上記第1突出部28は第2アーム12が第1ア
ーム円筒部21の基部側21b に取り付けられたときに第1
アーム11の回転を第2アーム12に伝達するためのもので
あり、突出部28と切欠部27との係合状態において、切欠
部27の下側端面27a に当接するように形成されている。
【0019】一方第2突出部29は第2アームが第1アー
ム円筒部の先端部21c 側に取り付けられたときに第1ア
ーム11の回転を第2アーム12に伝達するためのものであ
り、突出部と29切欠部27との係合状態において、切欠部
27の上側端面27b に当接するように形成されている。
【0020】今、図1に示すように、ハンドル装置Cが
タンクAの右サイドに設けられているタンクにおいて、
排水弁Bが第1、第2フラッパー弁4、6の取付部であ
るオーバーフロー管連結部30を左側に向けて設置され、
第1フラッパー弁4の玉鎖5取り付け位置が第2フラッ
パー弁6の玉鎖7取り付け位置に対してスピンドル13の
基部側にずれている場合、第1アーム11の円筒部21の基
部21b に第2アーム12の円筒部26を嵌めてその切欠部27
を第1突出部28に係合させると共に、第1アーム11の円
筒部21をスピンドル13に差し込み、第1アーム11を第2
アーム12共々スピンドル13の所定の箇所に配置する。
【0021】次に第1アーム円筒部21の基部21b の孔23
にキー24を差し込んで、これをスピンドル13の凹部19に
係合して第1アーム11をスピンドルに固定する。この
際、スピンドル13にはその軸線方向に上記凹部19が複数
組形成されているので、タンクの大小、即ち排水弁Bと
ハンドル装置Cを固定するタンクA側壁との距離の大小
に応じてキー24を係合させる凹部19を変えて、スピンド
ル13に対する第1アーム11の固定位置を調整する。そし
て上記第1アーム11には前述のように第2フラッパー弁
6の玉鎖7を接続し、第2アーム12には第1フラッパー
弁4の玉鎖5を接続する。
【0022】而して、レバーハンドル14を時計方向に回
転操作すれば、第1アーム11が時計方向に回転すると共
に第2アーム12もその切欠部27と第1アーム11の第1突
出部28との係合により時計方向に回転し、夫々第2フラ
ッパー弁6、第1フラッパー弁4を引き上げる。従っ
て、大洗浄用排水弁aと小洗浄用排水弁bが同時に開弁
して大洗浄が行なわれる。
【0023】また、レバーハンドル14を反時計方向に回
転操作すれば、それに伴って第1アーム11は反時計方向
に回転して第2フラッパー弁6 を引き上げるが、第1ア
ーム11の反時計方向の回転によりその第1突出部28が第
2アーム12の切欠部27端面から離れる方向に移動するた
め第2アーム12は回転せず、第1フラッパー弁4 の引き
上げは行なわれない。従って、小洗浄用排水弁a のみが
開弁して小洗浄が行なわれる。
【0024】また、上記説明とは逆に排水弁Bがそのオ
ーバーフロー管連結部30をハンドル装置Cの設置側に向
けて、即ち、例えばハンドル装置CがタンクAの右サイ
ドに設けられている場合、排水弁Bがそのオーバーフロ
ー管連結部30を右側に位置せしめて設置され、第1フラ
ッパー弁4の玉鎖5取り付け位置が第2フラッパー弁6
の玉鎖7取り付け位置に対してスピンドル13の先端側に
ずれているときには、第1アーム11の円筒部21の先端部
21c に第2アーム12の円筒部26を嵌めて切欠部27を第2
突出部29に係合させると共に、第1アーム11の円筒部21
をスピンドル13に差し込み、第1アーム11を第2アーム
12共々スピンドル13の所定の箇所に配置して、第1アー
ム円筒部21の先端部21c の孔23にキー24を差し込んで、
これをスピンドル13の凹部19に係合して第1アーム11を
スピンドル13に固定する。
【0025】この場合にも、レバーハンドル24を時計方
向に回転操作すれば、第1アーム11が時計方向に回転す
ると共に第2アーム12もその切欠部27と第1アーム11の
第2突出部29との係合により時計方向に回転し、レバー
ハンドル24を反時計方向に回転操作すれば、それに伴っ
て第1アーム11は反時計方向に回転するが、第1アーム
11の反時計方向の回転によりその第1突出部29が第2ア
ーム12の切欠部27端面から離れる方向に移動するため第
2アーム12は回転しない。従って排水弁Bは先の場合と
同様に作動する。
【0026】
【効果】本考案は以上のように構成したので、下記する
ような効果を奏する。 (1).第1アームと第2アームの作動関係を変えるこ
となく、第2アームを第1アームに対する位置関係を全
く逆にしてスピンドルに取り付けることができるため、
大洗浄用排水弁への玉鎖取り付け位置と小洗浄用排水弁
への玉鎖取り付け位置とがハンドル装置のスピンドルの
軸線方向に前後にずれているような排水弁を備える洗浄
タンクにおいて、給水方向により排水弁の向きがその弁
体の取付部となるオーバーフロー管連結部を左右逆向き
にするように変わった場合でも、第1アームから第2ア
ームを取り外して逆位置にとり付けることにより、玉鎖
の交差や、排水弁の引上げ量不足などを引き起こすこと
なく簡単に対応することができ、左給水用と右給水用の
両方のハンドル装置を用意する必要がない。 (2).また、アーム固定部をスピンドルの軸線方向に
複数箇所設けたので、第1アームと第2アームのスピン
ドルへの取り付け位置をスピンドルの軸線方向に前後に
移動することができ、タンクサイズの異なる装置への対
応が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の便器洗浄排水弁装置全体の断面図。
【図2】本考案の一実施例を示す便器洗浄排水弁装置の
ハンドル装置の断面図で、スピンドルを一部省略して示
している。
【図3】図2の(3)−(3)線拡大断面図。
【図4】第2アームを図1とは逆に取り付けた状態を示
すハンドル装置の断面図で、スピンドルを一部省略して
示している。
【図5】図4の(5)−(5)線拡大断面図。
【図6】分解して示す要部の斜視図。
【符号の説明】
11:第1アーム 12:第2アーム 13:スピンドル 19:凹部(アー
ム固定部) 20:第1アームのアーム主部 21:第1アーム
の円筒部 25:第2アームのアーム主部 26:第2アーム
の円筒部 27:切欠部 28:第1突出部 29: 第2突出部 A:タンク B:排水弁 C:ハンドル装
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−208527(JP,A) 実公 昭57−6857(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03D 5/09

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タンク側壁を貫通して所定角度回転自在に
    設けられると共にその軸線方向所定位置にアーム固定部
    を備えるスピンドルと、 上記スピンドルのアーム固定部を含む所定の箇所に回転
    不能に嵌着された円筒部を有し、該円筒部の軸線方向中
    間部に突出するアーム主部が小洗浄用弁に連絡される第
    1アームと、 第1アームの円筒部外周面にそのアーム主部に対して軸
    線方向のいずれか一方に回転自在に嵌着した円筒部を有
    し、該円筒部から突出するアーム主部が大洗浄用弁に連
    絡される第2アームと、 上記第1アーム及び第2アームをスピンドルに設けたア
    ーム固定部に固定してスピンドルの軸線方向に対するこ
    れらアームの移動を防止する固定手段とを備え、上記第
    2アームの円筒部にはその円周方向に所定角度の範囲に
    亘って延びる切欠部が設けられ、 第1アームの円筒部外周面にはその軸方向の一方から上
    記第2アームの円筒部が嵌められたときにその切欠部に
    対応して切欠部の一側端面に当接する第1の突出部と、 他方から嵌められたときにその切欠部に対応して切欠部
    の他側端面に当接する第2の突出部が設けられているこ
    とを特徴とする便器洗浄排水弁装置のハンドル装置。
  2. 【請求項2】アーム固定部がスピンドルの軸線方向に複
    数箇所設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    便器洗浄排水弁装置のハンドル装置。
  3. 【請求項3】タンクの側壁を貫通して所定角度回転自在
    に設けられるスピンドルと、 スピンドルの端部に連結される操作用のハンドルと、 各々スピンドルに取り付けられて、その片方が小洗浄用
    弁に、他方が大洗浄用弁に夫々連絡し、スピンドルの回
    転動作に連動して回転する第1アーム及び第2アームと
    からなり、 前記第1アームと第2アームが、これらアームの作動関
    係を変更することなく、スピンドルの軸方向における相
    互の位置を入れ替え可能であることを特徴とする 便器洗
    浄排水装置のハンドル装置。
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