JP2604811Y2 - 組立式車両用キャビン - Google Patents

組立式車両用キャビン

Info

Publication number
JP2604811Y2
JP2604811Y2 JP1993022486U JP2248693U JP2604811Y2 JP 2604811 Y2 JP2604811 Y2 JP 2604811Y2 JP 1993022486 U JP1993022486 U JP 1993022486U JP 2248693 U JP2248693 U JP 2248693U JP 2604811 Y2 JP2604811 Y2 JP 2604811Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cabin
widening
door panels
main frame
narrow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993022486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0675836U (ja
Inventor
谷 圭 亮 岸
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新キャタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キャタピラー三菱株式会社
Priority to JP1993022486U priority Critical patent/JP2604811Y2/ja
Publication of JPH0675836U publication Critical patent/JPH0675836U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2604811Y2 publication Critical patent/JP2604811Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建設機械、農業機械、雪
寒作業車、フォークリフト等のキャノピー、拡幅又は狭
幅に組立可能な組立式車両用キャビンに関するものであ
る。
【0002】従来の車両は、機種、大きさ別に個々にキ
ャビン(CABIN)が設計されていた。
【0003】また、最近はオペレータの作業環境向上、
美観重視の観点からキャビンのデザインが高級化して、
乗用車のようにプレス成形した美しいキャビンが採用さ
れている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、プレス成型
または樹脂成型に要する経費は高価であるので、生産台
数の比較的少ない機種は型の割掛費が高くなり採算に
合わず、プレス成型、または樹脂成型キャビンは採用で
きない。
【0005】さらに、油圧ショベルのキャビンは通常1
人乗りの狭いキャビン(狭幅キャビン等)を採用してい
ることが多い。その理由としては、作業整備(フロント
リンケージ)が車両の中心に位置しており、キャビンは
左右いずれか(現在は左寄り)に位置していることが多
く、広いキャビン幅にすると車体側面からオーバハング
するため広いキャビンは採用できない。しかし、ホイー
ルタイプローダのような建設機械は、通常車両中心に車
両の大きさに合わせてキャビンを設計準備することが多
い。
【0006】また、雪寒車両のようにキャビンは、二人
乗り(拡幅キャビン)と規定されることが多く、特別製
のキャビンの設定が必要となる。しかるに高級感のあ
るキャビンを設定するためには設備投資額が膨大とな
り、生産台数が少ないために、採算が合わないか、また
は車両コストをアップさせてしまう。
【0007】本考案は上述した事情に鑑みてなされたも
のであり、キャビンの各部を、キャノピーや拡幅キャビ
ンあるいは狭幅キャビンとで出来るだけ共通利用出来る
ようにして設備投資額を削減し、全体的にコストを低減
するようにした組立式車両用キャビンを提供せんとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、床板を含む
体骨組と、該本体骨組の外側下部を覆うスカート部材
と、前記本体骨組を覆う左右のドアパネルと、前記左右
のドアパネルを除く天井、前板、後板からなる部分パネ
ルと、床材を含む左右の拡幅骨組と、左右の拡幅用ドア
パネルとの各部材を用意し、前記本体骨組に、キャノピ
ー、拡幅又は狭幅のキャビンに応じ前記各部材を選択
し、ボト締め、リベットかしめ、溶接、接合等の固着
手段により前記選択された各部材を組立てて、車両用キ
ャビンを形成することを特徴とするものである。
【0009】
【作用】各部材の組合せにより、キャノピー、拡幅キャ
ビン、拡幅キャビンの各種キャビンが構築できる。
【0010】
【実施例】以下、添附図面に基づいて本考案の実施例を
説明する。図1は本考案の一実施例を示す本体骨組の斜
視図、図2は本考案の一実施例を示すキャノピーの斜視
図、図3は本考案の一実施例を示す狭幅キャビンの斜視
図、図4は本考案の一実施例を示す幅キャビンとこれ
に用いる拡幅用ドアパネルを示す図である。
【0011】図1において、符合1は本体骨組であり、
図示のように、長手方向に直交する断面が角形形状の立
杆が四隅に立設され、この立設された4本の立杆の上方
先端部を、同様な断面角形形状の横杆にてそれぞれ連結
しているまた、前記立杆の下部には、図示のように、
本体骨組を構成する床材1aが取り付けられている。符
合1c〜は前記立杆と床板1aが接続されるコーナー部
に取り付けられた補強材である。 また、符合5a(5
b)は、拡幅キャビンを組み立てる際に前記床板1aと
同一床面となるように当該床板1aの左右に突出するよ
うに接続される拡幅骨組であり、床材5c(5d)が一
体に取付けてある。図1には、床板1cの両角が切り落
とされて突出している左下部分を前方として、床板1a
の右側に取り付けられる拡幅骨組5aのみが図示されて
いるが、床板1aの左側にも対象な形状の、床板5dを
有する拡幅骨組5bが取り付けられるものである以上
のような本体骨組1に、図2に示すように、床板1cの
前方部分の立杆の間と、床板1cの後方の立杆の間、そ
して、床板1cの左右の立杆の間のそれぞれの下部に、
スカート部材2〜と、また、天井1bとを、ボルト締
め、リベットかしめ、溶接等の固着手段で取り付けると
図2に示すような本考案の一実施例としてのキャノピー
となる。
【0012】また、図1に示す本体骨組1の前方の立杆
の間の前板4bと、後方の立杆の間の後板4cと、天井
4aの部分パネル4〜と、本体骨組1の左右の立杆の間
に左右のドアパネル3a,3bを取り付けると、図3に
示す本発明の他の実施例としての狭幅キャビンとなる。
ドアパネル3a,3bは蝶番3c,3cで開閉自在とな
っている。3dは開閉用の取手である。この図の場合、
左右のドアパネル3a,3b及び前板4bには透明なア
クリル樹脂の板や強化ガラス板等が取り付けられ視界が
良いようになっている。天井4aにも上方が見えるよう
に孔が開けてあり、ここにもドアパネル3a,3bや前
板4bと同じような透明な板を装着してもよい。
【0013】図4に示すさらに別な実施例としての拡
キャビンは、図1に示す床材1aを有する本体骨組1に
ドアパネルを除く部分パネル4である天井4aと、床板
1aの前方に前板4bと、床板1aの後方に後板4cを
取り付け、さらに、床板1aの左右に拡幅用ドアパネル
を取付けるものであるが、この場合、床板1aに、図1
に示す床材5c,5dを含む左右の拡幅骨組5a,5b
を取り付ける。そして、その外側を拡幅用ドアパネル6
a,6bで覆うか、あるいは、図1に示す拡幅骨組5
a,5bを用いずに、拡幅用ドアパネルと図1に示す拡
張骨組5a(5b)とを一体化した拡幅用ドアパネル
(拡幅骨組を有する拡幅用ドアパネル7a,7b)を用
いることもできる。図4に示す幅キャビンは、図4の
ように両側を拡幅するだけでなく、左右何れかの片側の
みを拡幅し、拡幅しない他の側は、図3に示すドアパネ
ル3aまたは3bを取り付けてもよい。また、キャノピ
ー、拡幅キャビン、狭幅キャビンが形成された後におい
ても、各キャビンの部材、すなわち、本体骨組と、スカ
ート部材と、左右のドアパネルと、天井、前板、後板か
らなる部分パネルと、床材を含む左右の拡幅骨組と、左
右の拡幅用ドアパネルとの各部材を分解するとともに、
これら部材を、ボルト締め、リベットかしめ、溶接、接
合等の固着手段により再度組合せ、キャノピー、狭幅キ
ャビン、拡幅キャビンのいずかに変更することもでき
る。
【0014】
【考案の効果】以上詳細に説明した本考案によれば、各
部材の組合せによりキャノピー、狭幅キャビン、幅キ
ャビン等の各種キャビンができるので、費用最小で各種
仕様の要求に合う組立式車両用キャビンが短時間ででき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す本体骨組の斜視図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示すキャノピーの斜視図で
ある。
【図3】本考案の一実施例を示す狭幅キャビンの斜視図
である。
【図4】本考案の一実施例を示す幅キャビンの斜視図
である。
【符号の説明】
1 本体骨組 2 スカート部材 3a,3b ドアパネル 4 部分パネル 5a,5b 拡幅骨組 6a,6b 拡幅用ドアパネル 7a,7b 拡幅骨組を有する拡幅用ドアパネル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床板を含む本体骨組と、該本体骨組の外
    側下部を覆うスカート部材と、前記本体骨組を覆う左右
    のドアパネルと、前記左右のドアパネルを除く天井、前
    板、後板からなる部分パネルと、床材を含む左右の拡幅
    骨組と、左右の拡幅用ドアパネルとの各部材を用意し、 前記本体骨組に、キャノピー、拡幅又は狭幅のキャビン
    に応じ前記各部材を選択し、ボト締め、リベットかし
    め、溶接、接合等の固着手段により前記選択された各部
    材を組立てて、車両用キャビンを形成することを特徴と
    する組立式車両用キャビン。
JP1993022486U 1993-04-05 1993-04-05 組立式車両用キャビン Expired - Lifetime JP2604811Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993022486U JP2604811Y2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 組立式車両用キャビン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993022486U JP2604811Y2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 組立式車両用キャビン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0675836U JPH0675836U (ja) 1994-10-25
JP2604811Y2 true JP2604811Y2 (ja) 2000-06-05

Family

ID=12084063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993022486U Expired - Lifetime JP2604811Y2 (ja) 1993-04-05 1993-04-05 組立式車両用キャビン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2604811Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5654508B2 (ja) * 2012-03-07 2015-01-14 株式会社小松製作所 建設機械のキャブフレームおよびその塗装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117415A (ja) * 1988-09-16 1990-05-01 Kubota Ltd ホイールローダのキャビン構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02117415A (ja) * 1988-09-16 1990-05-01 Kubota Ltd ホイールローダのキャビン構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0675836U (ja) 1994-10-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1325988B1 (en) Cab for construction machinery
CA2282747C (en) Cabin structure for medium truck and truck
EP0204131B1 (en) Front body structure for motor vehicle
DE19753178A1 (de) Cockpit für Kraftfahrzeuge
JP2604811Y2 (ja) 組立式車両用キャビン
JP2006036002A (ja) 建設機械のキャブおよびその製造方法
JPH05319301A (ja) 自動車の車体構造
JPS6361234B2 (ja)
US5954389A (en) Reinforced front part for use in the manufacture of cabins/bodies for vehicles
CN2911021Y (zh) 建筑机械驾驶室外壳框架
NO974120L (no) Anordning ved kj°ret°y, samt fremgangsmÕte til fremstilling av dette
JP2003154907A (ja) 自動車の車体後部構造
EP0962347A1 (en) Simplified door for motor vehicles
KR100885725B1 (ko) 차량의 젖힘식 외부 부품
KR20200101569A (ko) 차량용 도어
JP2883001B2 (ja) 産業車両用の樹脂製カバー
JPH0685658B2 (ja) コンバインの運転部構造
GB2348174A (en) Vehicle having a roof comprising inner and outer moulded skins
JPS62103222A (ja) 自動車のドア構造
JP4792179B2 (ja) 車両用ドア
JP3309441B2 (ja) 作業車両のカバー
JPS63235178A (ja) 自動車の車体構造
JP3529168B2 (ja) ウイング式バン型車両の屋根パネル隅部の結合構造
JPH08169363A (ja) キャビン
KR200151507Y1 (ko) 몰딩구조를 생략한 사이드 패널

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20000208

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090331

Year of fee payment: 9