JP2604757B2 - ねじ工具 - Google Patents

ねじ工具

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JP2604757B2
JP2604757B2 JP62259841A JP25984187A JP2604757B2 JP 2604757 B2 JP2604757 B2 JP 2604757B2 JP 62259841 A JP62259841 A JP 62259841A JP 25984187 A JP25984187 A JP 25984187A JP 2604757 B2 JP2604757 B2 JP 2604757B2
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ウエラーウエルク・ヘルマン・ウエルネル・ゲゼルシヤフト・ミト・ベシユレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、外側の駆動リング部分と、ほぼ三角形の横
断面の内側の被駆動心部との間にくさび状に延びるクラ
ンプ空間にクランプ体を有する、方向の切り換え可能な
回り止め機構を備えたねじ工具であって、前記クランプ
体が、その切り換え位置に止めることができる回転可能
な切換装置により、クランプ体に係合する連行部材を介
して解放位置で所属のクランプ空間のくさび壁へ変位可
能であり、その連行部材はそれらの両方のクランプ位置
のそれぞれ一方へのクランプ体の移行を阻止するように
なっているねじ工具に関する。
このようなねじ工具は西ドイツ連邦共和国特許公開33
44 361から知られており、横断面が三角形に形成され
た被駆動心部が外側の駆動リング部分と連結して、対を
なして配置されたローラ状のクランプ体を収容するため
のくさび状に延びるクランプ空間を形成している。それ
ぞれ一対のクランプ体の間にこれに作用する圧縮ばねが
延びており、この圧縮ばねがクランプ体を、くさび状に
延びるクランプ空間内へ押圧している。クランプ体の変
位が、異なる連行方向を達成する目的で、中間に支承さ
れた切換装置により行われ、その切換装置から角度のつ
いた連行部材が出ている。その場合、三つのそのような
連行部材が延びており、これらの連行部材はそれぞれ一
対のクランプ体の間を延びている。連行部材を自由に回
転できるようにするために、三角形の角が回転点と同心
に切り落とされ、それによって連行部材がそこに隣接し
たクランプ空間内を移動することができ、しかもどの方
向に被駆動心部の連行が所望されるかに依存して移動す
ることができる。切換装置をその切り換え位置に固定す
るために、被駆動心部に格納された、切換装置と協働す
る移動止め球が役立つ。製造技術的な費用のかかる構造
形式は別としても、多数の構造部品のために制約され
て、不利な摩擦状態が存在し、この摩擦状態により、ね
じ工具の操作期間が比較的長いと疲労現象が早期に起こ
る。
本発明の課題は、冒頭に述べた種類の工具についてそ
の構成を簡単にすることと、最適の作業状態を達成する
目的で摩擦を最小にすることである。
この課題は、本発明により、切換装置の二つの切り換
え位置では、前記クランプ体の各々がクランプ空間にゆ
るく配置されかつもっぱら駆動リング部分の回転により
クランプ位置へ変位可能であり、前記切換装置の中央の
切り換え位置では、前記クランプ体の各々が前記被駆動
心部の対応する側面のほぼ中央に位置しており、前記被
駆動心部の頂点が被駆動心部の中心と同心に配置されて
前記クランプ空間を分離しており、前記連行部材は前記
頂点のそれぞれの一つにに位置しかつ前記切換装置を被
駆動心部の周りに回転させると前記頂点に対して相対的
に周方向に変位可能であり、被駆動心部がそのほぼ三角
形の二つの辺により囲まれた頂点の角度の二等分線上の
袋孔に、ばねを備えた移動止め球を担持しており、この
移動止め球は、連行部材を軸方向に突出するフィンガと
して有する壷状に形成された切換装置の内壁にある移動
止め凹所に向かい合っており、両方の回転方向に作用す
る中央の切り換え位置に対応する移動止め凹所の形状が
そこに入る移動止め球の球面に一致するように、かつ前
記移動止め凹所に直接隣接する両方の移動止め凹所が回
転方向に拡大されかつその移動止め凹所にくぼんだ底部
が形成されるように、三つの切り換え位置のための移動
止め凹所が形成されかつ配置されていることを特徴とす
るねじ工具により達成される。
従属請求項は、特許請求の範囲第1項のねじ工具の有
利な実施の態様である。
上記の構成により、使用価値の高い冒頭に述べた種類
のねじ工具ができる。ねじ工具の構造は、構造部品の数
が減少するため単純化される。狙った作用を達成するた
めに、三つのクランプ体で充分であることが見出され
た。切換装置が、したがって連行部材が中立の中央位置
に存在する場合に、駆動リング部分を各方向に回転させ
ると、被駆動心部の連行が行われ、その際クランプ体が
もっぱら駆動リング部分の回転運動によりそのクランプ
位置に一緒に引きずられる。それに対して、一方の方向
への連行および他方の方向への自由回転が所望な場合に
は、切換装置を対応する位置に回転させることができ、
その際連行部材により、クランプ体がクランプ空間のそ
れぞれ一方のクランプくさびへ近接するのが阻止され
る。駆動リング部分を回転させてクランプ体を連行する
と、クランプ体が対応するクランプくさびに係合する。
それから、自由回転方向へ駆動リング部分を回転させる
と、クランプ体がこのクランプくさびから転がり出るこ
とになる。理解されるように、クランプ体のこのゆるい
組み込みが、従来の構造形式に比較して約20%の摩擦の
減少をもたらすので、ねじ工具を比較的長い期間作動さ
せたときの早期の疲労現象をより遅くすることができ
る。後者は、特にねじ工具ねじ回しとして形成されてい
るときに重要である。被駆動心部の三角形辺を円弧状に
形成することにより、クランプ体がクランプ空間のそれ
ぞれのクランプくさびに連続的に進むことになる。この
ようにして、過負荷の予防が達成され、このためねじ工
具の寿命が延びることになる。切り込みのない円弧状の
三角形辺を形成するために、被駆動心部の二等分線の位
置に袋孔を設けてそこにばねを備えた移動止め球を担持
している。この移動止め球と対応して協働する移動止め
凹所が、壷状に形成された切換装置の内壁に存在してい
る。このようにして、最も有利に限定された切り換え位
置を達成することができるので、軸方向に突出するフィ
ンガーとして形成された切換装置の連行部材が規定通り
の対応する位置に入る。中央の移動止め凹所の形状は、
そこに入る移動止め球の球面に対応するように形成され
ている。しかしながら、隣接する両方の移動止め凹所が
回転方向に拡大されかつその移動止め凹所にはくぼんだ
底部が設けられている。切換装置の回転方向に応じて、
移動止め球が対応する隣接する移動止め凹所に侵入して
かつ移動止め球に作用する圧縮ばねにより心出し位置に
もたらされる。このようにして、切換装置が比較的大き
な道程を進むことができ、またこの構成により、駆動リ
ング部分を自由回転方向に変位させたときに、切換装置
がその切り換え位置から出ないで連行部材のなおわずか
な回避動作が達成可能である。
切換装置を安定した状態で支承するのに、被駆動心部
が、そのほぼ三角形の二つの辺により囲まれた頂点の角
度の二等分線を横切っている同心に延びる案内面を形成
し、この案内面が切換装置の壷案内壁に当接することが
役立つ。切換装置の支承長さが、その壷底部の孔に入る
被駆動心部の中央の案内肩部によりなお拡大される。摩
擦のない、それにもかかわらず安定した支承部が、被駆
動心部を、支承リブが形成されたその案内スリーブによ
り保持し、その案内スリーブがねじ回し握りの内側体に
回転可能に配置されている。この内側体は駆動リング部
分の構成要素であり、このためさらに構成部品の節約に
なる。その他、リブが案内スリーブの端部範囲に設けら
れているので、高い傾斜力も確実に受けることができ
る。ローラ状のクランプ体の端面の一部が、クランプ空
間の範囲に被駆動心部の突出部により形成されている底
面に当接していることによりローラ状のクランプ体が安
定した組み込み状態を維持する。円弧状の三角形辺を、
多角運動させながら一歯の舞いカッタを用いて作ること
が考えられる。これにより、また底面の外縁および案内
面が補い合って一つの円になることができ、製造技術的
な利点が得られる。クランプ体の最適な制御が、底面ま
で達する切換装置の連行部材により達成される。それに
より、クランプ体の軸方向長さが連行部材の軸方向長さ
に対応する。他方の方向におけるクランプ体の位置決め
は、ローラ状のクランプ体の他方の端面に係合する切換
装置の壷縁面により達成される。
以下、本発明を図面に示す実施例により詳細に説明す
る。
第1図〜第5図に示した第一の実施例によるねじ回し
として形成されたねじ工具はねじ回し握り1を有し、こ
のねじ回し握り1には、軸方向に配置された内側体2が
形成されている。内側体2はねじ回し握り1に一緒に回
転可能に着座しておりかつその下端に大きい横断面の駆
動リング部分3が形成されている(第1図参照)。駆動
リング部分3の前端から、孔部分4、5が駆動リング部
分3の高さにあるように三つの段状に除去された孔部分
4、5および6が加工されている。内側体2内を延びて
いる小さい横断面の孔部分6は、周りを取り巻いている
支承部7′、7″が形成された支承スリーブ7を回転可
能に収容しており、この支承スリーブ7は、駆動リング
部分3の内部に配置された被駆動心部8と同じ単一の材
料でできている。三角形の横断面を有する被駆動心部8
は、円弧状の三角形辺9を有する。その曲率は、孔部分
5の壁の曲率より小さい。被駆動心部8は、二等分線を
横切っている、孔部分5と同心の案内面9′を形成して
おり、この案内面9′は三角形辺9を相互に結合してい
る。円弧状の三角形辺9は多角運動により作られ、それ
により孔部分5の底部に支持される突出端部10が形成さ
れる。その外円10′と案内面9′が補い合って一つの円
になる(第2図と第4図参照)。
駆動リング部分3の自由な前端を越えて、被駆動心部
8に続いて段状に除去された案内肩部11が突出してい
る。これには、同様に段状に除去された突出部11′が隣
接している。この突出部11′は一点鎖線で図示したクラ
ンプばね12を収容して、六角計横断面のねじ回し装入部
を摩擦により保持するのに役立つ。そのようなねじ回し
装入部を収容するために、被駆動心部8にクランプばね
12より上に六角形開口13が設けられており、その開口に
支承スリーブ7を貫通するいっそう大きい横断面の孔1
3′が隣接している。
被駆動心部8の案内肩部11が、壷状に形成された切換
装置15の壷底部の孔14を貫通している。その壷縁面15″
が孔部分4と5の間の移行段部の前を延びていてかつそ
こに外方へ向けられたカラー15′を形成している。こ
のカラーの前に、孔部分4の内側溝4′に入るばねリン
グ16が存在していて、切換装置15を、したがって被駆動
心部8をもその不動の軸方向位置に駆動リング部分3に
対して保持する。
被駆動心部8の案内面9′が壷内壁15′に当接して
おり、したがって切換装置15の支承長さを拡大する。壷
縁面15″から、同じ角度分配で配置された三つの連行部
材17が出ている。これらの連行部材17は、軸方向に突出
するフィンガーとして形成されていてかつ切換装置15に
単一の材料で形成されている。切換装置15は連行部材17
を含めて合成樹脂で作ることができる。一つの連行部材
の高さにわたって、切換装置15に軸方向に延びる溝状の
移動止め凹所18、19、19′が形成されており、これらの
凹所は被駆動心部8の移動止め球20と協働する。この目
的のために、被駆動心部8がその二等分線上に移動止め
球20およびこれを外方に作用させる圧縮ばね22を収容す
るための盲孔21を有する。第1図〜第3図によると、移
動止め球20がその突出する範囲で中央の移動止め凹所18
に形状噛合いにより係合しているので、この位置では全
ての連行部材17が三角形横断面の被駆動心部8の案内面
9′と対向している。中央の移動止め凹所18に直接隣接
する両方の移動止め凹所19、19′が回転方向に拡大され
かつそこにくぼんだ底面が形成されている。
連行部材17の内面17′が壷内壁15′と整合してお
り、一方外面17″が駆動リング部分3の孔部分5の壁に
より案内されている。さらに、連行部材17が被駆動心部
8の突出端部10まで達している(第1図参照)。
被駆動心部8の三角形辺9と孔部分5の壁との間にク
ランプ空間23が形成されている。これらのクランプ空間
23の各々は、周方向に存在するその端部範囲にクランプ
くさび23′を形成している。それぞれ一つのクランプ空
間には、円筒状に形成されたクランプ体24がゆるく入っ
ている。切換装置15の中央の切り換え位置では、クラン
プ体24がほぼ球形の三角形辺9の頂部の位置にある(第
2図と第3図参照)。
円筒状のクランプ体24はその一方の端面25の一部が突
出端部10の底面10″の前に存在しており、それ故これに
よって一方の方向において所定の位置に確保される。他
方の方向において所定の位置に確保するには、クランプ
体24を、その他方の端面26をおおう壷縁面15″により保
持することにより行う。連行部材17が突出端部10の底面
10″まで達しているか、またはこれよりわずかに突出し
ているので、連行部材17の長手方向に寸法決めされた半
径方向制御面17が存在する。
操作方法は次の通りである。
切換装置15が中央位置にある場合(第1図〜第3図参
照)に、ねじ回し握り1を回転させると、クランプ体24
が対応するクランプくさび23′の中へ連行されるので、
駆動リング部分3を介して被駆動心部8の連行が各位置
で達成される。そのとき、自由な回転は起こらない。
それに対して、第4図と第5図により被駆動心部8を
矢印方向Yに連行しようとする場合には、移動止め球20
が移動止め凹所19に係合するように切換装置15を回転さ
せなければならない。それにより、切換装置15から突出
している連行部材17がクランプ体24をその中央位置から
クランプ空間23の対応するクランプくさび23′の方向に
一定量だけ変位させる。今や、駆動リング部分3または
ねじ回し握り1を矢印方向Yに回転させると、この駆動
リング部分3が摩擦によりクランプ体24をクランプ位置
へ一緒に引きずることになるので、それにより被駆動心
部8の回転連行が同様に矢印方向Yに行われる。反対の
回転方向においては、クランプ体24が対応するくさび2
3′から一緒に引きずり出されるが、これは自由回転で
ある。このとき、場合によっては、クランプ体24により
連行部材17が、したがって切換装置15がわずかに回転す
ることがある。それにもかかわらず、移動止め球20がそ
の移動止め凹所19に留まっている。
被駆動心部8を他方の方向に連行しなければならない
場合には、移動止め球20が移動止め凹所19′に侵入する
ように切換装置15を回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第一の実施例による、ねじ回し握りに付設され
たねじ工具の拡大縦断面図で、切り換え位置が中央位置
にある。第2図は第1図の線II−IIに沿って切断した断
面図、第3図は第1図の線III−IIIに沿って切断した断
面図、第4図は第2図に対応する断面図で、切換装置が
連行方向の変更のために他の切り換え位置に変位されて
いる。第5図は第3図に似た断面である。 3……駆動リング部分 8……被駆動心部 15……切換装置 15′……切換装置の内壁 17……連行部材 18、19、19′……移動止め凹所 20……移動止め球 21……袋孔 23……クランプ空間 24……クランプ体

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外側の駆動リング部分と、ほぼ三角形の横
    断面の内側の被駆動心部との間にくさび状に延びるクラ
    ンプ空間にクランプ体を有する、方向の切り換え可能な
    回り止め機構を備えたねじ工具であって、前記クランプ
    体が、その切り換え位置に止めることができる回転可能
    な切換装置により、クランプ体に係合する連行部材を介
    して解放位置で所属のクランプ空間のくさび壁へ変位可
    能であり、その連行部材はそれらの両方のクランプ位置
    のそれぞれ一方へのクランプ体の移行を阻止するように
    なっているねじ工具において、 切換装置(15)の二つの切り換え位置では、前記クラン
    プ体(24)の各々がクランプ空間(23)にゆるく配置さ
    れかつもっぱら駆動リング部分(3)の回転によりクラ
    ンプ位置へ変位可能であり、 前記切換装置(15)の中央の切り換え位置では、前記ク
    ランプ体(24)の各々が前記被駆動心部(8)の対応す
    る側面のほぼ中央に位置しており、前記被駆動心部
    (8)の頂点が被駆動心部の中心と同心に配置されて前
    記クランプ空間(23)を分離しており、前記連行部材
    (17)は前記頂点のそれぞれの一つにに位置しかつ前記
    切換装置を被駆動心部の周りに回転させると前記頂点に
    対して相対的に周方向に変位可能であり、 被駆動心部(8)がそのほぼ三角形の二つの辺(9)に
    より囲まれた頂点の角度の二等分線上の袋孔(21)に、
    ばねを備えた移動止め球(20)を担持しており、この移
    動止め球は、連行部材(17)を軸方向に突出するフィン
    ガとして有する壷状に形成された切換装置(15)の内壁
    (15′)にある移動止め凹所(18,19,19′)に向かい
    合っており、 両方の回転方向に作用する中央の切り換え位置に対応す
    る移動止め凹所(18)の形状がそこに入る移動止め球
    (20)の球面に一致するように、かつ前記移動止め凹所
    (18)に直接隣接する両方の移動止め凹所(19,19′)
    が回転方向に拡大されかつその移動止め凹所(19,1
    9′)にくぼんだ底面が形成されるように、三つの切り
    換え位置のための移動止め凹所(18,19,19′)が形成さ
    れかつ配置されていることを特徴とするねじ工具。
  2. 【請求項2】被駆動心部(8)の三角形状横断面の各辺
    (9)が駆動リング部分(3)の曲率よりいっそう小さ
    い曲率の円弧状に形成されている特許請求の範囲第1項
    に記載のねじ工具。
  3. 【請求項3】被駆動心部(8)が、そのほぼ三角形の二
    つの辺(9)により囲まれた頂点の角度の二等分線を横
    切っている、同心に延びる案内面(9′)を形成し、こ
    れらの案内面が壷状内壁(15′)に当接している特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載のねじ工具。
  4. 【請求項4】被駆動心部(8)が中央の案内肩部(11)
    を有し、この案内肩部が切換装置(15)の壷底部(1
    5′)の孔(14)に入っている特許請求の範囲第1項か
    ら第3項までのうちのいずれか一つに記載のねじ工具。
  5. 【請求項5】被駆動心部(8)が、案内肩部(11)と反
    対側に、ねじ回し握りの内側体(2)の中へ突出する案
    内スリーブ(7)を有し、この案内スリーブの外筒面に
    支承リブ(7,7″)が形成されている特許請求の範囲第
    1項から第4項までのうちのいずれか一つに記載のねじ
    工具。
  6. 【請求項6】クランプ体(24)がローラとして形成され
    かつその端面(25)の一部でのみ底面(10″)に当接し
    ており、この底面がクランプ空間(23)の範囲に被駆動
    心部(8)の突出部(10)により形成されている特許請
    求の範囲第1項から第5項までのうちのいずれか一つに
    記載のねじ工具。
  7. 【請求項7】底面(10″)の外縁(10′)と案内面
    (9′)が補い合って一つの円になる特許請求の範囲第
    1項から第6項までのうちのいずれか一つに記載のねじ
    工具。
  8. 【請求項8】連行部材(17)が底面(10″)まで達して
    おりかつローラ状のクランプ体(24)の他方の端面(2
    6)が切換装置(15)の壷縁面(15″)により覆われる
    ようにクランプ体(24)の軸方向長さが連行部材(17)
    の軸方向長さに対応している特許請求の範囲第1項から
    第7項までのうちのいずれか一つに記載のねじ工具。
JP62259841A 1986-10-16 1987-10-16 ねじ工具 Expired - Lifetime JP2604757B2 (ja)

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EP86114308.9 1986-10-16
EP86114308A EP0224693B1 (de) 1985-10-31 1986-10-16 Schraubwerkzeug mit richtungsumschaltbarem Gesperre
DE3705663A DE3705663C3 (de) 1985-10-31 1987-02-21 Schraubwerkzeug
DE3705663.8 1987-02-21
DE86114308.9 1987-02-21

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8000863U1 (de) * 1980-01-15 1980-05-08 Rothenberger Gmbh & Co Werkzeuge- Maschinen Kg, 6000 Frankfurt Mitnehmervorrichtung fuer stehbolzen o.dgl.
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