JP2604715Y2 - 蝶 番 - Google Patents

蝶 番

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Publication number
JP2604715Y2
JP2604715Y2 JP1993018565U JP1856593U JP2604715Y2 JP 2604715 Y2 JP2604715 Y2 JP 2604715Y2 JP 1993018565 U JP1993018565 U JP 1993018565U JP 1856593 U JP1856593 U JP 1856593U JP 2604715 Y2 JP2604715 Y2 JP 2604715Y2
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JP
Japan
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hinge
door
cup
shape
doors
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Application number
JP1993018565U
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English (en)
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JPH0671829U (ja
Inventor
留美 後藤
泰彦 石井
Original Assignee
段谷産業株式会社
ダンタニ西日本住機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、主として折り畳み扉
に用いられる蝶番に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳み扉に用いられる埋め込み
型の蝶番は、図4に示すように、軸4を中心として非円
形状のカップ1が線対称に軸を介して回動自在に扉に固
着されたものが一般的であり、扉に取り付ける際、ドア
の蝶番取り付け部にボーリング加工機等でカップ1の形
状に一致させた凹部を切削加工した後、蝶番のカップ1
を凹部に嵌着させてネジで固定しており(図4の蝶番
は、カップ1自体に取り付け用孔3が形成されてい
る)、カップ1の形状が全体として非円形であるのは、
扉にずれなく確実に取り付けるためであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、扉に埋
め込まれる一対のカップがそれぞれ独立した形状であっ
たため、扉に蝶番取り付け用凹部を加工するに際して
は、一対のカップそれぞれの形状に合わせて正確に加工
しなければならず、1台の汎用加工機で加工することは
きわめて困難であった。
【0004】また、特殊な蝶番取り付け用凹部形状であ
る場合は、ボーリング加工工程で非常に時間がかかり、
或は専用の高価なボーリング加工機が必要な場合もあっ
た。
【0005】さらには、加工精度が低いと、扉同士を蝶
番で結合した際に双方の扉の高さが異なって使用できな
くなる可能性があり、それ以前に扉の蝶番取り付け用凹
部と蝶番の形状が完全に一致していないことに起因して
蝶番が扉に取り付けられない問題が生じてくる場合もあ
った。
【0006】この考案は、主として折り畳み扉に用いら
れる蝶番において、扉の蝶番取り付け部の加工時間の短
縮化と簡易化を図ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案は上記課題を解
決するためになされたもので、折り畳み扉に用いられる
蝶番であって、扉に埋め込まれるカップと、蝶番本体を
固定するための複数の取付け用孔を有する平面方形の固
定片を備えるとともに、前記カップの形状が、それぞれ
半円形状で蝶番の軸を中心として線対称に向かい合せた
形状が全体として円形状であることを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】この考案の蝶番は、扉に埋め込まれるカップの
形状がそれぞれ半円形状で、蝶番の軸を中心として線対
称に向かい合せた形状が全体として円形状となるように
したことにより、扉の蝶番取り付け部における凹部加工
がきわめて容易となった。また、一対の扉の衝合部にお
いて1回のボーリング加工で蝶番取り付け用凹部が完成
するから、ボーリング加工工程で時間がかかることもな
くなり、専用の高価なボーリング加工機も必要なくな
る。
【0009】以下、この考案を実施例と図面に基づいて
説明する。
【0010】
【実施例】図1は本考案の蝶番の表面斜視図、図2は本
考案の蝶番裏面の斜視図、図3は折り畳み扉における本
考案の蝶番取り付け部の分解斜視図である。図1乃至図
3において、1はカップ、2は固定片、3は取付け用
孔、4は軸、5、5’は扉、6は蝶番取り付け用凹部、
7はネジ、8は蝶番である。
【0011】この考案の蝶番は埋め込み型であって、扉
5に埋め込まれるカップ1と、蝶番本体を扉に固定する
ための複数の取り付け用孔3を有する固定片2を備えた
ものである。蝶番8全体はスチール等からなり、カップ
1がそれぞれ半円形状をしており、軸4を中心として線
対称に向かい合せた全体が円形状のカップ1を形成して
いる。このカップ1の上周縁には、複数の取り付け用孔
3が設けられた固定片2が形成されている。なお、固定
片2の形状は特に限定されるものではない。
【0012】一対の扉5、5’に蝶番8を取り付けるた
めの蝶番取り付け用凹部6の加工は、一対の折り畳み扉
5、5’の、加工されるそれぞれの蝶番取り付け部6を
線対称に向かい合せて載置した後、ボーリング加工機等
の刃を降下させて蝶番取り付け用凹部6を、一度の加工
で両方の扉5、5’に形成するプロセスによって遂行さ
れる。次いで、蝶番8のカップ1を蝶番取り付け用凹部
6に埋め込んだ後、固定片2をネジ7で扉5、5’に固
定する。
【0013】なお、蝶番8を扉5、5’に取り付けるに
際しては、カップ1が周方向にずれる可能性があるか
ら、扉5、5’に予めネジ7用仮孔を形成しておいても
よくまた、蝶番8がずれないように蝶番8の軸4の形状
まで対応した定規等で固定して取付けてもよい。
【0014】
【考案の効果】この考案によれば、カップの形状を円形
状としたことにより、一対の扉における2箇所分(衝合
部)の蝶番取り付け用凹部の加工が一度ででき、加工に
要する手間と時間を大幅に短縮させることができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例の蝶番の表面斜視図
【図2】この考案の実施例の蝶番の裏面斜視図
【図3】この考案の実施例の蝶番の取り付け部の分解斜
視図
【図4】従来の蝶番の斜視図
【符号の説明】
1 カップ 2 固定片 3 取り付け用孔 4 軸 5 扉 5’ 扉 6 蝶番取り付け用凹部 7 ネジ 8 蝶番
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−72584(JP,A) 特開 平4−265386(JP,A) 特開 平4−90706(JP,A) 実開 平3−130888(JP,U) 実開 昭57−77567(JP,U) 実開 昭62−110489(JP,U) 実公 昭49−42526(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 5/00 - 5/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳み扉に用いられる蝶番であって、
    扉に埋め込まれるカップ(1)と、蝶番本体を固定する
    ための複数の取付け用孔(3)を有する平面方形の固定
    片(2)を備えるとともに、前記カップ(1)の形状
    が、それぞれ半円形状で蝶番の軸(4)を中心として線
    対称に向かい合せた形状が全体として円形状であること
    を特徴とする蝶番。
JP1993018565U 1993-03-19 1993-03-19 蝶 番 Expired - Lifetime JP2604715Y2 (ja)

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JP1993018565U JP2604715Y2 (ja) 1993-03-19 1993-03-19 蝶 番

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JPH0671829U JPH0671829U (ja) 1994-10-07
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ID=11975147

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JP5688521B2 (ja) * 2010-06-23 2015-03-25 西谷 均 折れ戸用丁番

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JPH0671829U (ja) 1994-10-07

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