JP2604676Y2 - 自動車用外板パネル - Google Patents
自動車用外板パネルInfo
- Publication number
- JP2604676Y2 JP2604676Y2 JP1992005792U JP579292U JP2604676Y2 JP 2604676 Y2 JP2604676 Y2 JP 2604676Y2 JP 1992005792 U JP1992005792 U JP 1992005792U JP 579292 U JP579292 U JP 579292U JP 2604676 Y2 JP2604676 Y2 JP 2604676Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- synthetic resin
- outer panel
- thermoplastic synthetic
- automotive
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はブロー成形された自動車
外板パネルに関するものである。
外板パネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車用外板パネルは、強度を持
たせるため金属製が多い。
たせるため金属製が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、近年の自動車
の軽量化、高速化により、フレームなどの合成樹脂化が
徐々に進んでいる。この考案は前記要望に答え、その内
外面の樹脂に硬軟をつけて使用目的に応じた軽量なブロ
ー成形された自動車用外板パネルを市場に提供すること
を目的とする。
の軽量化、高速化により、フレームなどの合成樹脂化が
徐々に進んでいる。この考案は前記要望に答え、その内
外面の樹脂に硬軟をつけて使用目的に応じた軽量なブロ
ー成形された自動車用外板パネルを市場に提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
にこの考案は、単一の扁平なパリソンからなり、自動車
外板パネルの車体外となる外面は硬質の熱可塑性剛性樹
脂で成形され、その車体内となる内面は前記外面の樹脂
と同系統の軟質の熱可塑性合成樹脂でブロー成形されて
いることを特徴とする自動車用外板パネルとしてある。
にこの考案は、単一の扁平なパリソンからなり、自動車
外板パネルの車体外となる外面は硬質の熱可塑性剛性樹
脂で成形され、その車体内となる内面は前記外面の樹脂
と同系統の軟質の熱可塑性合成樹脂でブロー成形されて
いることを特徴とする自動車用外板パネルとしてある。
【0005】
【作用】このように構成した請求項1記載の考案におい
ては、自動車用外板パネルは中空成形品となり、対応す
る自動車取付け箇所に取り付けられる。外板パネルの車
体外となる外面は硬質の熱可塑性合成樹脂で形成されて
いるから、停車中における歩行者や乗下車する際の手荷
物の接触、歩行中における小石などの衝突程度において
は、外面に傷が付かない。また車体内の内面は前記外面
の樹脂と同一系統の軟質の熱可塑性樹脂で形成されてい
るから軟らかな感触であり、弾性を有するから違和感な
く、かつ、緩衝効果を発揮する。
ては、自動車用外板パネルは中空成形品となり、対応す
る自動車取付け箇所に取り付けられる。外板パネルの車
体外となる外面は硬質の熱可塑性合成樹脂で形成されて
いるから、停車中における歩行者や乗下車する際の手荷
物の接触、歩行中における小石などの衝突程度において
は、外面に傷が付かない。また車体内の内面は前記外面
の樹脂と同一系統の軟質の熱可塑性樹脂で形成されてい
るから軟らかな感触であり、弾性を有するから違和感な
く、かつ、緩衝効果を発揮する。
【0006】
【実施例】請求項1に記載された考案の代表的な実施例
を説明する。 実施例1 図1において、Aは自動車用外板パネルの一種である天
井パネルであり、この天井パネルAは、単一の扁平なパ
リソンからなり、その車体外に位置する外面10は硬質
の熱可塑性合成樹脂の一種である硬質PPで成形され、
車体内に位置する内面11はこの外面樹脂と同一系統の
軟質の熱可塑性合成樹脂(例えば軟質PP)でブロー成
形されている。この天井パネルAの中空部12内に断熱
材を充填してもこの考案としては同じである。
を説明する。 実施例1 図1において、Aは自動車用外板パネルの一種である天
井パネルであり、この天井パネルAは、単一の扁平なパ
リソンからなり、その車体外に位置する外面10は硬質
の熱可塑性合成樹脂の一種である硬質PPで成形され、
車体内に位置する内面11はこの外面樹脂と同一系統の
軟質の熱可塑性合成樹脂(例えば軟質PP)でブロー成
形されている。この天井パネルAの中空部12内に断熱
材を充填してもこの考案としては同じである。
【0007】
【考案の効果】請求項1記載の考案は、外面に或る程度
の外力が加っても損傷又はへこまず、かつ内面において
は使用者が仮に接触しても軟らかい感触を与えることが
できる。また、その表裏面が同一系統で硬さの異なる硬
質の熱可性合成樹脂層、軟質の熱可塑性合成樹脂層から
なる単一の扁平なパリソンが単一の金型に収納されブロ
ー成形することで、自動車用外板パネルがその内外面の
境界部における融着強度を高めた状態で、容易に製造可
能である。自動車用外板パネルの車体外となる外面は硬
質の熱可塑性合成樹脂で形成されているから、停車中に
おける歩行者や乗下車する際の手荷物の接触、歩行中に
おける小石などの衝突程度においては、外面に傷が付か
ない。また車体外となる内面は前記外面の樹脂と同一系
統の軟質の熱可塑性合成樹脂で形成されているから軟ら
かな感触であり、弾性を有するから違和感なく、かつ、
緩衝効果を発揮する。
の外力が加っても損傷又はへこまず、かつ内面において
は使用者が仮に接触しても軟らかい感触を与えることが
できる。また、その表裏面が同一系統で硬さの異なる硬
質の熱可性合成樹脂層、軟質の熱可塑性合成樹脂層から
なる単一の扁平なパリソンが単一の金型に収納されブロ
ー成形することで、自動車用外板パネルがその内外面の
境界部における融着強度を高めた状態で、容易に製造可
能である。自動車用外板パネルの車体外となる外面は硬
質の熱可塑性合成樹脂で形成されているから、停車中に
おける歩行者や乗下車する際の手荷物の接触、歩行中に
おける小石などの衝突程度においては、外面に傷が付か
ない。また車体外となる内面は前記外面の樹脂と同一系
統の軟質の熱可塑性合成樹脂で形成されているから軟ら
かな感触であり、弾性を有するから違和感なく、かつ、
緩衝効果を発揮する。
【図1】実施例1の概略縦断面図である。
A 自動車用天井パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI B29L 22:00 31:58 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 25/00 - 25/08 B62D 25/14 - 25/22 B62D 29/04 B60J 5/00 B29C 49/02
Claims (1)
- 【請求項1】単一の扁平なパリソンからなり、自動車外
板パネルの車体外となる外面は硬質の熱可塑性合成樹脂
で成形され、その車体内となる内面は前記外面の樹脂と
同系統の軟質の熱可塑性合成樹脂でブロー成形されてい
ることを特徴とする自動車用外板パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005792U JP2604676Y2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動車用外板パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992005792U JP2604676Y2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動車用外板パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0558570U JPH0558570U (ja) | 1993-08-03 |
JP2604676Y2 true JP2604676Y2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=35395460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992005792U Expired - Lifetime JP2604676Y2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 自動車用外板パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604676Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2979885B1 (fr) * | 2011-09-14 | 2013-10-04 | Hutchinson | Structure de carrosserie de vehicule automobile electrique ou hybride, ce vehicule et procede de controle/ modification de la temperature de son habitacle. |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56124015U (ja) * | 1980-02-22 | 1981-09-21 | ||
JPS601076A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-07 | Aisin Seiki Co Ltd | 自動車用内装及び構造材の製造方法 |
JP2596456B2 (ja) * | 1988-11-09 | 1997-04-02 | 株式会社プラコー | 扁平な中空体のブロー成形方法 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP1992005792U patent/JP2604676Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558570U (ja) | 1993-08-03 |
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Date | Code | Title | Description |
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