JP2604669Y2 - 係止機構 - Google Patents

係止機構

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JP2604669Y2
JP2604669Y2 JP1992090855U JP9085592U JP2604669Y2 JP 2604669 Y2 JP2604669 Y2 JP 2604669Y2 JP 1992090855 U JP1992090855 U JP 1992090855U JP 9085592 U JP9085592 U JP 9085592U JP 2604669 Y2 JP2604669 Y2 JP 2604669Y2
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義則 小野
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旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、円柱形状物,例えば、
カメラのレンズ鏡筒を固定して保持するための係止機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より円柱形状物を固定する係止機構
として、例えば図4に示すような構成が用いられてき
た。図4は被係止物としての円柱形状物11を係止物と
しての筒状のクランプ本体12に挿入して固定する係止
機構を示している。
【0003】このクランプ本体12の開口端部側には大
内径部12aが設けられており、この大内径部12aの
内面に施された雌ネジ12bに、貫通孔13aを軸心に
有するクランプ操作部13の先端部に施された雄ネジ部
13bが螺合している。このクランプ操作部13が螺合
することによって大内径部12a最奥に形成される環状
の凹状空間12cには、環状の弾性部材からなるブレー
キパッド14が配置されている。このブレーキパッド1
4は、クランプ操作部13を緩めた非押圧状態では、円
柱形状物11の軸方向への移動及び回転を許容するのに
十分な内径を有するが、クランプ操作部13を締めて凹
状空間の幅を縮小した時には、押圧変形を受けて軸中心
側に押し出されるので、内径が縮径して円柱形状物11
に圧着し、円柱形状物11の軸方向への移動及び回転を
阻止する。
【0003】しかしながら、クランプ操作部13は、只
単にクランプ本体12に螺合しているだけで係合してい
るので、クランプ操作部13が緩んだときには、クラン
プ操作部13がクランプ本体12から簡単に外れてしま
い、クランプ操作部13やブレーキパッド14が紛失し
てしまう危険があった。
【0004】なお、クランプ操作部13がクランプ本体
12から外れることは、ブレーキパッド14を交換可能
とする場合には必要なことであるが、不用意に外れてし
まう場合には、やはり部品の紛失の可能性がある。
【0005】特に、クランプ操作部を緩めて円柱形状物
11をこの係止機構にから引き出すときに、円柱形状物
11に引きずられて、ブレーキパッド14やクランプ操
作部13がクランプから外れてしまうことが多い。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】本考案は以上の問題意
識に基づいて為されたものであり、係止機構の各部品が
不用意に外れることを防止する事を目的とする。特に、
被係止物が挿入されている状態での部品の外れを防止す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案による係止機構
は、以上の目的を達成するために、円柱形状物を軸方向
及び回転方向に摺動不能に位置決めする係止機構であっ
て、上記円柱形状物が貫入する小内径部と、該小内径部
の開口端部側に同軸に連続する該小内径部よりも大径の
内径を有する大内径部とを有するクランプ本体部と、上
記円柱形状物表面に圧接する弾性部材と、上記円柱形状
物が貫通する貫通孔を有するとともに、上記クランプ本
体部の上記大内径部に螺合嵌合して、上記弾性部材を押
圧変形させるクランプ操作部とからなり、上記クランプ
操作部は、基端側の外径よりも大径の雄ネジ部を先端側
に有するとともに、上記クランプ本体部は、その開口端
部において、上記大内径部の軸から偏心し、かつ上記雄
ネジ部の外径よりも大きい内径を有する円形形状の内方
フランジ部を有し、上記大内径部は、上記雄ネジ部と螺
合する雌ネジ部を有するとともに、上記雌ネジ部と上記
内方フランジ部との間に、上記雄ネジ部の軸方向の長さ
よりも軸方向に長く、内径が上記雄ネジ部の外径よりも
大径の中空部を有しており、上記雄ネジ部が上記中空部
にある状態で、上記クランプ本体部と上記クランプ操作
部を使用状態に組合わせた時には、上記クランプ本体部
の開口端部に設けられた内方フランジ部の一部が、上記
雄ネジ部の頭よりも中心軸側に張り出していることを特
徴とする。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照しな
がら説明する。
【0009】図1はこの実施例による係止機構を示す軸
線Lに沿った縦断面図であり、図2は図1のA−A’線
に沿った横断面図である。
【0010】図1において、1は被係止物としての円柱
形状物であり、例えば、カメラ用の三脚の脚等である。
この円柱形状物1を係止する係止機構は、クランプ本体
2,クランプ操作部3,及び、ブレーキパッド4から構
成されている。
【0011】クランプ本体2は、円柱形状物1が挿入さ
れる小内径部2a及び大内径部2bからなる内孔を内部
に有し、全体として円筒形状をなしている。この小内径
部2aは、円柱形状物1とがたなく係合し、しかも、相
対的回転及びスラスト方向への移動を許容できる程度
に、その内径が円柱形状物1の外径とほぼ同径に形成さ
れている。
【0012】大内径部2bは、小内径部2aの開口端部
側に同軸に連なって形成されており、小内径部2側から
順に、拡径部2c,雌ネジ部2d,中空部2e,内方フ
ランジ部2fからなっている。拡径部2cは、小内径部
2aから開口端部側に向かって円錐状に内径が広がる部
分である。
【0013】雌ネジ部2dのネジの頂部の内径は、拡径
部2cの最も広がった部分よりも小径でかつ小内径部2
aの内径よりも大径に形成されている。従って、クラン
プ本体2に円柱形状物1を挿入すると、雌ネジ部2dの
ネジの頂部と円柱形状物1との間に隙間が生じることに
なる。
【0014】中空部2eは、大内径部2bで最も大径な
部分であり、その軸方向の長さL1と内半径βは後述す
るように、クランプ操作部3の雄ネジ部3aとの関係で
決定される。
【0015】内方フランジ部2fは、クランプ本体2の
開口端部に設けられており、中空部2eの内壁から内方
に環状に突出するように形成されている。その内方フラ
ンジ部の縁部の形状は、後述するクランプ操作部3の雄
ネジ部3aの外半径よりも大径の内半径εを有する円形
を成すが、図2に示す如く、その円の中心が大内径部2
bの軸からδだけ偏心して形成されている。この点につ
いては後で詳しく説明する。
【0016】クランプ操作部3は、クランプ本体2の大
内径部2bに挿入される雄ネジ部3aと軸部3bと摘み
部3cからなり、円柱形状物1が挿入される内孔3dが
これら各部3a乃至cを貫通して設けられている。クラ
ンプ操作部3は、全体として、この内孔3dの軸を中心
とした回転対称の形状を成している。
【0017】雄ネジ部3aは、クランプ本体2の雌ネジ
部2dに螺合する形状に形成され、そのネジの頂部の外
半径αは軸部3bの外半径γよりも大きく形成されてい
るが、その外径については、内方フランジ部2f縁部と
の関係で条件がつけられる。これについては後で詳しく
説明する。また、図3に示すように、雄ネジ部3aの軸
方向の長さL2は、クランプ本体2の中空部2eの長さ
L1よりも短くなるように形成されている。
【0018】軸部3bの長さは、雄ネジ部3aを雌ネジ
部2dの最深部まで螺合させたときでも、クランプ本体
2の外端面及び摘み部3cの端面3dとが当接しない程
度である。また、軸部2dの外半径γについては、内方
フランジ部2f縁部との関係で条件がつけられる。これ
については後で詳しく説明する。
【0019】摘み部3cの外径はクランプ本体2の外径
と同径に形成されている。
【0020】内孔3dは雄ネジ部3aを雌ネジ部2dに
螺合させたときに、クランプ本体2の内孔と同軸に連通
する。クランプ操作部3の内孔3dもクランプ本体2の
内孔と同様に、円柱形状物1とがたなく係合し、しか
も、相対的回転及びスラスト方向への移動を許容できる
程度に、その内径が円柱形状物1の外径とほぼ同径に形
成されている。但し、円柱形状物1の保持はクランプ操
作部3の主たる目的ではなく、加えて、円柱形状物1が
挿入された状態での回転を容易にする必要があるため、
内孔3d内壁と円柱形状物1との間に多少の隙間があ
る。
【0021】内孔3dの雄ネジ3a側の先端部には、そ
の内径が漸次円錐状に広がる拡径部が3eが形成されて
いる。この拡径部3eの拡径の度合は、クランプ本体2
の拡径部2cと同じである。かくして、雄ネジ部3aを
雌ネジ部2dに螺合し、円柱形状物1を挿入したとき
に、両拡径部2c,3e,及び、円柱形状物1との間
に、図1で示す如く、軸方向断面が略台形のリング状の
チャンバーが形成される。
【0022】このチャンバーには、図1に示す如く、軸
方向断面が略台形のリング状のブレーキパッド4が収納
される。このブレーキパッド4は、自然状態に於ては、
円柱形状物1を抵抗なく進退及び回転させるために、円
柱形状物1の外径よりも大きな内径を有している。ま
た、円柱形状物をこの係止機構から取り除いたてもチャ
ンバーから脱落をしないように、小内径部2a及び内孔
3dの内径よりも大きな外径を有している。
【0023】そして、クランプ操作部3を締め込んでチ
ャンバーの軸方向長さを短くすることによって、ブレー
キパッド4に両拡径部2c,3eのくさび作用による径
方向軸向きの力を与え、内方に押しだす様に変形させ
て、その内径を縮径させることができる。このときに
は、ブレーキバッド4の内径は、円柱形状物1の外径よ
りも縮径する。
【0024】ここで、図2を用いて、中空部2eの内半
径β,内方フランジ部2f縁部の内半径εと偏心量δ,
雄ネジ部3aの外半径α,及び、軸部3bの外半径γと
の関係について説明する。
【0025】先ず、雄ネジ部3aの通過を許容してクラ
ンプ操作部3のクランプ本体2からの着脱を可能とする
ため、内方フランジ部2f縁部の内半径εは雄ネジ部3
aの外半径αより大でなければならない。次に、円柱形
状物1が内孔に挿入された状態におけるクランプ操作部
3のクランプ本体2からの脱落を防止すべく、偏心量δ
は内方フランジ部2f縁部の内半径εと雄ネジ部3aの
外半径αとの差より大でなければならない。次に、円柱
形状物1が内孔に挿入された状態においてもクランプ操
作部3のクランプ本体2に対する進退を許容せねばなら
ないので、軸部3bの外半径γは内方フランジ部2f縁
部の内半径εから偏心量δを引いた量よりも小でなけれ
ばならない。次に、クランプ操作部3をクランプ本体2
から外す際には、内方フランジ部2f縁部に合わせて雄
ネジ部3aを偏心量δだけ径方向に移動させなければな
らないので、中空部2eの内半径βは雄ネジ部3aの外
半径αに偏心量δを加算した量より大でなければならな
い。最後に内方フランジ部2f縁部は中空部2eより内
側になくてはならないので、中空部2eの内半径βは内
方フランジ部2f縁部の内半径εに偏心量δを加算した
量以上でなくてはならない。以上の条件をまとめると以
下の式で表される。 ε>α ……A ε−δ<α γ<ε−δ β>α+δ ……B β>ε+δ ……C A及びCの関係が成り立つときBであることは自明なの
で、これらの式をまとめると次式のようになる。 γ<ε−δ<α<ε<β−δ
【0026】次に、上記のように構成した実施例の作用
を説明する。
【0027】係止機構を組み立てるには、先ず、クラン
プ本体2の拡径部2c内に、軸合わせをしつつブレーキ
パッド4を配置する。
【0028】次に、内方フランジ部2f縁部の位置に合
わせて、クランプ操作部3の雄ネジ部3aを内方フラン
ジ2fを通過させる。この状態では、クランプ本体2の
内孔とクランプ操作部3の内孔3dとは軸が相互に偏心
している。
【0029】内方フランジ部2fを通過した後で、雄ネ
ジ部3aを中空部2e内で移動し、クランプ本体2の内
孔とクランプ操作部3の内孔3dとの軸合わせを行な
い、雄ネジ部3aを雌ネジ部2dに螺合させる。これに
より、係止機構が組み立てが完了する。
【0030】しかる後に、被係止部材としての円柱形状
物1を、クランプ操作部3の摘み部3c側端部から内孔
3dに挿入し、少なくともその先端をクランプ本体2の
小内径部2aまで進入させる。この状態を本願の係止機
構における使用状態とすると、この使用状態において
は、かりに、雄ネジ部3aと雌ネジ部2dとの螺合が外
れたとしても、円柱形状物1がクランプ操作部3の内孔
3dに挿入されて径方向の移動が制限されているので、
雄ネジ部3aのエッヂが内方フランジ部2fの一部に当
接して、雄ネジ部3aの内方フランジ部2f内の通過が
阻止される。そのため、クランプ操作部3がクランプ本
体2から脱落することがない。
【0031】円柱形状物1を適切な位置に移動させ、適
切な角度に回転させた後に、クランプ操作部をさらにね
じ込む。これにより、クランプ操作部3の拡径部3eが
クランプ本体2の拡径部2cに向かって前進し、両者の
間に形成されるチャンバーの軸方向長さが縮小し、チャ
ンバー内に収納されたブレーキパッド4が両拡径部2
c,3eのくさび作用により内方に向かって押し出され
る。そのため、ブレーキパッド4の内孔内面が円柱形状
物1の表面に圧接され、その摩擦力によって、円柱形状
物1が係止機構に対して位置決めされる。
【0032】円柱形状物1の係止を解除するには、上述
の手順と逆に、ブレーキパッド4による摩擦力がなくな
るまで、クランプ操作部3を緩めればよい。
【0033】また、ブレーキパッド4の交換等のため
に、係止機構を分解するには、さらに、円柱形状物1を
係止機構から抜き取り、雄ネジ部3aと雌ネジ部2dと
の螺合を解除する。この状態では、雄ネジ部3aは中空
部2e内で径方向に移動が可能なので、内方フランジ部
2fの縁部の位置に合わせて雄ネジ部3aを偏移させれ
ば、雄ネジ部3aを内方フランジ部2f内を通過させる
ことができる。このようにして、クランプ操作部3をク
ランプ本体2から外すことができる。
【0034】以上実施例では、クランプ操作部側の係合
部を雄ネジ部として説明したが本考案はこれに限定され
ない。従って、雄ネジ部よりも外端側に係合部を別接さ
せてもよい。また、クランプ操作部側の係合部を通過で
きる形状であれば、内方フランジ部の開口縁部の形状は
円形に限られず、いかなる形状でもよい。さらに、クラ
ンプ操作部の通過を阻止できる機能を有していれば、ク
ランプ本体係合部は内方フランジなくてもよく、例え
ば、突出ピンを複数個植設するような構造でもよい。さ
らに、弾性部材はクランプ操作部の押圧により円柱形状
物に摩擦力を与えるものであれば、例えば、クランプ本
体又はクランプ操作部と一体に設けられているものでも
よい。さらに、弾性部材を押圧するために、上記実施例
ではクランプ本体とクランプ操作部が螺合するようにし
たが、本願考案はこれに限らず、弾性部材を押圧できる
構造であれば、例えば、直進カムを用いてもよい。さら
に、被係止物としての円柱形状物としては、内部が中空
の筒でもよい。
【0035】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、係止
機構は、円柱形状物を軸方向及び回転方向に摺動不能に
位置決めする係止機構であって、上記円柱形状物が貫入
する小内径部と、該小内径部の開口端部側に同軸に連続
する該小内径部よりも大径の内径を有する大内径部とを
有するクランプ本体部と、上記円柱形状物表面に圧接す
る弾性部材と、上記円柱形状物が貫通する貫通孔を有す
るとともに、上記クランプ本体部の上記大内径部に螺合
嵌合して、上記弾性部材を押圧変形させるクランプ操作
部とからなり、上記クランプ本体部と上記クランプ操作
部の各々には、両者の軸を合わせたときに相互の抜けを
阻止し、両者の軸を偏移させたときに相互の抜けを許容
する係合部が各々設けられていることを特徴とするの
で、係止機構の各部品が不用意に外れることを防止され
る。特に、被係止物としての円柱形状物が挿入されてい
る状態での部品の外れが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による係止機構の軸方向に沿
った断面図である。
【図2】図1のA−A’に沿った断面図である
【図3】図1における係止機構の異なる状態を示す断面
図。
【図4】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 円柱形状物 2 クランプ本体部 3 クランプ操作部 4 ブレーキパッド

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱形状物を軸方向及び回転方向に摺動不
    能に位置決めする係止機構であって、 上記円柱形状物が貫入する小内径部と、該小内径部の開
    口端部側に同軸に連続する該小内径部よりも大径の内径
    を有する大内径部とを有するクランプ本体部と、 上記円柱形状物表面に圧接する弾性部材と、 上記円柱形状物が貫通する貫通孔を有するとともに、上
    記クランプ本体部の上記大内径部に螺合嵌合して、上記
    弾性部材を押圧変形させるクランプ操作部とからなり、 上記クランプ操作部は、基端側の外径よりも大径の雄ネ
    ジ部を先端側に有するとともに、上記クランプ本体部
    は、その開口端部において、上記大内径部の軸から偏心
    し、かつ上記雄ネジ部の外径よりも大きい内径を有する
    円形形状の内方フランジ部を有し、 上記大内径部は、上記雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を有
    するとともに、上記雌ネジ部と上記内方フランジ部との
    間に、上記雄ネジ部の軸方向の長さよりも軸方向に長
    く、内径が上記雄ネジ部の外径よりも大径の中空部を有
    しており、 上記雄ネジ部が上記中空部にある状態で、 上記クランプ
    本体部と上記クランプ操作部を使用状態に組合わせた時
    には、上記内方フランジ部の一部が、上記雄ネジ部の頭
    よりも中心軸側に張り出していることを特徴とする係止
    機構。
  2. 【請求項2】上記小内径部及び上記貫通孔は、上記クラ
    ンプ操作部を上記クランプ本体部に嵌合させた時に同軸
    に連なることを特徴とする請求項1記載の係止機構。
  3. 【請求項3】上記小内径部及び上記貫通孔は、上記円柱
    形状物の外径と略同径の内径を有することを特徴とする
    請求項2記載の係止機構。
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