JPS6215582Y2 - - Google Patents

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JPS6215582Y2
JPS6215582Y2 JP13310082U JP13310082U JPS6215582Y2 JP S6215582 Y2 JPS6215582 Y2 JP S6215582Y2 JP 13310082 U JP13310082 U JP 13310082U JP 13310082 U JP13310082 U JP 13310082U JP S6215582 Y2 JPS6215582 Y2 JP S6215582Y2
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JP
Japan
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screw
tube
brake cylinder
cylinder
male
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JP13310082U
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JPS5938934U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は医療器具における液体又は気体通路の
接続装置に関する。
従来の一対の医療器具の液体又は気体の通路
a,bの接続は第1図示の如く一方の通路aの端
部に設けた雌管cの外周に螺片dを設け、他方の
通路bの端部に設けた雄管eの外周に、該螺片d
を螺着する螺筒fを形成し、接続する際には螺片
dを螺筒fに螺着しつつ雌管eに挿着するものが
使用されている。しかしながら、この接続にあつ
ては、一方の通路aは他方の通路bに対して螺着
する際に捩られることになり、両通路a,bがそ
の捩り力でからみ合つたり、また例えば両通路
a,bに設けたコツクA,Bが同じ位置とならず
操作に不便であるの不都合があつた。
このため、特開昭47−40888号公報で提案され
るように第2図示の如く雄管eの外周に螺筒fを
抜止めしつつ遊嵌させて、螺着の際の捩り力を螺
筒fの回動により解消したものが知られている。
しかしがら、この接続にあつては、螺筒fが遊
嵌しているため螺筒fを指先で把持した上で螺片
dを螺着しなければならず、螺筒fへの螺着が完
了したときには螺筒fが抜止片gに対する螺片d
の引きつけにより回動が阻止されて前記した例と
同様にコツクA,Bの位置が不一致の状態となる
場合がある。このため、コツクA,Bの位置を一
致させるために螺筒fに対して螺片dの解除方向
にコツクBを戻すと、螺筒fは最初のうちは前記
の通り回動が阻止された状態にあるため螺片dの
みが解除方向に回動することになり螺着が緩む。
他方、この種の接続にあつては多種類の通路間で
接続するため、雌管cの螺片dの厚さが種々ある
ことを考慮して、螺筒fの螺条hは比較的に緩や
かに螺合するように間隔を広く形成しているのが
通常である。このため、コツクA,Bの位置が不
一致の場合にこれを一致させるために螺片dの締
付け方向に回動するときは、螺片dの締付けが厳
しくなると、この反力で雄管eが雌管cより抜け
出し方向に力が加わり、螺筒fの螺条hの幅が広
いこと及び螺筒fが遊嵌していることと相俟つて
却つて螺合が緩む欠点があつた。
本考案はかかる従来の接続装置の欠点を解消
し、一方の通路の雌管に他方の通路の雌管を内挿
し螺片を螺筒に螺着する際には螺筒は自由に回動
して両医療器具の位置を一致せしめて接続するこ
とができ且つ螺着の完了後にあつては螺筒の回動
を阻止して接続状態が確実に維持される接続装置
を提供するもので、医療器具1の液体又は気体の
通路2の端部に、外周に螺片3を有する雌管4を
設け、他の医療器具5の液体又は気体の通路6の
端部に雄管7を設け、該雄管7の外周に螺片3を
螺着する螺筒8を摺動自在に遊嵌せしめると共に
螺筒8の後端部内面に設けた段部9により雄管7
の外表面の係止部10で抜止めしたものにおい
て、該螺筒8の後端部側で雌管7に摺動自在に遊
嵌せしめて螺筒制動筒11を設け、該制動筒11
の一端部は螺筒8の後端部に、螺筒8の螺条12
と逆ネジの螺条13によつて螺着し、他端部側に
は、制動筒11が螺筒8に対して離反する方向に
回動した際に、制動筒11の移動を阻止して螺筒
8の段部9を雄管7の係止部10に圧接せしめる
規制部14を雄管7に設けて成る。
本考案の実施の一例を示す第3図及び第4図に
従つて、更に詳説すると図示するものは、例えば
輸血又は輸液を患者に行う場合に開閉栓のような
医療器具1を備えたフレキシブルチユーブと三方
活栓のような医療器具5を備えたフレキシブルチ
ユーブとを接続する例を示す。
一方の医療器具1の通路2の端部には、その外
周に螺片3を一体に形成した雌管4を設けた。他
方の医療器具5の通路6の端部に雄管7を設け、
該雄管7の外周に螺片3と螺着するための螺条1
2を内面に形成した螺筒8を遊嵌させ摺動自在に
設けた。該螺筒8はその後端部内面に段部9を形
成し、雄管7の外表面に形成した係止部10によ
り抜止めした。そして、螺筒8の後端部は前端部
よりも小径とし、その外周面に螺筒8の螺条12
と逆ネジの螺条13を形成し、これに雄管7に遊
嵌し、摺動自在の螺筒制動筒11を螺着した。該
制動筒11の後端側の雄管7には該制動筒11が
螺着解除方向の回動によつて後退した際に係止し
て後退することが阻止され、その反力によつて螺
筒8の段部9が雄管7の係止部10に当接するよ
うに規制部14を設けた。15は制動筒11を指
先で回動することを容易とするための鍔片であ
る。
以上の如く構成したので、第3図示の如く制動
筒11を回動して螺筒8方向に寄せておくときは
螺筒8は制動筒11と共に雄管7に対して回動自
在である。このような状態で、一方の医療器具1
との他方の医療器具5との位置を一致せしめ、雄
管7に対して雌管4を挿着し、鍔片15により制
動筒11を螺片3の螺着方向に回動するときは、
螺筒8が制動筒11の回動に追従して螺片3との
螺着を進行させる。次いで螺筒8と螺片3との螺
着が完了すると、螺筒8の回動は阻止されるが、
制動筒11はその螺条13に沿つて螺着解除の方
向に回動を継続し、その後端側を規制部14方向
へ移動する。そして、第4図示の如く、制動筒1
1の後端が規制部14に当接すると、その反力に
より螺筒8の段部9は雄管7の係止部10に圧接
させ螺筒8の回動を阻止する。従つて、螺筒8と
螺片3との螺着完了後に螺筒8の回動が阻止され
るので、従来の如く、両医療器具1,5との間に
引張力が加えられても螺筒8が螺着解除方向に回
動することがない。
前記実施例にあつては制動筒11の規制部14
を制動筒11の後端が係止する段部により形成し
たことを説明したが、更にこれに加えて制動筒1
1の後端部の内周面16を後方に向つて大径とな
るテーパに形成しこれに対応して雄管7の外周面
17も同様のテーパに形成し両周面16,17の
係合によつて制動筒11を規制するようにした
が、いずれか一方を用いても本考案の目的を妨げ
ない。
以上の説明から明らかなように本考案によると
きは、螺筒8の後端部側で雄管7に摺動自在に遊
嵌せしめて螺筒制動筒11を設け、該制動筒11
の一端部は螺筒8の後端部に、螺筒8の螺条12
と逆ネジの螺条13によつて螺着し、他端部側に
は、制動筒11が螺筒8に対して離反する方向に
回動した際に制動筒11の移動を阻止して螺筒8
の段部9を雄管7の係止部10に圧接せしめる規
制部14を設けたので、制動筒11が螺筒8側に
螺着しているときは、螺筒8は雄管7に対して回
動自在であるので、両医療器具1,5の位置を一
致させて螺筒8と螺片3とを螺着することがで
き、この状態で制動筒11を螺着解除方向に回動
したときは規制部14によつて螺筒8の回動が阻
止されるので確実に両者の接続関係が維持される
医療器具の液体又は気体通路接続装置を提供する
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例の一部截断面図、第
3図及び第4図は本考案の実施の一例を示すもの
で第3図はその一部截断面図、第4図は第3図の
作動状態を示す一部截断面図である。 1,5……医療器具、2,6……通路、3……
螺片、4……雌管、7……雄管、8……螺筒、9
……段部、10……係止部、11……螺筒制動
筒、12,13……螺条、14……規制部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 医療器具1の液体又は気体の通路2の端部に、
    外周に螺片3を有する雌管4を設け、他の医療器
    具5の液体又は気体の通路6の端部に雄管7を設
    け、該雄管7の外周に螺片3を螺着する螺筒8を
    摺動自在に遊嵌せしめると共に螺筒8の後端部内
    面に設けた段部9により雄管7外表面の係止部1
    0で抜止めしたものにおいて、該螺筒8の後端部
    側で雄管7に摺動自在に遊嵌せしめて螺筒制動筒
    11を設け、該制動筒11の一端部は螺筒8の後
    端部に螺筒8の螺条12と逆ネジの螺条13によ
    つて螺着し、他端部側には、制動筒11が螺筒8
    に対して離反する方向に回動した際に、制動筒1
    1の移動を阻止して螺筒8の段部9を雄管7の係
    止部10に圧接せしめる規制部14を雄管7に設
    けて成る医療器具の液体又は気体通路接続装置。
JP13310082U 1982-09-03 1982-09-03 医療器具の液体又は気体通路接続装置 Granted JPS5938934U (ja)

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JP13310082U JPS5938934U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 医療器具の液体又は気体通路接続装置

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JP13310082U JPS5938934U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 医療器具の液体又は気体通路接続装置

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Publication Number Publication Date
JPS5938934U JPS5938934U (ja) 1984-03-12
JPS6215582Y2 true JPS6215582Y2 (ja) 1987-04-20

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ID=30300364

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JP13310082U Granted JPS5938934U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 医療器具の液体又は気体通路接続装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4546809B2 (ja) * 2004-11-22 2010-09-22 川澄化学工業株式会社 接続部材及び医療用具

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JPS5938934U (ja) 1984-03-12

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