JP2604543Y2 - 時間軸補正回路 - Google Patents

時間軸補正回路

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JP2604543Y2
JP2604543Y2 JP1991106433U JP10643391U JP2604543Y2 JP 2604543 Y2 JP2604543 Y2 JP 2604543Y2 JP 1991106433 U JP1991106433 U JP 1991106433U JP 10643391 U JP10643391 U JP 10643391U JP 2604543 Y2 JP2604543 Y2 JP 2604543Y2
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JP
Japan
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clock signal
signal
phase
circuit
digital data
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JPH0550883U (ja
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淑和 八代
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はLDプレーヤ等の再生映
像信号の時間軸を補正する時間軸補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の時間軸補正回路は図2に示すよう
に、入力映像信号から同期分離回路1で分離した水平同
期信号およびバースト信号に同期したクロック信号をP
LL回路2で発生させ、前記クロック信号を用いてA/
D変換器7において入力映像信号をデジタルデータに変
換し、前記クロック信号を書き込みクロック信号として
A/D変換器7によって変換されたデジタルデータをメ
モリ8の所定のアドレスに記憶し、かつ基準クロック発
生器9から出力された基準クロック信号を読み出しクロ
ック信号として記憶デジタルデータをメモリ8の所定の
アドレスから読み出し、メモリ8から読み出されたデジ
タルデータを前記基準クロック信号を用いてD/A変換
器10によって映像信号に変換している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし上記した従来の
時間軸補正回路においては、メモリへの書き込みクロッ
ク信号を発生するPLL回路の特性上、比較的高い周波
数の時間軸誤差を取り除くことは困難であるという問題
点があった。
【0004】本考案は、入力映像信号から比較的高い周
波数の時間軸誤差をも除去できる時間軸補正回路を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案の時間軸補正回路
は、入力映像信号中から水平同期信号およびバースト信
号を分離する同期分離回路と、前記水平同期信号および
バースト信号に同期したクロック信号を発生するPLL
回路とを有する時間軸補正回路において、前記PLL回
路を構成する位相比較回路からの位相比較出力を受けて
この位相比較回路の出力に基づいて前記PLL回路から
出力されたクロック信号の位相を移相する移相器と、該
移相器により移相されたクロック信号をクロック信号と
して入力映像信号をデジタルデータに変換するA/D変
換器と、基準クロック信号を発生する基準クロック発生
器と、前記移相されたクロック信号を書き込みクロック
信号として前記A/D変換器によって変換されたデジタ
ルデータを所定のアドレスに記憶し、かつ前記基準クロ
ック信号を読み出しクロック信号として記憶デジタルデ
ータが所定のアドレスから読み出されるメモリと、前記
基準クロック信号をクロック信号として前記メモリから
読み出されたデジタルデータを映像信号に変換するD/
A変換器とを備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案の時間軸補正回路によれば、PLL回路
によって発生させたクロック信号はPLL回路中の位相
比較回路の出力に基づいて移相させられる。したがっ
て、この移相させられたクロック信号は映像信号中の水
平同期信号およびバースト信号に、より完全に同期して
いることになる。この移相させられたクロック信号を用
いて入力映像信号はデジタルデータに変換され、かつメ
モリに書き込まれる。メモリに書き込まれたデジタルデ
ータは基準クロック信号で読み出され、かつ基準クロッ
ク信号を用いて映像信号に変換される。したがって、入
力映像信号は比較的高い周波数の時間軸誤差をも除去さ
れた時間軸補正がなされた映像信号となる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を実施例により説明する。図1
は本考案の一実施例の構成を示す回路図である。
【0008】本実施例の時間軸補正回路は、入力映像信
号中から水平同期信号およびバースト信号を分離する同
期分離回路1と、同期分離回路1によって分離された水
平同期信号およびバースト信号と分周器6からの出力と
を位相比較する位相比較器3、位相比較器3の出力に対
して位相補償をする位相補償器4、位相補償された位相
比較器3の出力を制御信号として発信周波数が制御され
る電圧制御発振器5および電圧制御発振器5の発信周波
数を分周する分周器6からなり、水平同期信号およびバ
ースト信号に同期したクロック信号を発生するPLL回
路2とを備えている。
【0009】本実施例の時間軸補正回路はさらに、位相
比較器3の位相比較出力を受けて位相比較出力に基づい
てPLL回路2から出力されたクロック信号の位相を移
相する移相器11と、移相器11により移相されたクロ
ック信号をクロック信号として入力映像信号をデジタル
データに変換するA/D変換器7Aと、基準クロック信
号を発振する基準クロック発振器9とを備えている。
【0010】また本実施例の時間軸補正回路はさらに、
移相されたクロック信号を書き込みクロック信号として
A/D変換器7Aによって変換されたデジタルデータを
所定のアドレスに記憶し、かつ基準クロック信号を読み
出しクロック信号として記憶デジタルデータが所定のア
ドレスから読み出されるメモリ8と、メモリ8から読み
出されたデジタルデータを、基準クロック信号をクロッ
ク信号として映像信号に変換するD/A変換器10とを
備えている。
【0011】上記のように構成された本実施例の時間軸
補正回路において、入力映像信号から同期分離回路1に
よって水平同期信号およびバースト信号が分離され、分
離された水平同期信号およびバースト信号に同期したク
ロック信号がPLL回路2から出力される。
【0012】PLL回路2から出力されたクロック信号
は、移相器11に供給されて位相比較器3からの位相比
較出力に基づいて移相される。したがって移相器11か
ら出力されるクロック信号の位相は、位相比較器3の出
力中に残留している残留位相誤差、すなわちPLL回路
2からの出力クロック信号中に残留している位相誤差に
基づいて移相されている。
【0013】したがって、移相器11から出力されるク
ロック信号は残留位相誤差分が補正されたクロック信号
となっていて、入力映像信号の水平同期信号およびバー
スト信号により完全に同期していることになる。
【0014】移相器11から出力されたクロック信号を
用いてA/D変換器7Aによって入力映像信号はデジタ
ルデータに変換される。変換されたデジタルデータは、
移相器11から出力されたクロック信号を書き込みクロ
ック信号としてメモリ8の所定アドレスに格納される。
したがって、入力映像信号の水平同期信号およびバース
ト信号により完全に同期して、入力映像信号はデジタル
データに変換され、かつこの変換されたデジタルデータ
がメモリ8に格納されることになる。
【0015】このようにしてメモリ8に格納されたデジ
タルデータは、基準クロック発振器9から発振した基準
クロック信号を読み出しクロック信号として所定のアド
レスから読み出され、読み出されたデジタルデータは基
準クロック信号を用いてD/A変換器10によって映像
信号に変換のうえ出力される。
【0016】この結果、D/A変換されて出力される映
像信号は、比較的高い周波数の時間軸誤差も除去され
た、より完全に時間軸補正がなされた映像信号となって
いる。
【0017】
【考案の効果】以上説明した如く本考案によれば、PL
L回路で発生させたクロック信号の位相をPLL回路の
残留位相誤差に基づいて移相して映像信号中の水平同期
信号およびバースト信号により完全に同期させ、移相さ
れたクロック信号をクロック信号として入力映像信号を
デジタルデータに変換し、移相されたクロック信号を書
き込みクロック信号として変換デジタルデータをメモリ
の所定のアドレスに記憶し、かつ基準クロック信号を読
み出しクロック信号として記憶デジタルデータをメモリ
の所定のアドレスから読み出し、メモリから読み出した
デジタルデータを、基準クロック信号をクロック信号と
して映像信号に変換したため、比較的高い周波数の時間
軸誤差をも除去された時間軸補正がなされる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の構成を示す回路図である。
【図2】従来例の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
1 同期分離回路 2 PLL回路 7A A/D変換器 8 メモリ 9 基準クロック発振器 10 D/A変換器

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号中から水平同期信号および
    バースト信号を分離する同期分離回路と、前記水平同期
    信号およびバースト信号に同期したクロック信号を発生
    するPLL回路とを有する時間軸補正回路において、前
    記PLL回路を構成する位相比較回路からの位相比較出
    力を受けてこの位相比較回路の出力に基づいて前記PL
    L回路から出力されたクロック信号の位相を移相する
    相器と、該移相器により移相されたクロック信号をクロ
    ック信号として入力映像信号をデジタルデータに変換す
    るA/D変換器と、基準クロック信号を発生する基準ク
    ロック発生器と、前記移相されたクロック信号を書き込
    みクロック信号として前記A/D変換器によって変換さ
    れたデジタルデータを所定のアドレスに記憶し、かつ前
    記基準クロック信号を読み出しクロック信号として記憶
    デジタルデータが所定のアドレスから読み出されるメモ
    リと、前記基準クロック信号をクロック信号として前記
    メモリから読み出されたデジタルデータを映像信号に変
    換するD/A変換器とを備えたことを特徴とする時間軸
    補正回路。
JP1991106433U 1991-12-02 1991-12-02 時間軸補正回路 Expired - Lifetime JP2604543Y2 (ja)

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JPH0550883U JPH0550883U (ja) 1993-07-02
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US9264672B2 (en) 2010-12-22 2016-02-16 Magna Mirrors Of America, Inc. Vision display system for vehicle

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