JP2604491B2 - シリアルプリンタ - Google Patents

シリアルプリンタ

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JP2604491B2
JP2604491B2 JP2220313A JP22031390A JP2604491B2 JP 2604491 B2 JP2604491 B2 JP 2604491B2 JP 2220313 A JP2220313 A JP 2220313A JP 22031390 A JP22031390 A JP 22031390A JP 2604491 B2 JP2604491 B2 JP 2604491B2
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JP
Japan
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serial printer
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JP2220313A
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恭一 藤岡
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、印字制御の方法を改良したシリアルプリン
タに関する。
<従来の技術> 従来、シリアルプリンタにおいて、ホストコンピュー
タから送られてきた受信データ(コードデータ)を16進
数で印字する方式、いわゆるHex(「Hexadecimal」の
略)ダンプ・モードがある。
このHexダンプ・モードでは、1行に印字するバイト
数(通常16バイト)分の受信データが受信バッファに溜
る毎に印字処理をする方法がとられている。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、上述した従来の印字処理方法では、ホ
ストコンピュータから送信されて来る受信データが1行
分のバイト数に満たないときには印字されず、また1行
分のバイト数以上のときにおいても最後の端数バイトは
印字されない。このため、印字終了をする場合には、特
別な処理操作を行い、残留している受信データを印字処
理する必要があり、操作性が悪い問題点などがあった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、
その目的は使い易く操作性の優れたシリアルプリンタを
提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記目的を達成するため、本発明に係るシリアルプリ
ンタは、16進数を示すダンプデータを所定量蓄積して印
字処理を行うものであって、16進数を示すダンプデータ
を所定数バイトから構成される1行分蓄積しておく受信
バッファと、受信バッファに溜まった16進数を示すダン
プデータと対応するドットパターンを1行分蓄積するラ
インイメージバッファと、ラインイメージバッファに1
行分のドットパターンが蓄積された段階でその1行分の
ドットパターンを読み出して印字するとともに、受信バ
ッファへの16進数を示すダンプデータの蓄積が一定時間
ない場合にその段階でラインイメージバッファに残留し
ているドットパターンの有無を検出し、ドットパターン
が有る場合にはそれを読み出して前の印字に続けた印字
処理を行う制御手段とを備えている。
<作用> この構成によれば、一定時間経過した後も16進数を示
すダンプデータが送られてこない場合は、ラインイメー
ジバッファに残留しているドットパターンを読み出して
自動的に前の印字に続けて印字することから、最後の端
数バイトがいつまでも印字されずに残ることもなく、即
座に連続した印字を行うことができるようになる。
<実施例> 以下、本発明の実施例について図面を用いて詳細に説
明する。
第1図は、本発明に係るシリアルプリンタの一実施例
を示す概略制御回路ブロック図である。
第1図において、このシリアルプリンタ1には、この
シリアルプリンタ1の全体の動作を制御するための制御
回路(CPU)2と、この制御回路2とホストコンピュー
タ(不図示)との間を結ぶインタフェース(I/F)3と
を備えるとともに、制御回路2に受信バッファ4,イメー
ジ・バッファ5,キャラクタ・ジェネレータ6がそれぞれ
接続されている。加えて、制御回路2の出力側には、ド
ライバ7を介して印字ヘッド8が接続されているととも
に、ドライバ9を介してスペース用モータ10,ドライバ1
1を介して用紙給送モータ12がそれぞれ接続されてい
る。
次に、このシリアルプリンタ1における概略印字処理
動作について説明すると、まず、ホストコンピュータよ
り信号が送られてくると、インタフェース3を通して受
信データとして制御回路2に読み込まれ、この受信デー
タが受信バッファ4に一旦格納される。また、この受信
バッファ4に格納された受信データは、再び制御回路2
に読み込まれ、そのコードデータに対応したドット・パ
ターンをキャラクタ・ジェネレータ6より読み込み、こ
れをイメージ・バッファ5へ格納する。一方、受信バッ
ファ4内に受信データが蓄えられるときには、この受信
データが16進数の文字コードに変換され、またイメージ
・バッファ5に一行分のコードデータがそろったら印字
処理が指示される。すると、このイメージ・バッファ5
中のドット・パターンが制御回路2を通してドライバ7
に送られ、印字ヘッド8を介して印字される。
第2図(a),(b)は、第1図に示したシリアルプ
リンタの印字処理手順を示すフローチャートで、同図
(a)はその制御手順の概略フローチャート、同図
(b)は同図(a)に示した制御手順をさらに詳細に示
すフローチャートである。
そこで、第2図(a),(b)と共に第1図に示した
シリアルプリンタの動作をさらに説明する。
まず、基本的には、ホストコンピュータからコードデ
ータが送られて来ると、第2図(a)に示すように、受
信割り込みが働き、定められた受信処理が行われ、再び
通常のルーチンに戻るようになっている。
そして、受信割り込みが働くと、第2図(b)に示す
サブルーチンのフローチャートに従って処理(Hexダン
プ・モード処理)される。すなわち、ここでは受信割り
込みが働いて受信処理が行われると、受信バッファ4に
受信データが順次蓄えられる。この場合、受信バッファ
4には受信データが順次入力されて行くので、ステップ
ST1からはステップST2へ進み、また受信データは16進数
の文字コードに変換処理された後、キャラクタ・ジェネ
レータ6内でドットパターンに展開されてイメージ・バ
ッファ5内に蓄えられる(ステップST3)。こうして、
イメージ・バッファ5内に受信データが蓄えられ、一行
分のコードデータがそろうと印字処理が指示されて(ス
テップST4,ステップST5)、これが印字される。
これに対して、ホストコンピュータから送られてくる
コードデータがなくなり、受信バッファ4からの信号が
全てイメージ・バッファ側へ送られて受信バッファ4内
が空になると、ステップST1からステップST6へ進んで不
図示のタイマを起動させ、一定時間経過(タイムアウ
ト)するまで待つ(ステップST7)。なお、この時間
は、ホストコンピュータから送られてくるコードデータ
間の時間間隔の最大値より長く、かつこれよりも余り長
過ぎない時間で、約200m sec程度に設定される。また、
一定時間経過後、ステップST8へ進む。そして、このス
テップST8で受信バッファ4内に受信データが残ってい
るか否かが判断され、受信データがなく受信バッファ4
が空の場合はステップST9へ進んでイメージ・バッファ
5内のドット・パターン・コードデータの有無を判断す
る。このとき、イメージ・バッファ5上にドット・パタ
ーン・コードデータが残っているときはステップST10へ
進んで印字起動を指示して残留コードデータを印字す
る。一方、ステップST8で受信バッファ4内が空でない
と判断された場合はステップST2へ進んで、その後は上
述したステップST3〜ステップST5を経て処理がなされ
る。
したがって、この実施例によるシリアルプリンタによ
れば、一定時間経過した後もコードデータが送られてこ
ない場合は、残留している受信データを自動的に印字処
理するようにしたので、最後の端数バイトがいつまでも
印字されずに残ることがなくなる。また、このための特
別な処理をしなくても良いので、操作性が向上する。
なお、上記実施例では、一行に印字するバイト数を16
バイトに設定した場合について説明したが、勿論16バイ
ト以外であっても差し支えないものである。
<発明の効果> 以上説明したとおり、本発明に係るシリアルプリンタ
によれば、一定時間経過した後もコードデータが送られ
てこない場合は、残留している受信データを自動的に印
字処理するので、最後の端数バイトがいつまでも印字さ
れずに残ることもなくなる。これにより、残留受信デー
タを印字処理する特別な操作が不要になり、操作性も向
上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るシリアルプリンタの一実施例を示
す概略制御ブロック図、 第2図(a),(b)は第1図に示した同上シリアルプ
リンタの要部制御手順を示すフローチャートである。 1……シリアルプリンタ、 2……制御回路(制御手段)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】16進数を示すダンプデータを所定量蓄積し
    て印字処理を行うシリアルプリンタであって、 前記16進数を示すダンプデータを所定数バイトから構成
    される1行分蓄積しておく受信バッファと、 前記受信バッファに溜まった16進数を示すダンプデータ
    と対応するドットパターンを1行分蓄積するランインイ
    メージバッファと、 前記ラインイメージバッファに前記1行分のドットパタ
    ーンが蓄積された段階で該1行分のドットパターンを読
    み出して印字するとともに、前記受信バッファへの前記
    16進数を示すダンプデータの蓄積が一定時間ない場合に
    その段階で前記ラインイメージバッファに残留している
    ドットパターンの有無を検出し、該ドットパターンが有
    る場合にはそれを読み出して前の印字に続けた印字処理
    を行う制御手段と を備えていることを特徴とするシリアルプリンタ。
JP2220313A 1990-08-22 1990-08-22 シリアルプリンタ Expired - Lifetime JP2604491B2 (ja)

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JPH04101866A JPH04101866A (ja) 1992-04-03
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