JP2604473Y2 - 自動券売機 - Google Patents
自動券売機Info
- Publication number
- JP2604473Y2 JP2604473Y2 JP1993050802U JP5080293U JP2604473Y2 JP 2604473 Y2 JP2604473 Y2 JP 2604473Y2 JP 1993050802 U JP1993050802 U JP 1993050802U JP 5080293 U JP5080293 U JP 5080293U JP 2604473 Y2 JP2604473 Y2 JP 2604473Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ticket
- bottom wall
- longitudinal direction
- vending machine
- hopper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Ticket-Dispensing Machines (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は自動券売機に係り、特
に、複数枚の乗車券が同時に発券されるものに関する。
に、複数枚の乗車券が同時に発券されるものに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えば回数券を発券できる自動券
売機においては、自動券売機の本体（以下、本体とい
う）の接客パネルに設けられた排出口から乗車券（回数
券も含めて乗車券という）の一部分が積層状態で突出し
て保持されるように構成されている。
売機においては、自動券売機の本体（以下、本体とい
う）の接客パネルに設けられた排出口から乗車券（回数
券も含めて乗車券という）の一部分が積層状態で突出し
て保持されるように構成されている。
【０００３】したがって、利用者は、排出口から突出し
ている乗車券を指で挾んで取出して入手することができ
る。
ている乗車券を指で挾んで取出して入手することができ
る。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動券売機においては、複数枚の乗車券が発券され
る際、排出口から積層状態で一部分が突出するので、利
用者は複数枚の乗車券であることが分からないという不
便があった。
来の自動券売機においては、複数枚の乗車券が発券され
る際、排出口から積層状態で一部分が突出するので、利
用者は複数枚の乗車券であることが分からないという不
便があった。
【０００５】そこで、本考案は、上記欠点を解決するた
めのなされたものであって、その目的は、複数枚の乗車
券であることが一目で分かるようにした自動券売機を提
供することにある。
めのなされたものであって、その目的は、複数枚の乗車
券であることが一目で分かるようにした自動券売機を提
供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本考案に係る自動券売
機、上記目的を達成するために、乗車券を載置できる大
きさの底壁を有するとともに、その底壁の長手方向側の
両側にそれぞれ起立壁を有し、かつその底壁の長手方向
の一端側に上下動自在に設けられ、その底壁の長手方向
の他端側から１枚ずつ送出されてくる乗車券を受止める
ストッパを有するホッパと、そのホッパに積層して載置
されている乗車券の一部分を本体に設けられている排出
口から突出させて保持する繰出機構とを有する自動券売
機において、前記両起立壁の間隔は、乗車券の長手方向
と直交する方向の長さよりも大きく形成されているとと
もに、前記ストッパは、乗車券が送出されてくる方向と
直交以外の傾斜角が付されていることを特徴としてい
る。また、本考案に係る自動券売機は、上記目的を達成
するために、乗車券を載置できる大きさの底壁を有する
とともに、その底壁の長手方向側の両側にそれぞれ起立
壁を有し、かつその底壁の長手方向の一端側に上下動自
在に設けられ、その底壁の長手方向の他端側から１枚ず
つ送出されてくる乗車券を受止めるストッパを有するホ
ッパと、そのホッパに積層して載置されている乗車券の
一部分を自動券売機の本体に設けられている排出口から
突出させて保持する繰出機構とを有する自動券売機にお
いて、前記両起立壁の間隔は、乗車券の長手方向と直交
する方向の長さの１．１倍〜１．２倍であることを特徴
としている。
機、上記目的を達成するために、乗車券を載置できる大
きさの底壁を有するとともに、その底壁の長手方向側の
両側にそれぞれ起立壁を有し、かつその底壁の長手方向
の一端側に上下動自在に設けられ、その底壁の長手方向
の他端側から１枚ずつ送出されてくる乗車券を受止める
ストッパを有するホッパと、そのホッパに積層して載置
されている乗車券の一部分を本体に設けられている排出
口から突出させて保持する繰出機構とを有する自動券売
機において、前記両起立壁の間隔は、乗車券の長手方向
と直交する方向の長さよりも大きく形成されているとと
もに、前記ストッパは、乗車券が送出されてくる方向と
直交以外の傾斜角が付されていることを特徴としてい
る。また、本考案に係る自動券売機は、上記目的を達成
するために、乗車券を載置できる大きさの底壁を有する
とともに、その底壁の長手方向側の両側にそれぞれ起立
壁を有し、かつその底壁の長手方向の一端側に上下動自
在に設けられ、その底壁の長手方向の他端側から１枚ず
つ送出されてくる乗車券を受止めるストッパを有するホ
ッパと、そのホッパに積層して載置されている乗車券の
一部分を自動券売機の本体に設けられている排出口から
突出させて保持する繰出機構とを有する自動券売機にお
いて、前記両起立壁の間隔は、乗車券の長手方向と直交
する方向の長さの１．１倍〜１．２倍であることを特徴
としている。
【０００７】
【作用】上記構成において、乗車券がホッパへ送出され
てきてストッパに受止められると、上下の乗車券同志が
少しずれた状態で積層する。ストッパが傾斜していると
きは、上記ずれはより助長する。
てきてストッパに受止められると、上下の乗車券同志が
少しずれた状態で積層する。ストッパが傾斜していると
きは、上記ずれはより助長する。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１は、一実施例に係る本体ａの排出口１部分の
縦断面図である。
する。図１は、一実施例に係る本体ａの排出口１部分の
縦断面図である。
【０００９】排出口１の本体ａ内側には、その排出口１
と、図示しない発券部からの乗車券を搬送する搬送路２
との間に、ストッパＳを有するホッパＨが設けられてい
る。
と、図示しない発券部からの乗車券を搬送する搬送路２
との間に、ストッパＳを有するホッパＨが設けられてい
る。
【００１０】図２は、ストッパＳとホッパＨの平面図で
あって、ホッパＨは、乗車券イを載置できる面積を有す
る長方形の底壁３を有している。そして、その底壁３の
長手方向側の両側にそれぞれ起立壁４ａ，４ｂが設けら
れていて、載置されている乗車券イが落下しないように
構成されている。
あって、ホッパＨは、乗車券イを載置できる面積を有す
る長方形の底壁３を有している。そして、その底壁３の
長手方向側の両側にそれぞれ起立壁４ａ，４ｂが設けら
れていて、載置されている乗車券イが落下しないように
構成されている。
【００１１】上記両起立壁４ａ，４ｂの間隔Ｌは、乗車
券イの長手方向と直交する方向の巾（以下、巾という）
よりも１．１倍〜１．２倍広く決められている。例え
ば、乗車券イの巾が３０ｍｍであれば、上記間隔Ｌは３
３〜３６ｍｍの範囲に決められている。
券イの長手方向と直交する方向の巾（以下、巾という）
よりも１．１倍〜１．２倍広く決められている。例え
ば、乗車券イの巾が３０ｍｍであれば、上記間隔Ｌは３
３〜３６ｍｍの範囲に決められている。
【００１２】ストッパＳは、排出口１とホッパＨとの間
に設けられていて、図示しないソレノイドにより上下動
できるように構成されているとともに、図２に示される
ように、乗車券イが搬送されてくる方向と直交する以外
の角度に傾斜が付されている。そして、ストッパＳが上
昇したときは、ホッパＨ上の乗車券イを排出口１側に移
動することができ、また、ストッパＨが降下したときは
（図１の状態参照）、搬送路２から送出されてくる乗車
券イを受止めることができるように構成されている。
に設けられていて、図示しないソレノイドにより上下動
できるように構成されているとともに、図２に示される
ように、乗車券イが搬送されてくる方向と直交する以外
の角度に傾斜が付されている。そして、ストッパＳが上
昇したときは、ホッパＨ上の乗車券イを排出口１側に移
動することができ、また、ストッパＨが降下したときは
（図１の状態参照）、搬送路２から送出されてくる乗車
券イを受止めることができるように構成されている。
【００１３】排出口１側の底壁３には、切欠部５が設け
られている。そして、この切欠部５の部分に、上下方向
に一対のローラ６ａ，６ｂが設けられている。これらロ
ーラ６ａ，６ｂのうち、上方のローラ６ａは、図示しな
いソレノイドにより上下動できるように構成されてい
る。また、下方のローラ６ｂは、上面位置が底壁３の面
と同一に位置し、図示しないモータにより、時計方向に
回転できるように構成されている。
られている。そして、この切欠部５の部分に、上下方向
に一対のローラ６ａ，６ｂが設けられている。これらロ
ーラ６ａ，６ｂのうち、上方のローラ６ａは、図示しな
いソレノイドにより上下動できるように構成されてい
る。また、下方のローラ６ｂは、上面位置が底壁３の面
と同一に位置し、図示しないモータにより、時計方向に
回転できるように構成されている。
【００１４】したがって、底面３上に乗車券イが載置し
ている状態でローラ６ａが降下し、さらに、ローラ６ｂ
が回転し、かつストッパＳが上昇すると、乗車券イは排
出口１側に移動することができる。
ている状態でローラ６ａが降下し、さらに、ローラ６ｂ
が回転し、かつストッパＳが上昇すると、乗車券イは排
出口１側に移動することができる。
【００１５】上記構成の本実施例に係る自動券売機にお
いては、図１に示されるように、ストッパＳが降下し、
かつローラ６ａが上昇しているときに、搬送路２からホ
ッパＨに向けて乗車券イが１枚ずつ送出されてくると、
乗車券イの上下同志が少しずつずれて積層される（図２
の二点鎖線参照）。
いては、図１に示されるように、ストッパＳが降下し、
かつローラ６ａが上昇しているときに、搬送路２からホ
ッパＨに向けて乗車券イが１枚ずつ送出されてくると、
乗車券イの上下同志が少しずつずれて積層される（図２
の二点鎖線参照）。
【００１６】そして、全ての乗車券イの送出が終わる
と、ローラ６ａが降下するとともにストッパＳが上昇
し、さらに、ローラ６ｂが所定数回転すると、図３に示
されるように、上下同志で少しずつずれて積層された乗
車券イが排出口１から所定量だけ突出する。したがっ
て、利用者は、排出口１から排出された乗車券イが複数
枚であることを一目で確認することができる。
と、ローラ６ａが降下するとともにストッパＳが上昇
し、さらに、ローラ６ｂが所定数回転すると、図３に示
されるように、上下同志で少しずつずれて積層された乗
車券イが排出口１から所定量だけ突出する。したがっ
て、利用者は、排出口１から排出された乗車券イが複数
枚であることを一目で確認することができる。
【００１７】ストッパＳは、実験によれば、図２に示さ
れるような角度の傾斜が付されると、傾斜を付さないと
き（乗車券イの搬送方向と直交するとき）に比べ、上下
同志の乗車券のずれが大きく、かつ一定の規則正しいず
れとなることが確認されている。
れるような角度の傾斜が付されると、傾斜を付さないと
き（乗車券イの搬送方向と直交するとき）に比べ、上下
同志の乗車券のずれが大きく、かつ一定の規則正しいず
れとなることが確認されている。
【００１８】
【考案の効果】本考案の自動券売機は、ホッパの両起立
壁の間隔を乗車券の巾の１．１倍〜１．２倍と大きくし
たので、上下同志の乗車券をずらして積層することがで
きる。したがって、利用者は、複数枚の乗車券であるこ
とを一目で確認することができる。また、本考案の自動
券売機は、ストッパに、乗車券が送出されてくる方向と
直交以外の傾斜を付しているので、上下同士の乗車券の
ずれを大きくでき、しかも所定の規則を持ったずれとす
ることができる。
壁の間隔を乗車券の巾の１．１倍〜１．２倍と大きくし
たので、上下同志の乗車券をずらして積層することがで
きる。したがって、利用者は、複数枚の乗車券であるこ
とを一目で確認することができる。また、本考案の自動
券売機は、ストッパに、乗車券が送出されてくる方向と
直交以外の傾斜を付しているので、上下同士の乗車券の
ずれを大きくでき、しかも所定の規則を持ったずれとす
ることができる。
【図１】本考案の一実施例に係る自動券売機の排出口部
分の縦断面図である。
分の縦断面図である。
【図２】ホッパ及びストッパの平面図である。
【図３】排出口から突出された乗車券の平面図である。
１ 排出口 ２ 搬送路 ３ 底壁 ４ａ，４ｂ 起立壁 ６ａ，６ｂ ローラ（繰出機構） Ｈ ホッパ Ｓ ストッパ イ 乗車券
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G07B 1/00 - 9/02 B65H 1/26 G07F 7/08
Claims (2)
- 【請求項１】 乗車券を載置できる大きさの底壁を有す
るとともに、その底壁の長手方向側の両側にそれぞれ起
立壁を有し、かつその底壁の長手方向の一端側に上下動
自在に設けられ、その底壁の長手方向の他端側から１枚
ずつ送出されてくる乗車券を受止めるストッパを有する
ホッパと、そのホッパに積層して載置されている乗車券
の一部分を自動券売機の本体に設けられている排出口か
ら突出させて保持する繰出機構とを有する自動券売機に
おいて、 前記両起立壁の間隔は、乗車券の長手方向と直交する方
向の長さよりも大きく形成されているとともに、前記ス
トッパは、乗車券が送出されてくる方向と直交以外の傾
斜角が付されていることを特徴とする自動券売機。 - 【請求項２】 乗車券を載置できる大きさの底壁を有す
るとともに、その底壁の長手方向側の両側にそれぞれ起
立壁を有し、かつその底壁の長手方向の一端側に上下動
自在に設けられ、その底壁の長手方向の他端側から１枚
ずつ送出されてくる乗車券を受止めるストッパを有する
ホッパと、そのホッパに積層して載置されている乗車券
の一部分を自動券売機の本体に設けられている排出口か
ら突出させて保持する繰出機構とを有する自動券売機に
おいて、 前記両 起立壁の間隔は、乗車券の長手方向と直交する方
向の長さの１．１倍〜１．２倍であることを特徴とする
自動券売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993050802U JP2604473Y2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 自動券売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993050802U JP2604473Y2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 自動券売機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0716256U JPH0716256U (ja) | 1995-03-17 |
| JP2604473Y2 true JP2604473Y2 (ja) | 2000-05-15 |
Family
ID=12868914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993050802U Expired - Lifetime JP2604473Y2 (ja) | 1993-08-25 | 1993-08-25 | 自動券売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2604473Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-25 JP JP1993050802U patent/JP2604473Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0716256U (ja) | 1995-03-17 |
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