JPS6231623A

JPS6231623A - 冊子収納装置

Info

Publication number: JPS6231623A
Application number: JP16927985A
Authority: JP
Inventors: Tadahiko Kurata; 忠彦倉田; Yoshihisa Kuroki; 黒木　義久
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1985-07-30
Filing date: 1985-07-30
Publication date: 1987-02-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば、路線バスのバス乗務員が利用客に
販売する冊子状回数券を、乗務員の要求に応じて円滑に
１曲子ずつ繰出す冊子収納装置に関する。

（ロ）発明の背景例えば、上述の路線バスの営業において、従来、冊子状
にした回数券は、その形状が特異なこともあって、その
発行等は人為的に行なわれていた。

また、自動販売化するにしても、この冊子状回数券の一
側が糊付は等によって、綴じられているため、この綴部
が厚くなり、冊子状回数券の収納部で多数枚がｖｔｍさ
れた場合に、この積層例として例えば第７図に示すよう
に、積層された冊子状回数券７１・・・は−側で厚く積
層され、他側で薄く積層されて大きく傾いた積層状態と
なり、繰出しに不適な収納状態となる問題を有していた
。

（ハ）発明の目的そこでこの発明は、・上述の回数券のような冊子の繰出
しに際して、冊子収納部内に積層した冊子の傾きを解消
して、冊子の繰出しに適した収納構造にすることができ
る冊子収納装置の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約この発明は、上部に冊子の繰出し口を有する冊子収納部
の下部に、積層した冊子の上部水平面を基準に傾動許容
して、冊子の傾きを吸収するべく押上げ支持する押上げ
プレートを配設した冊子収納装置であることを特徴とす
る。

（ホ）発明の効果この発明によれば、押上げプレートを冊子収納部の下部
に、傾動許容して、積層した冊子の傾きを吸収すべく枢
支して配設しであるため、仮に積層した冊子に傾きが生
じても、この傾きに応じて押上げプレートが傾動方向に
追従して押上げ支持することになり、これにより押上げ
支持された冊子の上部側が、冊子の繰出しに適した水平
状態に支持される。

したがって、冊子収納部に多数枚の冊子を積層して収納
しても、冊子の厚薄による傾きに拘らず、この押上げプ
レートの傾き吸収作用によって、冊子は冊子繰出し口に
対応した水平状態に維持されて、常に１冊子ずつ確実に
繰出される。

（へ）発明の実施例この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。

図面はバス路線の営業に使用される冊子状回数券の精算
処理装置およびその回数券収納装置を示し、第２図にお
いて、カード投入口１１は乗務負または係員を特定する
カードが投入され、このカード投入口１１の内部にはカ
ードリーダ（図示省略）が設けられ、また上述のカード
には、特定者を示すコード番号が磁気記録され、カード
リーダはこのコード番号を読取り、このコード番号に基
づいて有効性を判定し、さらに回数券を発行したときは
、その券種と放出量をカードに磁気記録する。

複数個配置された回数券の発−行選択ボタン１２・・・
は、回数券の種別と発行伍を指定して入力し、回数券は
乗車区間によって、金種の異なる複数種が用意されてい
る。

そして、発行された回数券は受皿１３に放出される。

回数券投入口１４は、特定者が売り残した回数券を回収
するために回数券を投入し、この回収時には、特定者を
示すためにカードもカード投入口に１１に投入される。

紙幣投入口１５、硬貨投入口１６は、特定者の売上金を
投入し、これら投入口１５．１６の内部には、それぞれ
計数装置（図示省略）を備え、投入された貨幣を計数す
る。

金額表示器１７は、売上金精算時の不足金額を表示し、
表示された不足金額は、回数券が回収されるごとに精算
処理される。そして、正常な精算処理のときは回収が終
了することで、不足金額がなくなる。

しかし、回収が終了しても不足金額が表示されるときは
、その分の貨幣が再び紙幣投入口１５、または硬貨投入
口１６に投入される。

確認ボタン１８は、上述の金額表示器１７の表示金額が
ゼロであって、精算処理が承認できるとき操作される。

第３図は、発行される回数券１９を示し、回数券１９は
一側短縁が糊付けによって綴られた冊子状に設けられ、
この−側の綴部２０がやや厚く、他側が薄く設定されて
いる。そして、表面にはバーコード２１が印刷され、こ
のバーコード２１によって、券種や金額が示されている
。

第１図は、精算処理装置の内部に禍成される回数券の収
納装置２２を示し、この収納装置２２は縦長の収納箱２
３を設け、この収納箱２３の上部側壁に回数券の繰出し
口２４を開口して設け、収納箱２３の内部に配設した回
数券の押上げ機構２５および上部側に配設した回数券の
繰出し機構２６を介して、回数券１９は一冊子ずつ繰出
される。

上述の押上げ機構２５は、収納箱２３内の上下方向に立
設する摺動杆２７に摺動基台２８が上下可動に嵌合支持
され、この摺動基台２８の上部側にコイルスプリング２
９の一端が連結され、他端が上方のスプリングプーリ３
０を介して収納箱２３の下端に連結され、このコイルス
プリング２９の上方付勢作用によって、摺動基台２８は
、摺動杆２７に沿って、常時上方に移動すべく設けられ
ている。

この場合、摺動杆２７と平行して、上・下部のスプロケ
ット３１．３２間に張設された垂直方向のチェーン３３
に摺動基台２８を一体に連結し、このチェーン３３を、
コイルスプリング２９の上方付勢力に加えてチェーン駆
動機構（図外）を介して駆動することで、摺動基台２８
の上方移動を一層安定して行なっている。

この摺動基台２８上に、回数券を押し上げる押上げプレ
ート３４が枢着される。

上述の押上げプレート３４は、丁字形状を有し、この１
字形状の上面を、多数枚の回数券１９・・・を積層する
積層面に設定して、この１字形状の垂片部３５を摺動基
台２８上に枢支ビン３６を介して枢着している。これに
より、押上げプレート３４は枢着部を支点に回数券１９
の厚さが異なる方向（長手方向）に対して傾動許容され
る。

ところで、この場合、押上げプレート３４は、積層した
冊子の傾きに応じて押上げプレート３４が、枢着部を支
点に、傾動方向に追従して傾動許容するため、押上げ支
持された回数券１９の最上部は、後述づ°る押えガイド
ローラ４１・・・に付勢対設されて、常に繰出しに適し
た水平状態に支持される。

３７は収納ガイド板、３８は昇降ガイドローうである。

上述の繰出しｔ１４Ｍ２６は、モータ３９の駆動力を介
して進退移動する繰出しプレート４０を回数券の繰出し
口２４と対向して配設し、この繰出しプレート４０の前
進時に、上述の積層された最上部の回数券１９を一冊出
しするように設けている。

上述の積層された回数券１９・・・の最上部には、押上
げられた回数券１９の最上面と対接して回数券１９の上
動を規制し、かつ繰出しに適した水平状態に維持するた
めの押えガイドローラ４１・・・が配設され、この最上
部の繰出し位置と繰出し口２４とが対向し、その繰出し
位置の内方にスライド許容された繰出しプレート４０が
配設されている。

この繰出しプレート４０は、下面に冊子厚さの段付き部
を有する一冊出し用の段付係止部４２と、押えガイドロ
ーラ４３とを設け、側面には案内ビン４４に係合されて
、平行にスライドさせるためのスライド孔４５・・・を
設け、後端部にはモータ３９の動力が伝動されるレバー
４６が枢着される。

このレバー４６は、上端が収納箱２３の壁面に固定され
た支点ビン４７に枢着され、下端がビン４８を介して繰
出しプレート４０の後端部に枢着される。そして、通常
はレバー４６の上部に巻着されたバネ４９によって、レ
バー４６の中間部に装着されたカム対応ローラ５０が、
後方の偏芯カム５１と付勢対接される。

上述の偏芯カム５１は、ステッピングモータからなるモ
ータ３９からの動力が、ベルト５２を介して、該偏芯カ
ム５１と一体の従動プーリ５３に伝動され、このカム周
面上の一ケ所に凹部５４を有し、この四部５４に上述の
カム対応ローラ５０が対向したときに、レバー４６が上
端の支点ビン４７を支点に傾動して後傾し、これに連動
する繰出しプレート４０が、後退して繰出し待機位置に
位置決め設定される。図中５５は、モータの駆動ブーり
である。

ところで、繰出し口２４には、第４図に示すように一冊
出し案内板５６が配設されており、この−冊出し案内板
５６は、繰出し口２４を構成する一部材として間口部の
下面側に配設され、この−冊出し案内板５６の上面と、
押えガイドローラ４１・・・間に一冊出しを許容する回
数券厚さの隙間が形成され、さらにこの−冊出し案内板
５６の上面両側には、大きく切欠き形成したぬすみ部５
７゜５７を設け、このぬすみ部５７．５７により回数券
１９が繰出される際に、仮に左右に傾動しても、ぬすみ
部５７．５７を通過して繰出し口２４に引っかかること
なく、安定して繰出される。

このように構成された回数券の収納装置は、通常、回数
券１９の初期収納状態で、積重ねて収納された最上位置
の回数券１９が、上方の繰出し位置に待機されている。

そして、回数券１９を繰出す際は、先ずモータ３つを駆
動し、これに連動して偏芯カム５１が１回転すると、レ
バー４６が１回の往復揺動を行ない、この揺動操作で繰
出しプレート４０は、収納箱２３の最上部に位置する回
数券１９を、その先端部で押し出して、繰出し口２４よ
り萌方に繰出し、そして元の位置に復帰する。

なお、最上部の回数券１９が放出されると、押上げプレ
ート３４はコイルスプリング２９の付勢力で上動され、
次の回数券１９が最上部の繰出し位置に上動される。

この場合、回数券１９の積層状態が、回数券厚みの変化
によって、積層方向に傾きが生じても、第５図に示すよ
うに、押上げプレート３４がその傾きに追従し、積層し
た回数券１９の長手方向の傾きが、この押上げプレート
３４で吸収された形となって、押上げ支持された最上部
の回数券１９は、常に繰出しに適した水平状態に維持さ
れて繰出される。

さらに、第６図に示すように、繰出し口２４には、−冊
出し案内板５６を設けて、積層した回数券１９の短手方
向の傾きによる繰出し支障を解消している。

上述のように構成された回数券の収納装置２２は、単一
種の回数券１９が収納され、各種の回数券１９はそれぞ
れ上述の収納装置２２と同一の収納装置で構成されて、
並列に配設される。

なお、上述の実施例において、冊子の例として回数券１
９を示したが、冊子状にした金券やその他の冊子にも使
用可能である。

この発明と、上述の実施例との構成の対応において、この発明の冊子は、実施例の回数券１９に対応し、以下同様に、冊子収納装置は、回数券の収納装＠２２に対応し、繰出
し口は、繰出し口２４に対応し、押上げプレートの駆動ｖＡｆＳは、押上げ機構２５に対
応し、繰出し機構は、繰出し機構２６に対応し、押上げプレー
トは、押上げプレート３４に対応するも、この発明は上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は回数券収納装置の概略側面図、第２図は回数券
精算処理装置の外観斜視図、第３図は回数券の斜視図、第４図は繰出し口の要部正面図、第５図は回数券の積層状態を示す説明図、第６図は回数
券繰出し口の説明図、第７図は従来の回数券の積層状態を示す説明図である。

Claims

【特許請求の範囲】１、冊子の多数枚を積重ねて収納した冊子収納部の上部
に冊子を１冊出しする繰出し機構を備え、下部に冊子を押上げる押上げプレートの駆動機構を備えた冊子収納装置であって、前記押上げプレートは、冊子収納部の上部に開口する冊子繰出し口と対応して位置する積層した冊子の上部水平面を基準に傾動許容して、積層した冊子の傾きを吸収するべく枢支した冊子収納装置。