JP2604427B2 - 成形ガラスシート及びその製法 - Google Patents

成形ガラスシート及びその製法

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JP2604427B2 JP63173644A JP17364488A JP2604427B2 JP 2604427 B2 JP2604427 B2 JP 2604427B2 JP 63173644 A JP63173644 A JP 63173644A JP 17364488 A JP17364488 A JP 17364488A JP 2604427 B2 JP2604427 B2 JP 2604427B2
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    • C03C17/00Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、成形されたガラスシートで、その一部分の
上にペイントをもつ成形ガラスシート(成形されたガラ
スシート)及びその製法に関する。一つには、本発明
は、ガラスシート加熱された状態で、成形用型によって
成形される前に、ガラスシートに適用されるペイント組
成物にも関する。
現在好ましい態様として、ガラスシート上に塗られた
部分は、セラミックペイントの二つの層からなる。セラ
ミックペイント組成物は、それらが上昇させた温度で、
ガラス成形用型を覆うガラス繊維に、そのガラス繊維で
覆われた型をそれらと接触させた時、粘着しないような
やり方で互いに相互作用を及ぼすように設計されてい
る。ガラスシートを成形する方法は、そのようにペイン
トを塗られたガラスシートをガラス繊維被覆型と接触さ
せ、ガラスシートの小さな面積の上に大きな圧力を適用
することにより、加熱された状態のガラスシートを希望
の形へ成形する方法である。成形操作は、セラミックペ
イントがガラス繊維被覆成形用型へ何等粘着することな
く行なうことができる。
〔従来技術についての説明〕 湾曲した又は成形されたガラスシートに不透明な境界
部分をもたせることはある用途では、一般的なことであ
る。その境界部分は普通、ガラスシートを成形用型によ
り成形できるようにガラスシートを加熱する前に、ガラ
スシートへ適用されたペイントである。当分野での問題
は、ペイントをつけた表面が成形過程中成形用型へ粘着
することである。
一般に、用いられるペイントは、当業者に一般的によ
く知られたセラミックペイント組成物である。これらの
セラミックペイント組成物は、例えば、モーターによる
乗物の風防ガラス、サイドライト(sidelite)及びバッ
クライト(backlite)として用いられるガラスシートの
縁の周りの境界を形成するのに用いられることができ
る。
そのようなセラミックペイントは、そのセラミックペ
イントの着色剤として一緒に働く金属酸化物の混合物を
含んでいる。金属酸化物は互いに反応せず、それらが約
704℃(約1300゜F)までの温度へ加熱されたまま、接触
するどんな元素又は化合物とも反応しない。金属酸化物
の混合物は、セラミックペイント組成物から選択された
色が得られるように調節することができる。通常、自動
車用としては、選択される色は黒であるが、灰色の色調
も現在一般的に、なりつつある。
そのようなセラミックペイント組成物は、約732℃
(約1350゜F)より充分低い温度で、一般に溶融するガ
ラスフリットも含有する。ガラスフリットは、金属酸化
物の混合物をガラスシートへ結合する材料であり、金属
酸化物の混合物が、ガラスシートが室温へ冷却して戻さ
れた後も確実に残っているようにする。
媒体を通常金属酸化物及びガラスフリットと混合し、
セラミックペイント組成をペイント適用工程で適用でき
るようにする。例えば、ペイント適用方法が、シルクス
クリーンプリント法であるならば、媒体は、シルクスク
リーンプリント操作中他の材料を送るための、油を基に
した又はUVを基にした(UV−base)有機媒体にすること
ができる。
1986年6月24日に公知された本発明者による米国特許
第4,596,590号には、セラミックペイントを上に持つガ
ラスシートを形成する方法が記載されている。この特許
には、成形用型がセラミックペイントを上にもつ加熱さ
れたガラスシートにはめ込まれた時、ガラス繊維で覆わ
れた成形用型にセラミックペイントが粘着する際に起き
る問題が論じられている。
その特許には、次の工程により、セラミックペイント
を上にもつガラスシートを形成する方法が、記載されて
いる。セラミックペイントをガラスシートに適用する。
セラミックペイントは、その新しい成分として少なくと
も低い原子価の酸化状態と、高い原子価の酸化状態とを
有する金属酸化物と共に、通常のセラミックペイント成
分を含んでいる。その 金属酸化物は、セラミックペイ
ントの一部としてガラスシートへ適用された時、その低
い原子価状態にある。ガラスシートを成形できるように
ガラスシートを充分軟化する温度へガラスシートを加熱
する。ガラスシート及びその上のセラミックペイント
を、ガラス繊維被覆成形用型へはめ込み、加熱したガラ
スシートを希望の形へ成形する。成形用型をガラスシー
トとのはめ込みから取り外す。低い原子価状態にある金
属酸化物をセラミックペイントへ添加しておくと、セラ
ミックペイントのいずれでもそれが成形用型への粘着を
防ぐのに有効になることが認められる。ガラスシートを
冷却すると、セラミックペイントが上に付いた成形ガラ
スシートが得られる。
「UVを基にしたセラミックペイントを上にもつガラスシ
ートの成形方法」と題する1986年12月1日出願の米国特
許出願Serial No.936,576、及び「油を基にしたセラミ
ックペイントを上にもつガラスシートの成形方法」と題
する1986年12月1日出願の米国特許出願Serial No.936,
576の両方に、前記米国特許第4,596,590号に提案された
方法は、少なくとも低い原子価の酸化状態と、高い原子
価の酸化状態とを有する金属安価物として酸化第一錫を
用いると、幾つかの欠点をもつことになることが記載さ
れている。UVを基にした系では、酸化第一錫がペイント
中に20重量%より多い位の量で存在する場合、ペイント
が塗られたガラスシートを曲げる操作で比較的高い圧力
を加えると、ペイントがガラス繊維に粘着する幾らかの
傾向があることが見出だされている。
油を基にしたセラミックペイントで操作すると、少な
くとも低い原子価の酸化状態と、高い原子価の酸化状態
とを有する金属酸化物として酸化第一錫を用いる幾つか
の欠点をもつことも見出だされている。ある場合には酸
化第一錫は、加熱操作にかけると、余りにも速く酸化す
ることが分かった。この急速な酸化が細かな白いほこり
を発生させる。このほこりが曲げ操作中ガラスシートの
表面上を動く傾向をもつ。この遊離したほこりが、上昇
させた温度でガラスに傷をつけたり或は凹みを付けたり
し、ガラスシートを廃棄する結果になることがある。
米国特許出願Serial No.936,575には、UVを基にした
セラミックペイントを上にもつガラスシートを成形する
方法が記載されており、その方法は次の工程を有する。
UVを基にしたセラミックペイントをガラスシートへ適用
する。UVを基にしたセラミックペイントは、その新しい
成分として微粉状亜鉛金属末と共に通常のセラミックペ
イント成分を含有する。ガラスシートをUV照射にかけ、
次にガラスシートを成形できるようにガラスシートを充
分軟化する温度へ加熱する。ガラスシート及びその上の
セラミックペイントを、ガラス繊維被覆成形用型へはめ
込み、加熱したガラスシートを希望の形へ成形する。成
形用型をガラスシートとのはめ込みから取り外す。微粉
状亜鉛金属粉末をセラミックペイントへ添加しておく
と、セラミックペイントのいずれもそれが成形用型へ粘
着するのを防ぐのに有効になることが認められる。ガラ
スシートを冷却すると、セラミックペイントが、上に付
いた成形ガラスシートが得られる。
本発明者による米国特許出願Serial No.936,576に
は、油を基にしたセラミックペイントを上にもつガラス
シートを形成する方法が記載されており、その方法は、
次の工程を有する。油を基にしたセラミックペイントを
ガラスシートへ適用する。油を基にしたセラミックペイ
ントは、その新しい成分として微粉状亜鉛金属粉末と共
に通常のセラミックペイント成分を含有する。ガラスシ
ートを成形できるようにするガラスシートを充分軟化す
る温度で加熱する。ガラスシート及びその上のセラミッ
クペイントを、ガラス繊維被覆成形用型へはめ込み、加
熱したガラスシートを希望の形へ成形する。成形用型を
ガラスシートとのはめ込みから取り外す。微粉状亜鉛金
属粉末をセラミックペイントを添加しておくと、セラミ
ックペイントのいずれもそれが成形用型へ粘着するのを
防ぐのに有効になる。ガラスシートを冷却すると、セラ
ミックペイントが上に付いた成形ガラスシートが得られ
る。
上述の、本発明者により開発された緒方法にも拘わら
ず、ガラス繊維被覆型によってセラミックペイントへ高
圧が加えられ、比較的短い距離に亘って高度の曲げが存
在する場合、ペイントの粘着が依然として起きる場合が
ある。そのような条件の下では亜鉛粉末をセラミックペ
イントへ添加しても、セラミックペイントのガラス繊維
布へのある程度の粘着が、小さな領域上に高い圧力がガ
ラス繊維被覆成形用型とペイント付着ガラスシートとの
間に用いられら曲げ領域中で起きることが見出だされて
いる。
本発明の方法の主たる目的は、セラミックペイントを
上にもつガラスシートを成形する方法で、ガラス繊維被
覆成形用型とセラミックペイントとの間に高接触圧力を
かけて、セラミックペイントのガラス繊維に対する粘着
を起こすことなく、実施することができる成形方法を与
えることである。ここに記載する方法は、セラミックペ
イントを上にもつガラスシートを、そのようなガラスシ
ートの小さな領域の上に高い圧力をかけて、セラミック
ペイントのガラス繊維被覆成形用型への粘着を何等起こ
すことなく、成形するために開発に成功した方法であ
る。
本発明者が気が付いている最も関係の深い技術は上述
したものである。本発明の主題について、米国特許商標
局或は他の研究機関で調査は行われていない。
〔本発明についての簡単に記述〕
本発明はセラミックペイントを上にもつガラスシート
の成形方法、特にガラスシートを、その成形中ガラス繊
維被覆成形用型によって小さな表面領域に亙って高い曲
げ圧力にかける場合の、セラミックペイントを上に有す
るガラスシートの成形方法に関する。
本発明の方法の教示によれば、ガラスシートは次の方
法により、その上にあるセラミックペイントと共に成形
される。第一のセラミックペイントをガラスシートに適
用する。第一セラミックペイントは、その一成分として
低温溶融ガラスフリットを含有する。ガラスシート上の
第一セラミックペイントを乾燥する。
乾燥した第一セラミックペイントの少なくとも一部分
の上に第二セラミックペイントを適用する。第二セラミ
ックペイントはその一成分として高温溶融ガラスフリッ
トを含有する。高温溶融ガラスフリットは、前記低温溶
融ガラスフリットが溶融する温度よりも高い温度で溶融
する。
ガラスシートを、そのガラスシートが成形できるよう
に充分軟化する温度へ加熱する。第一及び第二セラミッ
クペイントを上にもつ前記ガラスシートを、ガラス繊維
被覆成形用型にはめ込み、加熱したガラスシートを希望
の形へ成形する。成形用型を前記ガラスシートとのはめ
込みから取り外す。第二セラミックペイントは、セラミ
ックペイントのいずれも成形用型に粘着しないようにす
るのに有効である。
第二セラミックペイントが、その一成分として、その
ペイントのガラス繊維への粘着を低下させる物質を含ん
でいる。更に、第一セラミックペイントも、その一成分
として、そのセラミックペイントのガラス繊維への粘着
を低下させる物質を含んでいてもよい。両方のセラミッ
クペイントが、セラミックペイントのガラス繊維への粘
着を低下させる物質を含んでいるのが好ましい。第二セ
ラミックペイントが、第一セラミックペイントよりもガ
ラス繊維粘着減少物質を一層大きい重量%で含んでいる
のが好ましい。
本発明によるセラミックペイントを上にもつ成形ガラ
スシートの好ましい成形方法は、次の工程を有する。第
一セラミックペイントをガラスシートに適用する。第一
セラミックペイントは、その成分として低温溶融ガラス
フリット、ガラス繊維粘着減少物質、及び適用媒体を含
有する。ガラスシート上の第一セラミックペイントを乾
燥する。
乾燥した第一セラミックペイントの少なくとも一部分
の上に第二セラミックペイントを適用する。第二セラミ
ックペイントは、その成分として高温溶融ガラスフリッ
ト、ガラス繊維粘着減少物質、及び適用媒体を含有す
る。高温溶融ガラスフリットは、低温溶融ガラスフリッ
トが溶融する温度よりも高い温度で溶融する。
ガラスシートを、そのガラスシートが成形できるよう
に充分軟化する温度へ加熱する。第一及び第二セラミッ
クペイントを上にもつガラスシートを、ガラス繊維被覆
成形用型にはめ込み、加熱したガラスシートを希望の形
へ成形する。成形用型を、ガラスシートとのはめ込みか
ら取り外す。両方のセラミックペイントに含まれている
第二セラミックペイントと前記ガラス繊維粘着減少物質
は、セラミックペイントのいずれも成形用型へ粘着しな
いようにするのに有効である。次にガラスシートを冷却
し、セラミックペイントを上にもつ成形ガラスシートを
得る。もしガラスシートを急速に冷却すると、最終ガラ
スシートは、その急冷法により強化されるであろう。
本発明の特徴と考えられる新規な条件は、特に、特許
請求の範囲に記載されている。しかし本発明自身は、そ
の構成及びその操作方法の両方に関し、付加的目的及び
その利点とと共に、次の特別な具体例についての記述を
付図に関連させて読むことにより、非常に良く理解され
るであろう。付図中、幾つかの図面を通して同じ番号は
同じ部品を指している。
〔最良の態様及び工業的用途〕
次の記述は、セラミックペイントを上にもつガラスシ
ートを形成する本発明の方法の好ましい態様と考えられ
るものに関する。次の記述は、本発明の方法を実施する
のに最良の態様と現在考えられていることにも関する。
その記載は、本発明の広い原理に対する限定と考えられ
るものではなく、本発明の方法を教示するのに特許法の
要求に従い、好ましい材料を用いているが、他の材料を
本方法で用いることができないこと意味するものではな
い。
付図には、ソーダ・石灰・シリカ ガラス から形成
されたガラスシート(10)が示されている。そのような
ガラスシートは、フロートガラス製造法によって製造さ
れたガラスシートから切断されたものでもよい。この特
別な場合では、そのガラスシートは、モーター付乗物に
バックライトと、乗物のドアに伴われた最後のガラス窓
との間に取り付けられるものである。このガラスシート
は一般にクオーターライト(quarter lite)と呼ばれて
いる。
第1図に示したように、ガラスシート(10)は、その
周りに不透明なセラミック帯(12)、及び全体的に数字
(14)で示されている種々の大きさの複数の不透明にセ
ラミック点を周りに有する。第1図から分かるように、
これは、ガラスシートをその乗物に取り付けた時、その
乗物の外に立っている人から見えるガラスシートの表面
である。セラミック帯とセラミック点は、それがないと
素通りに見える保持留め具及び他の装飾物品の裏側をカ
ムフラージュする美的に好ましいやり方を構成するよう
に用いられる。そのような自動車ガラスのカムフラージ
ュは今日広く用いられている。
セラミック帯(12)及びセラミック点(14)は、ガラ
スシート(10)の内側表面になるところに第一セラミッ
クペイントを付けることにより適用される。第一セラミ
ックペイントは、その一部分として低融点ガラスフリッ
トを含有する。本発明の方法の好ましい態様によれば、
低融点ガラスフリットは1100〜1225゜Fの範囲の温度で
溶融する。
前述の米国特許第4,596,590号に記載され、当分野で
知られているように、セラミックペイントはガラスフリ
ットのほかに他の幾つかは成分から作られている。セラ
ミックペイント組成物は、その一成分として、セラミッ
クペインイントのための着色剤として一緒に働く金属酸
化物の混合物も含んでいる。金属酸化物の混合物は、互
いに非反応性であり、704℃(1300゜F)までの範囲の温
度に加熱されている時、それらが接触するようになるど
の元素或は化合物とも非反応性である。金属酸化物と低
融点ガラスフリットと一緒に媒体も混合し、言及した全
ての材料をセラミックペイントに形成し、そのペイント
をシルクスクリーンプリント法の如き方法でガラス表面
に適用することができる。
本発明の教示によれば、ガラスシート(10)に適用さ
れた第一セラミックペイントは、セラミック帯(12)及
びセラミック点(14)の両方を成形することができる。
本発明の好ましい態様では、1718UV硬化性媒体中にドラ
ンケンフエルド(Drankenfeld)ペイント組成物24−224
7を入れたものを用いる。好ましい態様として、第一セ
ラミックペイントは、重量に基づいて、鉄、マンガン、
クロム、ニッケルの金属酸化物混合物32%;1150〜1200
゜Fの範囲の温度で溶融するガラスフリット43%;及び1
718有機媒体25%;を含んでいる。下に記載するよう
に、セラミックペイント組成物の、セラミックペイント
のガラス繊維への粘着を減少させる物質を添加すること
もできる。第一セラミックペイントは、255メッシュス
クリーンを通してガラスシートへ適用してもよい。
ガラスシート(10)上の第一セラミックペイントを乾
燥する。セラミックペイントを作るのに用いた媒体が油
を基にしたセラミックペイントである場合、ガラスシー
トをその油を基にした媒体を蒸発させるのに充分な温度
へ加熱することにより、第一セラミックペイントを乾燥
し、揮発性でないペイントの他の材料を後に残す。好ま
しい態様として、セラミックペイントの媒体がUV架橋性
材料である場合、第一セラミックペイントは、当分野で
よく知られているように、紫外線エネルギーを適用して
媒体をUV硬化することによって乾燥する。
第1図のガラスシート(10)の裏側を描いた第2図か
ら分かるように、そこには第二セラミック帯(16)が示
されている。好ましい態様として、第二セラミック帯
(16)には第一セラミック帯(12)の上に形成されたも
のとして示されているが、基本的には第一セラミック帯
の外側縁より約6.4mm(約1/4インチ)内側の所に位置し
ている。
この第二セラミック帯(16)は、乾燥した第一セラミ
ックペイントの少なくとも一部の上に第二セラミックペ
イントを適用することにより形成されている。第二セラ
ミックペイントは、その成分として高温溶融ガラスフリ
ットを含有する。高温溶融ガラスフリットは、低温溶融
ガラスフリットが溶解する温度よりも高い温度で溶融す
る。ここに記載する好ましい態様として、高温溶融ガラ
スフリットは691〜732℃(1275〜1350゜F)の範囲の温
度でい溶融する。
第二セラミックペイントとして、ドランケンフエルド
ペイント組成物24−2276を油に基した媒体900中へ入
れたものが用いられている。この好ましい態様では、第
二セラミックペイントは重量%に基ずき、鉄、マンガ
ン、クロム、ニッケル及びコバルトの金属酸化物混合物
35%:691〜718℃(1275〜1325゜F)の範囲の温度で溶融
するガラスフリット40%;及び900有機媒体25%;を含
んでいる。下に記載するように、第二セラミックペイン
ト組成物に、セラミックペイントのガラス繊維への粘着
を低下させる物質を含有させてもよい。第二セラミック
ペイント組成物は、305メッシュスクリーンを通してプ
リントしてもよい。
本方法の次の工程は、ガラスシート(10)を、そのガ
ラスシートが成形できるように、加熱されたガラスシー
トを充分軟化する温度へ加熱することである。通常この
ガラスシートの軟化温度は、538〜649℃(1000〜1200゜
F)、好ましくは593℃(1100゜F)の範囲の温度であ
る。
第一及び第二セラミックペイントを上にもつ加熱され
たガラスシート(10)を、ガラス繊維被覆成形用型には
め込み、加熱したガラスシートを希望の形へ成形する。
然る後、成形用型をガラスシートとのはめ込みから取り
外す。第一セラミックペイントの低融点ガラスフリット
によってガラスシートへ融着された第二セラミックペイ
ントは、セラミックペイントの成形用型への粘着を防ぐ
のに有効である。これは、第二セラミックペイントの高
融点ガラスフリットは、ガラス繊維被覆成形用型に粘着
する程充分に軟化せず、従って保護障壁として働くため
におきるのであると考えられる。
本発明の方法の一層詳細な教示によれば、第二セラミ
ックペイントは、その一成分として、セラミックペイン
トのガラス繊維への粘着を低下させる物質を含んでい
る。前に述べた如く、本発明者による前の米国特許出願
は、微粒子の亜鉛金属粉末及び微粒子の第一酸化錫粉末
が適切な非粘着物質であることが記載されている。セラ
ミックペイントのガラス繊維への粘着を低下させる物質
を、第一セラミックペイントに含有させてもよい。
本発明の方法に更に一層好ましい教示によれば、第一
セラミックペイントは10〜30重量%の微粒子の非粘着性
物質を含み、第二セラミックペイントは30〜60重量%の
微粒子のガラス繊維粘着低下物質を含む。
本発明の方法の好ましい態様によれば、第一セラミッ
ク帯(12)及び第二セラミック帯(16)は20〜30μm
(約0.0008〜0.0012インチ)の範囲の厚さを有する。
本発明の特別に態様を例示し、記述してきたが、本発
明から離れることなく種々の変更及び修正を行えること
は、当業者には明らかであろうが、そのような修正及び
等価なものは全て本発明の真の範囲に入るものとして、
特許請求の範囲に入るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法によりセラミックペイントが上
に形成されたガラスシートの前面図である。 第2図は、第1図のガラスシートの背面図である。 第3図は、第2図の線III−IIIに沿ってとられた断面図
で、誇張された形で示されたセラミック点をもつ成形さ
れた状態のガラスシートを示す断面図である。 10……ガラスシート、12……セラミック帯、14……セラ
ミック点、16……第二セラミック帯。

Claims (16)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セラミックペイントを上に持つ成形ガラス
    シートの製法において、 第一セラミックペイントを前記ガラスシートに塗る工
    程、但し、第一セラミックペイントは、その一成分とし
    て低温溶融性ガラスフリットを含有する、と、 前記ガラスシート上の第一セラミックペイントを乾燥す
    る工程と、 前記乾燥済み第一セラミックペイントの少なくとも一部
    分の上に第二セラミックペイントを塗る工程、但し、第
    二セラミックペイントはその成分として高温溶融性ガラ
    スフリットと、ガラス繊維へのセラミックペイントの粘
    着を低下させる微粉状亜鉛金属とを含有し、前記高温溶
    融性ガラスフリットは、前記低温溶融性ガラスフリット
    が溶融する温度よりも高い温度で溶融する、と、 前記ガラスシートが十分軟化する温度まで前記ガラスシ
    ートを加熱して前記ガラスシートが成形できるようにす
    る工程と、 前記第一及び第二のセラミックペイントを上に持つ前記
    ガラスシートを、ガラス繊維被覆済み成形用型にはめ込
    み、前記加熱済みガラスシートを希望の形に成形する工
    程と、 前記成形用型を前記ガラスシートとのはめ込みから取り
    外す工程と から成る、上記製法。
  2. 【請求項2】第一セラミックペイントはその一成分とし
    て、ガラス繊維へのセラミックペイントの粘着を低下さ
    せる微粉状亜鉛金属を更に含有する、請求項1に記載の
    方法。
  3. 【請求項3】第二セラミックペイントは微粉状亜鉛金属
    を、第一セラミックペイントよりも一層大きい重量%で
    含有する、請求項2に記載の製法。
  4. 【請求項4】セラミックペイントを上に持つ成形ガラス
    シートの製法において、 前記ガラスシートに第一セラミックペイントを塗布する
    工程、但し、第一セラミックペイントはその成分とし
    て、低温溶融性ガラスフリットと、ガラス繊維へのセラ
    ミックペイントの粘着を低下させる物質と、塗布媒体と
    を含有する、と、 前記ガラスシート上の第一のセラミックペイントを乾燥
    する工程と、 前記乾燥済み第一セラミックペイントの少なくとも一部
    分の上に第二セラミックペイントを塗布する工程、但
    し、第二セラミックペイントはその成分として高温溶融
    性ガラスフリットと、ガラス繊維へのセラミックペイン
    トの粘着を低下させる微粉状亜鉛金属と、塗布媒体とを
    含有し、前記高温溶融性ガラスフリットは、前記低温溶
    融性ガラスフリットが溶融する温度よりも高い温度で溶
    融する、と、 前記ガラスシートが十分軟化する温度まで前記ガラスシ
    ートを加熱して前記ガラスシートを成形できるようにす
    る工程と、 前記第一及び第二のセラミックペイントを上に持つ前記
    ガラスシートを、ガラス繊維被覆済み成形用型にはめ込
    み、前記加熱済みガラスシートを希望の形に成形する工
    程と、 前記成形用型を前記ガラスシートとのはめ込みから取り
    外す工程と、 前記ガラスシートを冷却し、セラミックペイントを上に
    持つ成形ガラスシートを得る工程と から成る、上記製法。
  5. 【請求項5】第一セラミックペイントはその一成分とし
    て、ガラス繊維へのセラミックペイントの粘着を低下さ
    せる微粉状亜鉛金属を更に含有する、請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】第一セラミックペイントの塗布媒体は紫外
    線硬化材料であり、第一セラミックペイントは、第一セ
    ラミックペイントへの紫外線エネルギーの適用によって
    乾燥する、請求項4又は5に記載の製法。
  7. 【請求項7】第一セラミックペイントの塗布媒体は油ベ
    ース材料であり、第一セラミクペイントは熱の適用によ
    って乾燥する、請求項4又は5に記載の製法。
  8. 【請求項8】第一セラミックペイントは微粉状亜鉛金属
    10〜30重量%を含有し、第二セラミックペイントは微粉
    状亜鉛金属30〜60重量%を含有する、請求項5に記載の
    製法。
  9. 【請求項9】第一及び第二のセラミックペイントはそれ
    ぞれ、20〜30μmの範囲の厚さを有する、請求項4〜8
    のいずれか1項に記載の製法。
  10. 【請求項10】低温溶融性ガラスフリットは593〜663℃
    の範囲の温度で溶融し、高温溶融性ガラスフリットは69
    1〜732℃の範囲の温度で溶融する、請求項4〜9のいず
    れか1項に記載の製法。
  11. 【請求項11】ペイント塗布済み表面を持つ成形ガラス
    シートの製法において、 前記ガラスシートへペイントを塗布する工程、但し、前
    記ペイントはその成分として、ガラスフリットと、ガラ
    ス繊維へのセラミックペイントの粘着を低下させる微粉
    状亜鉛金属とを含有する、と、 前記ガラスシートは十分軟化して前記ガラスシートを成
    形できる温度であるが、前記ペイント中の前記ガラスフ
    リットを完全に軟化するには不充分な高い温度まで、前
    記ガラスシートを加熱する工程と、 前記ペイントを上に持つ前記ガラスシートを、成形用型
    にはめ込み、前記加熱済みガラスシートを希望の形に成
    形する工程と から成る、上記製法。
  12. 【請求項12】ペイントは第一ガラスフリットと第二ガ
    ラスフリットとを含み、第一ガラスフリットは第二ガラ
    スフリットより低い融点を有し、それによって、第一ガ
    ラスフリットはガラスシートへの前記ペイントの接着を
    助ける働きをし、第二ガラスフリットは前記ペイントが
    成形用型へ粘着することなくペイント塗布済み表面から
    前記成形用型が離れるのを助ける働きをする、請求項11
    に記載の製法。
  13. 【請求項13】第一ガラスフリットは593〜663℃の範囲
    の温度で溶融し、第二ガラスフリットは691〜732℃の範
    囲の温度で溶融し、しかも、ガラスシートを538〜649℃
    の範囲の温度まで加熱したとき、成形用型によって前記
    ガラスシートを成形する、請求項12に記載の製法。
  14. 【請求項14】ペイントは、593〜663℃の範囲の温度で
    溶融する第一ガラスフリットを含有する第一層を含み、 前記ペイントは、691〜732℃の範囲の温度で溶融する第
    二ガラスフリットを含有する第二層をも含み、 ガラスシートを538〜649℃の範囲の温度まで加熱したと
    き、成形用型によって前記ガラスシートを成形し、 それによって、第一層は前記ペイントのガラスへの付着
    を助ける働きをし、第二ガラスフリットは前記ペイント
    が成形用型へ粘着することなくぺイント塗布済み表面か
    ら前記成形用型が離れるのを助ける働きをする、請求項
    11に記載の製法。
  15. 【請求項15】不透明被覆を上に持つ成形ガラス板にお
    いて、 前記被覆は、第一ガラスフリットを主要成分として含む
    第一層を有し、 前記被覆は、第二ガラスフリットを主要成分として含む
    第二ペイント層を有し、 第一ガラスフリットは593〜663℃の範囲の溶融温度を有
    し、第二ガラスフリットは691〜732℃の範囲の溶融温度
    を有する、上記成形ガラス板。
  16. 【請求項16】セラミックペイントを上に持つ成形ガラ
    スシートの製法において、 前記ガラスシートに第一セラミックペイントを20〜30μ
    mの範囲の厚さまで塗布する工程、但し、第一セラミッ
    クペイントはその成分として、593〜663℃の範囲の温度
    で溶融する低温溶融性ガラスフリットと、第一セラミッ
    クペイントの10〜30重量%を占める微粉末状亜鉛金属
    と、塗布媒体とを含有する、と、 前記ガラスシート上の第一セラミックペイントを乾燥す
    る工程と、 前記乾燥済み第一セラミックペイントの少なくとも一部
    分の上へ第二セラミックペイントを20〜30μmの範囲の
    厚さまで塗布する工程、但し、第二セラミックペイント
    はその成分として、691〜732℃の範囲の温度で溶融する
    高温溶融性ガラスフリットと、第二セラミックペイント
    の30〜60重量%を占める微粉末状亜鉛金属と、塗布媒体
    とを含有する、と、 前記ガラスシートを538〜649℃の範囲の温度まで加熱し
    て、前記ガラスシートを成形できるようにする工程と、 前記第一及び第二のセラミックペイントを上に持つ前記
    ガラスシートを、ガラス繊維被覆済み成形用型にはめ込
    み、前記加熱済みガラスシートを希望の形へ成形する工
    程と、 前記成形用型を前記ガラスシートとのはめ込みから取り
    外す工程と、 前記ガラスシートを冷却し、セラミックペイントを上に
    持つ成形ガラスシートを得る工程と から成る、上記製法。
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