JP2604220Y2 - ランプの接続構造 - Google Patents

ランプの接続構造

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JP2604220Y2
JP2604220Y2 JP1993041671U JP4167193U JP2604220Y2 JP 2604220 Y2 JP2604220 Y2 JP 2604220Y2 JP 1993041671 U JP1993041671 U JP 1993041671U JP 4167193 U JP4167193 U JP 4167193U JP 2604220 Y2 JP2604220 Y2 JP 2604220Y2
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lamp
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Inventor
志村浩市
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株式会社カンセイ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車用計器ケ
ース内に組付けられて、その計器類を照明するに用いら
れているランプの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車内に設備されている計器類
の照明、あるいは表示灯等として使用される一般的なラ
ンプは、例えば計器ケース内の狭いスペース内におい
て、多数個を設備しなければならないことから、超小型
ランプの使用が要求されている。
【0003】かかる超小型のランプとして以前では例え
ば図1に示すようなウエッジベースランプが使用されて
いたが、このウエッジベースランプ5の構成は、中央部
にバルブ挿入用の挿入孔1と、その挿入孔から半径方向
に翼状に延びる一対の弾性ターミナル2,2を有するソ
ケット本体3と、上記バルブ挿入孔1内に挿入されかつ
上記ターミナル2,2に接続されるリード線を有するバ
ルブ4とからなっており、このウエッジベースランプ5
を、図2に示すようなソケット挿入孔6と、この挿入孔
6の周縁に略半円形状の一対の電源回路パターン7,7
を有する基板8に挿着するときはソケット本体3のノブ
部9を撮んで、バルブ側より基板8の挿入孔6内に差し
込んで、上記弾性ターミナル2,2と電源回路パターン
7,7とを接触させ、次いでそのソケット本体3を略4
5度回動することによって挿入孔6の開口縁がソケット
本体3の係止段部10に係止されて、ウエッジベースラ
ンプ5の基板8への取付けと、電気的接続が完了される
ものである。
【0004】ところが、このようなウエッジベースラン
プ5にあっては、そのソケット本体3に弾性ターミナル
2,2を設けて、この弾性ターミナル2,2を基板8の
電源回路パターン7,7と弾圧的に圧接せしめるもので
あるから、上記ターミナル2,2と、電源回路パターン
7,7との接続信頼性が高いという利点を有する反面、
その弾性ターミナル2,2をソケット本体3内に組付け
なければならず、部品点数の増大及び組立工数の増大に
伴なう経済性の低下が生じ、さらにはウエッジベースラ
ンプ5を基板8の挿着につまみ部として使用するノブ部
9をソケット本体3に突設しなければならないことか
ら、そのソケット本体3が大型化され、ひいてはウエッ
ジベースランプ5の全体形状が大型となってしまう等の
ことから、例えば自動車用ワーニング表示の近設配置あ
るいは、メータケース裏面部及び側面部の他部品との干
渉防止のために、ソケット本体3のノブ部9の突出量を
小さくしたい場合には、上記ウエッジベースランプでは
その要求に答えることができないものであった。
【0005】そこで上記要求に答えるためには、例えば
図3に示すようなジメット線式ウエッジベースランプの
使用がなされている。このジメット線式ウエッジベース
ランプ11は、中央部にバルブ挿入孔12及びジメット
線巻付溝13を有するソケット本体14と、2本のジメ
ット線15を有するバルブ16によって構成され、その
ソケット本体14にバルブ16を装着するときは、バル
ブ16をソケット本体14のバルブ挿入孔12内に挿入
した後、そのバルブ16より延びる2本のジメット線
を、ソケット本体14の底面より引き出し、さらに巻付
溝13内に案内してジメット線15の一部をソケット本
体14のフランジ部17上面に露出させて一回の巻回固
定を行なうものである。
【0006】従ってかくして構成されたジメット線式ウ
エッジベースランプ11を、図2で示す基板8に装着す
るときは、そのジメット線式ウエッジベースランプ11
のバルブ16を基板8の挿入孔6内に差し込んだ後、そ
のソケット本体14の底面に形成されている十字状の溝
18(図4参照)内にドライバー等の工具を使用してそ
のソケット本体14を約45度回動すれば、フランジ部
17上面のジメット線15が電源回路パターン7,7と
接触し、さらにソケット本体14の係止段部19に、挿
入孔6の口縁が係止されて基板8への取付けと電気的接
続が維持されるものである。
【0007】ところが、このようなジメット線式ウエッ
ジベースランプ11を取付ける従来の回路基板は、図6
で示すようにフレキシブルプリント回路板20であり、
そのフレキシブルプリント回路板20は、硬度があまり
高くないPP複合材等で形成されているケース21の裏
面に添設されているジメット線式ウエッジベースランプ
11は、ケース21と共にフレキシブルプリント回路板
20にバヨネット手段で結合保持せしめているために、
硬度が低いPP複合材等からなるケース21は、ジメッ
ト線式ウエッジベースランプのジメット線(リード線)
15の押圧力を受けて、ケース21が塑性変形してしま
う。つまりケース21とジメット線との間には弾圧手段
が介在されていないので、ケース21にはジメット線に
よる押圧力が直接作用するため、ケース21の塑性変形
が生じやすい。
【0008】そしてこのケース21に塑性変形が生じる
ことで、ジメット線15とフレキシブルプリント回路板
20の回路パターン7との接圧力が低下し、これが原因
でジメット線15と回路パターン7との導通不良が生じ
やすいという問題点があった。
【0009】この問題点を解消するために従来では、図
7に示すように、PP複合材等で形成されたケース21
の裏面に、前記ジメット線式ウエッジベースランプ11
が取付けられる回路基板としては、リジット基板(ガラ
ス入りエポキシ基板)である回路板22を添設し、また
ジメット線式ウエッジベースランプ11が取付けられな
い回路基板としてはフレキシブルプリント回路板20を
添設して、上記のジメット線式ウエッジベースランプ1
1は、リジット基板である硬質の回路板22に直接嵌着
せしめるようにしてケース21の塑性変形を防止し長期
に亘り接続信頼性を高めるランプの接続構造が提案がな
されている。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】ところが、このような
ランプの接続構造では、ケース21の裏側に、リジット
基板である回路板22と、フレキシブルである回路板2
0の夫々を設備しなければならず、さらにそのリジット
回路板22には、ランプへのオン・オフ信号及び電源を
供給するためのハーネス23及びコネクタ24を取付け
る必要があり、このため、構造上、部品点数が多くな
り、さらには組付作業工数も増加することから、コスト
が上昇し、経済性が悪いという問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる問題点
に着目してなされたもので、ジメット線式ウエッジベー
スランプを嵌着するランプ嵌合孔を有するケースと、該
ケースに添設されかつ上記ランプ嵌合孔と一致するラン
プ貫通孔を有し、さらに上記ランプと接続される回路が
形成されているフレキシブルプリント回路板を有するラ
ンプの接続構造において、前記ケースにおけるフレキシ
ブルプリント回路板添設面の前記ランプ嵌合孔周縁部
に、前記ジメット線式ウエッジベースランプを嵌着する
時のジメット線の押圧力により上記ケースが塑性変形さ
れることを防止する硬質材プレートを取付けたランプの
接続構造を特徴としている。
【0012】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0013】図8において、31は例えばPP複合材で
ある樹脂を使用して成形された例えば自動車用計器のケ
ースである。このケースの材質としてPP複合材を使用
したことは耐熱性に優れ、しかも安価で経済性に優れて
いる点であるが、このPP複合材は、硬度があまり高く
なく、外圧力で塑性変形を起しやすいものである。
【0014】このケースの一部には、ワーニングランプ
等のランプ収納部32と、コネクタ装着部33が一体的
に形成されている。34はランプ収納部32の開口部に
被着されている透過光式の表示パネルを示す。
【0015】35はケース31の裏側において、上記ラ
ンプ収納部に対応して設けられているランプソケット嵌
合孔であって、この嵌合孔35には図3で示したと同構
造のジメット線式ウエッジベースランプ36のソケット
本体37がバヨネット方式により嵌着されるものであ
る。
【0016】38はケース31の裏面に添設されるフレ
キシブルプリント回路板であって、このフレキシブルプ
リント回路板38には、上記ソケット本体37が貫通す
る透孔39と、前記コネクタ装着部33内に、そのコネ
クタ装着部33内に挿入される雄コネクタ40の挿入と
同時にそのコネクタ装着部33内に折り込め接続される
接続片41を有している。またフレキシブルプリント回
路板の透孔39周縁部には、ソケット本体37に接続さ
れる電源回路(図示せず)が露出形成されている。
【0017】本実施例において重要なことは、ケース3
1の裏面において、そのケース31に設けられているラ
ンプソケット嵌合孔35の周囲に位置する硬質材プレー
ト42を重ね合せたことにある。この硬質材プレート4
2の材質は例えばベークライト、フェノール樹脂等で形
成される。
【0018】このように本実施例にあっては、ジメット
線式ウエッジベースランプ36が、バヨネット方式によ
り被着されるランプソケット嵌合孔35を設けた樹脂製
ケース31のフレキシブルプリント回路板添設面におい
て、上記ケースの嵌合孔35の周縁に位置する硬質材プ
レートを設けたものであるから、この硬質材プレート4
2の取付作用によって、ケース31に、ジメット線式ウ
エッジベースランプを嵌着するとき、そのジメット線式
による押圧力がケースに直接作用することがなく、従っ
てケース31の材質が、例えば塑性変形を生じやすいP
P複合材等で成形されるものであっても、ケースがジメ
ット線の押圧力による塑性変形を起すことがなく、長期
に亘って安定したソケットの電気的接続が維持され、接
続信頼性に優れたランプ接続構造が提供できる。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案のランプ接続構造に
よれば、上記硬質材プレート42の取付作用によって、
ケース31に、ジメット線式ウエッジベースランプを嵌
着するとき、そのジメット線式による押圧力がケースに
直接作用することがなく、従ってケース31の材質が、
例えば塑性変形を生じやすいPP複合材等で成形される
ものであっても、ケースがジメット線の押圧力による塑
性変形を起すことがなく、長期に亘って安定したソケッ
トの電気的接続が維持され、接続信頼性に優れたランプ
接続構造が提供できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のウエッジベースランプを示した斜視図。
【図2】図1に示すランプを挿着接続するプリント基板
の説明図。
【図3】従来のジメット線式ウエッジベースランプを示
した斜視図。
【図4】図3の底面図。
【図5】図3の平面図。
【図6】ジメット線式ウエッジベースランプのケース取
付状態を示した断面図。
【図7】ジメット線式ウエッジベースランプの使用状態
を示した断面説明図。
【図8】本考案実施例のランプ取付構造を示した断面説
明図。
【符号の説明】
31…ケース 32…ランプ収納部 33…コネクタ装着部 34…表示パネル 35…ランプソケット嵌合孔 36…ジメット線式ウ
エッジベースランプ 37…ソケット本体 38…フレキシブルプ
リント回路板 39…透孔 40…雄コネクタ 41…接続片 42…硬質材プレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジメット線式ウエッジベースランプ(3
    6)を嵌着するランプ嵌合孔(35)を有するケース
    (31)と、該ケースに添設されかつ上記ランプ嵌合孔
    (35)と合致するランプ貫通用の透孔(39)を有す
    るフレキシブルプリント回路板(38)と、該フレキシ
    ブルプリント回路板(38)の回路パターンに、ジメッ
    ト線式ウエッジベースランプ(36)のジメット線を接
    圧するランプ接続構造において、前記ケース(31)に
    おけるフレキシブルプリント回路板(38)添設面の前
    記ランプ嵌合孔(35)周縁部に、前記ジメット線式ウ
    エッジベースランプを嵌着する時のジメット線の押圧力
    により上記ケースが塑性変形されることを防止する硬質
    材プレート(42)を取付けたことを特徴とするランプ
    の接続構造。
JP1993041671U 1993-07-29 1993-07-29 ランプの接続構造 Expired - Lifetime JP2604220Y2 (ja)

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