JP2603566Y2 - 三次元座標測定機 - Google Patents

三次元座標測定機

Info

Publication number
JP2603566Y2
JP2603566Y2 JP1993073189U JP7318993U JP2603566Y2 JP 2603566 Y2 JP2603566 Y2 JP 2603566Y2 JP 1993073189 U JP1993073189 U JP 1993073189U JP 7318993 U JP7318993 U JP 7318993U JP 2603566 Y2 JP2603566 Y2 JP 2603566Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
measurement
probe
measuring machine
coordinate measuring
dimensional coordinate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993073189U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0738911U (ja
Inventor
信宏 大久保
美樹雄 久松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Seimitsu Co Ltd filed Critical Tokyo Seimitsu Co Ltd
Priority to JP1993073189U priority Critical patent/JP2603566Y2/ja
Publication of JPH0738911U publication Critical patent/JPH0738911U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2603566Y2 publication Critical patent/JP2603566Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は三次元座標測定機に係わ
り、特に手動にて電子プローブを移動操作する三次元座
標測定機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】三次元座標測定機では電子プローブを三
次元(X・Y・Zの3軸方向)に移動自在に支持すると
ともに、電子プローブの座標位置を検出する位置検出手
段を各軸に備え、ワークの測定対象の測定位置に電子プ
ローブを当接したときの電子プローブの三次元座標位置
のデータを演算することによって、ワークの寸法や形状
を測定する。図3に従来の三次元座標測定機の斜視図を
示す。図3に示す三次元座標測定機10は門移動形の手
動操作専用機で、架台11の上にテーブル12が載置さ
れるとともに、テーブル12の両側に右Yキャリッジ1
3と左Yキャリッジ14が立設され、右Yキャリッジ1
3と左Yキャリッジ14の上部がXガイド15で連結さ
れて門形を形成している。テーブル12の両側の上面と
側面にはY軸方向に摺動面が形成され、右Yキャリッジ
13と左Yキャリッジ14にはこれに対抗するエアベア
リングが設けられていて、右Yキャリッジ13と左Yキ
ャリッジ14はXガイド15と共にY軸方向に移動自在
となっている。また、Xガイド15にはX軸方向の摺動
面が形成され、エアベアリングが内蔵されたXキャリッ
ジ16がX軸方向に移動自在に設けられている。さら
に、Xキャリッジ16にはZ軸方向案内用のエアベアリ
ングも内蔵されており、これに沿ってZスピンドル17
がZ軸方向に移動自在に設けられている。Zスピンドル
17の下端にはプローブ操作把持部18が設けられてそ
の下に電子プローブ19が取り付けられている。これに
よって、電子プローブ19はX・Y・Zの3軸方向に移
動自在となり、プローブ操作把持部18等を手で持って
電子プローブ19をX・Y・Zの3軸方向に移動操作す
ることができる。
【0003】さらに、テーブル12のY軸方向、Xガイ
ド15、Zスピンドル17にはスケールが設けられ、右
Yキャリッジ13にはY軸方向の検出ヘッド、Xキャリ
ッジ16にはX軸方向及びZ軸方向の検出ヘッドが取り
付けられていて、電子プローブ19の三次元座標位置を
検出する。電子プローブ19にはフィーラ19aが設け
られていて、フィーラ19aがワークに当接した瞬間に
信号が出力されるので、信号が出力されたときの電子プ
ローブ19の座標位置からフィーラ19aが当接したワ
ークの測定位置の座標位置が検出される。また、架台1
1にスタンド21が設けられ、スタンド21に操作パネ
ル22が取り付けられている。操作パネル22には測定
終了キー23を含む各種のキーが設けられている。
【0004】このように構成された三次元座標測定機1
0でワークを測定する場合、作業者は測定対象の幾何形
状(穴径や軸径の場合であれば「円」)を操作パネル2
2のキーで入力した後、テーブル12の上に載置された
ワーク(図示省略)の測定対象の測定位置に電子プロー
ブ19のフィーラ19aを当接して測定し、測定対象の
幾何形状に必要な点数の測定が終了すると、操作パネル
22の測定終了キー23を押して測定終了信号を入力
し、一つの測定対象の測定を終了する。ワークに当接し
たときの電子プローブ19の三次元座標位置はその都度
データ処理部(図示省略)に送られるが、データ処理部
では測定終了信号が入力されるまでは測定データ入力待
ちの状態になっており、測定終了信号が入力されるとそ
れまで入力された測定データを演算して一つの測定対象
の測定値を算出し結果を出力するこの場合、通常、作業
者は左手でプローブ操作把持部18等を持って電子プロ
ーブ19を移動操作し、右手で測定終了キー23を押
す。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、測定終
了キー23は操作パネル22上にあり、操作パネル22
は電子プローブ19から離れているため、測定終了キー
23を押すときに作業者は電子プローブ19から目を離
さなければならない。その結果、電子プローブ19を不
用意に動かして電子プローブ19のフィーラ19aをワ
ークに接触させ(特に、小さい穴等)測定に不要な信号
を出力したために測定をやり直したり、電子プローブ1
9の本体部分やZスピンドル17をワークに当ててワー
クや電子プローブ19やZスピンドル17に傷を付ける
恐れがある。また、これを避けるために測定終了キー2
3を押す前に三次元座標測定機10の各軸をクランプし
て電子プローブ19が動かないようにする方法もある
が、クランプ時に振動で不要な信号が出力されたり、測
定に時間がかかるという問題がある。さらに、一つの測
定対象の測定が終了する度に操作パネル22に手や視線
を移す必要があるため、測定に時間がかかるという問題
がある。
【0006】本考案はこのような事情を鑑みてなされた
もので、測定終了キー23を押すときに電子プローブ1
9から視線を外さなくてもよく、電子プローブ19を不
用意に動かし電子プローブ19のフィーラ19aをワー
クに接触させて測定に不要な信号を出力したために測定
をやり直したり、電子プローブ19の本体部分やZスピ
ンドル17をワークに当てる恐れがないとともに、一つ
の測定が終了する度に操作パネル22に手や視線を移す
必要がなく、測定能率が向上する三次元座標測定機を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成するために、電子プローブを三次元移動自在に支持す
る構造と電子プローブの座標位置を検出する手段を備
え、電子プローブを手動で移動操作してワークの測定位
置に電子プローブを当接することによりワークの寸法や
形状を測定する三次元座標測定機のプローブ操作把持部
の近傍に測定終了キーを設けた。
【0008】
【作用】本考案によれば、測定終了キーがプローブ操作
把持部の近傍に設けられているので、電子プローブから
視線を外さなくても測定終了キーを押すことができる
【0009】
【実施例】図1に本考案に係る実施例の三次元座標測定
機の斜視図を、図2にプローブ操作把持部付近の拡大図
を示す。図1に示す三次元座標測定機10は門移動形の
手動操作専用機で、基本構成は従来の技術で説明したも
のと同じであるので、基本構成の説明は省略する。本考
案の特徴は従来の技術に対して、プローブ操作把持部1
8に測定終了キー24を設けたことである。従って、作
業者は測定対象の幾何形状(穴径や軸径の場合であれば
「円」)を操作パネル22のキーで入力した後、テーブ
ル12の上に載置されたワーク(図示省略)の測定対象
の測定位置に電子プローブ19のフィーラ19aを当接
して測定し、測定対象の幾何形状に必要な点数の測定が
終了すると、プローブ操作把持部18の測定終了キー2
4を押して測定終了信号を入力し、一つの測定対象の測
定を終了する。ワークに当接したときの電子プローブ1
9の三次元座標位置はその都度データ処理部(図示省
略)に送られ、測定終了信号が入力されるとそれまで入
力された測定データを演算して一つの測定対象の測定値
を算出し結果を出力する。なお、実施例では操作パネル
22を図3に示した従来の技術と同様のものを用いてお
り測定終了キー23が設けられているので、従来どおり
測定終了キー23を用いることもできる。
【0010】実施例では測定終了キー24をプローブ操
作把持部18の前側に設けたが、プローブ操作把持部1
8の後面や側面でもよいし、プローブ操作把持部18の
近傍であればZスピンドル17や電子プローブ19やX
キャリッジ16に設けてもよい。また、実施例では門移
動形の手動操作専用の三次元座標測定機について説明し
たが、これに限らず、他の構造の手動操作専用の三次元
座標測定機や、各種の構造で自動式またはジョイスティ
ック操作式の三次元座標測定機で手動モードで使用する
場合にも、本考案は適用できる。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る三次元
座標測定機によれば、三次元座標測定機のプローブ操作
把持部の近傍に測定終了キーを設けたので、作業者は操
作パネルに手を移さずプローブ操作把持部を持ったまま
測定終了キーを押すことができ、測定終了キーを押すと
きに電子プローブから視線を外さなくてもよい。従っ
て、電子プローブを不用意に動かし電子プローブのフィ
ーラをワークに接触させて測定に不要な信号を出力した
ために測定をやり直したり、電子プローブの本体部分や
Zスピンドルをワークに当てる恐れがない三次元座標測
定機を提供することができる。また、各測定項目が終了
する度に各軸をクランプしたり操作パネルに手や視線を
移す必要がないので測定能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る実施例の三次元座標測定機の斜視
【図2】図1のプローブ操作把持部付近の拡大図
【図3】従来の三次元座標測定機の斜視図
【符号の説明】
10 三次元座標測定機 17 Zスピンドル 18 プローブ操作把持部 19 電子プローブ 22 操作パネル 23 測定終了キー 24 測定終了キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01B 21/00 - 21/32 G01B 7/00 - 7/34

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子プローブを互いに直交する3方向に
    動自在に支持する構造を有するとともに前記電子プロー
    ブの座標位置をスケールで検出する手段を備え、前記
    子プローブを手動で移動操作してワークの測定位置に
    電子プローブを当接することによりワークの寸法や形
    状を測定する三次元座標測定機において、 プローブ操作把持部の近傍に、ワークの測定対象の幾何
    形状に必要な点数の測定が終了したことをデータ処理部
    に知らせる測定終了信号を入力する測定終了キーを設け
    たことを特徴とする三次元座標測定機。
JP1993073189U 1993-12-22 1993-12-22 三次元座標測定機 Expired - Lifetime JP2603566Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993073189U JP2603566Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 三次元座標測定機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993073189U JP2603566Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 三次元座標測定機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0738911U JPH0738911U (ja) 1995-07-14
JP2603566Y2 true JP2603566Y2 (ja) 2000-03-15

Family

ID=13510953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993073189U Expired - Lifetime JP2603566Y2 (ja) 1993-12-22 1993-12-22 三次元座標測定機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2603566Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0738911U (ja) 1995-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0262162B2 (ja)
CN204404923U (zh) 基于视觉机械手的千分尺检定仪
CN109848989A (zh) 一种基于红宝石探针的机器人执行末端自动标定及检测方法
JP2603566Y2 (ja) 三次元座標測定機
JPH0631345A (ja) 折曲げ加工機のワーク位置決め方法およびその装置
JP3784273B2 (ja) ワーク形状測定センサおよびワーク形状測定装置
JP2009262241A (ja) 位置合わせ方法および位置合わせ支援装置ならびに位置合わせ支援プログラム
JP2967854B2 (ja) 座標測定機の測定方法及びその装置
JP3961293B2 (ja) 表面性状倣い測定方法、プログラムおよび記録媒体
JP2004268220A (ja) 放電加工装置
JPH08210837A (ja) 三次元座標測定機の回転角度誤差補正におけるプローブ位置ベクトル算出装置
JPS63289410A (ja) 三次元測定機
JP2635027B2 (ja) ロボットによるワーク移送の教示方法およびその教示方法に使用する治具
JP2597054Y2 (ja) 板材寸法自動計測装置
JP4460119B2 (ja) 曲げ加工方法及び曲げ加工システム
JPH10206131A (ja) 立体形状計測装置
CN216448772U (zh) 一种轮罩全尺寸检测检具
JP3023584B2 (ja) 位置検出方法
JPS63105893A (ja) ロボットへの動作自動教示方法
JP3825102B2 (ja) 複合板金加工機における座標系設定方法および装置
JPH04193460A (ja) 形状又は面精度測定方法とこれに用いる装置
JPH0528485Y2 (ja)
JP2564472Y2 (ja) 工作機械の心出し治具
JPH0716107U (ja) 三次元表面粗さ・輪郭形状測定機
JPH10260033A (ja) 三次元測定システム