JP2603295Y2 - 密着型イメージセンサ - Google Patents

密着型イメージセンサ

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JP2603295Y2
JP2603295Y2 JP1991023180U JP2318091U JP2603295Y2 JP 2603295 Y2 JP2603295 Y2 JP 2603295Y2 JP 1991023180 U JP1991023180 U JP 1991023180U JP 2318091 U JP2318091 U JP 2318091U JP 2603295 Y2 JP2603295 Y2 JP 2603295Y2
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JP
Japan
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circuit board
image sensor
housing
board
sensor
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JP1991023180U
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JPH0531443U (ja
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大典 古松
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の産業上の利用分野】本考案はファクシミリ、イ
メージスキャナ装置に使用される密着型イメージセンサ
の新規な構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られた、文字、図形等を読み
取るイメージセンサとしては、半導体よりなるCCD
(固体撮像素子)をセンサとして、光源系、光学系、読
み取り回路、光源駆動回路、筐体により構成され、原稿
からの反射光をCCD上で結像させるための光路が必要
なことより、装置としての容積が相当大きくなってい
る。
【0003】この結像光学系を省略した、センサとし
て、図2にその概略を示したような薄膜の半導体層を使
用した密着型イメージセンサが知られている。このよう
な密着型イメージセンサは薄膜半導体例えばアモルファ
スシリコン半導体を使用して受光素子部分が形成された
センサ基板24と原稿に光を照射する為のLED(発光
ダイオード)光源がセンサ受光面に対応する位置に配列
して形成されたLED基板22とこれらを駆動させるた
めの回路基板26とこれらを一体化する筐体25で構成
され、センサ基板上の取り出し電極部と回路基板とをワ
イヤーボンディング23等の手段で接続し、また、LE
D基板と回路基板とを同様に接続して組み立てる構造と
なっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな薄膜の半導体を使用した密着型イメージセンサにお
いても、光学系および結像系が不要となり、小型化され
たとはいえ未だその容積が大きかった。さらに、LED
アレイ等の光源が別体である為に組み立てた後の装置の
厚みが5〜20mmと相当厚くなってしまう。
【0005】最近のイメージ読み取り部分の長尺化およ
び装置の小型、軽量化の要求に対しても厳しい状況とな
っている。
【0006】本考案は上記のような課題を解決するもの
で、イメージセンサ装置の容積を縮小し、使用する部品
のユニット化をはかり、組み立ての際の工程数をへらす
ことができる新規な装置構造に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、筐体と回路基
板とセンサ基板を組み立てることにより構成される密着
型イメージセンサであり、LEDアレーが回路基板上に
駆動用IC等と一緒に設けられていることを特徴とする
ものであります。
【0008】本考案による具体的な一例を図1(A)に
その概略を示す。すなわち、本考案においては筐体4と
センサ基板5とLED3が直接設けられた駆動回路基板
2の3つのユニットにより構成される。
【0009】筐体4のセンサ基板とりつけ部分は凹状に
段差が設けてあり、センサ基板5と筐体4とはほぼ面を
一致させるように組み合わせている。
【0010】また、LEDアレイは回路基板2上に設け
られており、駆動用のIC、抵抗、コンデンサ等の素子
が設けられている面とは反対側の面上に配置されてい
る。その為回路基板2のLED側はLEDが配置されて
いる部分のみ飛び出している。このLED部分に対応す
る位置の筐体4は凹状に段差またはくり抜かれており、
センサ基板、筐体、回路基板はIC等の素子以外が飛び
出さず、概略、直方体のような外形をとっている。
【0011】このようにして、本考案では組み立てる際
の部品数を減らし、その容積を極力少なくすることを特
徴とするものであります。特に、回路基板上に駆動用の
IC等の素子とLED素子を設けて一体化し、その容積
を縮小したものであります。
【0012】
【実施例】〔実施例1〕 本実施例に対応する概略図と
して、図1を示す。同図においては説明の為の概略図で
ある為、各要素の寸法は実際の寸法とは一致していな
い。
【0013】すなわち、本考案においては筐体4とセン
サ基板5とLED3が直接設けられた駆動回路基板2の
3つのユニットにより構成される。
【0014】筐体4としては、本実施例ではアルミニウ
ム材料を使用し、機械加工を施して図に見られるような
形状に加工をしている。すなわち、筐体4のセンサ基板
とりつけ部分は凹状に段差が設けてあり、センサ基板5
と筐体4とはほぼ面を一致させるように組み合わせてい
る。
【0015】また、LEDアレイは回路基板2上に設け
られており、駆動用のIC、抵抗、コンデンサ等の素子
が設けられている面とは反対側の面上に配置されてい
る。このLEDは50個を一列に配列して設け、その発
光波長は550nm付近の緑色のLEDを使用した。回
路基板2の材料はガラスエポキシ基板を使用し、所定の
配線パターンを形成したものに、LEDアレー、IC、
抵抗およびコンデンサ等を半田づけにより端子に接続し
配置した。
【0016】その為回路基板2のLED側はLEDが配
置されている部分のみ飛び出している。このLED部分
に対応する位置の筐体4はセンサ基板側と同様に凹状に
段差またはくり抜かれており、センサ基板、筐体、回路
基板はIC等の素子以外が飛び出さず、概略、直方体の
ような外形をとっている。
【0017】このような構造により、製品を組み立てる
際にはセンサ基板5と回路基板2とを筐体4に接着し、
センサ基板に設けられた電気接続用の端子と回路基板の
電気接続用の端子とをFPC(フレキシブル基板)にて
接続するだけで、密着型イメージセンサを完成すること
ができる。
【0018】これにより、組み立て時の工程を省略する
ことができ、非常に簡単な接続、接着作業のみでよくな
った。
【0019】本実施例によって作成された密着型イメー
ジセンサの外形寸法は横幅235mm、奥行き24m
m、厚み3mmと従来の厚み5〜20mmに比べ相当薄
くすることができた。また、その重量も従来の110g
より約10%軽い100g以下を達成することができ
た。
【0020】〔実施例2〕 図2に本実施例に対応する
概略図として、図1を示す。同図においては説明の為の
概略図である為、各要素の寸法は実際の寸法とは一致し
ていない。
【0021】すなわち、本考案においても筐体4とセン
サ基板5とLED3が直接設けられた駆動回路基板2の
3つのユニットにより構成される。
【0022】本実施例においてもLEDアレーを回路基
板上に形成するが、本実施例においては駆動回路用のI
C等と同じ面側に設けられており、反対面側は平坦な面
を呈している。このため、筐体4をLEDアレー部分と
同様にIC等の存在部分についてもくり抜いておき、全
体の厚みを薄くした。
【0023】これにより、本実施例によって作成された
密着型イメージセンサの外形寸法は横幅235mm、奥
行き24mm、厚み2.8mmと従来の厚みに比べ相当
薄くすることができた。また、その重量も従来の110
gより約10%軽い100g以下を達成することができ
た。
【0024】以上の実施例においては、筐体4としてい
ずれもアルミニウム材を使用したがその他の金属材料や
セラミックス、有機材料も使用できる。その際には、通
常の使用温度100℃以下で反ったり、変形しない材料
であればよい。
【0025】上記の実施例では原稿読み取り光として、
LEDアレーを使用したが特にこの構成に限定されるこ
とはなく、消費電力、必要寸法等によりその他の光源を
使用できる。
【0026】
【考案の効果】本考案によれば、筺体に段差部または回
路基板とによって囲まれた凹部および/または溝部を形
成したため、この部分にセンサ基板およびLEDを収納
できるようになった。その結果、筺体や回路基板の上部
等にセンサ基板およびLEDを取り付けなくてすみ、イ
メージセンサとしての容積を縮小することができた。
考案によれば、筺体に段差部、凹部、あるいは溝部を形
成したため、その部分の重量を軽量化することができ
た。
【0027】本考案によれば、筺体に段差部、凹部、あ
るいは溝部にセンサ基板、LED、あるいはIC回路を
収納したため、これらが筺体の外部に飛び出さずに、略
直方体であるため、運搬あるいは装置への組み込みに都
合が良い。 本考案によれば、センサ基板と回路基板との
電気的接続にフレキシブル基板を筺体に沿って配置させ
ているため、接続が簡単であると共に、運搬や装置への
取り付け時に破損することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の密着型イメージセンサの概略図を示
す。
【図2】従来の密着型イメージセンサの概略図を示す。
【図3】本考案の密着型イメージセンサの概略図を示
す。
【符号の説明】
2・・・回路基板 3・・・LED 4・・・筐体 5・・・センサ基板 6・・・FPC 7・・・IC

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に読み取り光を照射し、原稿からの
    反射光を受光素子にて電気信号に変換して、原稿上の文
    字、図形等の情報を読み取る密着型のイメージセンサの
    構造であって、上記イメージセンサを駆動する回路が組み込まれている
    回路基板と、 上記回路基板上に配置され、断面形状の一方が凸状とな
    る段差部を有する筺体と、 上記段差部の一方に取り付けられて、上記筺体の外表面
    と略同一面となるように固定されたセンサ基板と、 上記段差部の他方と上記回路基板とで構成される溝部に
    取り付けられたLEDと、 上記回路基板の筺体と反対側に取り付けられたIC回路
    と、 を備えている ことを特徴とする密着型イメージセンサ。
  2. 【請求項2】 原稿に読み取り光を照射し、原稿からの
    反射光を受光素子にて電気信号に変換して、原稿上の文
    字、図形等の情報を読み取る密着型のイメージセンサの
    構造であって、上記イメージセンサを駆動する回路が組み込まれている
    回路基板と、 上記回路基板上に配置され、断面形状の一方が凸状とな
    る段差部および凹溝を有する筺体と、 上記段差部の一方に取り付けて、上記筺体の外表面と略
    同一面となるように固定されたセンサ基板と、 上記段差部の他方と上記回路基板とで構成される溝部に
    取り付けられたLEDと、 上記回路基板と上記凹溝によって構成された空間に配置
    され、上記回路基板上に取り付けられたIC回路と、 を備えている ことを特徴とする密着型イメージセンサ。
  3. 【請求項3】 上記センサ基板と回路基板とは、上記筺
    体の外表面に沿って配置されたフレキシブル基板によっ
    て接続されていることを特徴とする請求項1または請求
    項2記載の密着型イメージセンサ。
JP1991023180U 1991-03-15 1991-03-15 密着型イメージセンサ Expired - Lifetime JP2603295Y2 (ja)

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JPH0531443U JPH0531443U (ja) 1993-04-23
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