JP2603122Y2 - 非常用警報機器 - Google Patents

非常用警報機器

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JP2603122Y2
JP2603122Y2 JP1993006237U JP623793U JP2603122Y2 JP 2603122 Y2 JP2603122 Y2 JP 2603122Y2 JP 1993006237 U JP1993006237 U JP 1993006237U JP 623793 U JP623793 U JP 623793U JP 2603122 Y2 JP2603122 Y2 JP 2603122Y2
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JP
Japan
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push button
claw
alarm device
pressed
adhesive sheet
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学 山田
郁夫 榊原
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Aiphone Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ビル、工場等の非常
用警報機器に係わり、特に押しボタンを押下することに
より警報ベル等を鳴動させる非常用警報機器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】従来、
非常用警報機器は図2(a)、(b)、(c)に示すよ
うに、絶縁基板15上に固着されたスイッチ14と、こ
のスイッチ14を押下するための押しボタン13と、押
しボタン13が押下されたときにその押下位置を規制す
る第1の爪部12a及び第2の爪部12bが設けられた
筐体12とを有するものが一般的である。第2の爪部1
2bには半円形の凸部12b′が形成されている。筐体
12に設けられた第1の爪部12aは常に押しボタン1
3を支えており、半円形の凸部12b′はスイッチ14
のOFF時に押しボタン13を支えており、また、第2
の爪部12bはスイッチ14のON時、即ちスイッチ1
4が押下された時に押しボタン13を支えるものであ
る。
【0003】押しボタン13には、非常ボタンであるこ
とを示す「非常」等の文字が印刷され、また、筐体12
には、押しボタン13を使用する際の注意書が印刷され
ている。この非常用警報機器11の動作を説明すると、
非常呼出しは図2(c)に示すように、第1の爪部12
a及び半円形の凸部12b′に支えられた押しボタン1
3を強く押下することにより行う。押しボタン13が押
下されると、半円形の凸部12b′から押しボタン13
の鍔部が外れ、この押しボタン13の鍔部がスイッチ1
4を押下することによりスイッチオンされ、警報ベル等
を鳴動させる。
【0004】このような非常用警報機器11は、押しボ
タン13を強く押下させなければ警報ベル等を鳴動させ
ることができないが、筐体12に設けられた第1の爪部
12a等の部品自体が破損するわけではないので、興味
本位で押下される虞があった。また、押しボタン13を
簡単には押下することができないように、筐体12と押
しボタン13とは一体化させることが好ましいが、いっ
たん、押しボタン13を押下すると、筐体12と押しボ
タン13との接合部が破損するので再度使用することが
不可能になる。
【0005】更に、押しボタン13及び筐体12のよう
な立体的なものに「非常」等の文字または注意書を印刷
するのは難しく、また、押しボタン13と筐体12と
は、「非常」等の文字と注意書が別々に印刷されるので
コスト的には高いものになっていた。
【0006】
【目的】本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、押しボタンを押下する箇所に切
込みを設けた粘着シートを使用することによりコストの
低減を図り、また、興味本位で押下されることを防止す
る非常用警報機器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため本考案の非常用警報機器は、基板上に固着された
スイッチと、スイッチを押下するための押しボタンと、
押しボタンが押下されたときに押しボタンの押下位置を
規制する第1の爪部、第2の爪部および押しボタンを押
下される前の所定位置に第1の爪部とともに保持する半
円形の凸部が設けられた筐体と、押しボタンを押下する
際の注意書が印刷された弱粘性の粘着シートとを備え、
粘着シートは押しボタンと筐体とを一体的に覆うように
形成され、押しボタンを覆う粘着シートの箇所は裂開自
在に切込まれた切込みを有するものである。
【0008】
【作用】押しボタンを押下する際の注意書が印刷された
弱粘性の粘着シートを、押しボタン及び筐体に一体的に
覆うように形成させ、押しボタンを覆う粘着シートの箇
所は裂開自在に切込む。このような粘着シートが貼着さ
れた非常用警報機器の押しボタンが押下されることによ
り、粘着シートの切込み部が突き破られる。しかし、粘
着シートの粘着部が弱粘性を有しているので、押しボタ
ンを押下前の位置に押戻すことにより、切込み部を元の
形状に復元させることができ、粘着シートを複数回使用
することが可能になる。また、押しボタン及び筐体を一
体的に覆うことにより、押しボタンを押下する際の注意
書を1枚の粘着シートに印刷することができるので、非
常用警報機器のコストの低減を図ることができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案による非常用警報機器の一実施
例について図面を参照して説明する。図1(a)、
(b)に示すように本考案の非常用警報機器1は、絶縁
基板5上に上向きに固着されたスイッチ4と、このスイ
ッチ4を押下するための押しボタン3と、押しボタン3
が押下されたときにその押下位置を規制する第1の爪部
2a及び第2の爪部2bが設けられた筐体2とを有して
いる。第2の爪部2bには半円形の凸部2b′が形成さ
れている。筐体2に設けられた第1の爪部2aは常に押
しボタン3を支えており、半円形の凸部2b′はスイッ
チ4のOFF時に押しボタン3を支えており、また、第
2の爪部2bはスイッチ4のON時、即ちスイッチ4が
押下された時に押しボタン3を支えるものである。
【0010】これにより押しボタン3を押下させると、
第1の爪部2aが押しボタン3の鍔部を支えた状態で、
第2の爪部2bの支柱が撓むことにより半円形の凸部2
b′から押しボタン3の鍔部が外れ、第2の爪部2bに
当接するまで押しボタン3を押下することができる。
尚、押しボタン3は半円形の凸部2b′と第2の爪部2
bとの間に挟まれることにより、その位置で固定させる
ことができるので、警報ベル等を鳴動させ続けることが
できる。
【0011】このような筐体2には、押しボタン3の箇
所を覆い、且つ、押しボタン3を押下する際の注意書が
印刷された弱粘性の粘着シート6が所定位置に貼着され
る。この粘着シート6には、粘着シート6に覆われた押
しボタン3を、強く押下することにより破ることができ
る十字切込み6aが設けられている。また、粘着シート
6の粘着部は弱粘性なので、突き破られた十字切込み6
a部は、押下された押しボタン3には貼着することはな
い。
【0012】このように構成された本考案による非常用
警報機器1の動作について以下説明する。非常呼出しを
する場合には、図1(c)、(d)に示すように、非常
用警報機器1に貼着される粘着シート6に設けられた十
字切込み6a部を指で突き破って押しボタン3を押下す
る。押下された押しボタン3は第2の爪部2bを撓ませ
て半円形の凸部2b′から外れることにより、スイッチ
4の方向へ移動する。押下された押しボタン3の移動に
より押しボタン3とスイッチ4が接しスイッチをオンし
て、警報ベル等を鳴動させる。このスイッチ4を過剰に
押下することのないように、第2の爪部2bにより押し
ボタン3を係止させる。
【0013】一方、押下された押しボタン3を所定位置
に戻す場合は、非常用警報機器1の本体から筐体2を外
し、押しボタン3を裏側から押込んで第2の爪部2bの
半円形の凸部2b′にはめ込む。また、突き破られた粘
着シート6は弱粘性なので、押下された押しボタン3に
完全には貼着せず、押しボタン3を裏側から押込むこと
により十字切込み6a部は元の形状に戻すことができ
る。
【0014】尚、本実施例においては切込みが十字に切
込まれていたが、これに限らず突き破りやすい形状なら
ば、どのような形状に切込んでも構わない。
【0015】
【考案の効果】以上の実施例からも明らかなように、本
考案による非常用警報機器によれば、押しボタンを覆う
粘着シートの箇所を裂開自在に切込むことにより、粘着
シートを複数回使用することが可能になり、また押しボ
タン及び筐体を一体的に覆うことにより、押しボタンを
押下する際の注意書を1枚の粘着シートに印刷すること
ができるので、非常用警報機器のコストの低減を図るこ
とができる。更に、押しボタンを押下するには、粘着シ
ートの切込みを突き破らなければ押下することができな
いので、興味本位に押下されることを防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の非常用警報機器を示す図で、(a)は
正面図、(b)は断面図、(c)は押しボタン押下後の
正面図、(d)は押しボタン押下後の断面図。
【図2】従来の非常用警報機器を示す図で、(a)は正
面図、(b)は断面図、(c)は押しボタン押圧後の断
面図。
【符号の説明】
1…非常用警報機器 2…筐体 2a…第1の爪部 2b…第2の爪部 2b′…半円形の凸部 3…押しボタン 4…スイッチ 5…絶縁基板 6…粘着シート 6a…十字切込み
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平2−42323(JP,U) 実開 昭58−157925(JP,U) 実開 昭56−133628(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 H01H 13/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板(5)上に固着されたスイッチ(4)
    と、前記スイッチを押下するための押しボタン(3)
    と、前記押しボタンが押下されたときに前記押しボタン
    の押下位置を規制する第1の爪部(2a)、第2の爪部
    (2b)および前記押しボタンを押下される前の所定位
    置に前記第1の爪部とともに保持する半円形の凸部(2
    b′)が設けられた筐体(2)と、前記押しボタンを押
    下する際の注意書が印刷された弱粘性の粘着シート
    (6)とを備えた非常用警報機器(1)であって、 前記粘着シートは前記押しボタンと前記筐体とを一体的
    に覆うように形成され、前記押しボタンを覆う前記粘着
    シートの箇所は裂開自在に切込まれた切込み(6a)を
    有することを特徴とする非常用警報機器。
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