JPH0665994U - 非常用警報機器 - Google Patents

非常用警報機器

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JPH0665994U
JPH0665994U JP623793U JP623793U JPH0665994U JP H0665994 U JPH0665994 U JP H0665994U JP 623793 U JP623793 U JP 623793U JP 623793 U JP623793 U JP 623793U JP H0665994 U JPH0665994 U JP H0665994U
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pressing
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学 山田
郁夫 榊原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押しボタンを押下する箇所に切込みを設けた
粘着シートを使用することにより、コストの低減を図
り、また、興味本位で押下されることを防止する。 【構成】 押しボタン3を押下する際の注意書が印刷さ
れた弱粘性の粘着シート6を押しボタン3及び筐体2に
一体的に覆うことができるように形成し、押しボタン3
を覆う粘着シート6の箇所は裂開自在に十字切込み6a
を入れる。これにより粘着シート6を複数回使用するこ
とが可能になり、また、押しボタン3を押下する際の注
意書を1枚の粘着シート6に印刷することができるの
で、非常用警報機器1のコストの低減を図ることができ
る。また、粘着シート6の十字切込み6aを突き破らな
ければ押しボタン3を押下することができないので、興
味本位に押下されることを防止することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ビル、工場等の非常用警報機器に係わり、特に押しボタンを押下 することにより警報ベル等を鳴動させる非常用警報機器に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来、非常用警報機器は図2(a)、(b)、(c)に示すように、絶縁基板 15上に固着されたスイッチ14と、このスイッチ14を押下するための押しボ タン13と、押しボタン13が押下されたときにその押下位置を規制する第1の 爪部12a及び第2の爪部12bが設けられた筐体12とを有するものが一般的 である。第2の爪部12bには半円形の凸部12b′が形成されている。筐体1 2に設けられた第1の爪部12aは常に押しボタン13を支えており、半円形の 凸部12b′はスイッチ14のOFF時に押しボタン13を支えており、また、 第2の爪部12bはスイッチ14のON時、即ちスイッチ14が押下された時に 押しボタン13を支えるものである。
【0003】 押しボタン13には、非常ボタンであることを示す「非常」等の文字が印刷さ れ、また、筐体12には、押しボタン13を使用する際の注意書が印刷されてい る。 この非常用警報機器11の動作を説明すると、非常呼出しは図2(c)に示す ように、第1の爪部12a及び半円形の凸部12b′に支えられた押しボタン1 3を強く押下することにより行う。押しボタン13が押下されると、半円形の凸 部12b′から押しボタン13の鍔部が外れ、この押しボタン13の鍔部がスイ ッチ14を押下することによりスイッチオンされ、警報ベル等を鳴動させる。
【0004】 このような非常用警報機器11は、押しボタン13を強く押下させなければ警 報ベル等を鳴動させることができないが、筐体12に設けられた第1の爪部12 a等の部品自体が破損するわけではないので、興味本位で押下される虞があった 。また、押しボタン13を簡単には押下することができないように、筐体12と 押しボタン13とは一体化させることが好ましいが、いったん、押しボタン13 を押下すると、筐体12と押しボタン13との接合部が破損するので再度使用す ることが不可能になる。
【0005】 更に、押しボタン13及び筐体12のような立体的なものに「非常」等の文字 または注意書を印刷するのは難しく、また、押しボタン13と筐体12とは、「 非常」等の文字と注意書が別々に印刷されるのでコスト的には高いものになって いた。
【0006】
【目的】
本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、押しボ タンを押下する箇所に切込みを設けた粘着シートを使用することによりコストの 低減を図り、また、興味本位で押下されることを防止する非常用警報機器を提供 することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案の非常用警報機器は、絶縁基板上に固着され たスイッチと、スイッチを押下するための押しボタンと、押しボタンが押下され たときにその押下位置を規制する複数の爪部が設けられた筐体と、押しボタンを 押下する際の注意書が印刷された弱粘性の粘着シートとを有する非常用警報機器 であって、粘着シートは押しボタンと筐体とを一体的に覆うように形成され、押 しボタンを覆う粘着シートの箇所は裂開自在に切込まれているものである。
【0008】
【作用】
押しボタンを押下する際の注意書が印刷された弱粘性の粘着シートを、押しボ タン及び筐体に一体的に覆うように形成させ、押しボタンを覆う粘着シートの箇 所は裂開自在に切込む。このような粘着シートが貼着された非常用警報機器の押 しボタンが押下されることにより、粘着シートの切込み部が突き破られる。しか し、粘着シートの粘着部が弱粘性を有しているので、押しボタンを押下前の位置 に押戻すことにより、切込み部を元の形状に復元させることができ、粘着シート を複数回使用することが可能になる。また、押しボタン及び筐体を一体的に覆う ことにより、押しボタンを押下する際の注意書を1枚の粘着シートに印刷するこ とができるので、非常用警報機器のコストの低減を図ることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の非常用警報機器の一実施例について図面を参照して説明する。 図1(a)、(b)に示す非常用警報機器1は、絶縁基板5上に上向きに固着 されたスイッチ4と、このスイッチ4を押下するための押しボタン3と、押しボ タン3が押下されたときにその押下位置を規制する第1の爪部2a及び第2の爪 部2bが設けられた筐体2とを有している。第2の爪部2bには半円形の凸部2 b′が形成されている。筐体2に設けられた第1の爪部2aは常に押しボタン3 を支えており、半円形の凸部2b′はスイッチ4のOFF時に押しボタン3を支 えており、また、第2の爪部2bはスイッチ4のON時、即ちスイッチ4が押下 された時に押しボタン3を支えるものである。
【0010】 これにより押しボタン3を押下させると、第1の爪部2aが押しボタン3の鍔 部を支えた状態で、第2の爪部2bの支柱が撓むことにより半円形の凸部2b′ から押しボタン3の鍔部が外れ、第2の爪部2bに当接するまで押しボタン3を 押下することができる。尚、押しボタン3は半円形の凸部2b′と第2の爪部2 bとの間に挟まれることにより、その位置で固定させることができるので、警報 ベル等を鳴動させ続けることができる。
【0011】 このような筐体2には、押しボタン3の箇所を覆い、且つ、押しボタン3を押 下する際の注意書が印刷された弱粘性の粘着シート6が所定位置に貼着される。 この粘着シート6には、粘着シート6に覆われた押しボタン3を、強く押下する ことにより破ることができる十字切込み6aが設けられている。 また、粘着シート6の粘着部は弱粘性なので、突き破られた十字切込み6a部 は、押下された押しボタン3には貼着することはない。
【0012】 以上のように構成された本考案の非常用警報機器1の動作について以下説明す る。 非常呼出しをする場合には、図1(c)、(d)に示すように、非常用警報機 器1に貼着される粘着シート6に設けられた十字切込み6a部を指で突き破って 押しボタン3を押下する。押下された押しボタン3は第2の爪部2bを撓ませて 半円形の凸部2b′から外れることにより、スイッチ4の方向へ移動する。押下 された押しボタン3の移動により押しボタン3とスイッチ4が接しスイッチをオ ンして、警報ベル等を鳴動させる。このスイッチ4を過剰に押下することのない ように、第3の爪部2cにより押しボタン3を係止させる。
【0013】 一方、押下された押しボタン3を所定位置に戻す場合は、非常用警報機器1の 本体から筐体2を外し、押しボタン3を裏側から押込んで第2の爪部2bの半円 形の凸部2b′にはめ込む。また、突き破られた粘着シート6は弱粘性なので、 押下された押しボタン3に完全には貼着せず、押しボタン3を裏側から押込むこ とにより十字切込み6a部は元の形状に戻すことができる。
【0014】 尚、本実施例においては切込みが十字に切込まれていたが、これに限らず突き 破りやすい形状ならば、どのような形状に切込んでも構わない。
【0015】
【考案の効果】
以上の実施例からも明らかなように、本考案による非常用警報機器は、押しボ タンを覆う粘着シートの箇所を裂開自在に切込むことにより、粘着シートを複数 回使用することが可能になり、また、押しボタン及び筐体を一体的に覆うことに より、押しボタンを押下する際の注意書を1枚の粘着シートに印刷することがで きるので、非常用警報機器のコストの低減を図ることができる。更に、押しボタ ンを押下するには、粘着シートの切込みを突き破らなければ押下することができ ないので、興味本位に押下されることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の非常用警報機器を示す図で、(a)は
正面図、(b)は断面図、(c)は押しボタン押下後の
正面図、(d)は押しボタン押下後の断面図。
【図2】従来の非常用警報機器を示す図で、(a)は正
面図、(b)は断面図、(c)は押しボタン押圧後の断
面図。
【符号の説明】
1…非常用警報機器 2…筐体 2a…第1の爪部 2b…第2の爪部 2b′…半円形の凸部 3…押しボタン 4…警報スイッチ 5…絶縁基板 6…粘着シート 6a…十字切込み

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に固着されたスイッチと、前記
    スイッチを押下するための押しボタンと、前記押しボタ
    ンが押下されたときにその押下位置を規制する複数の爪
    部が設けられた筐体と、前記押しボタンを押下する際の
    注意書が印刷された弱粘性の粘着シートとを有する非常
    用警報機器であって、前記粘着シートは前記押しボタン
    と前記筐体とを一体的に覆うように形成され、前記押し
    ボタンを覆う前記粘着シートの箇所は裂開自在に切込ま
    れていることを特徴とする非常用警報機器。
JP1993006237U 1993-02-23 1993-02-23 非常用警報機器 Expired - Fee Related JP2603122Y2 (ja)

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