JP2603103Y2 - コンデンサ充電電圧調整装置 - Google Patents

コンデンサ充電電圧調整装置

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JP2603103Y2
JP2603103Y2 JP1993026393U JP2639393U JP2603103Y2 JP 2603103 Y2 JP2603103 Y2 JP 2603103Y2 JP 1993026393 U JP1993026393 U JP 1993026393U JP 2639393 U JP2639393 U JP 2639393U JP 2603103 Y2 JP2603103 Y2 JP 2603103Y2
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昇 土屋
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Nissin Electric Co Ltd
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Nissin Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はコンデンサ充電電圧調整
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のコンデンサを所定の電圧に充電す
るにあたり、最初にすべてのコンデンサを一括して充電
し、そのあと各コンデンサにつき個々に放電させて、そ
のそれぞれが所定の充電電圧となるように調整するよう
にしたものは、既に知られている。
【0003】図2はその従来構成を示し、1は充電装置
で、サイリスタ回路2によって制御された交流電圧を整
流して直流電圧とし、この直流電圧によってコンデンサ
を充電する。充電装置1は複数のコンデンサ(図の例で
は2台のコンデンサ)を一括して充電するようにしてあ
る。充電装置1の出力は電圧測定抵抗3によって測定さ
れ、その測定値に応じて充電制御ユニット4がサイリス
タ回路2を制御し、所定の充電電圧となるようにしてあ
る。
【0004】5A、5Bはコンデンサバンクで、ともに
同じ構成とされてある。各コンデンサバンクには充電対
象のコンデンサ6を備えており、充電抵抗7、ダイオー
ド8を介して充電装置1により充電される。9は負荷、
10は放電コイルで、放電スイッチ11がオンとされる
ことによって、それまでに充電されていたコンデンサ6
は放電コイル10を介して負荷9に放電する。
【0005】12は充電装置1によって充電されたコン
デンサ6の電圧を調整する調整回路で、コンデンサ6に
充電抵抗7を介して並列に接続されてある放電抵抗13
と電圧調整用の放電スイッチ14との直列回路15を、
またコンデンサ6の電圧を測定する電圧測定抵抗16
と、この電圧測定抵抗16によって測定された電圧を入
力とする放電制御ユニット17とを備えている。
【0006】最初にすべてのコンデンサバンク5A、5
Bの各コンデンサ6は、充電装置1によって目標の充電
電圧以上に充電される。そのあと放電スイッチ14をオ
ンとして、コンデンサ6を充電抵抗7および放電抵抗1
3を介して放電させる。この放電によってコンデンサ6
の電圧は減少していく。
【0007】この電圧は電圧測定抵抗16により測定さ
れる。そしてこの電圧が目標の充電電圧に到達したと
き、放電制御ユニット17から信号が出て、放電スイッ
チ14をオフとする。以上によって各コンデンサ6をそ
れぞれ目標の電圧に充電することができるようになる。
【0008】しかしこのような構成において、コンデン
サ6が目標の電圧に到達したことによって放電スイッチ
14をオフとしたとき、この放電スイッチ14にはコン
デンサ6に充電されている電圧が印加されることにな
る。
【0009】この電圧によつて放電スイッチ14の接触
接点と開閉子との間にアークが発生し、放電スイッチ1
4のオフの進行にともなって延びていく。このアークに
より放電スイッチ14の接触接点ならびに開閉子が消耗
し、劣化するので、放電スイッチ14の安定性は損ねら
れるとともに寿命も短くなる。これを回避するためには
アーク遮断能力のある開閉器を使用すればよいが、これ
らの開閉器は高価である。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、複数のコン
デンサを一括して充電したあと、個々のコンデンサを放
電して目標の電圧となるように調整する場合、簡単な構
成によってコンデンサ電圧の調整のために使用する放電
スイッチの安定性および長寿命化を図ることを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案は、複数のコンデ
ンサを一括充電する充電装置と、前記充電装置により充
電されたコンデンサを個々に目標の充電電圧まで放電さ
せて調整するための放電スイッチと、前記放電スイッチ
に直列に接続されてある放電抵抗とを備えたコンデンサ
充電電圧調整装置において、前記放電抵抗に並列に、前
記放電スイッチのオンにより前記コンデンサの電圧によ
って充電されるコンデンサを接続し、前記放電スイッチ
のオフ時に前記両コンデンサの電圧の差の電圧を前記放
電スイッチに印加してなることを特徴とする。
【0012】
【作用】一括充電されたコンデンサの電圧調整のため
に、放電スイッチをオンとしたとき、放電抵抗に並列
接続したコンデンサは、一括充電されたコンデンサの放
電により充電される。そのあと放電スイッチをオフとす
ると、放電スイッチには放電スイッチのオフ時の一括充
電されたコンデンサの電圧と一括充電されたコンデンサ
の放電により充電されたコンデンサの電圧の差の電圧が
印加される。したがってこの差電圧充分に小さくする
ことにより、放電スイッチのオフ時におけるアークの発
回避することができる
【0013】
【実施例】本考案の実施例を図1によって説明する。な
お図2と同じ符号を付した部分は同一または対応する部
分を示す。本考案にしたがい、放電抵抗13に並列にコ
ンデンサ18を接続する。19は充電抑制用の抵抗であ
る。
【0014】前記のように充電装置1により一括充電さ
れたコンデンサ6の電圧調整のために、放電スイッチ1
4をオンしたとき、コンデンサ6は充電抵抗7、放電抵
抗13および放電スイッチ14を介して放電を開始す
る。このとき放電電流の一部は放電抵抗13に並列に接
続した抵抗19およびコンデンサ18に流れ、コンデン
サ18が充電される。
【0015】コンデンサ6の電圧が目標の電圧に達した
とき、放電制御ユニット17により放電スイッチ14が
オフとされるが、このオフにともなって放電スイッチ1
4の接触接点と開閉子との間には、コンデンサ6の目標
の電圧とそれまでに充電されていたコンデンサ18の充
電電圧とが直列に重畳して印加される。しかしコンデン
サ18の電圧の極性とコンデンサ6の電圧の極性は放電
スイッチ14に対して互いに逆、つまりコンデンサ18
の例えば正極とコンデンサ6の正極とが向き合ってお
り、そのため放電スイッチ14には、コンデンサ6の目
標の電圧とコンデンサ18の充電電圧の差の電圧が印加
されるようになる。
【0016】このため放電スイッチ14の接触接点と開
閉子との間に印加される電圧は僅少となり、これがオフ
とされたときのアークの発生は回避される。そして放電
スイッチ14がオフとされたあとは、コンデンサ18は
抵抗13、19を介して放電してしまう。したがってコ
ンデンサ18には電圧が残ったままとはならない。
【0017】なおコンデンサ18の電圧は、放電スイッ
チ14が充分に開放されるまでは維持されていることが
必要である。そのためにはコンデンサ18の容量とし
て、放電スイッチ14が充分に開放するまでは、コンデ
ンサ18の電圧がほぼ維持されるように、抵抗13、1
9の抵抗値との関連において選定しておく必要がある。
【0018】
【考案の効果】以上詳述したように本考案によれば、複
数のコンデンサを一括充電したあと、各コンデンサを放
電させて目標の充電電圧とする場合、そのコンデンサの
放電のための放電スイッチのアークによる消耗、劣化を
簡単な構成によって回避することができ、もってこの種
放電スイッチの安定性、長寿命化を図ることができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す回路図である。
【図2】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 充電装置 6 コンデンサ 13 放電抵抗 14 放電スイッチ 18 コンデンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−154071(JP,A) 実開 平5−93065(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02J 1/00 H02M 9/04 - 9/06

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のコンデンサを一括充電する充電装
    置と、前記充電装置により充電されたコンデンサを個々
    に目標の充電電圧まで放電させて調整するための放電ス
    イッチと、前記放電スイッチに直列に接続されてある放
    電抵抗とを備えたコンデンサ充電電圧調整装置におい
    て、前記放電抵抗に並列に、前記放電スイッチのオンに
    より前記コンデンサの電圧によって充電されるコンデン
    サを接続し、前記放電スイッチのオフ時に前記両コンデ
    ンサの電圧の差の電圧を前記放電スイッチに印加してな
    コンデンサ充電電圧調整装置。
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