JP2602978Y2 - 携帯無線装置 - Google Patents
携帯無線装置Info
- Publication number
- JP2602978Y2 JP2602978Y2 JP1993005832U JP583293U JP2602978Y2 JP 2602978 Y2 JP2602978 Y2 JP 2602978Y2 JP 1993005832 U JP1993005832 U JP 1993005832U JP 583293 U JP583293 U JP 583293U JP 2602978 Y2 JP2602978 Y2 JP 2602978Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- antenna
- rod
- antenna element
- shaped antenna
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、棒状アンテナ素子の先
端部にコイル状アンテナ素子を有する引出し、収納が可
能な棒状アンテナを備えた携帯無線装置に関する。
端部にコイル状アンテナ素子を有する引出し、収納が可
能な棒状アンテナを備えた携帯無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の棒状アンテナを備えた無
線装置として図4および図5に示すような構成が知られ
ている。図4は概略斜視図、図5は要部の断面図であ
る。
線装置として図4および図5に示すような構成が知られ
ている。図4は概略斜視図、図5は要部の断面図であ
る。
【0003】図4および図5において、1は無線装置の
筐体、2は筐体1に対して引出し、収納可能に支持され
た棒状アンテナである。棒状アンテナ2は棒状アンテナ
素子3の先端にコイル状アンテナ素子4が連続して設け
られている。棒状アンテナ素子3は先端部を除いてカバ
ー5で被覆され、コイル状アンテナ素子4が樹脂製のキ
ャップ6で被覆されてアンテナトップ7が形成されてい
る。棒状アンテナ素子3の先端部が接続筒8で被覆さ
れ、接続筒8によりカバー5とアンテナトップ7のキャ
ップ6が一体化されている。
筐体、2は筐体1に対して引出し、収納可能に支持され
た棒状アンテナである。棒状アンテナ2は棒状アンテナ
素子3の先端にコイル状アンテナ素子4が連続して設け
られている。棒状アンテナ素子3は先端部を除いてカバ
ー5で被覆され、コイル状アンテナ素子4が樹脂製のキ
ャップ6で被覆されてアンテナトップ7が形成されてい
る。棒状アンテナ素子3の先端部が接続筒8で被覆さ
れ、接続筒8によりカバー5とアンテナトップ7のキャ
ップ6が一体化されている。
【0004】筐体1の一側上面に孔9が形成され、孔9
の上部で孔9より大径の凹所10が形成されている。孔
9にはホルダ11の筒状部が挿入され、ホルダ11の鍔
状部が凹所10に納められている。ホルダ11の筒状部
の外周にはねじが形成され、このねじに支持筒12が螺
着され、支持筒12の上端面が孔9の周縁下面に係合さ
れ、ホルダ11が抜け止め状態に取り付けられている。
そして、棒状アンテナ2がホルダ11に対して軸方向に
移動可能に挿通され、棒状アンテナ素子3を筐体1内に
収納した状態でコイル状アンテナ素子4を内蔵したアン
テナトップ7の基端がホルダ11の上面に当接し、アン
テナトップ7が筐体1外に突出するようになっている。
の上部で孔9より大径の凹所10が形成されている。孔
9にはホルダ11の筒状部が挿入され、ホルダ11の鍔
状部が凹所10に納められている。ホルダ11の筒状部
の外周にはねじが形成され、このねじに支持筒12が螺
着され、支持筒12の上端面が孔9の周縁下面に係合さ
れ、ホルダ11が抜け止め状態に取り付けられている。
そして、棒状アンテナ2がホルダ11に対して軸方向に
移動可能に挿通され、棒状アンテナ素子3を筐体1内に
収納した状態でコイル状アンテナ素子4を内蔵したアン
テナトップ7の基端がホルダ11の上面に当接し、アン
テナトップ7が筐体1外に突出するようになっている。
【0005】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。アンテナトップ7をつまんで上方へ引き
上げ、棒状アンテナ2を筐体1に対して伸長させること
により、コイル状アンテナ素子4と棒状アンテナ素子3
とで電波の送受信を行うことができる。これとは逆に、
棒状アンテナ2を筐体1内に収納し、アンテナトップ7
を筐体1上に突出させることにより、アンテナトップ7
に内蔵されているコイル状アンテナ素子4により電波の
送受信を行うことができる。
いて説明する。アンテナトップ7をつまんで上方へ引き
上げ、棒状アンテナ2を筐体1に対して伸長させること
により、コイル状アンテナ素子4と棒状アンテナ素子3
とで電波の送受信を行うことができる。これとは逆に、
棒状アンテナ2を筐体1内に収納し、アンテナトップ7
を筐体1上に突出させることにより、アンテナトップ7
に内蔵されているコイル状アンテナ素子4により電波の
送受信を行うことができる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の無線装置では、アンテナトップ7にコイル状アンテ
ナ素子4が内蔵されることにより、筐体1から突出する
アンテナトップ7が大型になり、アンテナトップ7の根
本はその断面積がアンテナトップ7と比べて極端に小さ
く変化する部位であり、強度が最も低い部分となる。こ
のため、使用者が不本意に無線装置を落下させたり、ア
ンテナトップ7をぶつけたときに、アンテナトップ7の
根本にかかる負荷が増大し、アンテナトップ7が根本の
細い部分から破損するという問題が生ずる。
来の無線装置では、アンテナトップ7にコイル状アンテ
ナ素子4が内蔵されることにより、筐体1から突出する
アンテナトップ7が大型になり、アンテナトップ7の根
本はその断面積がアンテナトップ7と比べて極端に小さ
く変化する部位であり、強度が最も低い部分となる。こ
のため、使用者が不本意に無線装置を落下させたり、ア
ンテナトップ7をぶつけたときに、アンテナトップ7の
根本にかかる負荷が増大し、アンテナトップ7が根本の
細い部分から破損するという問題が生ずる。
【0007】本考案は、このような従来の問題を解決す
るものであり、アンテナ性能向上のためにアンテナトッ
プにコイル状アンテナ素子を内蔵し、アンテナトップが
大型化しても、落下させたり、ぶつけた際にアンテナト
ップが根本から破損するのを防止することができるよう
にした無線装置を提供することを目的とするものであ
る。
るものであり、アンテナ性能向上のためにアンテナトッ
プにコイル状アンテナ素子を内蔵し、アンテナトップが
大型化しても、落下させたり、ぶつけた際にアンテナト
ップが根本から破損するのを防止することができるよう
にした無線装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記目的を達
成するために、筐体の一部に設けられた穴部と、上記筐
体の外面に一体成形され、上記穴部の周縁に壁を突出し
て設けた保護用収納部と、上記筐体に対して上記穴部か
ら引出し、収納可能な棒状アンテナ素子と、この棒状ア
ンテナ素子の先端にコイル状アンテナ素子をキャップに
より被覆されて設けられ、上記保護用収納部に収納可能
で、上記保護用収納部に収納した状態で電波の送受信が
可能なアンテナトップ部とを備えたものである。
成するために、筐体の一部に設けられた穴部と、上記筐
体の外面に一体成形され、上記穴部の周縁に壁を突出し
て設けた保護用収納部と、上記筐体に対して上記穴部か
ら引出し、収納可能な棒状アンテナ素子と、この棒状ア
ンテナ素子の先端にコイル状アンテナ素子をキャップに
より被覆されて設けられ、上記保護用収納部に収納可能
で、上記保護用収納部に収納した状態で電波の送受信が
可能なアンテナトップ部とを備えたものである。
【0009】
【作用】したがって、本考案によれば、棒状アンテナを
筐体に対して収納する際に、筐体から突出し、コイル状
アンテナ素子を内蔵したアンテナトップの基部を筐体の
保護用収納部に嵌合状態で収納するので、アンテナトッ
プに衝撃が加わっても、これを保護用収納部で受けるこ
とができる。
筐体に対して収納する際に、筐体から突出し、コイル状
アンテナ素子を内蔵したアンテナトップの基部を筐体の
保護用収納部に嵌合状態で収納するので、アンテナトッ
プに衝撃が加わっても、これを保護用収納部で受けるこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
【0011】まず、本考案の第1の実施例について説明
する。図1および図2は本考案の一実施例における無線
装置を示し、図1は概略斜視図、図2は要部の断面図で
ある。
する。図1および図2は本考案の一実施例における無線
装置を示し、図1は概略斜視図、図2は要部の断面図で
ある。
【0012】本実施例においては、アンテナトップに衝
撃が加わったときにこれを損傷しないように保護する構
成が備えられた点において上記従来例とは構成を異に
し、その他の構成については上記従来例と同一であるの
で、同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、上記の異なる構成について説明する。
撃が加わったときにこれを損傷しないように保護する構
成が備えられた点において上記従来例とは構成を異に
し、その他の構成については上記従来例と同一であるの
で、同一部分については同一符号を付してその説明を省
略し、上記の異なる構成について説明する。
【0013】図1および図2に示すように、筐体1にホ
ルダ11の鍔状部を収納する凹所10の外周において、
棒状アンテナ2のアンテナトップ7の基部を嵌合状態で
収納する保護用収納部13がリング状で一体に突設され
ている。
ルダ11の鍔状部を収納する凹所10の外周において、
棒状アンテナ2のアンテナトップ7の基部を嵌合状態で
収納する保護用収納部13がリング状で一体に突設され
ている。
【0014】以上の構成において、以下、棒状アンテナ
収納時の動作について説明する。棒状アンテナ2を筐体
1内に収納した際、筐体1から突出するアンテナトップ
7の基部を筐体1の保護用収納部13に嵌合状態で収納
する。これによりアンテナトップ7に横、または斜め方
向からの衝撃が加わっても、アンテナトップ7の外周面
がすぐに保護用収納部13の内周面に当接し、そこで衝
撃を受け、アンテナトップ7の根本の細い部分にかかる
負荷を最小限に抑えることができる。したがって、アン
テナトップ7が根本の細い部分から損傷するのを防止す
ることができる。
収納時の動作について説明する。棒状アンテナ2を筐体
1内に収納した際、筐体1から突出するアンテナトップ
7の基部を筐体1の保護用収納部13に嵌合状態で収納
する。これによりアンテナトップ7に横、または斜め方
向からの衝撃が加わっても、アンテナトップ7の外周面
がすぐに保護用収納部13の内周面に当接し、そこで衝
撃を受け、アンテナトップ7の根本の細い部分にかかる
負荷を最小限に抑えることができる。したがって、アン
テナトップ7が根本の細い部分から損傷するのを防止す
ることができる。
【0015】
【0016】
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、棒
状アンテナを筐体に対して収納する際に筐体から突出
し、コイル状アンテナ素子を内蔵したアンテナトップの
基部を筐体の保護用収納部に嵌合状態で収納するので、
アンテナトップに衝撃が加わっても、これを保護用収納
部で受けることができる。したがって、アンテナトップ
部を衝撃から保護し、損傷するのを防止することができ
る。
状アンテナを筐体に対して収納する際に筐体から突出
し、コイル状アンテナ素子を内蔵したアンテナトップの
基部を筐体の保護用収納部に嵌合状態で収納するので、
アンテナトップに衝撃が加わっても、これを保護用収納
部で受けることができる。したがって、アンテナトップ
部を衝撃から保護し、損傷するのを防止することができ
る。
【図1】本考案の第1の実施例における無線装置を示す
概略斜視図
概略斜視図
【図2】同無線装置を示す要部の断面図
【図3】従来の無線装置を示す概略斜視図
【図4】同無線装置を示す要部の断面図
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−204504(JP,A) 特開 平6−6121(JP,A) 特開 平6−85519(JP,A) 実開 昭59−180506(JP,U) 実開 昭63−111006(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 1/10 H04B 1/08 H04M 1/02
Claims (1)
- 【請求項1】 筐体の一部に設けられた穴部と、上記筐
体の外面に一体成形され、上記穴部の周縁に壁を突出し
て設けた保護用収納部と、上記筐体に対して上記穴部か
ら引出し、収納可能な棒状アンテナ素子と、この棒状ア
ンテナ素子の先端にコイル状アンテナ素子をキャップに
より被覆されて設けられ、上記保護用収納部に収納可能
で、上記保護用収納部に収納した状態で電波の送受信が
可能なアンテナトップ部とを備えた携帯無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005832U JP2602978Y2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 携帯無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993005832U JP2602978Y2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 携帯無線装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666109U JPH0666109U (ja) | 1994-09-16 |
JP2602978Y2 true JP2602978Y2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=11622019
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993005832U Expired - Lifetime JP2602978Y2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 携帯無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602978Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP1993005832U patent/JP2602978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0666109U (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071203 Year of fee payment: 8 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 9 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081203 Year of fee payment: 9 |