JPH0237677A

JPH0237677A - 携帯用無線機の接地構造

Info

Publication number: JPH0237677A
Application number: JP63184585A
Authority: JP
Inventors: Masashi Tomura; 戸村　昌志; Hisamitsu Takagi; 久光高木; Yoshifumi Toda; 戸田　善文; Kazuhiro Futamura; 和広二村
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-07-26
Filing date: 1988-07-26
Publication date: 1990-02-07
Anticipated expiration: 2010-06-14
Also published as: JPH0756815B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】口既　　要〕無線機ケースの内部に収容されている内蔵アンテナと、
無線機ケースに出し入れ出来る収納式アンテナとを有す
る無線機における、前記収納式アンテナの接地構造に関
し、収納式アンテナが収納位置において確実に接地され、従
って、多少の振動や衝撃等で接触が外れたり、接触圧に
変化を生じさせないようにすることを目的とし、収納式アンテナの収納位置における所定の点で、該収納
式アンテナの側面に接触する接触バネを配置し、かつ該
接触バネを金属ケース又はフレームに接続したことを特
徴とする携帯用無線機の接地構造を構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、例えば携帯用電話機、コードレス電話機等を
含む無線機の端末における接地構造、更に詳しくは、無
線機ケースの内部に収容されている内蔵アンテナと、無
線機ケースに出し入れ出来る収納式アンテナとを有する
無線機における、前記収納式アンテナの接地構造に関す
る。

近年の無線機端末の小型化に伴い、内蔵アンテナ化が必
要とされているが、内蔵アンテナのみではアンテナ利得
があまり得られない。電波状態に応じてアンテナ利得の
大きなロッドアンテナのような収納式アンテナが使用で
きるように両者を設けることがある。この収納式アンテ
ナをケース内に収納した時は内蔵アンテナのみを機能さ
せる必要上、収納式アンテナを接地してアンテナ機能を
なくすることにより内蔵アンテナに悪影響を及ぼさない
ようにしている。

〔従来の技術〕

第３図は無線装置の一例として、携帯電話機の端末、即
ち携帯電話機の受送話器を示す平面図、第４図（ａ）は
同受送話器のアンテナ構造、第４図（ｂ）は第４図（ａ
）の線４ｂ−４ｂｌ：おける断面図、第５図は同アンテ
ナ装置の分解斜視図である。

携帯電話機は、電話機本体（図示せず）と第３図に示す
ような受送話器とからなり、受送話器は電話機本体との
無線通信の為に、収納式（ロッド）アンテナ１０と内部
に内蔵アンテナ１１とを具備・している。ロッドアンテ
ナ１０は金具１２に移動可能に案内され、この金具１２
はプリント板１３に取付けられて内蔵アンテナ１１に接
続されている。一方、内蔵アンテナ１１は中央部で金具
１５を介して同じプリント板１３に固定して取付けられ
、かつ内蔵アンテナ１１自身のピン１６を介してプリン
ト板１３に接続されている。このプリント板１３はケー
ブル１７を介してこの無線機の内部受・送信回路（図示
せず）に接続され、かつケース１４内の所定位置に固定
される。

ロッドアンテナ１０は細長い本体部とケース１４から突
出している先端部を含み、その内部にアンテナ導体線を
有し、外面は電気絶縁材である合成樹脂で絶縁被覆され
ており、アンテナ導体線は内部の終端部１０ａの金属ス
リーブに接続されている。このような構成であるからロ
ッドアンテナ１０は収納時金具１２とは直接の電気的接
続がなく、引出した状態では金具１２と終端部１０ａと
が接触接続する。

以上のようであって、ロッドアンテナ１０は受送話器の
ケース１４に対して出し入れ出来る。ロッドアンテナ１
０は使用時に矢印入方向にケース１４から引き出される
。この時、内蔵アンテナ１１も多少はアンテナとして機
能するが、はとんどがこのロッドアンテナ１０を通じて
受送信される。

ロッドアンテナ１０をケース１４内へ引き込めて、内蔵
アンテナ１１のみで受送信の機能をさせる場合は、ロッ
ドアンテナ１０に誘導される信号が内蔵アンテナ１１に
影響を与えないようにするため、内蔵アンテナ１１の位
置から使用波長の１／４の長さの点でロッドアンテナ１
０を接地することにより、ロッドアンテナ１０がオーブ
ンにみえるため内蔵アンテナ１１はロッドアンテナ１０
に影響されなくなる。即ち、ロッドアンテナｌＯの所定
の位置で金属ケース１４に対し接地する必要がある。

従来のこの種の無線装置においては、内蔵アンテナ１１
部を除きケース１４自体を金属化し、ロッドアンテナ１
０を収納した時、前記はぼ１／４波長に相当するその＃
端部１０ａをケース■４ないしそれに接続される金属フ
レーム１８のリブ溝部分１８　ａ　！、：直接接触させ
ることで接地していた（第４図参照）。ところが、この
方法では、ロッドアンテナ１０の終端部１０ａが金属面
に軽く当たっているだけなので、接触圧が小さい。従っ
て、軽い振動や衝撃でロッドアンテナ１０の終端部１０
ａの接続がはずれて、接地がとれない場合があった。ま
た、先端部分が接触するために、正確な１／４波長での
接地がなされないといった問題もあった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って、本発明では、無線機の本体内部に収納した位置
と、該無線機の本体から外部へ引き出した位置とをとる
、ロッドアンテナのような収納式アンテナが、収納位置
において、確実な接地と、多少の振動や衝撃等で接触が
外れたり、接触圧に変化を生じさせないようにすること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕このような課題を解決するために、本発明によれば、無
線機ケースの内部に固定収容されている内蔵アンテナと
、ケースから引き出し・収納可能な収納式アンテナとを
有する無線機における、前記収納式アンテナの接地構造
において、前記収納式アンテナの収納位置における所定
の点で、該収納式アンテナの側面に接触する接触バネを
配置し、かつ接触バネを金属ケース又はフレームに接続
したことを特徴とする携帯用無線機の接地構造が提供さ
れる。

〔作　用〕

収納式アンテナがケースから引き出された使用位置では
、この収納式アンテナが当該無線機の主たるアンテナと
して機能し、収納時は所定位置で接触バネを介して確実
に接地され、従ってアンテナとしての機能は無くなり、
内蔵アンテナに対し影響を与えない。

〔実施例〕

以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明
する。

第１図は本発明の実施例のアンテナ接地構造を示す図、
（ａ）は全体図、（ｂ）は第１図（ａ）の１ｂ−１ｂに
おける拡大断面図、（Ｃ）は変形実施例を示す部分図で
ある。第２図は本発明の実施例で使用する接触バネの図
で、（ａ）、（ｂ）及び（Ｃ）はそれぞれ正面図、平面
図、背面図である。

第１図において、携帯電話機の受送話器は、無線機ケー
ス１４に対して出し入れ出来る収納式（ロッド）アンテ
ナ１と無線機ケース１４の内部のプリント板１３に固定
された内蔵アンテナ１１とを具備している点は、第３図
〜第５図の従来例と同様である。

本発明では、ロッドアンテナ１の終端部１ａをロッドア
ンテナ１の本体部分１ｂよりやや径を大きくし、一方、
受・送信回路等を収容するアルミニウム・グイキャスト
等の金属材料からなる内部の金属ケース側面に形成され
たリブ溝２でこのロッドアンテナ１とその終端部１ａを
案内する。このリブ溝２は、第１図（ｂ）に示すように
、−側の立上壁（リブ）２ａと、底面２ｂと、他側の立
上壁（リブ）２Ｃとの間で規定される断面Ｕ字形の案内
溝である。

ロッドアンテナ１の収納位置における、ｆ９　ｔ’Ｊ部
１ａの指定の接触点に対応する位置に、突起３を設ける
。この突起３は、第１図（ｂ）に示すように、ロッドア
ンテナ１の延びる方向に対し直角な方向に、前記−側の
立上壁２ａから底面２ｂにかけて案内溝２の内面に略り
字形に延び、断面は略半円形である。この突起３と反対
側、即ち案内溝２の他側の立よ’４２　Ｃに、突起３と
の間でロッドアンテナ１の終端部１ｂを両側から挟み込
めるように、接触バネ４を嵌め込み固定する。

接触バネ４は、第２図に示すように、立上壁２Ｃに嵌め
込むための比較的長い断面Ｕ字形部分４ａと、このＵ字
形の一側からアンテナ案内部の内側へ傾斜した接触部４
ｂと、立上壁２ｃに嵌め込むための短い断面Ｕ字形部分
４ｃとからなる。従って、接触バネ４を第１図（ａ）に
示すように立上壁２Ｃに装着すると、ロッドアンテナ１
の収納時、突起３と接触バネ４との間でロッドアンテナ
１の終端部１ａを所定位置で、所定の接触圧を保って両
側から挟み、確実で安定した接地をとる。

なお、接触バネ４の接触部４ｂに対応する立上壁２Ｃの
部分には開口２ｄが設けられ、接触バネ４（接触部４ｂ
）の移動を許容する。

上記突起３と接触バネ４との接触部分がロッドアンテナ
１の接地点となり、内蔵アンテナ１１の部分から使用波
長の実質１／４波長の所定位置に定められる。

他の実施例として、第１図（Ｃ）に示すように、ロッド
アンテナ１の終端部１ａに周方向に凹部５を形成し、ロ
ッドアンテナ１の収納時に接触バネ４の接触部４ｂがこ
の凹部５に嵌合し、クリックを構成する。この場合、特
に接触バネ４とロッドアンテナ１の凹部５との嵌合力が
強く、衝撃等により接触が外れたり、ロッドアンテナ１
が移動したりすることはなくなる。

上記凹部５はロッドアンテナ１を引き出した時に、金具
１２内部の環状突起と接触係合し、引き出し状態が得ら
れたことを確Ｊ忍するためのクリックを発生させるため
の溝と兼用することも可能である。

スミ詰機の端末、即ちコードレスの受送話器を示す平面
図、第４図（ａ）は同受送話器のアンテナ構造の従来例
、第４図（ｂ）は第４図（ａ）の線４ｂ−４ｂにおける
断面図、第５図は同アンテナ〔発明の効果〕以上のように、本発明によれば、ロッドアンテナのよう
な収納式アンテナの収納時に、所定位置で確実、安定な
接地がとれるので、内蔵アンテナに影響を与えることこ
とのない信頼性の高い接地構造を安価に構成することが
でき、無線機の性能向上に寄与するところが大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例のアンテナ接地構造を示す図、
（ａ）は全体図、（ｂ）は第１図（ａ）の１ｂ−１ｂに
おける拡大断面図、（Ｃ）は変形実施例を示す部分図で
ある。第２図は本発明の実施例で使用する接触バネの図
で、（ａ）、（ｂ）及び（Ｃ）はそれぞれ正面図、平面
図、背面図である。第３図は無線装置の一例として、コ
ードレト・・収納式（ロッド）アンテナ、３・・・突起、　　　　　　１ａ・・・終端部、４・・
・接触バネ、　　　　１ｂ・・・アンテナ本体、４　ａ
、　４　ｃ・＝−Ｕ字形部、２・・・リブ案内溝、　　　４ｂ・・・接触部、２ａ１
２Ｃ・・・立上壁、５・・・凹部、２ｂ・・・底面、　
　　　　１１・・・内蔵アンテナ、２ｄ・・・開口、　
　　　　１３・・・プリント板、１４・・・ケース。Ｃ実り例の接触バネ第２図１−　収納式（ロッドアンテナ　３　突起２ａ、　２ｃ
・立上壁２ｂ・−底面２ｄ−開口５　凹部内蔵アンテナ］３−プリント板４２．ケース第３図従来のアンテナ構造第４図 ○　・収納式（沖ノド）アンテナト・　内望アンテナ１３　　　　シリノド仮１４３．　　クーツ１５・・金具７、　クーフル８、　金属フレーム従来のアンテナ構造（分＠Ｌ２１）ｌＯ・　　収納式（ロンド）１１・　］り１ａア／テナ２　・ホルタ３・・・プ１ｊ／ｌ仮５・　金具６　ヒ／１７　　　クーフル１９・・タノ／ア／テナ

Claims

【特許請求の範囲】

１、無線機ケース（１４）の内部に固定収容されている
内蔵アンテナ（１１）と、ケースから引き出し・収納可
能な収納式アンテナ（１）とを有する無線機における、
前記収納式アンテナの接地構造において、前記収納式ア
ンテナの収納位置における所定の点で、該収納式アンテ
ナ（１）の側面に接触する接触バネ（４）を配置し、か
つ該接触バネ（４）を金属ケース又はフレーム（１４）
に接続したことを特徴とする携帯用無線機の接地構造。