JP2602705Y2 - 組合せ秤の分散供給装置 - Google Patents

組合せ秤の分散供給装置

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JP2602705Y2
JP2602705Y2 JP1993069016U JP6901693U JP2602705Y2 JP 2602705 Y2 JP2602705 Y2 JP 2602705Y2 JP 1993069016 U JP1993069016 U JP 1993069016U JP 6901693 U JP6901693 U JP 6901693U JP 2602705 Y2 JP2602705 Y2 JP 2602705Y2
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聖二 山野
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Yamato Scale Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は組合せ秤において、各
計量ホッパ等に物品をほぼ一定量、均等に供給する物品
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記の物品供給装置として図5
a、bに示すように、例えば実開昭62−146929
に開示されているようなものがある。これは分散フィー
ダ20と複数の直進フィーダ21とからなり、分散フィ
ーダ20は円錐状に構成した傘状部23と、この傘状部
23に円運動、旋回運動、または螺旋運動等をさせるた
めの駆動源29と、更に上記傘状部23の外周には例え
ば10個の直進フィーダ21が放射状に配置されてお
り、物品の流れは分散フィーダの上面を中央部から外周
部へ、更に直進フィーダ21へと分散し、搬送される。
直進フィーダ21はトレイ24とこのトレイ24に振動
を与える振動源25とで構成されている。また直進フィ
ーダのトレイ24の構造は側壁22が互いに重なり合う
ように配置されている。なお図示していないが、各直進
フィーダ21のトレイ24の先端部の下方には組合せ秤
の供給ホッパ(中間ホッパ)および計量ホッパがそれぞ
れ直進フィーダ21のトレイ24に対応して配置され、
各直進フィーダ21からの物品の供給を受ける。この物
品供給装置では環状の枠体26と物品接触部27とその
駆動部31とからなる構造である。環状の枠体26は分
散フィーダ20の傘状部23の外周部と直進フィーダ2
1のトレイ24の重なり合う各直進フィーダ境界部に物
品接触部材27の下端が近接して配置され、物品接触部
材27の上端は上記環状の枠体26に固定されている。
駆動部31は往復作動型のエヤーシリンダで構成され、
ロッド側端は環状の枠体26とピン32を介して結合さ
れ、シリンダ本体側端をフレームにピン33にて結合さ
れ、環状の枠体26を周方向に所定距離往復駆動する。
従来技術においては本装置を連続的又は間欠的に駆動さ
せると分散フィーダ20および直進フィーダ21によっ
て物品が各供給ホッパ又は計量ホッパ等に移動される途
中で直進フィーダ21のトレイ24が重なり合う境界部
に停滞するのを防止できるというものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述のような物品供給
装置においては汎用型の面から種々の物品への対応が望
まれている。例えばかつおの削り節や細切り昆布またと
ろろ昆布等においては、直進フィーダのトレイの重なり
合う境界部分での停滞は辛うじて防止できても、分散フ
ィーダ上に供給されたとき既に塊になっている場合はこ
の塊がほぐれないという問題や、振動式分散フィーダの
振幅を増大させないと搬送しにくい上記の物品では急激
な供給過多になりやすいなどの問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、略所定位置
から送られてくる多数の物品がその所定位置から分散す
るように移送されて放射状に配設された複数の直進フィ
ーダ上に分配されるように構成された組合せ秤の物品供
給装置において、分散フィーダの上方位置に環状の枠体
を設け、その枠体から上記放射状に配設された複数の直
進フィーダの相隣合う直進フィーダトレイの重なり合う
部分の近傍に達する物品攪拌部材を突設し、その物品攪
拌部材は棒状材であってフォーク状をなし、該フォーク
状の少なくとも1つの棒状突出部に該棒状突出棒を回転
中心とし、略半回転の範囲内で回動自在に装着された物
品ならし棒を備え、上記環状の枠体はその中心を上記分
散フィーダの中心と同心円として略直進フィーダトレイ
の重なり合う部分を少なくとも2以上に渡って往復移動
することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】前記の手段によれば、分散フィーダの略中心に
供給された物品が分散フィーダの振動により外周に向か
って拡散し、直進フィーダトレイまで搬送され、直進フ
ィーダトレイ上を更に進行する際に直進フィーダトレイ
の重なり合う部分に塊となって滞留するが、フォーク状
の物品攪拌部材が上記直進フィーダトレイの重なり合う
部分を直進フィーダ2〜3台分に渡って往復移動する。
また更にフォーク状の棒状部分の一部が物品ならし棒と
して略150゜の範囲で回転移動するので物品の塊がほ
ぐれ、直進フィーダトレイ上の一部に集中して生じる物
品の山を崩すことができる。前述の物品ならし棒は、物
品が塊とならず平坦なときは物品に触れることが少ない
ように物品の層厚によりその高さを決めているので、無
理に物品をかき集めるようなこともない。そして分散フ
ィーダの振動により一時的に供給過多になっても、上記
物品ならし棒が物品を上流に押し戻す働きをするので下
流の直進フィーダトレイ上に山盛りが生じにくい。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1〜図4に示す。図1は
組合せ秤の分散供給部分に本考案を使用した例である。
オーバーヘッドフィーダ1が分散フィーダ2の上部より
分散フィーダ2の略中央部に物品が供給できるように設
置され、分散フィーダ2の周辺には複数の直進フィーダ
3が放射状に配置されている。そして図4に示すように
直進フィーダトレイ3aの先端下方には直進フィーダ3
に対応して供給ホッパ4が、更にその下部には計量ホッ
パ5が配設され、該計量ホッパより排出される物品は集
合シュート6によって収集される。これは一般的な組合
せ秤の構図である。そこで本考案は図1に示すように上
記組合せ秤の分散フィーダ2の上部より物品ならし棒7
を配設したもので、直進フィーダ3のトレイ3a重なり
部3bに接近した位置に保持されている。そして回転物
品ならし棒9は図2、図3に示すようなフォーク状の物
品攪拌部材8である。この物品攪拌部材8には複数の突
出棒7a、7b、7cが形成されている。そして更に各
突出棒7a、7b、7cの内いずれか1つの突出棒には
回転物品ならし棒9が略150゜の角度範囲内で該突出
棒を中心に自由に回動できる構造になっている。
【0007】回転ならし棒9はボス9aに固着されてお
り、台座9dはボス9aの受け金具である。この部分の
詳細は図4に示すように、ボス9aは略150゜の範囲
内で回動できるように切り込み部9bが設けられてお
り、中央には突出棒7a、7b、7cと嵌合関係に穴9
cが設けられている。又ボス9aを受け止める台座9d
にはボス9aの切り込み部9bと相対関係に構成可能な
ようにピン9eが突出しており、ボス9aの回動を規制
している。ネジ穴9fは台座9dを突出棒に固着するた
めのセットネジ穴である。
【0008】これらの各物品攪拌部材8はリング状のホ
ルダー10により円周について略等間隔に垂下保持され
ており、更にホルダー10はディスタンスロッド11お
よびサポート材12により中央回転保持具13およびサ
ポートアーム13aより構成され、リング状ホルダー1
0は中央回転保持具13を回転軸として回動自在に保持
されている。リング状ホルダー10の回転中心は分散フ
ィーダ2の中心と同心円上にある。更にリング状ホルダ
ーの回動駆動源としては減速機付き駆動モータ14およ
び連結棒15よりなり、連結棒15の一端はサポート材
12の所定位置に回動自在にピン結合されている(詳細
は省略する)。またサポート材のもう一方の端は減速機
付き駆動モータ14の回転軸に周知の偏心ピンにて回動
自在に結合されている。なお周知の偏心ピンは図示して
いないが、この偏心量により前述のリング状ホルダーの
回動角度は決定される。又当然のこととしてサポート1
2と連結棒15との結合点16を変更することによりリ
ング状のホルダー10の回動角度は決定される。これら
の寸法関係によりリング状ホルダー10はリング状ホル
ダー10より垂下している物品攪拌部材8が放射状に配
置された直進フィーダ上を少なくとも直進フィーダトレ
イ3aの重なり部3b2列分間を往復移動できるように
決められており、又物品攪拌部材8の数量およびリング
状ホルダーへの取付間隔も放射状に配置された直進フィ
ーダ3の数量に連けいして決められる。
【0009】
【考案の効果】上述のように従来技術では、分散フィー
ダ上に供給された物品が例えばかつお削り節のようなか
さ密度は小さいが互いに絡み合って塊となっているもの
においては、放射状に配置した直進フィーダトレイ上ま
で搬送されてきても未だほぐれておらず、そのまま供給
ホッパおよび計量ホッパに入るため、組合せはかりとい
えども各計量値のバラツキが大きすぎて組合せ計量の精
度が非常に悪くなっていたが、本考案によると物品攪拌
部材が直進フィーダトレイ上においての物品の塊をほぐ
すため直進フィーダ上でほぼ均一化され、しかも従来の
ように固定的な物品ならし棒でなく、常に物品の密集の
度合いにより回転物品ならし棒の先が回転揺動するの
で、この部分での滞留も起こらない。また分散フィーダ
の振動の振幅にもよるが、一時的に物品が供給過多にな
っても物品ならし棒の揺動により物品を上流に押し戻す
働きをするので直進フィーダトレイ上に山盛りが生じに
くい。従って各計量ホッパへの供給が安定してくるか
ら、組合せ計量精度が向上すると同時に計量の歩留まり
が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の斜視図である。
【図2】本考案の実施例の物品攪拌部材の斜視図であ
る。
【図3】同実施例の物品攪拌部材の物品ならし棒部であ
る。
【図4】本考案による組合せ秤の側面の概略図である。
【図5】従来の組合せ秤の側面の概略図である。
【符号の説明】
1 オーバーヘッドフィーダ 2 分散フィーダ 3 直進フィーダ 4 供給ホッパ 5 計量ホッパ 6 集合シュート 7 物品ならし棒 8 物品攪拌部材 9 回転ならし棒 13 中央回転保持金具 14 駆動モータ 17 駆動部支柱 18 駆動部フレーム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略所定位置から送られてくる多数の物品
    がその所定位置から分散するように移送されて放射状に
    配設された複数の直進フィーダ上に移送分配されるよう
    に構成された組合せ秤の物品供給装置において、分散フ
    ィーダの上方に環状の枠体を設け、放射状に配設された
    上記複数の直進フィーダと該直進フィーダの相隣合う上
    記直進フィーダトレイの重なり合う部分の近傍に達する
    複数の物品攪拌部材が上記環状の枠体から突設し、該複
    数の物品攪拌部材は略フォーク状であり、該フォーク状
    の少なくとも1つの棒状突出部に該棒状突出棒を回転中
    心とし、略半回転の範囲内で回動自在に装着した回転物
    品ならし棒を備え、上記環状の枠体は該環状の枠体の中
    心を上記分散フィーダの中心と同心円として略上記直進
    フィーダトレイの重なり合う部分を少なくとも2以上に
    渡って往復移動することを特徴とする組合せ秤の分散供
    給装置。
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JP6437319B2 (ja) * 2015-01-20 2018-12-12 株式会社イシダ 組合せ計量装置
JP6537347B2 (ja) * 2015-05-14 2019-07-03 大和製衡株式会社 組合せ秤
JP7009235B2 (ja) * 2018-01-29 2022-01-25 大和製衡株式会社 組合せ秤

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