JP2602520B2 - ベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置 - Google Patents

ベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置
に係り、更に詳細には、発光素子により照射された光が
板材から反射されて受光素子に受光されることによっ
て、板材が設定角度に曲げられたことを容易に検出する
ことのできるベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置
に関する。
(従来技術) 従来、例えばプレスブレーキのごときベンダーにおい
て板材の曲げ角度を検出するために、板材の端部側面を
照らす照明器具と、板材の端部側面の状態を撮像する撮
像装置により直接板材曲げ角度を検出する構成があっ
た。
(発明が解決しようとする課題) しかし、板材の端部側面から曲げ角度の検出を行なっ
ているために、板材の中央部の曲げ角度の検出を正確に
行ない得ない場合が生じる。
また、板材の端部側面は前工程において、せん断機等
によって切断されている不安定な切断面であるため、板
材の曲げ角度検出対象面としては不適当な場合がある。
更に、照明器具と撮像装置を検出器として用いている
ためにコストがかかるという問題点がある。
そこで、本発明は前述の問題点を解決すべく、板材の
下面あるいは上面から板材の曲げ角度を検出することに
より、延伸した板材や不安定な端部側面を有る板材に対
しても容易に板材の曲げ角度を検出することのできる低
コストのベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置を提
供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、基台に
装着したモータによって回動されるスリット部材の回動
角を検出する検出器を設け、上記スリット部材に設けた
直線状の深いスリットの底部に、ベンダーによって折曲
げられる板材へ光をほぼ垂直に照射する発光素子を設
け、前記板材からの反射光を受光する受光素子を、前記
発光素子に隣接して設けた構成である。
(実施例) 第3図を参照するに、板材Wを曲げるベンダーとし
て、例えば油圧プレスブレーキ1が示されてある。
この油圧プレスブレーキ1は左右方向(第3図におい
て左右方向)に延伸した下部フレーム3と上部フレーム
5を備えており、上部フレーム5、下部フレー3は左右
の側板7,9により一体に構成されてある。
下部フレーム3の上部には、左右方向に延伸したボル
スタ11が設けてあり、このボルスタ11の上面には、左右
方向に延伸した下型13が設けてある。
上部フレーム5の左右には、油圧シリンダ15が設けて
あり、この油圧シリンダ15には、上下動自在なピストン
ロッド17が設けらてある。このピストンロッド17の先端
には、ピストンロッド17と共に上下動自在かつ左右方向
に延伸したラム19が設けてある。
ラム19の下方には、複数の連結板21を介してラム19と
一体となって上下動自在な上型23が設けてある。
また、ボルスタ11の適宜位置には、板材Wが設定角度
に曲げられたことを検出するための曲げ角度検出装置25
が設けてある。
より詳細には、第1図を参照するに、ボルスタ11の適
宜位置には基台27が設けてあり、この基台27には、パル
スモータ29を介して任意の角度に回動固定自在なスリッ
ト部材31が設けてある。このスリット部材31には、後述
の発光素子、受光素子から照射、受光される光が通るス
リット33が形成されてある。
したがって、パルスモータ29を適宜に駆動させること
により、スリット部材31の延長線35が設定角度θに曲
げられた板材W(c)の底面にほぼ垂直に交差するよう
に、スリット部材31を回動固定させることができる。換
言すれば、スリット部材31の延長線35が曲げられる前の
板材W(a)に対してθの角度を形成すべくスリット
部材31を回動固定させることができる。なお、スリット
部材31の回動固定操作は自動制御装置(図示せず)によ
って行なわれ、パルモータ29に設けたエンコーダ(図示
せず)によって位置検出が正確に行なわれる。また、θ
とθの和は90゜になる。
第1図、第2図を参照するに、スリット部材31の底部
には、設定角度θに曲げられた板材W(c)の底面に
対して垂直に光Bを照射すべく、例えば赤外発光ダイオ
ードごとき発光素子37を設ける。また、スリット33の底
部には、発光素子37から照射された光Bが板材から反射
されて、反射された光B′を受光すべく例えばホトトラ
ンジスタのごとき受光素子39を設ける。受光素子39は、
光B′が受光されると受光素子39により検出信号が送ら
れ、自動制御装置(図示せず)を介して前記上型23の下
降が停止され、その後適宜に上昇するように構成してあ
る。
以上のごとき構成において、前記油圧シリンダ15に適
宜に圧油を供給することによって、前記ピストンロッド
17、ラム19、上型23が一体となって下降する。そして、
上型23が板材W(a)に当接する。
上型23を下降させると、板材W(a)は曲げられて板
材W(b)の状態になる。このとき、発光素子37からス
リット33を介して照射される光B1は板材W(b)の底面
に当たるが、ほぼ垂直に当たらないために板材W(b)
によって反射される光B′1は受光素子39に受光されな
い。
更に、上型23を下降させると、板材Wは設定角度θ
に曲げられて板材W(c)の状態になる。このとき、発
光素子37からスリット33を介して照射される光B2は板材
W(c)の底面に対して垂直に当たり、板材W(c)に
よって反射される光B′2はスリット33を介して発光素
子39に受光される。これによって、板材Wが設定角度θ
に曲げられたことが容易に検出される。また、受光素
子39に光B′2が受光されると、前記自動制御装置を介
して前記上型23の下降が停止され、その後上昇するため
に、板材W(c)は設定角度θ以上曲げられることは
ない。
以上のごとき、本実施例によれば、板材Wの下面から
板材Wの曲げ角度を検出することにより、不安定な端部
側面を有する板材の曲げ角度や、板材の中央部曲げ角度
を容易に検出することが可能である。また、発光素子3
7、受光素子39を曲げ角度検出装置25として用いている
ため、照明器具や撮像器具を曲げ角度検出装置として用
いるよりコストがかからない。
なお、本発明は前述の実施例にのみ限るものではな
く、例えば前記ボルスタ11に左右方向に亘って適数の曲
げ角度検出装置25を設けたり、板材Wの底面から曲げ角
度検出する代わりに板材Wの上面から曲げ角度を検出し
たりする等、適宜に変更を行なうことにより、その他の
種々の態様でも実施可能である。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、基台(27)に装着したモータ(29)に
よって回動されるスリット部材(31)の回動角を検出す
る検出器を設け、上記スリット部材(31)に設けた直鎖
状の深いスリット(33)の底部に、ベンダーによって折
曲げられる板材へ光をほぼ垂直に照射する発光素子(3
7)を設け、前記板材からの反射光を受光する受光素子
(39)を、前記発光素子(37)に隣接して設けた構成で
ある。
上記構成より明らかなように、本発明においては、ス
リット部材31の回動角を検出することによって板材の折
曲げ角度を検出する構成であり、上記スリット部材31に
は直鎖状の深いスリット33が形成してある。そして、上
記スリット33の底部には、板材へ光をほぼ垂直に照射す
る発光素子37と板材からの反射光を受光する受光素子39
が隣接して設けてある。
したがって本発明によれば、スリット33をより細くか
つより深くすることによって容易に精度を向上すること
ができるものであり、全体的構成の小型化が容易なもの
である。また本発明によれば、スリット部材31における
スリット33の方向性が板材に対してほぼ垂直でない場合
には、板材からの反射光がスリット33内に進入できず、
受光素子39が受光できないので、上記受光素子39が受光
した際のスリット部材31の回動角を検出すれば良いもの
であり、検出装置の光学系の構成が簡単であると共に、
受光素子39の受光の有無を単に検出する構成であること
により、例えばスリット部材31を適宜に回動して受光素
子39が反射光を受光した回動角を検出すれば良いもので
あり、板材の折曲げ角の検出が容易なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は第3図に
おけるI−I線に沿った概略的な断面図である。第2図
は曲げ角度検出装置の概略的な図である。第3図は油圧
プレスブレーキの正面図である。 1……油圧プレス、25……曲げ角度検出装置 33……スリット、37……発光素子 39……受光素子

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台(27)に装着したモータ(29)によっ
    て回動されるスリット部材(31)の回動角を検出する検
    出器を設け、上記スリット部材(31)に設けた直線状の
    深いスリット(33)の底部に、ベンダーによって折曲げ
    られる板材へ光をほぼ垂直に照射する発光素子(37)を
    設け、前記板材からの反射光を受光する受光素子(39)
    を、前記発光素子(37)に隣接して設けたことを特徴と
    するベンダーにおける板材の曲げ角度検出装置。
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