JP2602416Y2 - ディスク駆動装置 - Google Patents
ディスク駆動装置Info
- Publication number
- JP2602416Y2 JP2602416Y2 JP1993076068U JP7606893U JP2602416Y2 JP 2602416 Y2 JP2602416 Y2 JP 2602416Y2 JP 1993076068 U JP1993076068 U JP 1993076068U JP 7606893 U JP7606893 U JP 7606893U JP 2602416 Y2 JP2602416 Y2 JP 2602416Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk drive
- frame
- disk
- drive device
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンピューター用の情
報記録媒体として用いられる、3.5インチフロッピー
ディスクや光磁気ディスク等に対する読み出し・書き込
みを行うようにされたディスク駆動装置に関する。
報記録媒体として用いられる、3.5インチフロッピー
ディスクや光磁気ディスク等に対する読み出し・書き込
みを行うようにされたディスク駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスク駆動装置は、近年益
々、軽量・薄型化及び低コスト化への要求が強くなって
きており、それに応えるべく、各機構部分や構造部分に
様々な工夫が凝らされている。
々、軽量・薄型化及び低コスト化への要求が強くなって
きており、それに応えるべく、各機構部分や構造部分に
様々な工夫が凝らされている。
【0003】このようなディスク駆動装置1として、図
2に示す、上面が開口した薄箱状のフレーム2内に種々
の処理回路が組み込まれた配線基板が配設され、フレー
ム2の前面からディスクDが挿入され、ディスクモータ
Mにより駆動されるフレーム2の略中央に設けられたデ
ィスクテーブル(図示せず)上に載置されたディスクD
が、ガイドバー4に案内されてディスクDの半径方向に
移送するモータ5の送りネジ6で往復移動されるヘッド
ホルダー7の磁気ヘッド8によりディスクDに対する情
報の読み出し・書き込みを行う装置が一般的に知られて
いる。尚、図中9はイジェクト釦である。
2に示す、上面が開口した薄箱状のフレーム2内に種々
の処理回路が組み込まれた配線基板が配設され、フレー
ム2の前面からディスクDが挿入され、ディスクモータ
Mにより駆動されるフレーム2の略中央に設けられたデ
ィスクテーブル(図示せず)上に載置されたディスクD
が、ガイドバー4に案内されてディスクDの半径方向に
移送するモータ5の送りネジ6で往復移動されるヘッド
ホルダー7の磁気ヘッド8によりディスクDに対する情
報の読み出し・書き込みを行う装置が一般的に知られて
いる。尚、図中9はイジェクト釦である。
【0004】特に、ノートブック型と称される軽量で薄
型のパーソナルコンピューター等の内蔵記憶装置用とし
て好適なものとして、全体の厚みが7〜8mm程度で、
板厚が1mm以下の板金から作製された上面が開口した
薄箱状のフレーム2内に磁気ヘッド、配線基板、ディス
クテーブル等の機能部品を収納保持させたものが開発さ
れている。
型のパーソナルコンピューター等の内蔵記憶装置用とし
て好適なものとして、全体の厚みが7〜8mm程度で、
板厚が1mm以下の板金から作製された上面が開口した
薄箱状のフレーム2内に磁気ヘッド、配線基板、ディス
クテーブル等の機能部品を収納保持させたものが開発さ
れている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のように軽量・薄
型化を図ったディスク駆動装置1においては、昨今の軽
量・薄型化の要請に応える余りにフレーム2の剛性・強
度が不足する傾向があった。そのため、全体の厚みを可
及的に抑えたもとで、合理的かつ効果的にしかも低コス
トでフレームの剛性・強度を向上させる方策が要望され
ている。
型化を図ったディスク駆動装置1においては、昨今の軽
量・薄型化の要請に応える余りにフレーム2の剛性・強
度が不足する傾向があった。そのため、全体の厚みを可
及的に抑えたもとで、合理的かつ効果的にしかも低コス
トでフレームの剛性・強度を向上させる方策が要望され
ている。
【0006】かかる点に鑑み本考案は、磁気ヘッド、配
線基板、ディスクテーブル等の機能部品を収納保持する
ための上面が開口した薄箱状のフレームの剛性・強度を
全体の厚みを可及的に抑えたもとで、合理的かつ効果的
にしかも低コストで向上させたディスク駆動装置を提供
することを目的とする。
線基板、ディスクテーブル等の機能部品を収納保持する
ための上面が開口した薄箱状のフレームの剛性・強度を
全体の厚みを可及的に抑えたもとで、合理的かつ効果的
にしかも低コストで向上させたディスク駆動装置を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本考案に係るディスク駆動装置は、ディスクに対す
る読み出し・書き込みを行うべく、磁気ヘッド、配線基
板、ディスクテーブル等の機能部品とそれらを収納保持
するための上面が開口した薄箱状のフレームとを備え、
前記フレームの底面に、該底面の1/2以上を覆うよう
に厚みが1mm以下の薄金属板材からなる補強プレート
を接合したことを特徴としている。
く、本考案に係るディスク駆動装置は、ディスクに対す
る読み出し・書き込みを行うべく、磁気ヘッド、配線基
板、ディスクテーブル等の機能部品とそれらを収納保持
するための上面が開口した薄箱状のフレームとを備え、
前記フレームの底面に、該底面の1/2以上を覆うよう
に厚みが1mm以下の薄金属板材からなる補強プレート
を接合したことを特徴としている。
【0008】
【作用】上述の如くの構成とされた本考案に係るディス
ク駆動装置においては、フレームの底面に補強プレート
を接合したので、他の部分に補強材を固定したり特殊加
工を施す等して補強した場合に比して、全体が撓曲し難
くなり、全体の厚みが可及的に抑えられるとともに、合
理的かつ効果的にしかも低コストでフレームの剛性・強
度を向上させることができる。また、補強プレートは外
部ノイズに対しても有効に働くこととなる。
ク駆動装置においては、フレームの底面に補強プレート
を接合したので、他の部分に補強材を固定したり特殊加
工を施す等して補強した場合に比して、全体が撓曲し難
くなり、全体の厚みが可及的に抑えられるとともに、合
理的かつ効果的にしかも低コストでフレームの剛性・強
度を向上させることができる。また、補強プレートは外
部ノイズに対しても有効に働くこととなる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は本考案に係るディスク駆動装置の一実施
例の全体を裏面側から見た斜視図である。図示例のディ
スク駆動装置10は、従来のものと同様に、全体の厚み
が7〜8mm程度で、板厚が1mm以下の板金(アルミ
板、鋼板等)から作製された上面が開口した薄箱状のフ
レーム12内に磁気ヘッド8、配線基板、ディスクテー
ブル等の機能部品が収納保持されている。
明する。図1は本考案に係るディスク駆動装置の一実施
例の全体を裏面側から見た斜視図である。図示例のディ
スク駆動装置10は、従来のものと同様に、全体の厚み
が7〜8mm程度で、板厚が1mm以下の板金(アルミ
板、鋼板等)から作製された上面が開口した薄箱状のフ
レーム12内に磁気ヘッド8、配線基板、ディスクテー
ブル等の機能部品が収納保持されている。
【0010】そして、前記フレーム12の底面12a
に、該底面12aの1/2以上を覆うように厚みが1m
m以下の薄金属板材(アルミ板、鋼板等)からなる補強
プレート20がスポット溶接等により接合されている。
補強プレート20は幅が前記フレーム12の幅と略同寸
法の矩形で平坦な一枚板とされているが、前記磁気ヘッ
ド8が位置する部分は、その保守点検等の便宜を図るべ
く切欠部21が設けられている。
に、該底面12aの1/2以上を覆うように厚みが1m
m以下の薄金属板材(アルミ板、鋼板等)からなる補強
プレート20がスポット溶接等により接合されている。
補強プレート20は幅が前記フレーム12の幅と略同寸
法の矩形で平坦な一枚板とされているが、前記磁気ヘッ
ド8が位置する部分は、その保守点検等の便宜を図るべ
く切欠部21が設けられている。
【0011】上述の如くの構成とされた本実施例のディ
スク駆動装置10においては、フレーム12の底面12
aに補強プレート20を接合したので、他の部分に補強
材を固定したり特殊加工を施す等して補強した場合に比
して、全体が撓曲し難くなり、全体の厚みが可及的に抑
えられるとともに、合理的かつ効果的にしかも低コスト
でフレーム12の剛性・強度を向上させることができ
る。また、補強プレート20は外部ノイズに対してもフ
レーム2と電気的に導通されて有効に働くこととなる。
スク駆動装置10においては、フレーム12の底面12
aに補強プレート20を接合したので、他の部分に補強
材を固定したり特殊加工を施す等して補強した場合に比
して、全体が撓曲し難くなり、全体の厚みが可及的に抑
えられるとともに、合理的かつ効果的にしかも低コスト
でフレーム12の剛性・強度を向上させることができ
る。また、補強プレート20は外部ノイズに対してもフ
レーム2と電気的に導通されて有効に働くこととなる。
【0012】なお、上記例では補強プレート20が一枚
板で構成さているが、フレームと補強プレートとの熱膨
張係数が異なっていて温度変化によってフレームが歪む
等の不具合が生じるおそれがある場合には、補強プレー
トを分割して接合してもよい。
板で構成さているが、フレームと補強プレートとの熱膨
張係数が異なっていて温度変化によってフレームが歪む
等の不具合が生じるおそれがある場合には、補強プレー
トを分割して接合してもよい。
【0013】
【考案の効果】以上の説明から明らかな如く、本考案に
係るディスク駆動装置は、フレームの底面に補強プレー
トが接合されているので、他の部分に補強材を固定した
り特殊加工を施す等して補強した場合に比して、全体が
撓曲し難くなり、全体の厚みを可及的に抑えたもとで、
合理的かつ効果的にしかも低コストでフレームの剛性・
強度を向上させることができ、さらには、補強プレート
が外部ノイズに対しても有効に働くといった効果を奏す
る。
係るディスク駆動装置は、フレームの底面に補強プレー
トが接合されているので、他の部分に補強材を固定した
り特殊加工を施す等して補強した場合に比して、全体が
撓曲し難くなり、全体の厚みを可及的に抑えたもとで、
合理的かつ効果的にしかも低コストでフレームの剛性・
強度を向上させることができ、さらには、補強プレート
が外部ノイズに対しても有効に働くといった効果を奏す
る。
【図1】本考案に係るディスク駆動装置の一実施例を示
す斜視図。
す斜視図。
【図2】従来例に係るディスク駆動装置を示す斜視図。
1,10 ディスク駆動装置 2,12 フレーム 3 フレームの前端 4 ガイドバー 5 送りモータ M ディスクモータ 6 送りネジ 7 ヘッドホルダー 8 磁気ヘッド 9 イジェクト釦 12a フレームの底面 20 補強プレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/12 313
Claims (1)
- 【請求項1】 ディスクに対する読み出し・書き込みを
行うべく、磁気ヘッド、配線基板、ディスクテーブル等
の機能部品とそれらを収納保持するための上面が開口し
た薄箱状のフレームとを備えたディスク駆動装置におい
て、 前記フレームの底面に、該底面の1/2以上を覆うよう
に厚みが1mm以下の薄金属板材からなる補強プレート
を接合したことを特徴とするディスク駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993076068U JP2602416Y2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993076068U JP2602416Y2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ディスク駆動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0743543U JPH0743543U (ja) | 1995-08-22 |
JP2602416Y2 true JP2602416Y2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=13594469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993076068U Expired - Fee Related JP2602416Y2 (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | ディスク駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602416Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP1993076068U patent/JP2602416Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743543U (ja) | 1995-08-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |