JP4114542B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パーソナルコンピュータなどの電子機器に搭載され、更に好ましくは、モバイル型の電子機器に搭載されるのに好ましい光ディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンピュータ本体内蔵タイプの光ディスク装置は、装置全体が筐体に収められた構造になっており、これをコンピュータ本体のスペースに組み込むことによって取り付けられるのが一般的であった。取り付け部は筐体に有り、ここでコンピュータ本体に取り付けられていた。
【0003】
図12は従来の光ディスク装置の構成を示す斜視図である。1は光ピックアップ、2はメインシャフト、3はサブシャフト、4はスピンドルモータ、5はベース、6は光ピックアップモジュール(PUM)、7はトレイ、8はキャリッジ、9はレール、10は筐体、11は光ディスク装置、12は光ディスク装置11側の取り付けネジ穴、13は制御回路等を構成する回路基板、14はフレームである。
【0004】
図13は従来の光ディスク装置における携帯用電子機器への取り付け方法を示す図である。15は携帯用電子機器、16は取り付けに介在させるアタッチメント、17はアタッチメント側取り付け穴である。
【0005】
図14は従来の光ディスク装置の中央部をトレイ引き出し方向に垂直な面で切った断面図で、従来の光ディスク装置の構成を示す図及び従来の構成の問題点を示す図である。10aは上カバー、10bは下カバー、10cは上カバーと下カバーの嵌合部、10dはディスク収納部、10eはドライブ収納部、18はディスク、19はレールガイドである。
【0006】
図12において、光ピックアップ1はメインシャフト2、サブシャフト3をガイドとしてスピンドルモータ4の径方向に動きながらスピンドルモータ部に取り付けられたディスクのデータの読み込みや書き込みを行なう。メインシャフト2、サブシャフト3はベース5に取り付けられ、全体として光ピックアップモジュール6を形成する。光ピックアップモジュール6はトレイ7に固定される。トレイ7はレール9によって筐体10に対してスライドするようになっている。トレイ7は、光ディスク着脱時には筐体10から引き出され、データの読み書き時には筐体10の中に収められる。また、制御回路等を構成する回路基板13はトレイまたは筐体の少なくとも一方に取り付けられている。以上の構成にて、全体として携帯用電子機器内蔵タイプの光ディスク装置11が形成されている。
【0007】
図13において、光ディスク装置11本体の筐体10にはコンピュータ本体へ取り付ける取り付けネジ穴12が設けられている。携帯用電子機器15には取り付けに介在させるアタッチメント16が有り、アタッチメント側取り付け穴17と光ディスク装置11側の取り付けネジ穴12間をネジ止めし、アタッチメント16を携帯用電子機器15に装着する事によって光ディスク装置11を装着固定する。
【0008】
従来のディスク装置においては、筐体10は以上に示したように、光ピックアップモジュール6やスピンドルモータ4等を装着したトレイ7をレール9を介して位置決めする働きとともに、光ディスクを携帯用電子機器15に固定する働きを有していた。光ディスク装置の薄型化も基本的にこの構造にて対応がなされていた。
【0009】
筐体10は上カバー10aと下カバー10bで構成され、側面の嵌合部10cで嵌合している。筐体の中央部をトレイ引き出し方向に垂直な面で切った断面をみると図14(a)に示すように、断面形状はディスク18を収納するディスク収納部10dと光ディスク装置のドライブ機構や回路を収納するドライブ収納部10eを構成しており、両収納部の形状は主に下カバー10bで構成されている。したがって下カバー10bには両収納部の形状を形成するため2つの曲げ部10f、10gを有している。また2つの曲げ部10f、10gに接してレールガイド19が構成されている。
【0010】
従来のコンピュータ本体内蔵タイプの光ディスク装置の筐体は一般的にこのような構成となっていた。
【0011】
先行例としては、(特許文献1)(特許文献2)等がある。
【0012】
【特許文献1】
特開平8−171786号公報
【特許文献2】
特開平7−201044号公報
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
光ディスク装置の更なる軽量化、薄型化に対応する為、金属板などで構成される筐体10の肉厚を薄くする方法が考えられる。
【0014】
しかしながら、筐体10の肉厚を薄くすると当然のことながら機械的強度が低下するが、従来のディスク装置においては、特に図14(b)に示す荷重Fのような曲げ部10f、10g近傍の筐体端部への荷重に対して、曲げ部10f、10gの近傍が変形しやすく、変形によるディスクと筐体の衝突が生じる可能性が生じるため、肉厚を薄くできないという問題点があった。
【0015】
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、機械的強度を向上させ、薄型、軽量な光ディスク装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この問題を解決するために本発明は、第一の筐体部と第二の筐体部を互いに固定して構成された筐体と、媒体を回転させる駆動手段,光学系部材を搭載した光ピックアップモジュール,前記駆動手段と光ピックアップモジュールを搭載したトレイ、制御部を構成する回路部を備えた光ディスク装置であって、前記第一の筐体部は、主底面と前記主底面に略並行でかつ前記第二の筐体部寄りに段差をなして配置された準底面と、前記主底面と前記準底面をつなぐ側面と、前記主底面と前記準底面の端部に設けられた前記第二の筐体部との結合部と、前記準底面と前記側面の交線近傍から前記主底面側に伸ばされた平板状突起部からなり、前記主底面と前記側面と前記突起部に対面して補強部材が配置され、前記補強部材は前記突起部を挟みつける構造と前記主底面を挟みつける構造を少なくとも部分的に有することとした。
【0017】
これにより、主底面と側面の結合部及び側面と準底面の結合部が補強されるため、外部からの荷重、特に準底面端部と側面との結合部近傍にかかる主底面に垂直な方向であって第二の筐体部から第一の筐体部への方向の荷重による筐体の変形を低減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の発明は、第一の筐体部と第二の筐体部を互いに固定して構成された筐体と、媒体を回転させる駆動手段,光学系部材を搭載した光ピックアップモジュール,前記駆動手段と光ピックアップモジュールを搭載したトレイ、制御部を構成する回路部を備えた光ディスク装置であって、前記第一の筐体部は、主底面と前記主底面に略並行でかつ前記第二の筐体部寄りに段差をなして配置された準底面と、前記主底面と前記準底面をつなぐ側面と、前記主底面と前記準底面の端部に設けられた前記第二の筐体部との結合部と、前記準底面と前記側面の交線近傍から前記主底面側に伸ばされた平板状突起部からなり、前記主底面と前記側面と前記突起部に対面して補強部材が配置され、前記補強部材は前記突起部を挟みつける構造と前記主底面を挟みつける構造を少なくとも部分的に有することを特徴とする光ディスク装置によって、主底面と側面の結合部及び側面と準底面の結合部が補強されるため、外部からの荷重、特に準底面端部と側面との結合部近傍にかかる主底面に垂直な方向であって第二の筐体部から第一の筐体部への方向の荷重による筐体の変形を低減することができる。
【0019】
請求項2記載の発明は、補強部材は、筐体にトレイを移動自在に保持する保持手段を併せて構成することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、補強部材を部材点数を増やすことなく構成することができる。
【0020】
請求項3記載の発明は、補強部材が突起部を挟みつける構造は、前記補強部材に設けられた係止部と前記突起部に設けられた貫通孔にて係止する構造を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、簡単な構成で補強部材を筐体に取り付けることができ、筐体を補強することができる。
【0021】
請求項4記載の発明は、補強部材が突起部を挟みつける構造は、前記補強部材に設けた突起の先端部を潰して広げることで前記突起部を挟みつける構造を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、簡単な構成で補強部材を筐体に取り付けることができ、筐体を補強することができる。
【0022】
請求項5記載の発明は、補強部材が突起部を挟み込む構造は、前記補強部材が貫通孔を有し、前記突起部に前記貫通孔が嵌合する構造を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、簡単な構成で突起部を挟みつける効果が高く、より効果的に筐体を補強することができる。
【0023】
請求項6記載の発明は、補強部材と主底面が嵌合構造により嵌合していることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置によって、簡単な構成で補強部材による筐体の補強をより強固にすることができる。
【0025】
請求項記載の発明は、補強部材が主底面を挟みつける構造は、前記補強部材に設けられた係止部と前記主底面に設けられた貫通孔にて係止する構造を含むことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置によって、補強部材の筐体への取り付けをより確実にし、補強部材による筐体の補強をより強固にすることができる。
【0026】
請求項記載の発明は、補強部材が主底面を挟みつける構造は、前記補強部材に設けた突起の先端部を潰して広げることで前記主底面を挟みつける構造を含むことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置によって、補強部材の筐体への取り付けをより確実にし、補強部材による筐体の補強をより強固にすることができる。
【0027】
請求項記載の発明は、補強部材が主底面を挟みつける構造は、前記補強部材が貫通孔を有し、前記主底面に前記貫通孔が嵌合する構造を含むことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置によって、補強部材の筐体への取り付けをより確実にするとともに簡単な構成で突起部を挟みつける効果が高く、より効果的に筐体を補強することができる。
【0028】
請求項10記載の発明は、第一の筐体部と第二の筐体部を互いに固定して構成された筐体と、媒体を回転させる駆動手段,光学系部材を搭載した光ピックアップモジュール,前記駆動手段と光ピックアップモジュールを搭載したトレイ、制御部を構成する回路部を備えた光ディスク装置であって、前記第一の筐体部は、主底面と前記主底面に略並行でかつ前記第二の筐体部寄りに段差をなして配置された準底面と、前記主底面と前記準底面をつなぐ側面と、前記主底面と前記準底面の端部に設けられた前記第二の筐体部との結合部と、前記準底面と前記側面の交線近傍から前記主底面側に伸ばされた平板状の突起部からなり、前記主底面と前記側面と前期突起部に対面して補強部材が配置され、前記補強部材は前記主底面と前記側面の少なくとも一方に接着剤にて接着された部分と前記突起部に接着剤にて接着された部分を含むことを特徴とする光ディスク装置によって、より簡便な方法で補強部材を筐体に固定し、筐体を補強することができる。
【0032】
以下、本発明における光ディスク装置の実施の形態について説明する。
【0033】
(実施の形態1)
図1,図2はそれぞれ本発明の一実施の形態における光ディスク装置の構成を示す裏面から見た斜視図及び電子機器への取り付け方法を示す図、図3は本発明の一実施の形態における光ディスク装置の構成を示す表面から見た斜視図、図4は本発明の一実施の形態における下カバーの斜視図である。1は光ピックアップ、2はメインシャフト、3はサブシャフト、4はスピンドルモータ、5はベース、6はピックアップモジュール(PUM)、7はトレイ、8はキャリッジ、9はレール、10は筐体、11は光ディスク装置、12は光ディスク装置側の取り付けネジ穴、13は制御回路等を構成する回路基板、14はフレーム、15は携帯用電子機器、16は取り付けに介在させるアタッチメント、17はアタッチメント側取り付け穴である。ピックアップモジュール6、トレイ7は底面10hに対向して構成されている。これら構成は従来の技術と同じであるので説明は省略する。
【0034】
以下本発明の特徴部分について説明する。
【0035】
筐体10は上カバー10aと下カバー10bで構成されている。筐体10は光ディスク装置11の構成部材を保持し、かつ電子機器に固定するに十分な強度を維持できる材質で構成されており、鉄,鉄合金,アルミ,アルミ合金,マグネシウム合金などの金属材料、特にアルミニウムやアルミニウム合金のように軽量な金属材料が望ましい。また、その表面に耐食性などを向上させるために鍍金膜等を設けてもよい。また筐体10は、薄い肉厚で強度を維持できる樹脂材料であってもよい。
【0036】
上カバー10aは平板状であるが、端部に略直角な側面10qを一部有している。図4において、下カバー10bは正方形もしくは長方形の底面の四辺のうち、トレイ引き出し側でない三辺において底面10hに略直角な側面10i、10j、10kをそれぞれ形成している。底面10hに略直角な3つの側面のうちトレイ7の引き出し方向に平行な2辺10iと10kの距離は装着する最大のディスクの直径よりも小さいため、ディスクと干渉しないよう側面10kの端部は底面10hに略並行かつ側面10kに対して底面10hとは反対側に曲がっており、準底面10lを形成している。さらに準底面10lの端部には最大のディスクの直径で干渉しない様側面10iとの距離を確保して、側面10iに略並行に、かつ準底面10lに対し側面10kとは反対側に側面10mを形成している。上カバー10aと下カバー10bは、上カバー10aの側面10qと、下カバー10bの側面10i、10j、10k、10mの間の数箇所で嵌合している。
【0037】
側面10kからは底面10h側に、底面10hに略平行な平板状の突出部20が形成されている。以上のような構成は、1枚の金属板から曲げ加工を含む加工にて形成されることが、加工を容易にする上で望ましい。また突出部20の形状は、側面20において突出部20の形状を切り取っておき、準底面10lの曲げ加工時突出部20の根元を曲げないことで形成することができる。
【0038】
側面10i、10kの底面10h側の面に接して、レールガイド19、レールガイド19gがそれぞれ設けられている。レールガイド19、レールガイド19cにはレール9が移動自在に保持されており、さらにトレイ7が、レール保持部7aにおいてレール9に移動自在に保持されている。
【0039】
次に、下カバー10bとレールガイド19、レールガイド19gの構成について、図5を用いて詳細に説明する。
【0040】
図5は下カバー10bと下カバー10bに取り付けられたレールガイドの構成を示す図、図6は突出部19aと貫通孔20aの構成を示す図である。レールガイドは側面10kに接して装着されるレールガイド19と側面10iに接して装着されるレールガイド19gがあるが、レールガイド19gの構成、装着方法は従来例と同等でよい。レールガイド19は突出部20と底面10hに挟まれており、レールガイド19と突出部20の重なる部分の突出部20側には貫通孔20aが、レールガイド19と底面10hの重なる部分の底面10h側には貫通孔10nがある。レールガイド19には突出部20の貫通孔20aに入る突出部19aと、底面10hの貫通孔10nに入る突出部19bがあり、突出部19a、19bがそれぞれ貫通孔20a、10nに入って、レールガイド19が下カバー10bに装着される。突出部19a、19bにはそれぞれ係止部19c、19dがあり、突出部19a、19bをそれぞれ貫通孔20a、10nに挿入後、レールガイド19をスライドさせて突出部20及び底面10hに係止する。これによって、係止部19c、19dによる係止を介してレールガイド19が曲げ部10f、10gを補強する為、図6(c)や図10(b)の荷重Fのような曲げ部10f、10g近傍の筐体端部への荷重による変形を低減する事ができる。
【0041】
なお、図6に示すように、突出部20の貫通孔20a近傍及び底面10hの貫通孔10n近傍において、レールガイド19の係止部19c、19dの頭が突出部20及び底面10hの表面から突出しないようそれぞれ凹部20b、10pを設けてもよい。もしくは突出部20については、B−B断面を図6(c)に示すように突出部20と側面10kの交線に略一致させて段差を設け、準底面10lから係止部19cの頭が突出しないようにしてもよい。
【0042】
図7から図11はそれぞれにレールガイド19の突出部19a、19bに設けた係止部の別の形態を示す図である。各突出部は2つもしくは複数の突出部から構成され、その先端は互いに反対方向に曲がって係止部19c、19dを形成する。複数の突出部の外寸法aは貫通孔20a、10nの相対する寸法bに一致もしくは嵌合裕度分小さくしている。また、係止部19c、19dの外寸法cは貫通孔20a、10nの対応する寸法bよりも大きいが、突出部19a、19b及び係止部19c、19dを貫通孔20a、10nに圧入できるよう寸法設定されている。係止する下カバー10b側の形状については図6に示す形態と同等である。本実施の形態においても係止部19c、19dによる係止を介してレールガイド19が曲げ部10f、10gを補強する事ができる。
【0043】
なお図8に示すように、突出部19a、19bに係止部を設けず突出部20及び底面10hの表面から突出させ、これを超音波溶着や熱溶着によって潰して係止部を形成して係止してもよい。
【0044】
図9にレールガイド19を下カバー10bに固定する別の形態を示す。レールガイド19の突出部19a、19bは貫通孔20a、10nと嵌合しており、先端は平坦でネジ穴22が設けられている。突出部19aと突出部20、突出部19bと底面10hはそれぞれネジ止めで固定される。ネジの頭が突出部20及び底面10hの表面から突出しないようにするには、図6に示す形態と同様に突出部20及び底面10hに凹部や段差を設ければよい。
【0045】
図10にレールガイド19を下カバー10bに固定する別の形態を示す。突出部19a、19bは係止部を設けず、貫通孔20a、10nにそれぞれ嵌合することによってレールガイド19の位置決めを行う。レールガイド19と下カバー10bの接触する部分の少なくとも一部に接着剤21を塗布することによって、レールガイド19を下カバー10bに固定する。これによってレールガイド19が下カバー10bを補強することができる。
【0046】
図11にレールガイド19を下カバー10bに固定する別の形態を示す。レールガイド19に設けられた突出部19a、19bは係止部を設けず、側面10kに貫通孔19eが密着した状態で貫通孔20a、10nにそれぞれ嵌合している。一方、側面10kからは底面10hに略平行な別の平板上の突出部23が設けられている。レールガイド19の側面10kに接する面で突出部23に相対する部分には貫通孔19eがあり、突出部23は貫通孔19eを貫通するとともに、レールガイド19の内面19fに接している。すなわち、突出部20と突出部23によってレールガイド19の一辺を肉厚方向両側から挟む構成となっている。また、レールガイド19の内面19fはレール9が滑って動く為、突出部23がレールガイド19の内面19fから突出しないようレールガイド19の内面19fの突出部23に面する部分は他の部分に対して内面側から窪んで肉厚を薄くしている。
【0047】
以上のような、レールガイド19を下カバー10bに固定する構成が複数個設けられている。また、以上のようなレールガイド19を下カバー10bに固定する異なった構成が、混在して構成されていてもよい。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、第一の筐体部と第二の筐体部を互いに固定して構成された筐体と、媒体を回転させる駆動手段,光学系部材を搭載した光ピックアップモジュール,前記駆動手段と光ピックアップモジュールを搭載したトレイ、制御部を構成する回路部を備えた光ディスク装置であって、前記第一の筐体部は、主底面と前記主底面に略並行でかつ前記第二の筐体部寄りに段差をなして配置された準底面と、前記主底面と前記準底面をつなぐ側面と、前記主底面と前記準底面の端部に設けられた前記第二の筐体部との結合部と、前記準底面と前記側面の交線近傍から前記主底面側に伸ばされた平板状突起部からなり、前記主底面と前記側面と前記突起部に対面して補強部材が配置され、前記補強部材は前記突起部を挟みつける構造と前記主底面を挟みつける構造を少なくとも部分的に有することにより、主底面と側面の結合部及び側面と準底面の結合部が補強されるため、外部からの荷重、特に準底面端部と側面との結合部近傍にかかる主底面に垂直であって第二の筐体部から第一の筐体部への方向の荷重による筐体の変形を低減することができる。したがって、筐体材質の肉厚を薄くしても筐体強度の低下を低減することができ、光ディスク装置の更なる軽量化、薄型化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における光ディスク装置の構成を示す斜視図
【図2】本発明の一実施の形態における光ディスク装置における電子機器への取り付け方法を示す図
【図3】本発明の一実施の形態における光ディスク装置の構成を示す表面から見た斜視図
【図4】本発明の一実施の形態における下カバーの斜視図
【図5】下カバーと下カバーに取り付けられたレールガイドの構成を示す図
【図6】突出部と貫通孔の構成を示す図
【図7】レールガイドの突出部に設けた係止部の別の形態を示す図
【図8】レールガイドの突出部に設けた係止部の別の形態を示す図
【図9】レールガイドを下カバーに固定する別の形態を示す図
【図10】レールガイドを下カバーに固定する別の形態を示す図
【図11】レールガイドを下カバーに固定する別の形態を示す図
【図12】従来の光ディスク装置の構成を示す斜視図
【図13】従来の光ディスク装置における携帯用電子機器への取り付け方法を示す図
【図14】従来の光ディスク装置の中央部をトレイ引き出し方向に垂直な面で切った断面図
【符号の説明】
1 光ピックアップ
2 メインシャフト
3 サブシャフト
4 スピンドルモータ
5 ベース
6 光ピックアップモジュール
7 トレイ
7a レール保持部
8 キャリッジ
9 レール
10 筐体
10a 上カバー
10b 下カバー
10c 上カバーと下カバーの嵌合部
10d ディスク収納部
10e ドライブ収納部
10f、10g 曲げ部
10h 底面
10i、10j、10k 側面
10l 準底面
10m 側面
10n 貫通孔
10p 凹部
10q 側面
11 光ディスク装置
12 取り付けネジ穴
13 回路基板
14 フレーム
15 携帯用電子機器
16 アタッチメント
17 アタッチメント側取り付け穴
18 ディスク
19 レールガイド
19a、19b 突出部
19c、19d 係止部
19e 貫通孔
19f レールガイドの内面
19g レールガイド
20,23 突出部
20a 貫通孔
20b 凹部
21 接着剤
22 ネジ穴
23 突出部

Claims (10)

  1. 第一の筐体部と第二の筐体部を互いに固定して構成された筐体と、媒体を回転させる駆動手段,光学系部材を搭載した光ピックアップモジュール,前記駆動手段と光ピックアップモジュールを搭載したトレイ、制御部を構成する回路部を備えた光ディスク装置であって、前記第一の筐体部は、主底面と前記主底面に略並行でかつ前記第二の筐体部寄りに段差をなして配置された準底面と、前記主底面と前記準底面をつなぐ側面と、前記主底面と前記準底面の端部に設けられた前記第二の筐体部との結合部と、前記準底面と前記側面の交線近傍から前記主底面側に伸ばされた平板状突起部からなり、前記主底面と前記側面と前記突起部に対面して補強部材が配置され、前記補強部材は前記突起部を挟みつける構造と前記主底面を挟みつける構造を少なくとも部分的に有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記補強部材は、前記筐体にトレイを移動自在に保持する保持手段を併せて構成することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記補強部材が前記突起部を挟みつける構造は、前記補強部材に設けられた係止部と前記突起部に設けられた貫通孔にて係止する構造を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 前記補強部材が前記突起部を挟みつける構造は、前記補強部材に設けた突起の先端部を潰して広げることで前記突起部を挟みつける構造を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  5. 前記補強部材が前記突起部を挟み込む構造は、前記補強部材が貫通孔を有し、前記突起部に前記貫通孔が嵌合する構造を含むことを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  6. 前記補強部材と前記主底面が嵌合構造により嵌合していることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  7. 前記補強部材が前記主底面を挟みつける構造は、前記補強部材に設けられた係止部と前記主底面に設けられた貫通孔にて係止する構造を含むことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  8. 前記補強部材が前記主底面を挟みつける構造は、前記補強部材に設けた突起の先端部を潰して広げることで前記主底面を挟みつける構造を含むことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  9. 前記補強部材が前記主底面を挟みつける構造は、前記補強部材が貫通孔を有し、前記主底面に前記貫通孔が嵌合する構造を含むことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  10. 第一の筐体部と第二の筐体部を互いに固定して構成された筐体と、媒体を回転させる駆動手段,光学系部材を搭載した光ピックアップモジュール,前記駆動手段と光ピックアップモジュールを搭載したトレイ、制御部を構成する回路部を備えた光ディスク装置であって、前記第一の筐体部は、主底面と前記主底面に略並行でかつ前記第二の筐体部寄りに段差をなして配置された準底面と、前記主底面と前記準底面をつなぐ側面と、前記主底面と前記準底面の端部に設けられた前記第二の筐体部との結合部と、前記準底面と前記側面の交線近傍から前記主底面側に伸ばされた平板状の突起部からなり、前記主底面と前記側面と前記突起部に対面して補強部材が配置され、前記補強部材は前記主底面に接着剤にて接着された部分と前記突起部に接着剤にて接着された部分を含むことを特徴とする光ディスク装置。
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