JP4896492B2 - ディスク装置 - Google Patents

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本発明は、ディスク状の記憶媒体に対し再生及び記録を行うディスク装置に関するものである。
近年、ディスク装置は装置の小型化、薄型化が進み携帯型のパーソナルコンピュータ(以下、PCと称する)に内蔵される場合が増加している。さらに近年ではノートブック型の持ち運びが簡便でありまた小型、薄型のコンピュータに内蔵されることが多くなっている。また、これはコンピュータで使用するソフトウェアの大容量化、また雑誌媒体などから配布されるメディアとして安価であるCD−ROMが多く採用されていることも要因の一つとなっている。それに伴い、ディスク装置のコンピュータへの搭載は必然となっているのが現状である。
初めに、主としてノートPC及び薄型デスクトップPC(ディスプレイ本体一体型含む)に用いられる全高12.7mm以下のディスク装置の構造について説明する。従来から採用されている方式として主に2つの方式が挙げられる。一つめとしてはユーザが自らディスクをもち、光ピックアップの構成部品であるターンテーブルに直接ディスクを取り付けた後にターンテーブルを含むトレイを自身の手によりディスク装置の筐体内部へ押し込むことによりディスクの再生、記録を行う状態となるドロア方式、また、ディスクを装置の前面まで運び、そのディスクを装置の前面に設けられたフロントベゼルと呼ばれるカバーに設けられたスリットに挿入しある程度の位置まで装置内部に挿入すると、装置内部に設けられたローラ等の機構によりディスクを装置の内部すなわちターンテーブルに位置決めできる位置まで自動的に吸い込んでいくスロットローディングと呼ばれる方式があるが、市場においては圧倒的にドロアタイプが優位であり、その市場の殆どを占めている状態である。
このドロア方式において、ディスク装置とPCとを接続する基板と、トレイとを電気的に接続する方法として、U字形のフレキシブル基板を用いているものがあった(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2005−129202号公報
現在、携帯性を重視するノートブック型コンピュータにおいて採用されているディスク装置においては、その全高が12.7mmのものが多く採用されており、最近では更に携帯性を重視した薄型、軽量のノートブック型コンピュータに全高9.5mmの物が採用され始めている。また、今後はノートブック型コンピュータのより一層の薄型化、軽量化が予想されるため、それに伴い、ディスク装置にもさらなる薄型化、軽量化が要求されると考えられる。
更なる薄型化を考える場合において、各ディスクの規格でディスクの厚みや反り、面ブレや偏心などの形状的な性質は決まっており、ディスクが回転する際にディスクが他の構成物に接触しない領域は従来同等に確保する必要がある。つまり、ディスク装置全体を薄型化するためにはディスクの回転領域の上下側に存在するスピンドルモータ、ピックアップモジュール、筐体を薄型化せねばならない。
薄型化、軽量化が要求されるなかで、(特許文献1)に示されるようなディスク装置に
おいては、筐体に、フレキシブル基板を設ける広い面積が必要であった。
本発明のディスク装置は、底部に切り欠き部および切り欠き側部を有する筐体と、ピックアップモジュールを有し筐体に移動可能に収納されたトレイと、筐体底部の切り欠き部後方に配置された主基板と、トレイに配置された副基板と、主基板副基板とを接続する屈曲可能な配線基板とを備え、トレイが筐体に収納される際にピックアップモジュールが切り欠き部に収納され、配線基板が2つの屈曲部で折り返され、3つの異なる部分が重なった状態で切り欠き側部に固定され、ピックアップモジュールと配線基板とが筐体底部の異なる領域である切り欠き部および切り欠き側部に非重畳状態で配置され、配線基板は、その展開状態において、U字底部と、U字底部のU字両端に接続され互いに離間した状態で同一方向に配置された第1の長手部および第2の長手部とを有する略U字型の形状を備え、U字底部の略中心に設けられた第1の屈曲部においてトレイの引き出し方向と直交する方向に屈曲された後、第1の長手部に移動可能に設けられた第2の屈曲部においてトレイの引き出し方向に屈曲されて切り欠き側部に配置され、第1の屈曲部が切り欠き側部においてトレイの引き出し側に固定されている。
以上のように、本発明は、配線基板の占める面積が小さくなり、筐体底部の配線基板が貼り付けられていない部分を切り欠き部とすることができ、この切り欠き部にピックアップモジュールというディスク装置の中で特に厚くなる部分が収納されるので、ディスク装置を薄く構成することができる。なおかつ、トレイが押し込まれる際に筐体底部に接近していても滑らかに乗り上げ、配線基板が負荷抵抗なく摺動屈曲するので、ディスク搬送をスムーズに行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照しつつ更に具体的に説明する。ここで、添付図面において同一の部材には同一の符号を付しており、また、重複した説明は省略する。なお、ここでの説明は本発明が実施するための最良の形態であることから、本発明は当該形態に限定される物ではない。
(実施の形態1)
以下、本実施の形態のディスク装置について図を用いて説明する。本実施の形態のディスク装置において、図に示すX方向は、トレイ5が筐体から引き出される方向を示し、Z方向は、X方向に垂直であり、かつスピンドルモータ6の回転軸や光ピックアップ7に設けられる対物レンズの光軸や光ピックアップ7の可動部のフォーカス方向に対して平行な方向である。言い換えると、対物レンズから出射され、スピンドルモータ6に装着されたディスクで反射された光が、再び対物レンズに入射する向きである。さらに言い換えると、ユーザがディスクをスピンドルモータ6に装着する向きである。また、Y方向は、X方向とZ方向とに垂直な方向である。X方向,Y方向,Z方向に対する反対方向を、それぞれ−X方向,−Y方向,−Z方向と表現する。スピンドルモータ6に装着されたディスクの記録面やレーベル面や、筐体を構成する底板13や天板16の主面は、X方向とY方向とで構成されるX−Y平面と略平行となる。
図1はディスク装置全体の斜視図であり、ドロア方式のディスク装置の全体を示した図である。図2は本実施の形態のディスク装置の裏面斜視図である。図3は、図2に示すディスク装置からトレイカバー15が取り除かれた状態を示す裏面斜視図である。図4は底板13に、主基板14とフレキシブル基板3とが設けられ、トレイ5に設けられる副基板18と主基板14とにフレキシブル基板3が接続された状態を示す斜視図である。図5,図6は、底板13へのフレキシブル基板3の設け方を示す斜視図である。図7は図4のA−A矢視図である。図8は筐体の構成を示す斜視図である。
図1,図8に示されるように、1はディスク装置の筐体を構成する、樹脂等で構成されたフレーム、2aはフレーム1のY方向側を補強する補強板、2bはフレーム1の−Y方向側を補強する補強板である。補強板2a,2bにはネジ穴が設けられている。ディスク装置は、外部機器であるPC等の一部を介してこのネジ穴にネジを取り付けることなどにより外部機器に取り付けられる。
図1〜図6に示されるように、3は主基板14とトレイ5に設けられた副基板18とを接続するフレキシブル基板、4はフレーム1とトレイ5とを連結するレールであり、5は記録媒体であるディスクを装着することができ、ディスク装置の筐体に対してX方向や−X方向に移動可能に設けられたトレイであり、トレイ5は、レール4を介してフレーム1に取り付けられており、ディスクの装着/取り外し時に、必要に応じてユーザが引き出せ
るように、レール4とトレイ5、レール4とフレーム1はX方向,−X方向に摺動する。フレーム1が樹脂等で構成されていることにより、フレーム1に対するレール4の摺動が滑らかになり、ユーザはディスク装置の筐体に対してトレイ5を容易に押し込んだり引き出したりすることができる。
6はトレイ5に設けられ、ディスクを装着し回転させるスピンドルモータ、7はディスクに光を照射することにより、ディスクに記録された情報を読み込むもしくは情報をディスクに記録する光ピックアップ、8はトレイ5のX方向の端部に設けられ、トレイ5がディスク装置の筐体に−X方向に押し込まれて装着された際、言い換えるとトレイ5が筐体に収納された際に、筐体の側面において蓋となるベゼルである。ノートPCにディスク装置が組み込まれると、ベゼル8は、ノートPCの表面に露出し、ノートPCの筐体の一部となることもある。
9はトレイ5をディスク装置の筐体からX方向に引き出す際に、ユーザが−X方向に押すイジェクトボタンであり、イジェクトボタン9が押されると、図示しないトレイ固定機構は固定ピン11を解放する指示を行う。
10はスピンドルモータ6や光ピックアップ7等を有し、光ピックアップ7をスピンドルモータ6に装着された状態のディスクの半径方向に搬送するピックアップモジュールである。ピックアップモジュール10において、光ピックアップ7がディスクの半径方向に搬送されることにより、ディスク装置は、ディスク全体の情報を読みとったり、ディスク全体に情報を書き込んだりすることができる。
11はトレイ5の一部と係合し、トレイ5を2のフレーム1内に留める際のフックとなるトレイ固定機構の固定ピン、12はトレイ5にディスクを装着したり取り外したりする際に筐体に対してトレイ5をX方向に押し出すトレイ排出ピン、13は筐体のZ方向側の面を構成し、トレイ5のZ方向の端部に設けられたトレイカバー15の面15bなどの部材を保護しフレーム1の強度を確保する底板、14は底板13に取り付けられる主基板である。底板13は金属で構成され、X−Y平面と略平行となる底板13の主面には、プレス加工等により開口部13aが設けられており、コの字形(略U字形)に形成されている。
図2に示されるように、15はトレイ5の下側から−Z方向に取り付けられ、トレイ5に搭載されたピックアップモジュール10や副基板18などを保護するトレイカバーであり、トレイカバー15は、X−Y平面と略平行な数段の面を有し、その中でZ方向に最も凸となる面15aは、トレイ5が筐体に−X方向に押し込まれた際に、底板13の切り欠き部13aに収納され、略直方体形状のディスク装置の筐体の一面を構成する。また、トレイカバー15は、Z方向に見て面15aに対して凹となる面15bを有し、面15bは、トレイ5が筐体に−X方向に押し込まれた際に底板13によって覆われる。
図1,図8に示されるように、16は金属で構成され、筐体の上部となる筐体の−Z方向側の面を構成し、ディスク装置上部を保護しフレーム1の強度を確保する天板である。
図3,図4に示されるように、18は主基板14とピックアップモジュール10とを電気的に接続する副基板である。主基板14と副基板18とはフレキシブル基板3によって接続されており、電気信号の送受信や電力の供給が行われる。副基板18と光ピックアップ7とは、フレキシブル基板(フレキシブル基板3との混同を避けるため、ここでは図示しない)によって接続されており、電気信号の送受信や電力の供給が行われる。
図4に示されるように、フレキシブル基板3は底板13の−Z方向側の面上に貼り付け
られている。フレキシブル基板3の一端は、底板13に設けられた主基板14の端子14aに接続されており、他端は、図3に示されるように、トレイ5に設けられた副基板18の端子18aに接続されている。
図5(a)に示されるように、展開された状態のフレキシブル基板3は、直線状に長く構成された2つの長手部3c,3dと、長手部3cと長手部3dとの間に位置する略D字形状の短手部3eと、長手部3cに隣接する端であり主基板14の端子14aに接続される端部3fと、長手部3dに隣接する端であり副基板18の端子18aに接続される端部3gとで概略U(J)字形状に形成されている。図5において長手部3cの幅3hと長手部3dの幅3iとは略等しいが、必ずしも等しくなる必要はない。フレキシブル基板3の幅3hや幅3iを狭くすることにより、開口部13aをY方向に広く、図2に示すトレイ5の面15aを広く確保することができるため、ディスク装置を薄型化することができる。
フレキシブル基板3の中の配線3a,3bは、概略フレキシブル基板3の外形に添った形に形成されている。ここでは、フレキシブル基板3の配線として、図5に実線で示す配線3aと破線で示す配線3bのみを示したが、フレキシブル基板3には実際は数十本の配線が形成されている。副基板18に電力を供給する電源線となる配線は、太い方が抵抗値が低くなり好ましい。
図5(b)に示されるようにフレキシブル基板3は、図5(a)に示される短手部3eの屈曲部3jで折り返される。屈曲部3jは図5(a)において、長手方向における長手部3cと長手部3dとの間の延長線上にある。フレキシブル基板3は、屈曲部3jで折り返されることにより、図5(c)に示されるように長手部3cと長手部3dとが対向し、重なった状態となる。長手部3dと端部3fとが対向する部分と、長手部3dと長手部3cとが対向する部分と、短手部3e同士が屈曲部3jを介して対向する部分とを覆うように、銅箔などのシールド部材を挟むことにより、フレキシブル基板3の重なった部分を流れる電気信号が干渉しにくくなる。
図5(a)に示されるように、短手部3eの裏面には、短手部3eと対向する面が接着性を有する片面接着テープ17が貼り付けられている。図5(c)に示されるように、片面接着テープ17は幅3iよりも幅広に形成されており、屈曲部3jにて折り返された状態のフレキシブル基板3の、長手部3dの一部と短手部3eとを覆う大きさに形成されている。図示されないが、長手部3cの裏面には両面が接着性を有する両面接着テープが貼り付けられており、図5(d)に示されるように、長手部3cは底板13にZ方向に貼り付けられる。また、短手部3eと長手部3dとは片面接着テープ17により底板13にZ方向に貼り付けられる。片面接着テープ17は、屈曲部3jで折り返されZ方向に2枚に重なったフレキシブル基板3と、底板13とをまたいでZ方向に貼り付けられる。この状態において表出している片面接着テープ17の面は、摺動性の良い部材で構成されている。これによりトレイ5は、筐体に−X方向に押し込まれる際に底板13に接近していても、片面接着テープ17に滑らかに乗り上げるので、フレキシブル基板3の短手部3e側の端に当たることがない。
長手部3dは、図5(d)に示されるように、−Z方向に曲げられる。それから端部3gは、X方向に引っ張られ、図3に示されるように端子18aに接続される。このようにフレキシブル基板3は、屈曲部3jと長手部3dにおいて2つの屈曲した部分を有する。この屈曲部3jと長手部3dの間の少なくとも一部は、片面接着テープ17により筐体に接着されて固定される。フレキシブル基板3は、トレイ5をX方向に最も引き出した際に、Z方向に3枚に重なる。図1においては、長手部3dの端部3gに隣接する部分と、長手部3dの短手部3eに隣接する部分と、長手部3cの短手部3eに隣接する部分とが重
なっており、よりX方向側では、長手部3dの端部3gに隣接する部分と、短手部3eの長手部3dに隣接する部分と、短手部3eの長手部3cに隣接する部分とが重なっている。これによりフレキシブル基板3は、トレイ5を出し入れする際に負荷抵抗なく摺動屈曲するので、ディスク搬送をスムーズに行うことができる。
なお、フレキシブル基板3の形状は、図5に示したような略U(J)字形状に限定されるものではなく、折り曲げた際にフレキシブル基板3が略直線状(略I字形状)に重なるものであればよく、略V字形状や、略L字形状、略く字形状、図6に示すような、略直線状(略I字形状)に構成することも同様に実施可能である。この場合も、フレキシブル基板3を図6(a)に示されるように折り曲げて図6(b)に示されるようにディスク装置の筐体に貼り付けると、ディスク装置において、Z方向に見たフレキシブル基板3の占める面積が小さくなり、底板13のフレキシブル基板3が貼り付けられていない部分を開口部13aとすることができ、この開口部13aに、ピックアップモジュール10というディスク装置中でZ方向に特に厚くなる部分が収納されるので、ディスク装置をZ方向に薄く構成することが可能となる。
ディスク装置においては、摺動屈曲可能な電気的接合手段であるフレキシブル基板3を用いることにより、主基板14とピックアップモジュール10とを電気的に確実に接続することができる。ここで以上説明したようにフレキシブル基板3を折りたたみ重ねることで、フレキシブル基板3を貼る面積を小さくすることができ、底板13に開口部13aを設けて、Z方向の厚さが9.5mm以下となるディスク装置を提供することが可能となる。
図7に示すように、主基板14は片面実装基板であり、底板13に設けられた爪13bに引っ掛けたり、ねじ止めを行うことなどにより、底板13に固定される。端子14aや集積素子などは、主基板14の−Z方向側の面に実装されている。素子が実装されていない、主基板14のZ方向側の面は、底板13に接触している。このように主基板14を底板13に接触させて固定することにより、筐体の強度を向上することができ、また、集積素子などで発生した熱を、底板13を介して効率よく放熱することができる。このように、底板13に主基板14を面的に接触させて固定する構成にし、主基板14の強度を底板13の強度に加えることにより底板13の強度が向上でき、底板13自身を薄肉化できる。
図9はフレーム1と補強板2と示す斜視図である。樹脂で構成されたフレーム1は概略、三辺の直線状の部材が、X−Y平面と略平行な面内において、コの字形(略U字形)に組み合わさった形状をしている。フレーム1のレール4を取り付ける部分の、Y−Z平面と略平行な断面は、略L字形の断面をしている。
図10は、フレーム1と補強板2aとの組み込みを示す図である。図10に示すように、金属で構成された補強板2aは、フレーム1に形成された凹部に合わせてフレーム1に密着され、トレイ5を引き出す方向であるX方向にスライドされることによりフレーム1の凸部と嵌合した上、フレーム1にネジ止めされる。反対側の補強板2bも同様である。ディスク装置をパソコン等の外部機器に取り付ける為のネジ穴は補強板2a,2bに設けられている。
図11はフレーム1と補強板2aへの底板13の組み込みを説明する図である。図12はフレーム1と補強板2aへの天板16の組み込みを説明する図である。図13は、図11と図12とにおいて示した、フレーム1と補強板2aへの底板13と天板16との組み込みを、補強板2aを取り除いた状態で示す図である。
フレーム1には補強板2aに挟まれたスリットが設けてあり、底板13のフック部分をこのスリットに差し込む。底板13をフレーム1に密着させ、X方向にスライドさせることによりフックがフレーム1に係合する。底板13の後部はフレーム1に補強板2と共にネジ止めされる。図示した方向とは反対側の、フレーム1と補強板2bの部分も同様の構成となっている。
底板13と同様にフレーム1の上部には補強板2aに挟まれたスリットが設けてあり、天板16のフック部分をこのスリットに差し込む。天板16をフレーム1に密着させ、−X方向にスライドさせることでフックがフレーム1に係合する。天板16の後部はフレーム1にネジ止めされる。図示した方向とは反対側の、フレーム1と補強板2bの部分も同様の構成となっている。
以上のように、フレーム1を構成する樹脂等の部材に対して補強板2a,2bと底板13と天板16等を組み合わせて、つまり、高さ方向(Z方向)と平面方向(X方向,Y方向)に金属板を組み合わせてディスク装置の筐体を構成したことで、高さ方向、平面方向どちらからの外的な荷重にも耐えることが可能となる。また、ディスク装置の筐体を閉じた箱の構造体にしたことで、さらに強度を向上でき、薄型でありながら必要な筐体強度を有するディスク装置を提供することが出来る。
なお、本実施の形態においては、ディスク装置の筐体を概略、フレーム1と底板13と天板16とで構成したが、袋状の筐体を構成することができれば、例えば(特許文献1)に示された、天部と底部という二つの部材で筐体を構成することもできる。この場合、レールと底部との間に樹脂などで構成される摺動性のよい部材を設けることにより、トレイ5を筐体に対して滑らかに引き出したり押し込んだりすることが可能となる。
なお、本実施の形態においてはCD、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD±RW、DVD−RAM、Blu−ray Disc、HD
DVD等の光ディスクに、光を照射することにより、ディスクに記録された情報を読み込むもしくは情報をディスクに記録する光ディスク装置を、ディスク装置の一例として説明したが、磁気ディスクや光磁気ディスク等の、ディスク状の記録媒体に対して情報の記録もしくは再生を行うディスク装置についても、本実施の形態の構成を適応することは同様に実施可能である。
本発明は、薄型化が必要なディスク装置等の用途にも適用できる。
実施の形態1におけるディスク装置の全体図 実施の形態1におけるディスク装置の裏面図 実施の形態1におけるディスク装置の図 実施の形態1におけるディスク装置の図 実施の形態1におけるフレキシブル基板の折りたたみ方法1と底板への取り付けを示す図 実施の形態1におけるフレキシブル基板の折りたたみ方法2と底板への取り付けを示す図 実施の形態1におけるディスク装置の図 実施の形態1におけるディスク装置の図 実施の形態1における筐体を構成するフレームと補強板を示す図 実施の形態1における筐体を構成するフレームと補強板の組み立て図 実施の形態1における筐体を構成するフレームと底板の組み立て図 実施の形態1における筐体を構成するフレームと天板の組み立て図 実施の形態1におけるディスク装置の図
符号の説明
1 フレーム
2a,2b 補強板
3 フレキシブル基板
3a,3b 配線
3c,3d 長手部
3e 短手部
3f,3g 端部
3h,3i 幅
3j 屈曲部
4 レール
5 トレイ
6 スピンドルモータ
7 光ピックアップ
8 ベゼル
9 イジェクトボタン
10 ピックアップモジュール
11 固定ピン
12 トレイ排出ピン
13 底板
13a 開口部
13b 爪
14 主基板
14a 端子
15 トレイカバー
15a,15b 面
16 天板
17 片面接着テープ
18 副基板
18a 端子

Claims (1)

  1. 底部に切り欠き部および切り欠き側部を有する筐体と、
    ピックアップモジュールを有し前記筐体に移動可能に収納されたトレイと、
    前記筐体底部の前記切り欠き部後方に配置された主基板と、
    前記トレイに配置された副基板と、
    前記主基板前記副基板とを接続する屈曲可能な配線基板とを備え、
    前記トレイが前記筐体に収納される際に前記ピックアップモジュールが前記切り欠き部に収納され、
    前記ピックアップモジュールと前記配線基板とが前記筐体底部の異なる領域である前記切り欠き部および前記切り欠き側部に非重畳状態で配置され
    前記配線基板は、
    その展開状態において、U字底部と、前記U字底部のU字両端に接続され互いに離間した状態で同一方向に配置された第1の長手部および第2の長手部とを有する略U字型の形状を備え、
    前記U字底部の略中心に設けられた第1の屈曲部において前記トレイの引き出し方向と直交する方向に屈曲された後、前記第1の長手部に移動可能に設けられた第2の屈曲部において前記トレイの引き出し方向に屈曲されて前記切り欠き側部に配置され、前記第1の屈曲部が前記切り欠き側部において前記トレイの引き出し側に固定された
    ことを特徴とするディスク装置。
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