JP2602183Y2 - 縦形米選機 - Google Patents

縦形米選機

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JP2602183Y2
JP2602183Y2 JP1993066729U JP6672993U JP2602183Y2 JP 2602183 Y2 JP2602183 Y2 JP 2602183Y2 JP 1993066729 U JP1993066729 U JP 1993066729U JP 6672993 U JP6672993 U JP 6672993U JP 2602183 Y2 JP2602183 Y2 JP 2602183Y2
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JP
Japan
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rice
sorting
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sorting machine
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正彦 佐々木
秋人 武田
哲夫 唐岩
靖浩 島内
Original Assignee
セイレイ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、粒形の大小により選別
する縦形米選機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦形米選機の本体側板は四角形
で、選別後の良米の取出口の位置を作業の都合上変更す
ると、本体ごと動かしてその位置を変更しなければなら
ず、したがって、選別する米粒の供給口も必然的に動い
て供給口に対する取出口の相対位置は何ら変わらないの
で作業性が悪いのが欠点になっている。又、外殻体を二
分割しフランジ部のみ円形にして、回動自在にして上記
の問題点を改善した事例もあるが締結部品等の緩解固定
による有段的に位置を選択するもので、構造を複雑に
し、然も任意的な位置選択を欠くものである。(実願昭
62−161126号参照)
【0003】
【考案が解決しようとする課題】この考案は、上記のよ
うな従来の縦形米選機がもっている欠点を解消して作業
性を向上させるを目的として案出されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、この考案は上記
の目的を達成する上で、選別する米粒の供給口を備えて
粒形の大小により選別する米選機本体の側板を円筒形に
し、この本体の上部がわに選別後の良米の取出口を設け
た別体の取出体を設けて、該取出体も円筒形にして本体
の側板に外嵌重合させ、該外嵌重合部が相対位置を保持
する接続部位となり、同時に前記本体の側板のにお
ける摺動部とする事によって無段的に回動可能にして、
供給口に対する取出口の位置を任意に選択し得る構成に
したのである。
【0005】
【作用】この構成によれば、供給口から選別する米粒が
米選機の本体内に供給されると、この本体内で粒形の大
小に選別され、その選別後の良米は取出体の取出口から
落下し米袋などに収容されるのであるが、その場合に取
出体は側板の周りに無段的に回動可能であるから、この
取出体を回動させることによって供給口の位置を変える
ことなく取出口の位置を任意に選択できて所望の位置に
変更し効率のよい作業ができるようになる。
【0006】
【実施例】以下、この考案による縦形米選機に関して実
施例図を参照し説明する。この例図に示す米選機は螺旋
揚上式のものであって、(A)は米選機の本体、(B)
はこの本体(A)によって選別された良米を所望のとこ
ろに取出す取出体で、本体(A)とは別体になってい
る。
【0007】そこで、(3)は周面に適当大の選別孔
(4)を無数に形成した縦長の選別筒で、その選別筒
(3)内には縦方向の回転軸(5)が軸挿する回転胴
(6)が内蔵され、この回転胴(6)の外周面には揚上
螺旋(7)が巻着されている。
【0008】(A1)は本体(A)の側板で円筒形に構
成されて、この側板(A1)の内周壁と前記選別筒
(3)の外周との間には小米室(8)が形成され、ま
た、この小米室(8)の下側に前記回転軸(5)に軸着
した跳出し翼車(9)を備えるとともに機外と連通させ
る排出樋(10)を有する小米排出室(11)が設けら
れ、側板(A1)の下部がわには選別筒(3)内の下部
に連通する供給口(1)を設けた供給タンク(12)が
一体的に取着されている。
【0009】また、前記の取出体(B)も円筒形とし
円筒形に構成した本体(A)の側板(A1)の上部がわ
において外嵌重合させこの側板(A1)の外周に溶着さ
れた受金(13)に下端が当接して、外嵌重合部が相対
位置を保持する接続部位となり、同時に前記本体(A)
の側板(A1)のにおける摺動部とする事によって
無段的に側板(A1)の周りに回動可能にしてあって、
前記小米室(8)の上側には回転軸(5)に軸着した跳
出し翼車(14)を備える良米取出室(15)が構成さ
れて、この取出室(15)と選別筒(3)内上部は連通
口(16)により通じている。
【0010】そして、この取出体(B)の一側がわには
前記良米取出室(15)に通じて下部に取出口(2)を
設けた良米受室(17)が一体に形成されていて、前記
の選別筒(3)内の上部は良米取出室(15)を介して
米受室(17)に連通しているのである。
【0011】なお、(18)は回転軸(5)の下端部に
軸着された駆動プ−リ−である。
【0012】したがって、回転軸(5)を回転させる
と、回転胴(6)と各跳出し翼車(9)(14)は
(イ)の方向に所定の速度で回転し、供給口(1)から
供給タンク(12)に投入される米粒は選別筒(3)の
下部内に入り揚上螺旋(7)によって攪拌されながら揚
上され、その揚上の過程で米粒中に含有するところの小
米は選別孔(4)から小米室(8)に漏出して小米排出
室(11)に落下し跳出し翼車(9)によって排出樋
(10)から機外に排出されるのである。
【0013】また、小米が取り除かれたあとの良米は連
通口(16)から良米取出室(15)に入り、跳出し翼
車(14)によって良米受室(17)に貯留されながら
取出口(2)から米袋などに収容されるのである。
【0014】その場合に、取出体(B)は側板(A1)
の周りに無段的に回動可能になっているから、この取出
体(B)を回動させることによって取出口(2)の位置
は変更でき供給口(1)に対する取出口(2)の位置を
任意に選択できて都合のよい所望の位置に変更し効率の
よい作業が行えるのである。
【0015】なお、この実施例では螺旋揚上式の米選機
によって説明したのであるが、米粒を選別筒内上部から
下方に流動させて含有する小米を取り除くところの流下
式の米選機に用いてもよいのである。
【0016】
【考案の効果】本考案は以上の説明のように、選別する
米粒の供給口(1)を備えて粒形の大小により選別する
米選機本体(A)の側板(A1)を円筒形にし、この本
体(A)の上部がわに選別後の良米の取出口(2)を設
けた別体の取出体(B)を設けて、該取出体(B)も円
筒形にして本体(A)の側板(A1)に外嵌重合させ、
該外嵌重合部が相対位置を保持する接続部位となり、同
時に前記本体(A)の側板(A1)のにおける摺動
部とする事によって無段的に回動可能にして、供給口
(1)に対する取出口(2)の位置を任意に選択し得る
構成にしたことを特徴とするものであるから、作業の実
施に当たって取出体(B)を任意の位置に回動させるこ
とによって供給口(1)の位置を変えることなく簡単に
取出口(2)の位置を作業に都合のよい所望の位置に変
更できて効率のよい作業ができ作業性が向上するものと
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦形米選機の縦断側面図である。
【図2】「図1」のA−A線における断面図である。
【図3】同「図1」のB−B線における断面図である。
【図4】同「図1」のC−C線における断面図である。
【符号の説明】
1 供給口 2 取出口 A 本体 A1 側板 B 取出体
フロントページの続き (56)参考文献 実開 平1−65681(JP,U) 実開 昭53−108669(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B07B 1/00 - 1/62

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 選別する米粒の供給口(1)を備えて粒
    形の大小により選別する米選機本体(A)の側板(A
    1)を円筒形にし、この本体(A)の上部がわに選別後
    の良米の取出口(2)を設けた別体の取出体(B)を
    けて、該取出体B)も円筒形にして本体(A)の側板
    (A1)に外嵌重合させ、該外嵌重合部が相対位置を保
    持する接続部位となり、同時に前記本体(A)の側板
    (A1)のにおける摺動部とする事によって無段的
    回動可能にして、供給口(1)に対する取出口(2)
    の位置を任意に選択し得る構成にしたことを特徴とする
    縦形米選機。
JP1993066729U 1993-11-19 1993-11-19 縦形米選機 Expired - Fee Related JP2602183Y2 (ja)

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