JP2602160Y2 - コンパクトケース - Google Patents

コンパクトケース

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JP2602160Y2
JP2602160Y2 JP1992068842U JP6884292U JP2602160Y2 JP 2602160 Y2 JP2602160 Y2 JP 2602160Y2 JP 1992068842 U JP1992068842 U JP 1992068842U JP 6884292 U JP6884292 U JP 6884292U JP 2602160 Y2 JP2602160 Y2 JP 2602160Y2
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JP
Japan
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hinge
tongue piece
compact case
tongue
lid
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JP1992068842U
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English (en)
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JPH0626717U (ja
Inventor
静雄 松岡
Original Assignee
株式会社カツシカ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、包装箱を省略し、かつ
使用しやすい形態をしたコンパクトケースに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファンデーション、アイシャ
ドウ等の化粧料を収納したコンパクトケースは、化粧箱
に収納され、店頭に陳列されていた。この化粧箱は、重
ねて陳列しやすいように四角形状をしていたり、吊り下
げて展示しやすいように穴の開いた舌片を連設させたり
していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、最近ではゴミ
を少なくしようという運動が盛んになってきており、過
剰な包装は敬遠されてきている。従って、コンパクトケ
ースを包む包装も簡素化が望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】少なくとも化粧料12を
収納した器体2の蝶番部15と蓋体1の蓋蝶番片6が開
閉自在に蝶着した構成において、器体2の底面の蝶番部
15付近に舌片4を、器体2の底面に当接した状態より
ほぼ180度回転可能に、かつ先端が器体2の蝶番部1
5方向に突出するよう蝶着する。この舌片4の中央に
は、器体2を保持した指を通すことのできる貫通穴19
を穿設する。本考案は以上構成のコンパクトケースであ
る。
【0005】
【作用】流通の段階では、本考案のコンパクトケース
は、舌片4を180度回転させて先端を蝶番部15より
後方に突出させた状態で梱包されている。つまり、舌片
4が外部に露出しており、販売店ではこの舌片4の貫通
穴19によってコンパクトケースを吊り下げて展示でき
る。また、使用者は舌片4を180度回転させて器体2
に当接させれば、コンパクトケース内に一体的に収納で
きる。そして、使用時には舌片4をほぼ90度回転さ
せ、舌片4の貫通穴19に指を通して、カスタネットの
ように器体2を保持する。
【0006】
【実施例】本考案のコンパクトケースは、蓋体1、器体
2、中枠3および舌片4より構成されている。蓋体1
は、裏面に塗布具収納所5が刻設されており、蓋体1の
一端下面には、蓋蝶番片6が垂下している。また、反蓋
蝶番片6がわ端部下面には、フック7が垂下している。
中枠3は、上面にパフ8が載置される受皿9が設けられ
ており、一端縁部に中枠蝶番片10が設けられている。
また、この中枠3の下面には、鏡11が貼着されてい
る。器体2は、上面に化粧料12が充填された中皿13
が納置される収納凹所14が設けられている。この器体
2の上面端部には、前記蓋体1および中枠3の蓋蝶番片
6および中枠蝶番片10が蝶着して、蓋体1および中枠
3と器体2を開閉自在に連結する蝶番部15が設けられ
ている。なお、中枠3は蓋体1と器体2の間に配置され
ている。また、器体2の反蝶番部15がわ上面縁部に
は、蓋体1が閉じた状態で蓋体1のフック7が係合する
係合部16、およびその蓋体1の係合を任意に解除でき
る開蓋機構17が設けられている。
【0007】舌片4の端部には、蝶着部18が設けられ
ており、器体2の蝶番部15に蓋体1の蓋蝶番片6、中
枠3の中枠蝶番片10と共に開閉自在に蝶着されてい
る。この舌片4の中央には、指を貫通させるのに充分な
大きさの貫通穴19が穿設されている。また舌片4は、
器体2の後端および底面の形状に倣って屈曲している。
なお、器体2の後端および底面には、舌片4と同形状の
装着溝20が刻設されており、この装着溝20に舌片4
が係合し、器体2の後端面および底面と同一面となるよ
う構成されており、器体内に完全に収納されるようにな
っている。更にこの装着溝20に連続して指かけ溝21
が刻設されており、装着溝20と舌片4の係合を指で解
除できるよう構成されている。なお、この舌片4は、装
着溝20に係合した状態より約180度回転させて、先
端を器体2の蝶番部15方向に突出させれば、貫通穴1
9によってコンパクトケースを吊り下げることができ、
装着溝20に係合した状態より約90度回転させれば、
使用時に器体2を保持した指を貫通穴19に通してカス
タネットのようにコンパクトケースの保持を安定させる
ことができるようになっている。
【0008】なお舌片4は、器体2の蝶番部15に蝶着
させて開閉自在に構成せずに、舌片4を器体2に別個に
蝶着させてもよい。この場合、舌片4の蝶着部18は器
体2の蝶番部15付近に設け、舌片4をほぼ180度開
閉可能に蝶着する必要がある。また、この蝶着方法も、
舌片4を蝶番によって結合させる手段の他に、舌片4を
器体2と一体に成型し、舌片4の接合部分にヒンジを設
けて開閉自在に構成する事もできる。
【0009】また、コンパクトケースの構成も蓋体1と
器体2の間に中枠3を配置せずに、器体2に収納凹所1
4と塗布具収納所5を並列に配置し、鏡11を蓋体1の
下面に貼着する事もできる。この場合も舌片4は器体2
の蝶番部15付近に約180度開閉可能に蝶着する必要
がある。
【0010】
【考案の効果】本考案は以上のように、コンパクトケー
スの器体2の底面の後端付近に貫通穴19を有した舌片
4を約180度回転可能に蝶着したため、舌片4を器体
2の蝶番部15より後方に突出させればコンパクトケー
スを吊り下げ展示することができるようになっている。
従って、コンパクトケース自体に吊り下げ展示用の部材
を設けたため、コンパクトケースの梱包資材を少なくす
ることができ、省資源化する事ができる。また、使用時
には舌片4を器体2に当接するまで回転させれば、コン
パクトケースと一体的になり、携帯時に邪魔なものとな
らない。
【0011】更にこの舌片4は、コンパクトケースを吊
り下げ展示するためだけのものではなく、使用時に舌片
4を約90度回転させ器体2の下方に突出させれば、貫
通穴19に指を通してカスタネットのように器体2を保
持でき、使用時にコンパクトケースを落としてしまうと
いう事故を完全に防止するという効果も有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案実施例の吊り下げ展示時の斜視図であ
る。
【図3】本考案実施例の携帯時の斜視図である。
【図4】本考案実施例の使用時の斜視図である。
【符合の説明】
1 蓋体 2 器体 4 舌片 6 蓋蝶番片 12 化粧料 15 蝶番部 19 貫通穴

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも化粧料12を収納した器体2
    の蝶番部15と蓋体1の蓋蝶番片6が開閉自在に蝶着し
    た構成において、 器体2の底面の蝶番部15付近に舌片4を、器体2の底
    面に当接した状態よりほぼ180度回転可能に、かつ先
    端が器体2の蝶番部15方向に突出するよう蝶着し、該
    舌片4の中央には、器体2を保持した指を通すことので
    きる貫通穴19を穿設した事を特徴とするコンパクトケ
    ース。
JP1992068842U 1992-09-07 1992-09-07 コンパクトケース Expired - Fee Related JP2602160Y2 (ja)

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JPH0626717U JPH0626717U (ja) 1994-04-12
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