JPH0747054Y2 - ペースト状化粧品収納容器 - Google Patents
ペースト状化粧品収納容器Info
- Publication number
- JPH0747054Y2 JPH0747054Y2 JP1988008739U JP873988U JPH0747054Y2 JP H0747054 Y2 JPH0747054 Y2 JP H0747054Y2 JP 1988008739 U JP1988008739 U JP 1988008739U JP 873988 U JP873988 U JP 873988U JP H0747054 Y2 JPH0747054 Y2 JP H0747054Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drum
- peripheral wall
- container body
- container
- frame plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本案はペースト状の化粧品を収納した化粧用の容器に係
る。
る。
「従来の技術」 この種容器として実開昭60−126108号の容器が知られて
いる。該容器は容器体後縁部に、該容器体上面を開閉す
る蓋体後縁部を枢着しておき、その容器体内へ、底部に
充填口を有し、かつ上面に通液孔を穿設したペースト状
化粧品充填袋を収納したもので、その袋上面を中蓋状に
形成して、袋上面を押下げすると上記通液孔を通って上
記化粧品が袋上へ注出ないし吐出されるよう、かつ該注
出された化粧品を使用するよう設けたものである。
いる。該容器は容器体後縁部に、該容器体上面を開閉す
る蓋体後縁部を枢着しておき、その容器体内へ、底部に
充填口を有し、かつ上面に通液孔を穿設したペースト状
化粧品充填袋を収納したもので、その袋上面を中蓋状に
形成して、袋上面を押下げすると上記通液孔を通って上
記化粧品が袋上へ注出ないし吐出されるよう、かつ該注
出された化粧品を使用するよう設けたものである。
「考案が解決しようとする問題点」 通液孔付き袋の圧縮によって収納されたペースト状化粧
品を袋上面側へ注出させるよう設けた従来のこの種容器
は、過度の圧縮によって化粧品を出し過ぎることがあ
り、該出し過ぎた化粧品を元に戻すことは出来ないから
無駄となることがある。
品を袋上面側へ注出させるよう設けた従来のこの種容器
は、過度の圧縮によって化粧品を出し過ぎることがあ
り、該出し過ぎた化粧品を元に戻すことは出来ないから
無駄となることがある。
本案はそのような欠点を除去して、適量の化粧品を掬い
出してパフで使用できるようにした、コンパクト容器タ
イプの容器を提案するものである。
出してパフで使用できるようにした、コンパクト容器タ
イプの容器を提案するものである。
「問題点を解決するための手段」 蓋体4を備える容器体1と、該容器体内に収納されたペ
ースト状化粧品7を充填した、上面開口の化粧品収納ド
ラム6と、該ドラムの第2周壁5外面へ枠板10下面から
垂下する第3周壁9を、かつ該第3周壁外面を上記容器
体周壁3の内面へ、それぞれ着脱自在に嵌合させると共
に、上記枠板10の一方側縁に、肉薄ヒンジ部11を介して
一体に連結した頂板12を揺動自在に枠板10上面へ載置し
た仕切り部材8と、上記ドラム6上面と枠板10下面との
いずれかにドラム上面を閉塞して張設した小メッシュの
弾性ネット14と、上記仕切り部材8の頂板12上へ載置さ
せて蓋体4との間に収納させたパフ15とで形成した。
ースト状化粧品7を充填した、上面開口の化粧品収納ド
ラム6と、該ドラムの第2周壁5外面へ枠板10下面から
垂下する第3周壁9を、かつ該第3周壁外面を上記容器
体周壁3の内面へ、それぞれ着脱自在に嵌合させると共
に、上記枠板10の一方側縁に、肉薄ヒンジ部11を介して
一体に連結した頂板12を揺動自在に枠板10上面へ載置し
た仕切り部材8と、上記ドラム6上面と枠板10下面との
いずれかにドラム上面を閉塞して張設した小メッシュの
弾性ネット14と、上記仕切り部材8の頂板12上へ載置さ
せて蓋体4との間に収納させたパフ15とで形成した。
「作用」 第3図の状態から蓋体4を開き、かつパフ15を持って頂
板12を開き、弾性ネット14をその弾性に抗して押下げる
と、ドラム6内に充填されたペースト状化粧品7は小メ
ッシュの網目を通り抜けて弾性ネット上へ押出され、該
状態から押下げを離すと弾性ネットは復元してそのネッ
ト上に適量の化粧品を掬い出すこととなる。従って該掬
い出された化粧品をパフ15に付着させて使用すればよ
い。
板12を開き、弾性ネット14をその弾性に抗して押下げる
と、ドラム6内に充填されたペースト状化粧品7は小メ
ッシュの網目を通り抜けて弾性ネット上へ押出され、該
状態から押下げを離すと弾性ネットは復元してそのネッ
ト上に適量の化粧品を掬い出すこととなる。従って該掬
い出された化粧品をパフ15に付着させて使用すればよ
い。
化粧後は再び頂板12を閉じ、かつ該頂板上へパフを載
せ、蓋体4を閉じる。
せ、蓋体4を閉じる。
「実施例」 1は底壁2周縁から周壁3を起立する容器体、4はその
容器体上面を開閉する蓋体で、該蓋体は後縁部を容器体
後縁部へ枢着している。
容器体上面を開閉する蓋体で、該蓋体は後縁部を容器体
後縁部へ枢着している。
上記容器体内へは、第2底壁4周縁から第2周壁5を起
立するドラム6が収納させてあり、該ドラム内へはペー
スト状化粧品7を充填させている。
立するドラム6が収納させてあり、該ドラム内へはペー
スト状化粧品7を充填させている。
上記ドラムの第2周壁5外面には仕切り部材8の第3周
壁9を嵌合させ、又該第3周壁は上記容器体周壁3の内
面へ嵌合させる。仕切り部材8は上記第3周壁9を枠板
10下面から垂下し、又その枠板の一方側縁に肉薄ヒンジ
部11を介して揺動自在に頂板12を付設し、該頂板を上記
枠板10上へ載置している。該頂板の肉薄ヒンジ部側と対
向する側の側縁部には指掛け片13を付設している。
壁9を嵌合させ、又該第3周壁は上記容器体周壁3の内
面へ嵌合させる。仕切り部材8は上記第3周壁9を枠板
10下面から垂下し、又その枠板の一方側縁に肉薄ヒンジ
部11を介して揺動自在に頂板12を付設し、該頂板を上記
枠板10上へ載置している。該頂板の肉薄ヒンジ部側と対
向する側の側縁部には指掛け片13を付設している。
上記ドラム6上面と枠板10下面とのいずれかに、ドラム
6の上面を閉塞する小メッシュの弾性ネット14を張設す
る。第4図では枠板10の下面に張設したが、ドラム上端
面へ張設してもよい。該弾性ネットはパンティーストッ
キング状に伸縮自在な糸で形成したもので、化粧品を充
填しない状態ではその弾性に抗して容易にドラム底壁の
上面まで押下げることが出来、又その押下げを離すと弾
性復元するよう設ける。
6の上面を閉塞する小メッシュの弾性ネット14を張設す
る。第4図では枠板10の下面に張設したが、ドラム上端
面へ張設してもよい。該弾性ネットはパンティーストッ
キング状に伸縮自在な糸で形成したもので、化粧品を充
填しない状態ではその弾性に抗して容易にドラム底壁の
上面まで押下げることが出来、又その押下げを離すと弾
性復元するよう設ける。
上記仕切り部材8の頂板12上へは、パフ15を載置する。
尚図示のように容器体底壁2の外周部からは、ドラム第
2周壁5の下部外面へ係合させるための数箇の突片2a…
を付設するとよく、又容器体周壁3の内面と仕切り部材
8の第3周壁9外面とにはそれぞれ係合突条が付設して
あって、これ等両突条の係合でその仕切り部材の抜出し
を防止させている。16は蓋体4裏面に貼着した鏡、17は
蓋体4前部から垂設したフックで、該フックは容器体前
部の係合突条18に係合して蓋体閉塞状態を保持し、該係
合状態は、容器体前部に枢着された回動子19下部を押込
むことで外れるよう設けている。
2周壁5の下部外面へ係合させるための数箇の突片2a…
を付設するとよく、又容器体周壁3の内面と仕切り部材
8の第3周壁9外面とにはそれぞれ係合突条が付設して
あって、これ等両突条の係合でその仕切り部材の抜出し
を防止させている。16は蓋体4裏面に貼着した鏡、17は
蓋体4前部から垂設したフックで、該フックは容器体前
部の係合突条18に係合して蓋体閉塞状態を保持し、該係
合状態は、容器体前部に枢着された回動子19下部を押込
むことで外れるよう設けている。
「考案の効果」 本案は既述構成としたから、弾性ネット押下げによって
適量のペースト状化粧品をそのネット上へ掬い上げるこ
とが出来、そのネット上へ掬い上げた化粧品をパフに付
着して使用すればよいから、従来のように化粧品を出し
過ぎることがなく、又假にその掬出しが多かった場合
も、パフないしは指先等で化粧品をネットに押付けるこ
とで網目を通ってネット下方へ押し戻すことも出来、よ
って出過ぎた化粧品の処理に困ることがない。又化粧品
収納ドラム6は仕切り部材8の第3周壁9内へ、又その
嵌合周壁は容器体の周壁3内へ嵌合させて上記ドラムを
容器体内へ収納させ、仕切り部材の頂板12上へパフ15を
載置しておき、蓋体4を閉塞するよう設けたから、該容
器を携帯することも出来、便利である。
適量のペースト状化粧品をそのネット上へ掬い上げるこ
とが出来、そのネット上へ掬い上げた化粧品をパフに付
着して使用すればよいから、従来のように化粧品を出し
過ぎることがなく、又假にその掬出しが多かった場合
も、パフないしは指先等で化粧品をネットに押付けるこ
とで網目を通ってネット下方へ押し戻すことも出来、よ
って出過ぎた化粧品の処理に困ることがない。又化粧品
収納ドラム6は仕切り部材8の第3周壁9内へ、又その
嵌合周壁は容器体の周壁3内へ嵌合させて上記ドラムを
容器体内へ収納させ、仕切り部材の頂板12上へパフ15を
載置しておき、蓋体4を閉塞するよう設けたから、該容
器を携帯することも出来、便利である。
第1図は本案容器の分解斜視図、第2図は開蓋状態で示
すその容器の斜視図、第3図はその断面図、第4図はそ
の容器に使用する化粧品充填ドラムと弾性ネット付きの
仕切り部材との断面図である。 1…容器体、6…ドラム 8…仕切り部材、14…弾性ネット
すその容器の斜視図、第3図はその断面図、第4図はそ
の容器に使用する化粧品充填ドラムと弾性ネット付きの
仕切り部材との断面図である。 1…容器体、6…ドラム 8…仕切り部材、14…弾性ネット
Claims (1)
- 【請求項1】蓋体4を備える容器体1と、該容器体内に
収納されたペースト状化粧品7を充填した、上面開口の
化粧品収納ドラム6と、該ドラムの第2周壁5外面へ枠
板10下面から垂下する第3周壁9を、かつ該第3周壁外
面を上記容器体周壁3の内面へ、それぞれ着脱自在に嵌
合させると共に、上記枠板10の一方側縁に、肉薄ヒンジ
部11を介して一体に連結した頂板12を揺動自在に枠板10
上面へ載置した仕切り部材8と、上記ドラム6上面と枠
板10下面とのいずれかにドラム上面を閉塞して張設した
小メッシュの弾性ネット14と、上記仕切り部材8の頂板
12上へ載置させて蓋体4との間に収納させたパフ15とで
形成したことを特徴とするペースト状化粧品収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988008739U JPH0747054Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ペースト状化粧品収納容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988008739U JPH0747054Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ペースト状化粧品収納容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01115419U JPH01115419U (ja) | 1989-08-03 |
JPH0747054Y2 true JPH0747054Y2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=31214880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988008739U Expired - Lifetime JPH0747054Y2 (ja) | 1988-01-26 | 1988-01-26 | ペースト状化粧品収納容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0747054Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015188573A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 株式会社コーセー | ゲル状化粧料容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577413U (ja) * | 1980-06-16 | 1982-01-14 | ||
JPS6118816U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-02-03 | トヨタ自動車株式会社 | 圧縮成形機の成形材料投入装置 |
-
1988
- 1988-01-26 JP JP1988008739U patent/JPH0747054Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01115419U (ja) | 1989-08-03 |
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