JP2601996B2 - 靴下のマーク形成方法 - Google Patents

靴下のマーク形成方法

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JP2601996B2
JP2601996B2 JP6103658A JP10365894A JP2601996B2 JP 2601996 B2 JP2601996 B2 JP 2601996B2 JP 6103658 A JP6103658 A JP 6103658A JP 10365894 A JP10365894 A JP 10365894A JP 2601996 B2 JP2601996 B2 JP 2601996B2
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JP
Japan
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sock
mark
rubber material
silicone rubber
marks
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JP6103658A
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Inventor
隆雄 堀川
明 垣内
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堀川 次郎
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10B2501/00Wearing apparel
    • D10B2501/04Outerwear; Protective garments
    • D10B2501/043Footwear

Landscapes

  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Decoration Of Textiles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は靴下のマーク形成方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】靴下には編み方などによる模様の外、ワ
ンポイントマークなどのマークを設けたものがある。従
来のマークは、刺繍により設けられたものやホットメル
ト樹脂を印刷することにより設けられたものが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし刺繍マークは、
洗濯を繰り返し行うとほどけたり、色落ちしやすいとい
う問題がある。又刺繍のマークは靴下の刺繍部分の伸び
を拘束するため、その周辺部分が、引きつって見栄えが
悪いのみならず、着用時に違和感が生じるという問題が
ある。
【0004】印刷マークのものでは靴下の編目に対する
食い込みが不十分であるため、洗濯や装着が繰り返され
ると剥離し易いと共に、柔軟性に欠けるためヒビ割れし
て見苦しくなり易いという問題がある。
【0005】本発明は上記に鑑み、剥離しにくいと共
に、十分な伸縮性を有する靴下のマークを形成する方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の靴下のマーク形
成方法は上記目的を達成するため、液状シリコーンゴム
素材をスクリーン印刷法によって刷り込んで靴下の所定
箇所の編目に食い込むようにマークを形成した後、靴下
の当該部分を加熱状態下でプレス加硫することでゴム素
材を靴下の編目に十分食い込ませ前記マークを靴下に定
着させたことを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、液状シリコーンゴム素材の
一部をスクリーン印刷法の刷りみによって十分に靴下の
編目に食い込ませることができ、かつ加熱状態下でプレ
ス加硫することによってシリコーンゴムを前記編目に固
着一体化できるので、シリコーンゴム製のマークが靴下
から剥離するのを確実に防止することができる。
【0008】またマークをシリコーンゴム製としたこと
によって靴下の伸縮に十分追随させることができるの
で、マークの周辺部分が引きつったりするのを回避する
ことができる。
【0009】さらに、マークの一部が編目に食い込んで
いるので、靴下の伝線をマークの部分でい止めることが
できるという利点もある。
【0010】
【実施例】図1ないし図3は、本発明をストッキング
(靴下)1のワンポイントマーク(マーク)2の形成方
法に適用した実施例を示している。
【0011】本実施例に用いる液状シリコーンゴム素材
3は、KE−1300(信越化学工業社製)100重量
部、硬化材10重量部、顔料若干部を混練したものであ
る。
【0012】この液状シリコーンゴム素材3を、図3に
示すように、ストッキング1の所要部位にスクリーン印
刷によって刷り込む。4はスキージ、5はスクリーンで
ある。
【0013】れにより液状シリコーンゴム素材3の一部
を、図2に示すように、ストッキング1の編目に食い込
ませることができる。
【0014】次に、この液状シリコーンゴム素材3を1
50℃で30秒〜3分の間プレス加硫することにより、
上記スクリーン印刷の工程にて編目に刷り込まれたゴム
素材3がより一層編目に食い込んだ状態で加硫ゴムとな
り、図1に示すように、ストッキング1にワンポイント
マーク2を設けることができる。
【0015】このようにして設けられたワンポイントマ
ーク2は、耐候性に優れると共に着色が容易で且つ色彩
の鮮やかなシリコーンゴム製なので、洗濯や着用を繰り
返しても劣化や退色、変色しにくい。又ワンポイントマ
ーク2の一部がストッキング1の編目に確実に食い込ん
でいるので、剥離しにくいと共に、ストッキング1の伝
線をくい止めることができる。シリコーンゴムは伸縮性
にも優れているので、ストッキング1の伸縮に十分追随
することができ、ワンポイントマーク2の周囲部分が引
きつったりせず着用時の違和感を解消することができ
る。
【0016】本発明は上記実施例を示す他、種々の態様
に構成することができる。例えば本発明に用いることが
できるシリコーンゴム素材や靴下におけるマークの配設
位置、配設数及びデザインなどは上記実施例に示すもの
に限定されないのは勿論である。
【0017】
【発明の効果】本発明により得られた靴下のマークは、
その一部が編目に食い込んで靴下から剥離するのを確実
に防止され、又靴下の伸縮に十分追随するので、マーク
の周辺部分が引きつったりするのを回避することができ
る。又マークの一部が編目に食い込んでいるので、靴下
の伝線をマークの部分でくい止めることができるという
利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により得られた靴下のマークの一例
を示す斜視図。
【図2】その要部の部分拡大断面図。
【図3】本発明の実施例における靴下にマークを設ける
工程を示す概略側面図。
【符号の説明】
1 靴下 2 マーク 3 液状シリコーンゴム素材 4 スキージ 5 スクリーン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液状シリコーンゴム素材をスクリーン印
    刷法によって刷り込んで靴下の所定箇所の編目に食い込
    むようにマークを形成した後、靴下の当該部分を加熱状
    態下でプレス加硫することでゴム素材を靴下の編目に十
    分食い込ませ前記マークを靴下に定着させたことを特徴
    とする靴下のマーク形成方法。
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JPH06341001A JPH06341001A (ja) 1994-12-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5519156B2 (ja) * 1974-10-18 1980-05-23
JPS60165404U (ja) * 1984-04-06 1985-11-02 斉藤 一雄 ストツキング
JPS6233802A (ja) * 1985-08-02 1987-02-13 木田 裕也 幼児用くつ下における多色の滑止素材のプリント方法
JPH01207403A (ja) * 1988-02-12 1989-08-21 Harumatsuku:Kk 健康衣類およびその製法

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