JP2601946Y2 - ベッド用掛け布団 - Google Patents

ベッド用掛け布団

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JP2601946Y2
JP2601946Y2 JP1993059063U JP5906393U JP2601946Y2 JP 2601946 Y2 JP2601946 Y2 JP 2601946Y2 JP 1993059063 U JP1993059063 U JP 1993059063U JP 5906393 U JP5906393 U JP 5906393U JP 2601946 Y2 JP2601946 Y2 JP 2601946Y2
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JP
Japan
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comforter
bed
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hem
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JP1993059063U
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JPH0727370U (ja
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勝 榎本
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France Bed Co Ltd
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France Bed Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はベッドの周辺部を覆う
ことができる構成のベッド用掛け布団に関する。
【0002】
【従来の技術】ベッドに用いられる掛け布団の場合、隙
間風の侵入を防止して保温性の向上を計るために、ベッ
ドの上面だけでなく、周辺部も覆うことができるように
した掛け布団が知られている。このような掛け布団とし
ては実公昭57−59002号公報に示される構成のも
のがある。
【0003】すなわち、上記公報に示されたベッド用掛
け布団は、ベッド周縁部を覆って床面に垂下する側部垂
下片と裾部垂下片を形成した中袋に綿等の詰め物を封入
した布団本体を有し、この布団本体をそれと同形状の袋
からなる布団かわに収容し、さらに布団かわの側部垂下
片と裾部垂下片との互いに隣り合う側端部をファスナに
よって着脱できるようにしている。
【0004】このような構成のベッド用掛け布団によれ
ば、使用時に上記ファスナによって布団がわの側部垂下
片と裾部垂下片とを連結すれば、ベッドの両側および端
面が確実に覆われるから、外気が侵入しずらくなって保
温性の向上を計ることができる。
【0005】
【0006】ところで、ベッド用の掛け布団は、使用時
にはアッパーシートで覆い、布団が直接汚れることがな
いようにしている。その場合、上記アッパーシートと布
団の外布とにそれぞれ連結手段としてのホックを取り付
け、上記アッパーシートを上記布団に対して着脱自在に
取付るようにしている。
【0007】しかしながら、上記ベッド用の掛け布団が
羽毛布団の場合、その外布にホックを縫着すると、その
縫い目が羽毛が収容された布団の内部と外部とを貫通す
ることになるから、その縫い目から羽毛が外部にでてし
まうということがあった。
【0008】
【0009】
【考案が解決しようとする課題】このように、掛け布団
が羽毛布団で、それにアッパーシートを取付けるための
連結手段を縫着すると、その縫い目が外部に露出するか
ら、そこから羽毛がでるということがあった。
【0010】
【0011】この考案は、ベッド用掛け布団が羽毛布団
で、その布団をアッパーシートで覆う場合に、アッパー
シートを布団に連結する連結部分から羽毛が出てくるこ
とがないようにしたベッド用掛け布団を提供することに
ある。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案は、ベッ
ドに用いられるベッド用掛け布団において、外布によっ
て袋状に形成され内部に羽毛などの詰め物が収容された
本体部と、この本体部を形成する外布をたるませて重ね
合わせ、その重ね合わされた基端部を縫合することで上
記本体部の上面側の幅方向に沿って形成された連結部
と、上記本体部の下面側を覆うとともに一端側が上面側
に折り返されたアッパーシートと、このアッパーシート
の一端部を上記連結部に着脱自在に連結する連結手段と
を具備したことを特徴とする。
【0014】
【0015】
【作用】請求項1の考案によれば、布団の外布をたるま
せ、その基端部を縫合して連結部を形成し、その連結部
に連結手段を設けるようにしたから、羽毛などの詰め物
が収容された布団の内部と外部とが連通する縫い目が形
成されることがない。
【0016】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面を参照して
説明する。図2と図3はこの考案の掛け布団1がベッド
2に掛けられた状態を示している。上記ベッド2は長手
方向一端にヘッドボ−ド3が立設された基体4を有す
る。この基体4の上面にはマットレス5が載置されてい
る。このマットレス5には上記掛け布団1が掛けられ
る。
【0017】上記掛け布団1は上記マットレス5の上面
とほぼ同じ形状に形成された本体部11を有する。この
本体部11の両側には上記マットレス5の両側面を覆う
側辺部12が設けられ、長手方向下端には上記マットレ
ス5の端面を覆う裾辺部13が設けられている。
【0018】上記本体部11、側辺部12および裾辺部
13は、重ね合わされた一枚の内布14と外布15との
周縁部を縫合することでそれぞれ袋状に形成されてい
て、それらの内部には羽毛などの詰め物16が収容され
ている。つまり、本体部11、側辺部12および裾辺部
13は一体形成されている。
【0019】上記内布14と外布15との上記本体部1
1を形成する部分の内面は帯状の連結片17によって連
結され、その内部を複数の第1の収容室18によって格
子状に隔別している。それによって、本体部11におけ
る詰め物6が片寄りするのを防止している。上記側辺部
12と裾辺部13とは、これらを形成する部分の上記内
布14と外布15とを縫合することで、その内部を複数
の第2の収容部19に区画し、本体部11と同様、その
内部における詰め物6が片寄るのを防止している。
【0020】上記側辺部12と裾辺部13とはマットレ
ス5の周辺部に垂下する状態となる。そのため、上記第
2の収容部19は、側辺部12と裾辺部13とが垂下し
た状態で上下方向の寸法が幅方向の寸法に比べて十分に
小さくなるよう、区画されている。それによって、垂下
した側辺部12と裾辺部13内の詰め物6が下方へ極端
に片寄るのを防止している。
【0021】上記側辺部12の下方側(足部側)の端部
と、上記裾辺部13の幅方向の端部とは分離されてい
て、それらの端縁は三角形状の布地からなるコ−ナ部2
1によって連結されている。上記側辺部12と裾辺部1
3とを三角形状のコ−ナ部21で連結することで、これ
らは本体部11と同一平面をなすよう展開させることが
できる。
【0022】上記側辺部12の端部と裾辺部13の端部
で、上記コ−ナ部21の外面側には、図5に示すように
それぞれ舌片22が突設され、これら舌片22には連結
手段を形成するオス側とメス側のホック23が設けられ
ている。これらホック23を嵌めて上記側辺部12と裾
辺部13との端部を連結することで、側辺部12と裾辺
部13とが本体部11に対して90度に屈曲された状態
で保持される。つまり、掛け布団1はボックス状に保持
され、それによって上記コ−ナ部21は上記側辺部12
と裾辺部13との内側で屈曲した状態となる。
【0023】上記掛け布団1の上方側(頭部側)の部分
には、図6に示すようにその外布15を本体部11と側
辺部12との全長にわたってたるませて重ね合わせ、そ
の重ね合わせた部分の基端部を縫合することで、重ね合
わせ状態が維持された帯状の連結部24が形成されてい
る。この連結部24にはアッパ−シ−ト25の長手方向
一端が着脱自在に連結されている。つまり、上記連結部
24の内側の面と、上記アッパ−シ−ト25の一端部と
にはそれぞれオス側とメス側のホック26が設けられ、
これらホック26を嵌めることで、上記アッパ−シ−ト
25が連結部24に着脱自在に連結されている。
【0024】羽毛が詰め物6として収容された掛け布団
1の場合、その内布14と外布15には羽毛が布の目か
ら外部に出ないよう高密度の布地が用いられるため、そ
の布地にアッパ−シ−ト25を連結するためのホックな
どを縫い付けることができない。
【0025】しかしながら、上述したように外布15を
たるませて重ね合わせることで連結部24を形成すれ
ば、その連結部24にホック26を縫い付けることで、
その縫い目から内部に収容された詰め物6の羽毛が出て
くるのを防止することができる。
【0026】一端部を上記連結部24に連結したアッパ
−シ−ト25は掛け布団1の内面側に折返される。この
アッパ−シ−ト25の一端部を除く三方の縁部には、図
7に示すようにそれぞれ複数の連結紐27が設けられ、
内布14の上記連結紐27と対応する部分にはル−プ2
8が設けられている。上記連結紐27は上記ル−プ28
に結い付けられ、それによってアッパ−シ−ト25が掛
け布団1の襟元と内面とを覆っている。
【0027】このように構成された掛け布団1によれ
ば、使用時には、図2に示すようにその本体部11をマ
ットレス5の上面に掛け、側辺部12と裾辺部13とを
垂下させて上記マットレス5の側面と端面とを覆うとと
もに、上記側辺部12の端部と裾辺部13の端部に設け
られたホック23を嵌めてこれらを連結する。
【0028】側辺部12と裾辺部13とが連結されれ
ば、掛け布団1はマットレス5の周辺部を覆い囲んだ状
態になるから、掛け布団1の内部へ外気が進入しずらく
なる。しかも、側辺部12と裾辺部13との連結部分の
内側にはコ−ナ部21があるから、外気がこの連結部分
から内部へ侵入するのも防止される。したがって、これ
らのことにより掛け布団1の保温性が大きく向上するこ
とになる。
【0029】上記側辺部12と裾辺部13との連結部分
の内側にコ−ナ部21が設けられていることで、就寝中
に利用者が掛け布団1を引き上げた場合などに、利用者
の足部に上記側辺部12と裾辺部13との連結部分が直
接当たるのが防止されるから、利用者に不快感を与える
のを防止できる。
【0030】また、掛け布団1の外布15に連結部24
を形成し、その連結部24にアッパ−シ−ト25を連結
するようにしたことで、その着脱作業を容易に行うこと
ができる。しかも、上記連結部24にアッパ−シ−ト2
5を連結するためのホック26を縫い付けるようにした
ことで、掛け布団1の詰め物6が羽毛であっても、上記
ホック26の縫い目が第1、第2の収容部18、19を
外部に直接、連通させることがないから、羽毛が外に出
るのを確実に防止できる。
【0031】なお、上記一実施例ではコ−ナ部を1枚の
シ−ト状の布地から形成したが、このコ−ナ部を、布団
と同様、詰め物が収容された袋状の布地としてもよく、
そのようにすれば、さらに保温性の向上を計ることがで
きる。また、側辺部と裾辺部とを連結するホックおよび
アッパ−シ−トを外布に連結する手段は、ホックに代わ
りベルベットファスナなどの他の手段であってもよい。
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【考案の効果】請求項1の考案は、ベッド用掛け布団の
羽毛などの詰め物が収容される本体部の外布をたるませ
てその基端部を縫合することで連結部を形成し、そこに
本体部にアッパシートを連結する連結手段を設けるよう
にした。
【0036】そのため、上記連結部に連結手段を縫い付
けるようにしても、その縫い目が羽毛などの詰め物が収
容された本体部の内部と外部を連通させることがないか
ら、上記本体部内から詰め物が外に出るのを確実に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の掛け布団の展開状態の平
面図。
【図2】同じく上記掛け布団をベッドに掛けた状態の斜
視図。
【図3】同じく図2のA−A線に沿う断面図。
【図4】同じくアッパ−シ−トの取り付け状態の説明
図。
【図5】同じく側辺部と裾辺部とを外面側から見た斜視
図。
【図6】同じく掛け布団の外布に形成された連結部の断
面図。
【図7】同じくアッパ−シ−トの平面図。
【符号の説明】
5…ベッド、11…本体部、12…側辺部、13…裾辺
部、21…コ−ナ部、23…ホック(連結手段)。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッドに用いられるベッド用掛け布団に
    おいて、 外布によって袋状に形成され内部に羽毛などの詰め物が
    収容された本体部と、この本体部を形成する外布をたる
    ませて重ね合わせ、その重ね合わされた基端部を縫合す
    ることで上記本体部の上面側の幅方向に沿って形成され
    た連結部と、上記本体部の下面側を覆うとともに一端側
    が上面側に折り返されたアッパーシートと、このアッパ
    ーシートの一端部を上記連結部に着脱自在に連結する連
    結手段とを具備したことを特徴とするベッド用掛け布
    団。
JP1993059063U 1993-11-02 1993-11-02 ベッド用掛け布団 Expired - Lifetime JP2601946Y2 (ja)

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JP1993059063U JP2601946Y2 (ja) 1993-11-02 1993-11-02 ベッド用掛け布団

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Publications (2)

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JPH0727370U JPH0727370U (ja) 1995-05-23
JP2601946Y2 true JP2601946Y2 (ja) 1999-12-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS438499Y1 (ja) * 1966-04-06 1968-04-15
JPS5759002Y2 (ja) * 1980-06-23 1982-12-16
JPS58134972U (ja) * 1982-03-09 1983-09-10 斎藤 公男 羽毛洋掛け布団

Also Published As

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JPH0727370U (ja) 1995-05-23

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