JPS588126Y2 - ベツド用布団側 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ベッド用布団において、布団の中芯る覆う
フリル付のベッド用布団側に関するものである。

従来、ベッド用布団側には側方にフリルを付けたものが
多いが、布団の中芯を覆うカバーの側方及び足元側のフ
リルを一体的に縫着したものが一般的であり、ベッドの
種類、例えば第１図に示す如くフットボードを有するベ
ッドでは足元側のフノル仕舞ができないので足元側のフ
リル無しのベッド用布団側を用意しなければならないと
いう欠点があった。

この考案は上述した従来例の欠点を改善するためになさ
れたものであり、ベッド用布団側の側面、すなわち枕側
を除く三方側に布団中芯を覆うカバーの側方に位置して
フリルを装着し、殊に足元側のフリルを必要に応じてカ
バー内に仕舞うことができるように構成したベッド用布
団側を提供するものである。

以下この考案による実施例を第２図ないし第５図にもと
づいて具体的に説明する。

第２図において１は布団中芯２を覆う布団カバーであり
、１ａは布団側上面布、１ｂは布団側下面布である。

上記カバー１の側面又は足元側には布団中芯２を挿入す
る開口部３が形成され、この開口部３の布団側上面布１
ａ及び下面布１ｂの端部にはファスナー、ボタン、ホッ
ク又はその他の締着具４ ａ 、４ ｂが固着されてい
る。

また上記布団側上面布１ａの内側には端部の締着具４ａ
より少し中程にフリル５と締着具４ａを固着した取付布
６が縫着などにより一体的に固着されている。

上記締着具４ａと４ｂは一組で結着されるものであり、
取付布６の締着具４ａと布団側下面布１ｂの締着具４ｂ
も同様に結着可能である。

上記カバー１の布団側上面布１ａに縫着したフリル５は
ベッド７上に置いたとき床面まで垂れ下る程度の長さを
有し布団カバー１の側面側と足元側とはコーナ一部で分
離されており、適宜ファスナー、ホック、ボタン等で結
着可能に構成しておくと良い。

なお、上記カバー１に形成した布団中芯２を挿入する開
口部はカバー１の側面又は足元側のいずれでも良いが開
口部以外のフリル５は第３図に示す如く縫着などにより
固着されている。

上述したように構成されたベッド用布団側の使用態様に
ついて説明する。

第４図は通常のベッド７でフットボードなしの場合であ
るがカバー１の開口部３より布団中芯２を挿入し、フリ
ル５を垂らした後フリル５の内側にある取付布６の締着
具４ａと布団側下面布１ｂの締着具４ｂとを結着してベ
ッド７上に載せたものである。

第５図はフットボード８がヘッド７の足元側に有る場合
であるがカバー１の開口部３より布団中芯２を挿入し、
足元側のフリル５は布団中芯２と布団側下面布１ｂとの
間に挿入した後布団側上面布１ａと布団側下面布１ｂと
を締着具４ ａ 、４ ｂを結着して収納し、ベッド７
上に載せたものである。

このときフリル５の側面側と足元側のコーナ一部は分離
されている。

以上詳細に説明したように、この考案によるベッド用布
団側はベッドの種類すなわちフットボードの有無にかか
わらずカバー側方に縫着したフリルの仕舞が良く実用的
効果を奏する。

なお、上記布団側は柱側を除いて三方向が開口した形状
に構成することも可能であり、特に側方に開口部を形成
した場合はベッドを壁に付けて設置したとき、壁側のフ
リル仕舞を良くすることができるなどの効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の実施例を示す斜視図、第２図はこの考案
による布団側の実施例を示す要部の断面図、第３図はこ
の考案による要部の断面図、第４図ないし第５図はこの
考案による使用態様を示す要部の断面図である。 １・・・・・・布団カバー、１ａ・・・・・・布団側上
面布、１ｂ・・・・・・布団側下面布、２・・・・・・
布団中芯、３・・・・・・開口部、４ａ、４ｂ・・・・
・・締着具、５・・・・・・フリル、６・・・・・・取
付布、７・・・・・・ベッド、８・・・・・・フットボ
ード。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 布団中芯を覆うカバーの足元側又は側面に開口部を設は
   上記開口部の布団側上面布及び下面布の端部にファスナ
   ー、ボタン等の締着具を固着し、上記布団側上面布の内
   側にカバーの側方に垂らすフノルと布団側下面布の締着
   具に結着される締着具を端部に固着した取付布とを一体
   的に縫着し、上記開口部に取付けたフリルが必要に応し
   てカバー内に挿入できるよう布団側下面布の締着具が布
   団側上面布又は取付布の締着具を選択して結着できるよ
   う構成したことを特徴とするベッド用布団側。