JP2601912Y2 - ブラシ式洗浄装置 - Google Patents

ブラシ式洗浄装置

Info

Publication number
JP2601912Y2
JP2601912Y2 JP1993036507U JP3650793U JP2601912Y2 JP 2601912 Y2 JP2601912 Y2 JP 2601912Y2 JP 1993036507 U JP1993036507 U JP 1993036507U JP 3650793 U JP3650793 U JP 3650793U JP 2601912 Y2 JP2601912 Y2 JP 2601912Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
cleaned
cleaning
cleaning device
surface shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1993036507U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH077783U (ja
Inventor
和巳 外山
孝一 古平
吉弘 玉腰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Central Japan Railway Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Japan Railway Co filed Critical Central Japan Railway Co
Priority to JP1993036507U priority Critical patent/JP2601912Y2/ja
Publication of JPH077783U publication Critical patent/JPH077783U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2601912Y2 publication Critical patent/JP2601912Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In General (AREA)
  • Brushes (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ブラシを回転駆動して
被洗浄体を洗浄するブラシ式洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の装置としては、柄の先にモ
ータを固定し、そのモータに取り付けた円環状のブラシ
を回転駆動することにより、座席シート,床面などを洗
浄するものや、柄の先に円環状のブラシを回転自在に取
り付け、その円環状ブラシの中央から水を噴射すると共
に、その水圧によって円環状ブラシを回転駆動するもの
が知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、これらのブ
ラシ式洗浄装置では、作業者が柄を握って、ブラシを被
洗浄物に当接させる必要がある。このため、これらの装
置を用いた洗浄作業は重労働であり、また、場合によっ
ては作業者に水しぶきなどがかかるなどして不衛生な面
もあった。
【0004】そこで本考案は、このようなブラシを用い
た洗浄作業を自動化し、少ない労力で衛生的に洗浄作業
が行えるようにすることを目的としてなされた。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達するために
なされた本考案は、図1に例示するように、洗浄用のブ
ラシと、該ブラシを回転駆動するブラシ駆動手段と、
備え、長尺の被洗浄体を洗浄するブラシ式洗浄装置であ
って、 長手方向に垂直な断面に沿った上記被洗浄体の表
面形状を記憶する表面形状記憶手段と、該記憶された被
洗浄体の表面形状に従って、上記ブラシを移動させるブ
ラシ移動手段と、上記ブラシ,ブラシ駆動手段,及びブ
ラシ移動手段を搭載して、それらを上記被洗浄体の長手
方向に移動させる台車と、 該台車に設けられ、上記被洗
浄体の長手方向端縁を検出する端縁検出手段と、 該端縁
検出手段が上記被洗浄体の端縁を検出したとき、上記台
車の動作を停止する停止手段と、を備えたことを特徴と
するブラシ式洗浄装置を要旨としている。
【0006】
【作用】このように構成された本考案では、長尺状の被
洗浄体を洗浄の対象としており、表面形状記憶手段は
長手方向に垂直な断面に沿った被洗浄体の表面形状を記
憶している。ブラシ移動手段は、記憶された被洗浄体の
表面形状に従って、洗浄用のブラシを移動させ、台車
は、そのブラシ移動手段及び上記ブラシ,ブラシ駆動手
段を搭載して被洗浄体の長手方向に沿って移動する。こ
のため、ブラシは、被洗浄体の表面を長手方向に沿って
端から徐々に自動的に移動さる。また、ブラシ駆動手
段は上記ブラシを回転駆動するので、被洗浄体表面
体(長手方向両端を除く)を自動的に洗浄することがで
きる。しかも、被洗浄体の長手方向端縁まで台車が移動
したとき、端縁検出手段はその端縁を検出し、そのと
き、停止手段が上記台車の動作を停止する。従って、被
洗浄体全体を自動的に洗浄することができ、洗浄後には
自動的に移動を停止することができる。更に、表面形状
記憶手段は被洗浄体の長手方向に垂直な断面に沿った表
面形状のみを記憶し、長手方向への台車等の移動量は端
縁検出手段の検出結果に基づいて制御される。このた
め、表面形状記憶手段の記憶容量を節約することがで
き、しかも、その記憶内容を変更することなく種々の異
なる長さを有する被洗浄体の洗浄が可能となる。
【0007】更に、上記台車の上記被洗浄体との対向面
に、上記台車の移動に伴って上記被洗浄体の上記台車と
の対向面を洗浄する第2のブラシを備えている場合、
記台車の移動を直接利用してその第2のブラシが移動
し、被洗浄体の台車との対向面が洗浄される。従ってこ
の場合、一層効率的に洗浄作業を行なうことができる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面と共に説明す
る。なお、本実施例では整備工場内で鉄道車両の長椅子
Sを洗浄するブラシ式洗浄装置(以下、単に洗浄装置と
記載)1に、本考案を適用している。先ず、図2は実施
例の洗浄装置1の構成を表す側面図、図3はその正面図
である。なお、図2では洗浄装置1の台車3を一部破断
して描いている。
【0009】図2,3に示すように、台車3はその下部
に取り付けられた4個の車輪5a,5b,5c,5dに
よって、後述するように移動可能に支承されている。ま
た、台車3の上面にはリニアモータガイド7が前後方向
(図3表面の法線方向)に移動可能に配設され、リニア
モータガイド7上にはスライドプレート9が左右方向
(図2表面の法線方向)に移動可能に配設されている。
スライドプレート9の上面には4本の鉛直シャフト11
が鉛直方向に立設され、この鉛直シャフト11によっ
て、水平シャフト支持部13が鉛直方向に移動可能に支
承されている。水平シャフト支持部13の側面には水平
シャフト15が前方に立設され、この水平シャフト15
によって、ブラシ支持部17が前後方向に移動可能に支
承されている。更に、ブラシ支持部17には後述するブ
ラシ19(図4)を内蔵したブラシハウジング21が揺
動自在に支承されている。
【0010】次に、上記各部の構成を詳細に説明する。
図3に示すように、台車3上面のリニアモータガイド7
両端と対向する部分にはレール31が敷設され、リニア
モータガイド7はこのレール31に沿って移動可能であ
る。また、リニアモータガイド7の下面にはレール31
に沿って設けられたスクリュウシャフト33と係合する
係合部7aが設けられ、このスクリュウシャフト33を
モータ35(図2)によって回転させることにより、リ
ニアモータガイド7が前後方向に移動するのである。ま
た、リニアモータガイド7の上面には図示しないリニア
モータの固定子が形成されスライドプレート9の下面に
はそのリニアモータの回転子が形成されている。このた
め、スライドプレート9に励磁電流を入力することによ
りスライドプレート9を左右方向に移動させることがで
きる。
【0011】また、図3に示すように、スライドプレー
ト9の上面には鉛直シャフト11と平行して移動用ガイ
ド37が立設され、水平シャフト支持部13にはモータ
39が固定されている。モータ39は移動用ガイド37
に形成したラックと係合するギア(いずれも図示せず)
を有しており、このモータ39を駆動することにより、
水平シャフト支持部13を鉛直方向に移動させることが
できる。水平シャフト支持部13の側面には水平シャフ
ト15と平行してロッドレスシリンダ41が立設され、
そのロッドレスシリンダ41の両端には、一端が電磁弁
43に接続された2本のチューブ45,47(図3では
図示省略)の他端が接続されている。なお、電磁弁43
は、整備工場内のコック(図示せず)からチューブ49
を介して供給される圧搾空気を、信号に応じてチューブ
45または47に流通させる周知のものである。また、
ブラシ支持部17は、ロッドレスシリンダ41のピスト
ン(図示せず)と一体に形成されている。このため、電
磁弁43によりチューブ45または47に圧搾空気を流
通させると、ブラシ支持部17を前後方向に移動させる
ことができる。
【0012】図2に示すように、ブラシハウジング21
は左右方向に伸びる揺動軸51を介して、ブラシ支持部
17に揺動自在に支承されている。また、ブラシ支持部
17にはエアシリンダ53が固定され、エアシリンダ5
3のロッド53aは回動軸55を介してブラシハウジン
グ21に回動自在に固定されている。このため、エアシ
リンダ53を伸縮させると、ブラシハウジング21が揺
動軸51を軸として揺動する。更に、ブラシハウジング
21にはブラシ19(図4)を回転駆動するためのモー
タ57が設けられると共に、台車3に内蔵された洗浄液
タンク59,蒸気発生器61,および電気掃除機63に
一端が接続された洗浄液ホース65,蒸気ホース67,
およびバキュームホース69の他端が接続されている。
【0013】続いて、図4の下面図に基づきブラシハウ
ジング21の構成を説明する。図に示すように、ブラシ
ハウジング21の下面には円筒状のフード71,73が
二重に形成されており、このフード71,73の間隙が
洗浄液吸入口75を形成している。この洗浄液吸入口7
5はバキュームホース69に連通しており、長椅子S上
の洗浄液を吸収するためのものである。内側のフード7
3の更に内側には内歯車77が形成され、ブラシハウジ
ング21中央にはモータ57により駆動される太陽歯車
79が設けられている。また、内歯車77と太陽歯車7
9との間には、互いに120°の間隔を開けて3個の遊
星歯車81が配設されている。なお、内歯車77,太陽
歯車79には下面にフランジ状の鍔77a,79aが形
成され、各遊星歯車81はこの鍔77a,79aにより
フード73内に保持されている。
【0014】各遊星歯車81の中央には貫通穴81aが
それぞれ形成され、各遊星歯車81下面の貫通穴81a
周囲には、各遊星歯車81の回転軸と平行に植設された
多数の毛19aからなるブラシ19が設けられている。
更に、各遊星歯車81背後のブラシハウジング21に
は、洗浄液ホース65および蒸気ホース67と連通する
噴射口83が穿設されている。この噴射口83は、洗浄
液タンク59,蒸気発生器61から洗浄液ホース65,
蒸気ホース67を介して供給される洗浄液,蒸気を長椅
子Sに噴射するものである。また、この噴射口83は、
遊星歯車81の貫通穴81aと対向可能な位置に穿設さ
れている。モータ57を駆動して太陽歯車79を回転さ
せると、各遊星歯車81は個々に自転しながら太陽歯車
79周囲を公転する。従って、噴射口83から噴射され
た洗浄液,蒸気は、貫通穴81aまたは隣接する遊星歯
車81の間を通って長椅子Sに達する。
【0015】次に、図2に示すように、一対の車輪5
a,5bは台車3の左側(図2の手前側)下面に前後方
向に配設されたシャフト85の両端に固定されている。
シャフト85は軸受87によって回転自在に設けられ、
プーリ85aが固定されている。また、台車3内には、
ベルト88およびプーリ85aを介してシャフト85お
よび車輪5a,5bを回転駆動するモータ89が設けら
れている。このモータ89を駆動することにより、台車
3を移動させることができる。
【0016】更に、図3に示すように、車輪5c,5d
は、台車3の右前側,右後側下面に水平方向に揺動自在
に設けられている。また、車輪5c,5dは、その揺動
軸の間隔より若干短いタイロッド91により連結される
と共に、図示しないモータの駆動力により水平方向に揺
動するよう構成されている。このため、該モータにより
車輪5c,5dを揺動させて台車3を旋回させる場合、
その旋回に対して内側に配設される車輪5cまたは5d
の揺動角がもう一方の車輪5dまたは5cの揺動角より
も大きくなる。従って、各車輪5c,5dの揺動角を旋
回半径に応じたものとして、台車3をスムーズに旋回さ
せることができる。
【0017】また、台車3の前側側面には、鉛直な回転
軸93aを有し、その回転軸93aに放射状に多数の毛
93bが植設された回転ブラシ93が設けられている。
回転軸93aにはプーリ93cが固定され、プーリ93
cは台車3に内蔵されたモータ95に、ベルト97を介
して接続されている。このため、モータ95を駆動すれ
ば各回転ブラシ93が回転する。更に、台車3下面の左
右両端縁には長椅子Sの足部Saを検出する超音波セン
サ99が設けられている。
【0018】台車3上部にはコントロールボックス10
0が設けられている。スライドプレート9などの上記各
種アクチュエータは、図5に例示するように、コントロ
ールボックス100内に設けた電子制御回路101に接
続され、この電子制御回路101からの駆動信号によっ
て制御される。電子制御回路101はCPU101a,
ROM101b,RAM101cを主要部とする周知の
マイクロコンピュータで、更に超音波センサ99の検出
信号、およびコントロールボックス100に設けた自動
スイッチ103の操作状態が入力されている。次に、こ
の電子制御回路101によって実行されるアクチュエー
タの駆動処理について説明する。
【0019】操作者が長椅子Sの前端面Sbに各回転ブ
ラシ93を当接させた後、自動スイッチ103をオンす
ると、上記電子制御回路101は図6のフローチャート
に示す処理を開始する。なおブラシハウジング21は、
処理開始時には通常図2に示す初期化位置、すなわち、
ブラシ19が下を向き、ブラシ19が長椅子Sのクッシ
ョン部Sc前端縁に当接する位置に配設されている。ま
た、この初期化位置の調整は、モータ35によりリニア
モータガイド7を前後に移動させて行われる。
【0020】自動スイッチ103がオンされて電子制御
回路101が処理を開始すると、先ずS10にて、モー
タ57を駆動してブラシ19を回転させると共に、スラ
イドプレート9を駆動してブラシハウジング21をフル
ストロークで左右に移動させる。また、このとき噴射口
83より洗浄液および蒸気を噴射すると共に、洗浄液吸
入口75より該噴射された洗浄液を吸入する。続くS1
5では、電磁弁43を駆動してブラシハウジング21を
所定量前方へ送り込む。なお、この所定量はブラシ19
の公転半径よりも若干小さい値に設定されている。更
に、続くS20では、S10,S15の実行回数を計数
するカウンタNをインクリメントし、S25にてカウン
タNが所定値N1に達したか否かを判断する。N=N1
のときは続くS30へ移行し、N≠N1のときはS10
へ移行する。ここで、カウンタNは処理開始時に0に設
定され、所定値N1はブラシ19が長椅子Sの背もたれ
部Sdに達するまでに必要なS15の実行回数に設定さ
れている。従って、ブラシハウジング21が長椅子Sの
背もたれ部Sdに達するまでS10,S15の処理を繰
り返した後S30へ移行する。
【0021】S30では、エアシリンダ53を駆動して
ブラシハウジング21を90°揺動させ、ブラシ19を
背もたれ部Sdに当接させる。続いて、S40〜S55
の処理により、ブラシ19を回転させると共に洗浄剤等
を噴射しながら左右にフルストロークで移動させる処理
と、ブラシハウジング21を上方に所定量送り込む処理
とをM1回繰り返した後、S60へ移行する。なお、こ
の所定値M1はブラシ19が背もたれ部Sdの上端縁に
達するのに必要な処理回数に設定されている。また上記
所定値N1,M1は、上記電子制御回路101のRAM
101c内に格納されている。
【0022】S60,S65では、ブラシハウジング2
1を90°揺動させると共に所定量前方へ送り込み、ブ
ラシ19を長椅子Sの上端面Seに当接させる。続くS
70では、ブラシ19を回転させると共に洗浄剤等を噴
射しながら左右にフルストロークで移動させ、S75へ
移行する。S75では超音波センサ99が長椅子Sの足
部Saを検出しなくなったか、すなわち長椅子Sの長手
方向端縁を検出したか否かを判断する。端縁を検出して
いない場合はS80へ移行し、モータ89により洗浄装
置1を長椅子Sの前端面Sbに沿って移動させる。ま
た、このときモータ95により回転ブラシ93を回転さ
せ、前端面Sbをブラシがけする。S80にて洗浄装置
1を移動させた後はS10へ移行し、再び上記処理を繰
り返す。上記処理を繰り返して長椅子S全体を洗浄する
と、超音波センサ99が足部Saを検出しなくなり、S
75にて肯定判断して処理を終了する。
【0023】このように、本実施例の洗浄装置1では、
モータ39などの各種アクチュエータを、上記電子制御
回路101のRAM101c内に格納された所定値N
1,M1に基づいて、ブラシ19を長椅子Sの表面形状
に応じて移動させる。しかも、エアシリンダ53を駆動
することにより、ブラシハウジング21を揺動させ、ブ
ラシ19の毛19aをクッション部Sc,背もたれ部S
dにそれぞれ垂直に当接させることができる。このた
め、長椅子Sの洗浄を自動的にしかも効率よく実行する
ことができる。従って、長椅子Sの洗浄作業を少ない労
力で衛生的に行うことができる。
【0024】なお、上記実施例において、上記電子制御
回路101のRAM101cが表面形状記憶手段に、リ
ニアモータガイド7,スライドプレート9,モータ3
5,ロッドレスシリンダ41,およびエアシリンダ53
がブラシ移動手段に、モータ57がブラシ駆動手段に、
超音波センサ99が端縁検出手段に、回転ブラシ93が
第2のブラシに、図6のS75の処理及びその処理を記
憶したROM101bの記憶領域が停止手段に、それぞ
れ相当し、特にエアシリンダ53はブラシ角度変更手段
に相当する。
【0025】また、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々の
態様で実施することができる。例えば、ブラシ19に替
えて、左右方向に伸びる回転軸を有し、その回転軸に放
射状に多数の毛が植設された回転ブラシ93と同様のブ
ラシを使用してもよい。この場合、ブラシの下面および
前面を露出させればブラシを揺動させる必要もない。ま
た、洗浄液,蒸気などは、別の装置によって噴射しても
よい。更に、ブラシは洗浄液などの液圧によって回転駆
動してもよい。更にまた、本考案は、長椅子S以外の種
々の被洗浄体に対しても適用することができる。
【0026】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案では、ブラ
シ移動手段が表面形状記憶手段に記憶された被洗浄体の
表面形状に従ってブラシを移動させる。このため、本考
案を用いれば、ブラシを用いた洗浄作業を自動化し、少
ない労力で衛生的に洗浄作業を行うことができる。
【0027】更に、表面形状記憶手段は被洗浄体の長手
方向に垂直な断面に沿った表面形状のみを記憶し、長手
方向への台車等の移動量は端縁検出手段の検出結果に基
づいて制御することができる。このため、表面形状記憶
手段の記憶容量を節約することができ、しかも、その記
憶内容を変更することなく種々の異なる長さを有する被
洗浄体を洗浄することができる。 また更に、上記台車の
上記被洗浄体との対向面に、上記台車の移動に伴って上
記被洗浄体の上記台車との対向面を洗浄する第2のブラ
を備えている場合、上記台車の移動を直接利用してそ
の第2のブラシが移動し、被洗浄体の台車との対向面を
洗浄することができる。従って、この場合、一層効率的
に洗浄作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の構成例示図である。
【図2】実施例のブラシ式洗浄装置の構成を表す側面図
である。
【図3】そのブラシ式洗浄装置の構成を表す正面図であ
る。
【図4】そのブラシ式洗浄装置のブラシハウジングの構
成を表す下面図である。
【図5】そのブラシ式洗浄装置の電子制御回路の構成を
表すブロック図である。
【図6】実施例のアクチュエータの駆動処理を表すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…ブラシ式洗浄装置 7…リニアモータガイド
9…スライドプレート 11…鉛直シャフト 15…水平シャフト
19…ブラシ 21…ブラシハウジング 35,39,57…モータ
37…移動用ガイド 41…ロッドレスシリンダ 43…電磁弁
53…エアシリンダ 59…洗浄液タンク 61…蒸気発生器
63…電気掃除機 75…洗浄液吸入口 83…噴射口 100…コントロールボックス
101…電子制御回路 101c…RAM S…長椅子
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−14979(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B08B 1/02 A46B 13/00 A47L 11/14 B60S 3/06

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄用のブラシと、 該ブラシを回転駆動するブラシ駆動手段と、を備え、長尺の被洗浄体を洗浄するブラシ式洗浄装置で
    あって、 長手方向に垂直な断面に沿った上記 被洗浄体の表面形状
    を記憶する表面形状記憶手段と、 該記憶された被洗浄体の表面形状に従って、上記ブラシ
    を移動させるブラシ移動手段と、上記ブラシ,ブラシ駆動手段,及びブラシ移動手段を搭
    載して、それらを上記被洗浄体の長手方向に移動させる
    台車と、 該台車に設けられ、上記被洗浄体の長手方向端縁を検出
    する端縁検出手段と、 該端縁検出手段が上記被洗浄体の端縁を検出したとき、
    上記台車の動作を停止する停止手段と、 を備えたことを特徴とするブラシ式洗浄装置。
  2. 【請求項2】 上記台車の上記被洗浄体との対向面に、
    上記台車の移動に伴って上記被洗浄体の上記台車との対
    向面を洗浄する第2のブラシを、 更に 備えたことを特徴とする請求項1記載のブラシ式洗
    浄装置。
JP1993036507U 1993-07-02 1993-07-02 ブラシ式洗浄装置 Expired - Fee Related JP2601912Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036507U JP2601912Y2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ブラシ式洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993036507U JP2601912Y2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ブラシ式洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH077783U JPH077783U (ja) 1995-02-03
JP2601912Y2 true JP2601912Y2 (ja) 1999-12-13

Family

ID=12471750

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993036507U Expired - Fee Related JP2601912Y2 (ja) 1993-07-02 1993-07-02 ブラシ式洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2601912Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4687982B2 (ja) * 2006-04-06 2011-05-25 清水建設株式会社 蒸気洗浄具
JP2016209801A (ja) * 2015-05-07 2016-12-15 和也 石坂 ドローン組込み清掃装置及びその清掃ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH077783U (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6622334B1 (en) Wafer edge cleaning utilizing polish pad material
CN107597762A (zh) 盘式的试管清洗设备
TW200413203A (en) Rollover pressure car wash apparatus and methods of operating same
CN105581740A (zh) 拖地机器人
JPH0732752B2 (ja) 自走式掃除機
JP2601912Y2 (ja) ブラシ式洗浄装置
CN2852912Y (zh) 多功能干泡清洗机
JP3471462B2 (ja) 壁面吸着清掃装置
CN205411091U (zh) 拖地机器人
JP6495623B2 (ja) 自走式洗浄機
CN114406733B (zh) 五轴联动数控机床
JP2594680Y2 (ja) ダストクリーニング機能を備えた床面洗浄機
KR20130105121A (ko) 차량용 먼지 제거 장치
GB2388016A (en) Car washing system having rotatably mounted sprayheads
JP2004097905A (ja) 椅子の洗浄装置
JP2003111705A (ja) 床清掃装置の構造
JPH08299233A (ja) 真空掃除機のブラシロール付きノズル用装置
US20220409002A1 (en) Floor cleaning machine
KR101466323B1 (ko) 휴대용 다목적 청소기
JPH0353752Y2 (ja)
CN210487261U (zh) 一种齿轮检测用上料装置
JP2002053014A (ja) エアバッグ式研磨洗浄用ヘッド
CN116268860A (zh) 一种适应性自调节沙发及其使用方法
JP3659075B2 (ja) 洗車機
JPH0889460A (ja) 清掃装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees