JP2601788Y2 - 携帯情報器 - Google Patents
携帯情報器Info
- Publication number
- JP2601788Y2 JP2601788Y2 JP1991005655U JP565591U JP2601788Y2 JP 2601788 Y2 JP2601788 Y2 JP 2601788Y2 JP 1991005655 U JP1991005655 U JP 1991005655U JP 565591 U JP565591 U JP 565591U JP 2601788 Y2 JP2601788 Y2 JP 2601788Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core coil
- portable information
- air
- information device
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電磁誘導を用いて通信を
行う携帯情報器におけるコイル実装装置に関するもので
ある。
行う携帯情報器におけるコイル実装装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空芯コイルを基板上に貼っていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の如く多層基板上
に空芯コイルを貼ってあり、電源層、GND層がベタで
ある場合においては、受信時の波形出力が小さくなる欠
点があった。これは銅ハクが磁束に影響しているためで
ある。従って調歩同期式通信の場合には、コイルの位置
ずれ、(横方向又は対向するコイル間距離)に対して弱
くなる。又、同期式通信では波形が乱れて通信できなく
なる。
に空芯コイルを貼ってあり、電源層、GND層がベタで
ある場合においては、受信時の波形出力が小さくなる欠
点があった。これは銅ハクが磁束に影響しているためで
ある。従って調歩同期式通信の場合には、コイルの位置
ずれ、(横方向又は対向するコイル間距離)に対して弱
くなる。又、同期式通信では波形が乱れて通信できなく
なる。
【0004】
【課題を解決するための手段】空芯コイルが貼られる多
層基板のベタ層に、空芯コイルより大きくくりぬき部
と、更に切れ目部を入れた。
層基板のベタ層に、空芯コイルより大きくくりぬき部
と、更に切れ目部を入れた。
【0005】
【作用】受信時に空芯コイル出力が大きくなり、更に同
期式の場合でも波形が乱れない。
期式の場合でも波形が乱れない。
【0006】
【実施例】図1は本考案の実施例である空芯コイルのコ
イルの実装状況を示す。空芯コイル3は多層基板1上に
貼られており、更に、多層基板1のベタ層(通常は電源
層、GND層として内層を用いる)は点線の様に空芯コ
イル3の直径より大きくくり抜かれた「くり抜き部4」
が設けられており、且つスリット状の「切れ目部4A」
が入っている。
イルの実装状況を示す。空芯コイル3は多層基板1上に
貼られており、更に、多層基板1のベタ層(通常は電源
層、GND層として内層を用いる)は点線の様に空芯コ
イル3の直径より大きくくり抜かれた「くり抜き部4」
が設けられており、且つスリット状の「切れ目部4A」
が入っている。
【0007】図2に本考案を適用したコイル実装装置を
実際に組み込んだ携帯情報器と、データ中継器との組み
合わせを示した。これらはデータの送受信を行う情況を
説明するための説明図である。図3は本考案と従来のコ
イル実装装置の場合を比較のために示した受信装置の実
測波形図を示したものである。
実際に組み込んだ携帯情報器と、データ中継器との組み
合わせを示した。これらはデータの送受信を行う情況を
説明するための説明図である。図3は本考案と従来のコ
イル実装装置の場合を比較のために示した受信装置の実
測波形図を示したものである。
【0008】本考案を同期式通信に適用した場合には、
図示のように波形が乱れて2個の山が重なり合ってしま
う。又、空芯コイル3が直接多層基板1に貼ってある本
考案の場合には本考案の効果が極めて大きいが、基板か
ら離れるに従って本考案の効果が少なくなることが実験
的に証明された。
図示のように波形が乱れて2個の山が重なり合ってしま
う。又、空芯コイル3が直接多層基板1に貼ってある本
考案の場合には本考案の効果が極めて大きいが、基板か
ら離れるに従って本考案の効果が少なくなることが実験
的に証明された。
【0009】又、調歩同期式通信の場合には、出力波形
が2〜3倍と大きくなることも判明した。
が2〜3倍と大きくなることも判明した。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば空芯コイルを基板上に直
接実装するだけで受信性能を向上することができるだけ
でなく、作業性の上で楽になるのでコストダウンできる
効果がある。又、コイルのずれに対して強く構造上強化
した構造とすることができる。
接実装するだけで受信性能を向上することができるだけ
でなく、作業性の上で楽になるのでコストダウンできる
効果がある。又、コイルのずれに対して強く構造上強化
した構造とすることができる。
【図1】本考案の実施例であるコイルの実装装置の模式
外観図である。
外観図である。
【図2】本考案の作動情況を示すための携帯情報器とデ
ータ中継器の組み合わせを示した説明図である。
ータ中継器の組み合わせを示した説明図である。
【図3】本考案と従来のコイル実装装置の場合を比較の
ために示した受信装置の実測波形図である。
ために示した受信装置の実測波形図である。
1 多層基板 3 空芯コイル 4 内層のくり抜き J 携帯情報器 D データ中継器
Claims (2)
- 【請求項1】 電磁誘導により他と通信を行う携帯情報
器において、 空芯コイルと、 前記空芯コイルの外形より大きい範囲で除去したくりぬ
き部を有する導電層が形成された多層基板よりなり、 前記空芯コイルは、前記くりぬき部の位置の多層基板上
に形成されていることを特徴とする携帯情報器。 - 【請求項2】 前記導電層に前記くりぬき部から前記基
板外縁につながるスリットを有することを特徴とする請
求項1記載の携帯情報器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005655U JP2601788Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 携帯情報器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991005655U JP2601788Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 携帯情報器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103616U JPH04103616U (ja) | 1992-09-07 |
JP2601788Y2 true JP2601788Y2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=31736355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991005655U Expired - Lifetime JP2601788Y2 (ja) | 1991-02-13 | 1991-02-13 | 携帯情報器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601788Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-13 JP JP1991005655U patent/JP2601788Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103616U (ja) | 1992-09-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323111 |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |