JP2601787B2 - 磁歪測定部材 - Google Patents

磁歪測定部材

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JP2601787B2 JP12490092A JP12490092A JP2601787B2 JP 2601787 B2 JP2601787 B2 JP 2601787B2 JP 12490092 A JP12490092 A JP 12490092A JP 12490092 A JP12490092 A JP 12490092A JP 2601787 B2 JP2601787 B2 JP 2601787B2
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田 雅 永
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軸にトルクが加えられ
た際に当該軸の表面で生じる磁歪(磁気歪み)を検出す
ることにより前記軸に加えられたトルクを測定するのに
利用される磁歪測定部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】軸に加えられたトルクを当該軸の表面で
の磁歪を検出することにより測定するのに用いられる磁
歪測定部材としては、従来より、種々の構造をなすもの
がある。
【0003】例えば、軸の表面に、前記軸に貼着した状
態において、当該軸方向に対し所定の角度(例えば、+
45°および−45°)をなすスリットを円周方向に複
数形成した高磁歪材料よりなる膜を貼着し、前記軸に対
してトルクが加えられたときに、軸の表面で前記高磁歪
材料の膜において生ずる磁歪を検出することによって、
前記軸に加えられたトルクを検出するようにした磁歪測
定部材があった。
【0004】しかしながら、このような高磁歪材料より
なる膜を軸の表面に貼着する構造では、高磁歪材料が剥
離してしまうことがあって耐久性に劣ったものになるこ
とがあるという不具合があった。
【0005】そこで、このような膜の貼着により生ずる
不具合を解消するため、軸の表面に、高磁歪材料よりな
る帯状肉盛層を前記軸素材に対して金属的に融合した状
態で形成し、この帯状肉盛層の部分のみないしは帯状肉
盛層を含む部分に、軸方向に対して所定の角度(例え
ば、+45°および−45°)をなす凹状部を形成する
ことにより相対的に凸状部を形成し、このような凹凸状
部の形成によって形状磁気異方性をもたせるようにした
磁歪測定部材があった。
【0006】この場合、軸の素材としては、特に機械構
造用部材としての要求強度および靭性等をも満足しうる
ように、機械構造用炭素鋼ないしは機械構造用合金鋼を
用い、この鋼製軸素材の表面に、高磁歪材料であるFe
−Ni系合金や、Fe−Co系合金などの帯状肉盛層を
前記鋼製軸素材に対して金属的に融合した状態で設け、
この帯状肉盛層のみの部分ないしは帯状肉盛層を含む部
分に凹凸状部を形成することによって形状磁気異方性を
もたせるようにしたものがあった。
【0007】そして、この際の肉盛手段としては、TI
G溶接,MIG溶接,プラズマ溶接,プラズマパウダー
溶接などが採用されていた。
【0008】また、高磁歪材料としては、上記Fe−N
i系合金や、Fe−Co系合金のほかに、Fe−Al系
合金も知られており、このFe−Al系合金は受容トル
クが大きいことから、とくに受容トルクが大きく磁歪感
度の高い磁歪測定部材の肉盛用高磁歪材料として期待さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、Fe−Al
系合金は、それ自体が硬く且つ脆い性質を有しているこ
とから、肉盛溶接の際に割れが発生したり、場合によっ
ては肉盛溶接後に剥離を生じたりすることがあり、した
がって、受容トルクが大きいというトルク検出用の磁歪
測定部材にとって好ましい特性を有しているものの、実
用化の障害となっているという問題点を有しており、こ
のような問題点を解決することが課題となっていた。
【0010】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題にかんが
みてなされたものであって、肉盛溶接用高磁歪材料とし
てFe−Al系合金を用いたときでも、肉盛溶接の際に
割れが発生したり、肉盛溶接後に剥離を生じたりするこ
とがなく、したがって、肉盛溶接用高磁歪材料として受
容トルクの大きいFe−Al系合金を使用することによ
って、受容トルクが大きく磁歪感度の高い磁歪測定部材
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる磁歪測定
部材は、炭素鋼ないしは合金鋼よりなる鋼製軸素材の外
周部に、Fe−5〜15重量%Al合金よりなる肉盛厚
さ3mm以下で且つビッカース硬さHv420以下の帯
状肉盛層を設けた構成としたことを特徴としており、実
施態様では、帯状肉盛層の金属組織において、Fe−
C,Al−C,Fe−Al−C等のFe,Al系炭化物
の占有面積が30面積%以下である構成としたことを特
徴としており、上記した磁歪測定部材に係わる発明の構
成をもって前述した従来の課題を解決するための手段と
している。
【0012】本発明に係わる磁歪測定部材は、炭素鋼な
いしは合金鋼よりなる鋼製軸素材を用いているが、この
場合、具体的には、機械構造用炭素鋼であるSC材,S
−CK材などのほか、機械構造用合金鋼であるSCr
材,SMn材,SCM材,SNC材,SNCM材などが
用いられる。
【0013】このような鋼製軸素材の表面にFe−5〜
15重量%Al合金よりなる帯状肉盛層を設けるが、こ
の場合、Al含有量が少なすぎるとトルク検出の際のヒ
ステリシスのばらつきが大きくなってトルク検出精度が
低下することとなるので、トルクの検出精度を高めるた
めには5重量%以上とすることが必要である。しかし、
Al含有量が多すぎると感度が低下するので、トルクの
検出感度を高めるために15重量%以下とすることが必
要である。
【0014】また、上記Fe−Al系合金よりなる帯状
肉盛層の厚さが大きすぎると肉盛層に割れを発生するお
それがでてくることとなるので、肉盛厚さは3mm以下
とする必要がある。そして、Fe−Al系合金による高
磁歪作用を有効に得ることができるようにするために
は、肉盛厚さが0.1mm以上であるようにすることが
望ましい。
【0015】さらに、上記Fe−Al系合金よりなる帯
状肉盛層の硬さが大きすぎると肉盛溶接によって割れを
発生することがあるので、帯状肉盛層の硬さはビッカー
ス硬さHv420以下とする必要がある。
【0016】このようにして鋼製軸素材の外周面に帯状
肉盛層を設けた磁歪測定部材の前記帯状肉盛層の金属組
織において、Fe−C,Al−C,Fe−Al−Cなど
のFe,Al系炭化物の占有面積が多すぎると、トルク
の検出感度を低下させることとなるので、上記Fe,A
l系炭化物の占有面積は30面積%以下であるようにす
ることが望ましい。
【0017】この場合、帯状肉盛層中への炭化物の多量
の析出をおさえるようにするためには、肉盛溶接時にお
ける入熱量を減らしたり、熱処理後の冷却速度を大きく
したりすることで可能となるので、その他の要因をも考
慮して、肉盛溶接時における入熱量や熱処理後の冷却速
度などを調整するようになすことが望ましい。
【0018】そして、このような帯状肉盛層を設けるに
際しては、TIG溶接,MIG溶接,プラズマ溶接,プ
ラズマパウダー溶接(PPW)等が採用され、鋼製軸素
材の円周方向に肉盛溶接を行うに際して、肉盛溶接を鋼
軸方向において複数パスに分けて行うことによって、1
パスあたりの肉盛溶接幅を例えば15mm以下程度に制
限し、鋼製軸素材への入熱量が過大なものにならないよ
うにして、帯状肉盛層での割れの発生ないしは鋼製軸素
材の過熱による強度および靭性等の低下を防止し、複数
パスの肉盛溶接によって必要幅の帯状肉盛層を設けるこ
とができるようにすることも必要に応じて望ましい。
【0019】さらにまた、鋼製軸素材の直径が大きい場
合などには、溶接応力による割れが発生するのを防止す
るため、肉盛溶接の前後に予熱および/または後熱を施
しておくことも必要に応じて望ましく、予熱を行う場合
には例えば50〜200℃に加熱し、後熱を行う場合に
は例えば500〜600℃に加熱保持した後炉冷,空
冷,水冷などを行うのがよい。
【0020】
【発明の作用】本発明に係わる磁歪測定部材は、炭素鋼
ないしは合金鋼よりなる鋼製軸素材の外周部に、Fe−
5〜15重量%Al合金よりなる肉盛厚さ3mm以下で
且つビッカース硬さHv420以下の帯状肉盛層を設け
た構成としていることから、材料自体が硬くて脆い性質
を有するFe−Al系合金の高磁歪材料よりなる帯状肉
盛層を鋼製軸素材の外周部に設けたときでも、肉盛溶接
の際に割れが発生したり、肉盛溶接後に剥離が生じたり
することがなく、トルク検出精度およびトルク検出感度
が高いと共に、受容トルクが大きいFe−5〜15重量
%Al合金よりなる高磁歪材料の帯状肉盛層を有する磁
歪測定部材となり、受容トルクが大きく磁歪感度の高い
磁歪測定部材が提供される。
【0021】
【実施例】図1および図2に示す磁歪測定部材1を作製
するにあたり、鋼製軸素材2として、表1および表2の
鋼製軸素材の欄に示す鋼種でかつ直径が31mmのもの
を用いた。
【0022】また、プラズマパウダー溶接用トーチ3に
供給する肉盛溶接用粉末4としては、表3および表4に
おける帯状肉盛層のAl含有量の欄に示す組成が得られ
るように肉盛溶接時の希釈を考慮して上記Al含有量よ
りも若干多いAl含有量のものを使用し、肉盛溶接用粉
末4の粒径が60〜350メッシュであるものを使用し
た。
【0023】さらに、プラスマガス量は1L/分とし、
プラズマ電流を表1および表2に示す値として、図1お
よび図2に示すように、溶接用トーチ3を矢印A方向に
ウイービングさせると同時に鋼製軸素材2を矢印B方向
に回転させながらプラズマパウダー溶接を行った。
【0024】このとき、帯状肉盛層5の幅を25mmと
大きなものとした実施例No.9においては、図2に示
すようにパス回数を2回とし、その他は図1に示すよう
にパス回数を1回とした。そして、肉盛溶接後には、同
じく表1および表2に示す熱処理を施すことによって、
帯状肉盛層5が形成された磁歪測定部材1を作製した。
【0025】なお、比較例No.17は、SCM420
よりなる鋼製軸素材の表面に高磁歪材料としてFe−5
重量%Ni合金を肉盛溶接した場合を示すものである。
【0026】このようにして、帯状肉盛層5の幅および
厚さが表3および表4に示す値の磁歪測定部材1を得
た。
【0027】次いで、各帯状肉盛層5におけるAl含有
量およびビッカース硬さを調べると共に、割れ発生の有
無を調べ、さらに帯状肉盛層5中の炭化物量を調べたと
ころ、同じく表3および表4に示す結果であった。
【0028】さらにまた、磁歪測定部材1の帯状肉盛層
5の部分において、軸心方向に対して+45°方向に傾
斜した凹状部を円周方向に多数形成すると共に、これと
対称に−45°方向に傾斜した凹状部を円周方向に多数
形成することによって、これら凹凸状部よりなる形状磁
気異方性部を設け、この形状磁気異方性部に近接して励
磁用コイルおよび磁歪検出用コイルを配設してトルクの
印加を行い、そのときのトルク検出感度を比較例No.
17を基準とする感度比で調べたところ、同じく表3お
よび表4に示す結果であった。
【0029】
【表1】
【0030】
【表2】
【0031】
【表3】
【0032】
【表4】
【0033】表1ないし表4に示す結果より明らかなよ
うに、本発明実施例No.1〜9では、帯状肉盛層5の
厚さが3mm以下、Al含有量が5〜15重量%、硬さ
がHv420以下であって、帯状肉盛層5に割れが発生
していないと共に、帯状肉盛層5中の炭化物量が少な
く、トルク検出感度が良好なものとなっていることが認
められた。
【0034】これに対して、比較例No.11〜16の
場合には、帯状肉盛層に割れが発生していたり、トルク
検出感度が低いものとなったりしていた。
【0035】
【発明の効果】本発明に係わる磁歪測定部材では、肉盛
溶接用高磁歪材料としてFe−Al系合金を用いたとき
でも、肉盛溶接の際に割れが発生したり、肉盛溶接後に
剥離を生じたりすることがなく、また、肉盛溶接材料と
して、受容トルクの大きいFe−Al系合金を用いてい
るため受容トルクが大きく磁歪感度が高い磁歪測定部材
を得ることが可能であるという著しく優れた効果がもた
らされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例において鋼製軸素材の外周部に
帯状肉盛層を設けて磁歪測定部材を作製する状況を示す
説明図である。
【図2】本発明の実施例において鋼製軸素材の外周部に
帯状肉盛層を設けて磁歪測定部材を作製する状況を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 磁歪測定部材 2 鋼製軸素材 5 帯状肉盛層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島 田 宗 勝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日 産自動車株式会社 内 (72)発明者 永 田 雅 愛知県名古屋市緑区鳴海町字伝治山98番 地の3 (72)発明者 花 嶋 繁 雄 愛知県半田市宮本町6丁目17番地 (56)参考文献 特開 平3−269229(JP,A) 特開 平1−247530(JP,A) 特開 昭63−117230(JP,A) 特開 平2−197380(JP,A) 特公 平2−61010(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素鋼ないしは合金鋼よりなる鋼製軸素
    材の外周部に、Fe−5〜15重量%Al合金よりなる
    肉盛厚さ3mm以下で且つビッカース硬さHv420以
    下の帯状肉盛層を設けたことを特徴とする磁歪測定部
    材。
  2. 【請求項2】 帯状肉盛層の金属組織において、Fe,
    Al系炭化物の占有面積が30面積%以下である請求項
    1に記載の磁歪測定部材。
JP12490092A 1992-05-18 1992-05-18 磁歪測定部材 Expired - Lifetime JP2601787B2 (ja)

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