JP2601778B2 - 光スイッチの同期切替通信方法 - Google Patents

光スイッチの同期切替通信方法

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JP2601778B2 JP3039131A JP3913191A JP2601778B2 JP 2601778 B2 JP2601778 B2 JP 2601778B2 JP 3039131 A JP3039131 A JP 3039131A JP 3913191 A JP3913191 A JP 3913191A JP 2601778 B2 JP2601778 B2 JP 2601778B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、長距離光ファイバに
よって構成した通信システムにおいて、対向する2地点
に設けられた光スイッチ間の同期切替制御を、1心の同
期制御用光ファイバを介して行う場合において、同期制
御用データの受信誤り率の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2地点間の長距離光ファイバ通信システ
ムの構成は図5に示す通りであり、長距離光ファイバ用
データ送受信機(以下、通信機という)141 と1
2 、CPU131 と132 、光スイッチ111 と11
2 を駆動するドライバ121 と122 よりなる心線切替
制御装置151 と152 を両端局に設置し、光ファイバ
通信路18を介して接続された光スイッチ111 と11
2 をそれぞれのドライバ121 と122 によって駆動電
流回路161 と162 を介して駆動させていた。また、
前記通信機141 と142 は1心の同期制御用光ファイ
バ17によって接続されており、図6は上記通信機14
1 と142 の内部構造を示すブロック図である。図6に
おいて、変復調回路31にはレーザダイオード33とレ
ーザダイオード用ドライバ32並びにフォトダイオード
35と増幅器34がそれぞれ接続されており、前記レー
ザダイオード33とフォトダイオード35を接続した光
ファイバと反射防止処理を施した入力端子37と出力端
子36を接続した光ファイバとはファイバカプラ接続し
てある。従って、通信機141 と142 の入出力端子は
共に出力端子36のみであり、1心の同期制御用光ファ
イバ17によって接続されている。前記通信システムに
おける光スイッチの同期切替通信方法は、データ送出時
にあっては、まず、自局の受信を禁止するとともに自局
のレーザダイオードの光出力をアップし、安定するに必
要な時間が経過した後に連続波光をFSK変調する。次
いで、このFSK変調出力が安定するに要する時間が経
過した後にデータを送信する。上記期間以外は前記レー
ザダイオードの出力を低下させ、かつ、FSK変調も止
めて微弱な連続光を出力させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】心線同期切替装置内の
受信装置のブロック回路は、図3に示すように、BPF
(バンドパスフィルタ)1、検波回路2、アンプ3、ラ
インドライバ10によって構成されており、前記光ファ
イバ通信システムはレーザーダイオードや低損失光ファ
イバを用いているのでダイナミックレンジを広くする必
要があり、前記アンプ(増幅器)にはAGC(自動利得
制御機能)増幅器が一般に用いられている。しかし、こ
の増幅器はデータ受信待ちの時に低レベルのノイズを大
きく増幅してしまう特性があるために、ランダムな出力
データがCPUへ送出され、受信データとノイズの判別
が不可能になるという問題が発生した。即ち、図3にお
けるm点とn点の受信待ち時の波形は図4(A)と
(B)に示す通りであり、m点におけるアナログ波形S
m はn点においてランダムなパルス波形Sn となり、ラ
ンダムな受信データをCPUに送ってしまう。この発明
は上述した問題点を解決するためになされたものであっ
て、受信データがノイズの時はデータがランダムになる
ことに着目して、受信データの変化分の総和と予め測定
しておいた基準値とを比較することによって受信データ
の伝送方法を制御し、増幅器等のノイズによるデータ誤
りをなくそうとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、この発明による光スイッチの同期切替通信方法
は、2心用の通信機の出入力回路をファイバカプラによ
って1心用に接続変更した通信機と光スイッチ駆動用ド
ライバおよびCPUによって構成した心線同期切替制御
装置をそれぞれの端局に備え、かつ、両端局の通信機を
1心の同期制御用光ファイバによって接続すると共に長
距離光ファイバ通信路を介して両端局に設けられた光ス
イッチを接続して構成した光ファイバ通信システムにお
いて、前記心線同期切替制御装置内に設けられたデータ
受信装置に受信データの変化分を総和する回路および前
記回路の検出値を基準値と比較する比較器とを設け、前
記受信データの変化分の総和が予め測定しておいた基準
値より大きいときは受信データを固定し、前記受信デー
タの変化分の総和が基準値より小さいときは受信データ
をCPU等へ伝送させることによってノイズによるデー
タ誤りを無くしたものである。
【0005】
【作用】図3におけるアンプ3とラインドライバ10の
間に設けた図1に示す回路により、一定時間内に受信デ
ータの変化分をサンプリングすると共にそのサンプリン
グ値を積分した受信データの変化分の総和と、予め測定
しておいた基準値とを比較器において比較する。即ち、
前記受信データの変化分の総和が基準値より大きい場合
は受信データをノイズと判定して固定したデータ(例え
ば“L”)をCPUへ送り、基準値より小さい場合は受
信データを対向局から送信されたデータと判定し、復調
したデータをそのままCPUへ送ることによってノイズ
によるデータ誤りをCPUへ送らず、対向局からのデー
タのみをCPUへ送ることがてきる。
【0006】
【実施例】以下、この発明による光スイッチの同期切替
通信方法の実施例を図面によって説明する。
【0007】図1に示すブロック回路図は本発明の一実
施例を示すものである。この回路図は、図3に示される
受信装置のブロック回路図を構成するアンプ3とライン
ドライバ10の間に、インバータ4,ノイズ検出部5,
積分器7,比較器8,インバータ9,及びスイッチ6よ
りなる回路群を介挿し、従来のデータ受信装置にノイズ
検出機能、及び、データ選別機能を付加したものであ
る。本図においては、先ず、対向するマスタ局から送出
されたデータ信号をBPF1,検波回路2を経てアンプ
3で増幅した後に、インバータ4によって反転する。次
いで、この反転された受信データを分岐して、スイッチ
6とノイズ検出部5に供給した後、このスイッチ6がオ
ン状態の場合においてのみ、スイッチ接点を介して受信
データをCPU側のラインドライバ10へ送出する。一
方、ノイズ検出部5へ入力した受信データはサンプリン
グによりパルス変換されるが、このノイズ検出部5は、
入力信号の立上りに同期してパルスを発生するワンショ
ット回路で構成されており、入力された受信データは、
入力変化に応じたエネルギーを有する連続したパルスに
変換される。続いて、これら出力パルスを次段の積分器
7において積分するが、積分することによりパルスが平
滑化され受信データの変化分の総和が積分器より出力さ
れる。この出力の大きさが、受信データのランダム性を
表わす値である。次ぎに、この積分器7の出力を次段の
比較器8へ入力し、予め測定しておいた基準値(基準電
圧)と比較する。基準値より前記積分器7の出力が小さ
いときは比較器8からの出力信号は“L”レベルとな
り、一方、基準値より大きいときは“H”レベルとな
る。この出力信号を入力したインバータ9の出力信号
は、入力信号“L”と“H”を反転した“H”と“L”
として出力される。さらに、インバータ9の出力は前記
スイッチ6のトリガ端子に入力され、このインバータ9
の出力変化により、前記スイッチ6のオン・オフ制御が
なされる。即ち、前記スイッチ6がオン状態の時のみ受
信データがCPU側へ供給される。なお、受信データと
ノイズとの判別は積分器7の出力の大きさを比較するこ
とによってなされる。即ち、データ受信待ちの待機状態
では、アンプ3への入力信号が殆ど無いために、アンプ
3のAGC機能が働きアンプ利得(増幅度)が自動的に
最大に設定されてしまい、受信データと同レベルのノイ
ズ出力がアンプ3から発生する。また、ノイズのランダ
ム性はデータ信号よりも大であるから、ノイズ検出部5
から出力するノイズによるパルスが有するエネルギー
は、データ信号により生成されるパルスのエネルギーよ
りも大きい、したがって、ノイズ出力の積分結果はデー
タ信号の積分結果に比べ大きくなる。
【0008】図1の回路における各部、即ちa,b,
c,d,e,f点におけるそれぞれの波形は図2におけ
るS1,S2,3,4,5 およびS6 である。図2(A)
はデータ受信時における図1の各部における波形図の一
例であって、比較器8における基準値を、例えば1V
あるとし、かつ、積分器7の出力が1V 以下であるとす
ると比較器8の出力S5 は“L”となり、インバータ9
において極性が反転されS6 は“H”となる。このイン
バータ9の“H”出力はスイッチ6のトリガ端子に印加
され、スイッチ6はオン状態、即ち、接点が閉の状態と
なり、従って、受信データはCPU側のラインドライバ
10へ送られ、CPUに取り込まれる。積分器7の出力
が1V 以上の場合には、次段の比較器8の出力信号S5
は“H”となり、インバータ9は“L”出力となる。従
って、スイッチ6はオフとなり接点が開の状態となるた
めに、このスイッチ6の出力側端子電圧は固定されてし
まい、CPU側のラインドライバ10へ受信データが送
出されない。つまり、アンプ3の出力をノイズと判定し
て、CPU側へ受信データを送出しない。
【0009】以上の方法によりノイズによるデータ誤り
を送らず、対向局からのデータのみを選別してCPUへ
送る事が可能となる。そして、CPUは対向局より送信
されたデータを取り込み、対向局と同期して自局の光ス
イッチを切替ることが可能となる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による光
スイッチの同期切替通信方法は、両端局に設けられた心
線同期切替制御装置内のデータ受信装置に受信データの
変化分を総和する回路と前記変化分の総和と基準値とを
比較する回路を設け、前記変化分の総和と基準値との比
較によって対向局から送信されたデータと受信装置内の
増幅器等のノイズとを判別し、ノイズによるデータ誤り
をCPUに送らず対向局からのデータのみをCPUへ送
ることができる。従って、長距離光ファイバ通信におい
て、データ待機状態でダミーデータ(例えばHDLC
は、アイドルパターンの“7E”)を送らなくともよい
ので、1心の光ファイバの伝送路の場合のデータ誤りを
減らすことができる。なお、2心の場合においても効果
があることは勿論である。また、上述したノイズを検知
する回路に用いているICは汎用のロヂックICやオペ
アンプ,コンパレータ等を用いることができるので、ロ
ーコストで信頼性の高い回路を構成することができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示すデータ受信装置に設け
られたノイズ検出・比較回路である。
【図2】(A)と(B)は図1における回路の各部の波
形図。
【図3】受信装置の構成を示すブロック回路図。
【図4】(A)と(B)は図3の回路の各部における波
形図。
【図5】2地点間の光ファイバ通信システムのブロック
回路図。
【図6】図5における通信機の内部構造を示すブロック
回路図。
【符号の説明】
4,9 インバータ 5 ノイズ検出部 6 スイッチ 7 積分器 8 比較器 111,112 光スイッチ 121,122 ドライバ 131,132 CPU 141,142 通信機 151,152 心線同期切替制御装置 161,162 駆動電流回路 17 同期制御用光ファイバ 18 光ファイバ通信路
フロントページの続き (72)発明者 横須賀 洋 千葉県佐倉市六崎1440番地 藤倉電線株 式会社 佐倉工場内 (72)発明者 小林 英夫 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 渡辺 一郎 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−99437(JP,A) 特開 昭62−159543(JP,A) 特開 昭64−44648(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1心よりなる同期制御用光ファイバを介
    して対向局の長距離光ファイバ用データ送受信装置と接
    続した長距離光ファイバ用データ送受信装置と、長距離
    光ファイバ通信路を介して対向局の光スイッチと接続し
    た光スイッチを駆動するドライバと、前記2つの構成要
    素を制御するCPUとによって構成した心線同期切替制
    御装置をそれぞれの端局に備えた2地点間の光ファイバ
    通信システムにおいて、前記心線同期切替制御装置内の
    データ受信装置に受信データの変化分を総和する回路お
    よび前記回路の検出値と予め測定しておいた基準値とを
    比較する比較器とを設け、変化分の総和が基準値より大
    きいときには前記受信データを固定し、前記変化分の総
    和が前記基準値より小さいときは前記受信データをCP
    U等へ送出させ、さらに、前記受信データに基づき光ス
    イッチを切替えることを特徴とする光スイッチの同期切
    替通信方法。
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