JPH0697887A - 光受信装置 - Google Patents
光受信装置Info
- Publication number
- JPH0697887A JPH0697887A JP3005138A JP513891A JPH0697887A JP H0697887 A JPH0697887 A JP H0697887A JP 3005138 A JP3005138 A JP 3005138A JP 513891 A JP513891 A JP 513891A JP H0697887 A JPH0697887 A JP H0697887A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- optical attenuator
- optical
- variable optical
- level
- Prior art date
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- Pending
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- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光送出しレベルや中継距離に関係なく光伝送
機器が設置でき、広いダイナミックレンジが得られる光
受信装置を得る。 【構成】 光ファイバを用いる光送受信回路の光受信装
置において、従来用いていた利得制御機能をもつと同時
に、可変光アッテネータおよびその制御機能を備え、こ
れらを連動させて受光する光信号のレベルを制御する。
機器が設置でき、広いダイナミックレンジが得られる光
受信装置を得る。 【構成】 光ファイバを用いる光送受信回路の光受信装
置において、従来用いていた利得制御機能をもつと同時
に、可変光アッテネータおよびその制御機能を備え、こ
れらを連動させて受光する光信号のレベルを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光の送受信機能あるい
は受信機能を持ち、光ファイバにより信号の伝達を行う
光受信装置に関するものである。
は受信機能を持ち、光ファイバにより信号の伝達を行う
光受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光受信装置において、光受信レベ
ルを調整する手段としては、固定光アッテネータおよび
光受信回路に設けた自動利得制御(AGC)回路による
方法がとられていた。図2に上記従来技術のブロック構
成を示す。図2では受信された光信号16が、固定光ア
ッテネータ17により減衰されたのち、受光素子11に
より電気信号に変換され、そのピーク値をピーク検出器
14で検出し、検出したピーク値のレベルに合わせて、
制御回路15の動作により受光素子11の増倍率を変動
させ、安定した状態を作り出していた。
ルを調整する手段としては、固定光アッテネータおよび
光受信回路に設けた自動利得制御(AGC)回路による
方法がとられていた。図2に上記従来技術のブロック構
成を示す。図2では受信された光信号16が、固定光ア
ッテネータ17により減衰されたのち、受光素子11に
より電気信号に変換され、そのピーク値をピーク検出器
14で検出し、検出したピーク値のレベルに合わせて、
制御回路15の動作により受光素子11の増倍率を変動
させ、安定した状態を作り出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の光
受信装置では、送信された光信号に対し、光信号の受信
側に固定光アッテネータを挿入した場合、送信側の光送
出レベルが下がってきた場合においても、一様に光のレ
ベルが減衰されてしまう。そのため、装置のしきい値以
下の光入力レベルに対しては、AGCによってもカバー
できなくなる場合がある。また、大出力の光素子を用い
た光伝送装置による場合においては、その中継間隔によ
り光アッテネータが必要となるため、上記のような問題
が必ず生じることになる。すなわち、従来の光受信装置
ではダイナミックレンジが狭かったが、本発明は上記問
題を解決するための手段を得ようとするものである。
受信装置では、送信された光信号に対し、光信号の受信
側に固定光アッテネータを挿入した場合、送信側の光送
出レベルが下がってきた場合においても、一様に光のレ
ベルが減衰されてしまう。そのため、装置のしきい値以
下の光入力レベルに対しては、AGCによってもカバー
できなくなる場合がある。また、大出力の光素子を用い
た光伝送装置による場合においては、その中継間隔によ
り光アッテネータが必要となるため、上記のような問題
が必ず生じることになる。すなわち、従来の光受信装置
ではダイナミックレンジが狭かったが、本発明は上記問
題を解決するための手段を得ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記のような従来技術の
問題点を解決し、極めて広いダイナミックレンジを有す
る装置を構成するために、光送受信回路をもち、信号伝
達手段として光ファイバを用いる光受信装置において、
利得制御機能をもつとともに、可変光アッテネータおよ
びその制御機能を備えようとしたものである。すなわ
ち、受信レベルのピーク値に対して、あるしきい値、例
えば最適受光レベルの中心値を設定し、初期段階に対し
ては可変光アッテネータの制御を、光の減衰量を大きい
方から小さい方、あるいはその逆に変動させ、最適値で
可変光アッテネータの減衰量を固定するようにする。そ
れと同時に、従来の制御回路を動作させるようにして受
信回路を安定化させる。さらに、固定したレベルに対し
て上下2つのしきい値をもたせそのどちらかの値を超え
た場合は、減衰量を固定していた可変光アッテネータの
制御を再開させるようにしたものである。あるいは逆
に、従来の制御回路を動作させ、あるしきい値を超えた
時点で、可変光アッテネータを動作させるようにしたも
のである。
問題点を解決し、極めて広いダイナミックレンジを有す
る装置を構成するために、光送受信回路をもち、信号伝
達手段として光ファイバを用いる光受信装置において、
利得制御機能をもつとともに、可変光アッテネータおよ
びその制御機能を備えようとしたものである。すなわ
ち、受信レベルのピーク値に対して、あるしきい値、例
えば最適受光レベルの中心値を設定し、初期段階に対し
ては可変光アッテネータの制御を、光の減衰量を大きい
方から小さい方、あるいはその逆に変動させ、最適値で
可変光アッテネータの減衰量を固定するようにする。そ
れと同時に、従来の制御回路を動作させるようにして受
信回路を安定化させる。さらに、固定したレベルに対し
て上下2つのしきい値をもたせそのどちらかの値を超え
た場合は、減衰量を固定していた可変光アッテネータの
制御を再開させるようにしたものである。あるいは逆
に、従来の制御回路を動作させ、あるしきい値を超えた
時点で、可変光アッテネータを動作させるようにしたも
のである。
【0005】
【作用】本発明は、上記のような構成により受信する光
信号のレベルに応じて、可変光アッテネータおよび従来
の制御回路を連動させて制御することにより、極めて広
いダイナミックレンジがとれるため、長距離伝送、短距
離伝送および送信機器の光送出しレベルの大小にかかわ
らず、光伝送機器を設置することが可能になる。
信号のレベルに応じて、可変光アッテネータおよび従来
の制御回路を連動させて制御することにより、極めて広
いダイナミックレンジがとれるため、長距離伝送、短距
離伝送および送信機器の光送出しレベルの大小にかかわ
らず、光伝送機器を設置することが可能になる。
【0006】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面とともに説明す
る。図1は本発明による光受信装置の一実施例を示すブ
ロック図、図2は従来の光受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は入力光信号、2は可変
光アッテネータ、3は受光素子、4は増幅器、5、6、
7はそれぞれしきい値が異なるピーク検出器(Pth 1<
Pth0<Pth2)、8および9はそれぞれ上記受光素子お
よび可変光アッテネータの制御回路、10は識別回路で
ある。光ファイバを経て入力された光信号1は、上記可
変光アッテネータ2を通り受光素子3で電気信号に変換
される。この信号が上記増幅器4で増幅されるが、増幅
された信号を上記3つのピーク検出器5、6、7に送出
する。初期状態ではピーク検出器5を優先させ、制御回
路9によって上記可変光アッテネータを変動させる。光
のレベルがある最適な値(Pth0)で制御回路9をロッ
クさせ、それと同時に制御回路8を動作させAGC動作
を開始させる。その後、光のレベルが変動してもAGC
の作用により安定したレベルで受信することが可能であ
るが、AGCの動作範囲を超えた場合は、動作の保障が
できなくなる。したがって、それ以前のレベルに、しき
い値Pth1、Pth2(Pth1<Pth0<Pth2)を設定し、
そのレベルに達したとき、制御回路9によって可変光ア
ッテネータ2を再び駆動するようにしたものである。こ
の時、可変光アッテネータ2の変化分(Pth0−Pth1あ
るいはPth2−Pth0)と同じ量を制御回路8に逆に作用
させることによって、AGC部分では常に一定の範囲内
で動作することになり、したがって、広い範囲のダイナ
ミックレンジをとることになる。
る。図1は本発明による光受信装置の一実施例を示すブ
ロック図、図2は従来の光受信装置の構成を示すブロッ
ク図である。図1において、1は入力光信号、2は可変
光アッテネータ、3は受光素子、4は増幅器、5、6、
7はそれぞれしきい値が異なるピーク検出器(Pth 1<
Pth0<Pth2)、8および9はそれぞれ上記受光素子お
よび可変光アッテネータの制御回路、10は識別回路で
ある。光ファイバを経て入力された光信号1は、上記可
変光アッテネータ2を通り受光素子3で電気信号に変換
される。この信号が上記増幅器4で増幅されるが、増幅
された信号を上記3つのピーク検出器5、6、7に送出
する。初期状態ではピーク検出器5を優先させ、制御回
路9によって上記可変光アッテネータを変動させる。光
のレベルがある最適な値(Pth0)で制御回路9をロッ
クさせ、それと同時に制御回路8を動作させAGC動作
を開始させる。その後、光のレベルが変動してもAGC
の作用により安定したレベルで受信することが可能であ
るが、AGCの動作範囲を超えた場合は、動作の保障が
できなくなる。したがって、それ以前のレベルに、しき
い値Pth1、Pth2(Pth1<Pth0<Pth2)を設定し、
そのレベルに達したとき、制御回路9によって可変光ア
ッテネータ2を再び駆動するようにしたものである。こ
の時、可変光アッテネータ2の変化分(Pth0−Pth1あ
るいはPth2−Pth0)と同じ量を制御回路8に逆に作用
させることによって、AGC部分では常に一定の範囲内
で動作することになり、したがって、広い範囲のダイナ
ミックレンジをとることになる。
【0007】
【発明の効果】上記のように本発明による光受信装置
は、光送受信回路をもち、信号伝達手段として光ファイ
バを用いる光受信装置において、利得制御機能をもつと
ともに、可変光アッテネータおよびその制御機能を備え
たことにより、光送出しレベルの大小、中継距離の大小
にかかわらず、光伝送機器を設置することが可能とな
り、また、広いダイナミックレンジを得ることが可能に
なる。
は、光送受信回路をもち、信号伝達手段として光ファイ
バを用いる光受信装置において、利得制御機能をもつと
ともに、可変光アッテネータおよびその制御機能を備え
たことにより、光送出しレベルの大小、中継距離の大小
にかかわらず、光伝送機器を設置することが可能とな
り、また、広いダイナミックレンジを得ることが可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光受信装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来の光受信装置の構成を示すブロック図であ
る。
る。
2 可変光アッテネータ 8 受光素子制御回路 9 可変光アッテネータ制御回路。
Claims (1)
- 【請求項1】 光送受信回路をもち、信号伝達手段とし
て光フアイバを用いる光受信装置において、利得制御機
能をもつとともに、可変光アッテネータおよびその制御
機能を備えたことを特徴とする光受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3005138A JPH0697887A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 光受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3005138A JPH0697887A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 光受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0697887A true JPH0697887A (ja) | 1994-04-08 |
Family
ID=11602953
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3005138A Pending JPH0697887A (ja) | 1991-01-21 | 1991-01-21 | 光受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0697887A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0837499A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Anritsu Corp | 光信号受信装置 |
JP2007259255A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Nec Corp | 分散補償型光信号受信装置、受信回路、受信方法、および受信プログラム |
-
1991
- 1991-01-21 JP JP3005138A patent/JPH0697887A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0837499A (ja) * | 1994-07-25 | 1996-02-06 | Anritsu Corp | 光信号受信装置 |
JP2007259255A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Nec Corp | 分散補償型光信号受信装置、受信回路、受信方法、および受信プログラム |
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